SBIカード株式会社が発行するSBIカードの種類と特徴まとめ
SBIカード株式会社は2011年に設立された、業界では比較的若い会社です。同社を含むSBIグループ各社を取りまとめるSBIホールディングス株式会社は、傘下にネット銀行や証券会社を抱えており、金融系の事業が充実しています。発行しているクレジットカードも金融関係の特典が多いのが特徴です。この記事ではSBIカード株式会社が発行しているクレジットカードの特徴を紹介します。
商号 | SBIカード株式会社 |
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所在地 | 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー18階 |
設立 | 2011年11月22日 |
カード会員数 | - |
貸金業者登録番号 | 東京都知事(2)第31441号(2016年1月4日時点) |
カードの紛失・盗難時問い合わせ番号 | 03-4330-0507(24時間/年中無休) |
目次
他社のカードにはない金融関連の特典が魅力
SBIカードが持つ他社と異なる大きな特徴は、引き落とし日を利用者が設定できたり、複数の引き落とし口座を用意できる点です。
それぞれ詳しく紹介していきましょう。
都合に合わせて自由に設定できる引き落とし日
クレジットカードの引き落とし日は一般的にはカード会社によって決められていますが、SBIカードでは利用者が自由に設定できます。
「給料日とカードの引き落とし日のタイミングが合わない」などといった理由に悩まされることがなくなります。
最初に決めた引き落とし日は後から変更もできます。
急な出費や臨時収入時に役立つ、オンラインキャッシングとオンラインチェック
「オンラインキャッシング」は利用可能枠の範囲内で、登録口座に希望の金額を振り込んでもらえるキャッシングサービスです。
急な怪我や病気の場合や、海外でクレジットカードが使えないお店での支払いを行う場合など、急に現金が必要になった場合に利用できます。
「オンラインチェック」は確定済みの請求額のうち、一部または全部を指定して支払えるサービスで、引き落とし日を待たずに決済ができます。限度額に達してしまいそうなときに役立ちます。
引き落とし口座が残高不足のときに別口座から支払える「マルチバンク機能」
一般的にクレジットカードの引き落とし口座は1つしか指定できませんが、SBIカードでは複数口座を設定できる「マルチバンク」というサービスを提供しています。
複数の登録口座のうち、1つを「優先口座」として設定すると、こちらが自動引落口座になり、その他の口座は「通常口座」になります。
優先口座の残高が足りない場合は、ウェブの会員専用ページで通常口座を優先口座に変更する手続きを行うことで簡単に自動引落口座を切り替えられます。
通常口座はオンラインチェックとオンラインキャッシングに利用可能です。
シンプルでわかりやすい4種類のクレジットカード
SBIカードが発行するカードの特徴を知ったところで、続いて各カードの違いについて紹介していきます。
SBIカードは、独自発行のカード(プロパーカード )が3種類と、提携カードが1種類があるのみで、カードの種類は全部で4種類です。今回はSBIカード株式会社が発行するカードの中でも、基本となる3種類のプロパーカードについて紹介していきます。
初年度は年会費無料で保険も付いたSBIレギュラーカード
初年度は年会費無料で、次年度以降の年会費は990円(税込)という小さな負担で使えるのがSBIレギュラーカードです。ちなみに年間10万円以上のカード利用があれば次年度も年会費は無料になります。
年会費の負担が小さいうえ、旅行の利用代金をSBIカードで支払うことによって国内・海外旅行傷害保険付帯します。しかも保険はカードを持っていない同行の家族まで補償されます。
カード利用で貯まるポイントはサークルプラスポイントと呼ばれ、マイルや家電などの商品、現金と交換できます。カード利用額が多ければボーナスポイントも付与されます。
わずかな年会費で更に充実した付帯保険、ボーナスポイントも増したSBIゴールドカード
SBIレギュラーカード と同じく初年度年会費3,000円のSBIゴールドカードは、次年度以降の年会費5,500円(税込)が年間30万円以上の利用により無料になります。
SBIレギュラーカードよりも年会費が少し高くなりますが、その分の優遇があります。例えば半年間で10,000ポイント貯めたときのキャッシュバック額がレギュラーカードでは5,000円のところ、SBIゴールドカードは8,000円になります。
国内・海外旅行傷害保険の補償額もレギュラーカードよりも高くなります。
24時間いつでもコンシェルジュサービスを利用できるSBIプラチナカード
SBIカードが提供するクレジットカードの中で、最上級のサービスを受けられるのがSBIプラチナカードです。
半年間のカード利用が一定額を超えたときに付与されるキャッシュバックはゴールドカードよりも高く、国内・海外旅行傷害保険の補償額もSBIカードが提供する3種類のカードの中では最高額になります。
さらにSBIプラチナカードだけの特典として、世界500ヶ所以上の空港ラウンジの利用や、24時間年中無休で利用できるコンシェルジュサービス「MasterCard® コンシェルジュ」などが提供されます。
コンシェルジュサービスでは、電話一本でレストランやチケットの予約、ベビーシッター探し、希少価値の高い商品探しなど様々な要望に専門スタッフが応えてくれます。
SBIカード株式会社発行の個人向けプロパーカード一覧
カード | 年会費(税込) | ポイント還元 | 特徴 | 詳細 |
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![]() | 990円 | 0.5~0.75% | 家族カード発行、ETCカード発行、海外キャッシングOK、Master、サークルプラスポイント、海外旅行保険付帯、国内旅行保険付帯 | ![]() |
![]() | 2,750円 | 0.8%~1.2% | ゴールドカード、家族カード発行、ETCカード発行、海外キャッシングOK、Master、サークルプラスポイント、海外旅行保険付帯、国内旅行保険付帯、ショッピング保険付帯 | ![]() |
![]() | 22,000円 | 1.0~1.5% | プラチナカード、家族カード発行、ETCカード発行、海外キャッシングOK、空港ラウンジ利用可、Master、サークルプラスポイント、海外旅行保険付帯、国内旅行保険付帯、ショッピング保険付帯 | ![]() |