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ETCカードの基本からおすすめカードまでわかりやすく解説

公開年月日 : 2016/10/13 更新年月日 : 2017/05/24

道路を走る車

ETCカードとは高速道路の料金所で停止せずにスムーズに通行するだけものだと思っていませんか?ETCカードで高速道路に乗ると、高速道路料金が割引になったりETCマイレージサービスのポイントが貯まってお得に通行できたりします。さらに、ETCカードの利用で発生した高速道路料金はクレジットカードに請求されるため、クレジットカードのポイントが貯まります。もちろんETC利用料金の請求先をポイント還元率が高いクレジットカードにすることで、よりお得になります。

このページでは、ETCカードに興味がある方に向けて、ETCの仕組みやETCカードの使い方など「ETCの基本」から、お得なETCカード選びのポイント、そして編集部のおすすめカードをまとめました。是非この記事を読んで、ご自身にあったクレジットカードを発見してください。

ETCの基本

ETCとは何か?ETCの仕組み

ETCとはElectronic Toll Collection Systemの略称で、高速道路を含む有料道路での決済システムのことです。ETC車載器にETCカードを挿入しておくと、有料道路に乗るときも降りるときもETC対応のゲートを通過するだけで、通行手続きや決済が完了します。決済の仕組みは、ゲート通過時の無線通信で利用料金が決定し、ETCカードと紐づいたクレジットカードから料金が引き落とされる形式です。ETCの規格は日本全国で統一されているので、北海道でも沖縄でも、どこでも同じETCで利用できます。

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ETC導入に必要なアイテム

ETCを利用するには、「ETCカード」と「車載器」の2点が必要になります。ETCカードを手に入れるためには、クレジットカード会社に申し込むことが必要です。クレジットカードに入会した後、ETCカードにも申し込む流れになります。カード会社によっては、クレジットカードの申し込み時に同時にETCカードにも申し込むことができます。ETCカードの発行手数料・年会費はカード会社によって異なり、無料で発行してくれる会社もあります。主要なカード会社毎の発行コストは発行手数料・年会費でまとめていますので、参考にしてください。

クレジットカードと同様に、ETCカードにも有効期限があり、だいたい3年〜5年程度になります。有効期限が切れると当然そのETCカードは利用できなくなります。しかし、やはりクレジットカードと同じく、有効期限が切れる前にカード会社から新しいETCカードが送られてきます。なお、ほとんどのカードで更新費用は無料です。

続いてETCを利用する上で必要となる、車載器について説明します。これはETCゲートでETCカードと無線通信を行うための機器です。つまり、車載器にETCカードを挿入することで初めてETCゲートを通過できるようになります。車載器を手に入れるには、カー用品店やネット通販で購入します。価格は主に4、5千円です。高いものだと3万円程度するものもあります。

車載器の規格そのものは全社統一されているので、どの車載器を選んでもETCを利用できます。規格が変わらないのにこれほどの価格差がつく原因は、ETC利用以外の機能に差があるからです。例えば機械音声によるETCカードの状態の読み上げ機能や、カーナビと連動して利用履歴などを表示する機能があります。また、ETC2.0と呼ばれる、ETCの新規格に対応したものも高額です。

車載器を安く購入するにはネット通販を利用すると良いでしょう。しかしネット通販の場合、購入後に自分で車載器を取り付けなければいけません。車載器自体は小さく軽いものなので、手順さえ覚えれば簡単に取り付けられます。しかし、設置方法が間違っているとETCレーンを通行できない恐れもあります。初めての場合は、なるべくカー用品店で購入し、取り付けまで行ってもらうと確実です。

なお、車載器を購入した後は、自動車の情報を車載器に登録する「セットアップ」と呼ばれる作業が必要になります。この作業はETC運営機関の認可を受けた業者しかできません。セットアップ店はネット上で調べられるので、最寄りのお店を探して依頼しましょう。価格は2,000~3,000円です。また、セットアップ時に必要になるものは以下の通りです。車両そのものを持っていく必要はありません。

  • 車載器
  • 車検証
  • 運転免許証などの本人確認書類

以上がETC導入に必要になるアイテムと導入の手順です。ETC導入にかかる合計費用は1万円程度ですので、高速道路をどれくらい頻繁に使うかを想定し、よく検討して導入しましょう。

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ETCカードの使い方

ETCカードとセットアップ済みの車載器が揃えば、あとは車載器にETCカードを挿入するだけで利用可能です。多くの車載器は、ETCカードが正常に挿入されているかどうか、エンジンをかけた際やETCレーンに近付いた時に機械音声やライトで教えてくれます。正常に挿入できれば利用準備は完了で、いつでもETC専用レーンを通行できます。

ETCは一度導入が完了すれば車両を変えるまではそのまま利用できます。ただし、ETCカードの有効期限が切れてしまう前に、カード会社から送られてくる新しいカードを入れなおす必要があります。

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ETCのメリット

ETCが誕生した理由は、渋滞解消、それに伴う排気ガスの軽減、円滑なトラック輸送、有料道路利用増による経済効果など、国が様々な効果を期待したからです。そのため、国土交通省からの支援もあり、ETC利用者が増えるように、ETC利用者に対して優遇政策が進められています。ここからはETC利用者が受けられるメリットについて紹介していきます。

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有料道路をスムーズに通過

ETCの本来の目的は、料金所での渋滞解消です。通過するだけで決済が完了しますので、お金やクレジットカードを用意する手間も時間もかかりません。とくに左ハンドルの方なら、よりETCのメリットを感じられるでしょう。また、停車したり、窓を開けたりする必要がない分、燃費にも良い影響を与えます。このように、ETC利用者なら誰もがスムーズに料金所を通過できるので渋滞が起こりにくく、料金所での渋滞に巻き込まれる心配が減ります。

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ETC利用者限定割引

ETCは便利なだけでなく、お得なメリットもあります。各高速道路では、対象区間や対象時間にETCを利用するだけで通行料金が通常よりも安くなります。ETC割引は日本中の高速道路で実施されています。具体的には、NEXCO東日本・NEXCO中日本・NEXCO西日本が管轄している高速道路、そして首都高速道路、阪神高速道路、名古屋高速道路、福岡高速道路、北九州高速道路、広島高速道路、本州四国連絡道路になります。それぞれの割引金額と適用条件を紹介します。

ETC利用者限定の割引一覧

NEXCOグループ管轄高速道路
(東・中・西日本)

深夜割引

NEXCO3社が管理する全国の高速道路(東京・大阪近郊の区間、第二神明道路他一部を除く)で、0〜4時の間に通過すると利用料金が30%オフ。

休日割引

NEXCO3社が管理する全国の高速道路(東京・大阪近郊の区間、第二神明道路他一部を除く)で、土日祝日、毎年1月1~3日の終日に通行すると、普通車・軽自動車のみ30%オフ。

平日朝夕割

NEXCO3社が管理する地方部の高速道路(東京・大阪近郊の区間、第二神明道路他一部を除く)で、平日の6時〜9時、17時〜20時の間に、ETCマイレージ登録済みのETCカードを使って通行すると、通行料金の一部がETCマイレージの無料通行分として還元される(ETCマイレージについては次の章で解説)。

還元率は1ヶ月間の対象時間内での利用回数に応じて決定。5〜9回までなら、総通行料金の100km分までの30%を還元。10回以上なら、総通行料金の100km分までの50%を還元。

アクアライン割引

東京湾アクアライン(浮島IC~木更津金田IC)を通過すると、普通車800円・軽自動車640円・中型車960円・大型車1,320円・特大車2,200円引きで通行できる。

首都高速道路

ETC割引

首都高速道路全線を通過すると、通行料金が走行距離0.1kmにつき10円となり、300円~1,300円の範囲で決定する。軽・二輪車は270円~1,070円、大型車は390円~2,040円、特大車は460円~2,600円。どの車両でも、現金払い以下の料金で通行可能。

都心流入割引

川崎浮島JCTなど、都心環状線の接続口と、都心環状線の対象出入口を通過すると、割引料金が適用される。

都心流入・湾岸線誘導割引

対象区間Aと対象区間Bの料金距離が24.1kmより長く、さらに湾岸線「大黒JCT ~川崎浮島JCT」を経由すると、割引金額が適用される。

  • 対象区間A:東神奈川、横浜駅東口、みなとみらい、横浜公園、第三京浜・横浜新道との接続部、三ツ沢、横浜駅西口、横浜横須賀道路との接続部、永田、花之木、石川町、新山下、大黒ふ頭、東扇島
  • 対象区間B:宝町、京橋、新富町、銀座、汐留、芝公園、飯倉、霞が関、代官町、北の丸、神田橋、常盤橋、八重洲、丸の内、呉服橋、江戸橋、川崎浮島JCT、湾岸環八、空港中央、大井南、臨海副都心、芝浦、KK線との接続部

環境ロードプライシング

横羽線「大師〜浅田」の通行抑制区間を通行せず、湾岸線「川崎浮島JCT~大黒JCT」、または川崎線「川崎浮島JCT~大師出入口」を通行すると、大型車・特大車に限り、走行料金が10〜20%オフ。

名古屋高速道路

ETC日曜・祝日割引

日曜・祝日の終日に名古屋高速全線を通過すると、名古屋線は70円、尾北線は30円引き。他の割引との重複適用はなく、割引額が高い方が優先される。

ETC夜間割引

全日22時~24時に名古屋高速全線を通過すると、名古屋線は70円、尾北線は30円引き。0時~6時に通過した場合は名古屋線は150円、尾北線は70円引き。他の割引との重複適用はなく、割引額が高い方が優先される。

ETC端末特定区間割引

楠線(黒川~楠)、東山線(春岡~高針)、大高線(呼続~大高)、東海線(木場~東海)、万場線(千音寺~烏森)、清須線(清須~鳥見町)を通過すると、普通車200円引き、大型車400円引きになる。他の割引と重複して適用される。

ETC迂回乗り継ぎ

吹上東出口から吹上東入口に15分以内で乗り継いだ場合、新規料金が無料。

阪神高速道路

ETC割引

阪神高速道路全線を通過すると、走行距離6km毎に料金が変化し、510円~930円の範囲で料金が決定(現金払いの場合は距離を問わず一律930円)。京都線は460円で均一。大型車は1,030円~1,850円で、京都線は930円。

NEXCO・本四高速との乗継割引

NEXCO・本四高速が管理する高速道路と阪神高速道路を乗り継いで、かつ、阪神高速道路の利用距離が6km以下の場合に、普通車は410円、大型車は820円引き。2017年3月31日まで。

  • 乗継対象箇所:豊中IC、松原JCT、東大阪JCT、西宮IC、月見山(第二神明)、西宮山口JCT、布施畑JCT、伊川谷JCT、りんくうJCT

西線内々利用割引

北神戸線、神戸山手線、新神戸トンネル、神戸線(西宮IC以西)、湾岸線(甲子園浜以西)を、6kmを超えて利用すると、走行距離に応じて割引。普通車は510円~820円、大型車は1,030円~1,650円。環境ロードプライシング割引の対象となる場合、そちらが優先される。障がい者割引との併用はできない

池田線端末区間割引

池田木部~神田を通過すると、普通車は310円、大型車は620円が適用される。平日の6時~9時または17時~20時に通過した場合は、普通車は150円、大型車は620円が適用される。

西大阪線端末区間割引

阪神高速17号西大阪線の北津守~安治川を、210円で利用可能。全日の22時~翌6時までは100円。大型車は料金2倍。障がい者割引との併用不可。2017年3月31日まで。

東大阪線端末区間割引

東大阪線の東大阪荒本・東大阪JCT~東大阪(第二阪奈)を、210円で利用可能。大型車は料金2倍。 障がい者割引との併用不可。2017年3月31日まで。

京都線時間帯割引

平日6時~9時、17時~20時、さらに土曜・休日0時~24時に京都線を310円で利用可能。稲荷山トンネルのみの利用の場合は260円。大型車は料金2倍。 障がい者割引との併用不可。2017年3月31日まで。

環境ロードプライシング割引

5号湾岸線六甲アイランド北~天保山または2号淀川左岸線を大型車で利用すると、利用区間に応じて割引。障がい者割引との併用不可。

本州四国連絡高速

ETC割引

神戸西IC~鳴門IC間を、6時~9時、17時~20時に通行すると2,810円(要ETCマイレージ登録)で通行可能。それ以外の時間帯では3,280円で、土日祝日は終日2,620円となる。中型車・大型車・特大車の場合は平日5,310円、土日祝日は7,970円。

早島IC~坂出IC間を、6時~9時、17時~20時に通行すると2,110円(要ETCマイレージ登録)で通行可能。それ以外の時間帯では2,270円で、土日祝日は終日1,950円となる。中型車・大型車・特大車の場合は平日3,640円、土日祝日は5,460円。

西瀬戸尾道IC~今治IC、6時~9時、17時~20時に通行すると2,420円(要ETCマイレージ登録)で通行可能。それ以外の時間帯では2,890円で、土日祝日は終日2,260円となる。中型車・大型車・特大車の場合は平日4,450円、土日祝日は6,690円。

平日朝夕割引

平日6時~9時、17時~20時にETCマイレージに登録したETCカードで通過すると、月間の対象時間内の高速道路利用回数に応じてETCマイレージの無料通行分が還元される。

  • 月間利用数が5回未満の場合:適用外
  • 月間利用数が5~9回の場合:ETCで通行した分の料金が、同じ区間を現金料金で通行した場合の半額よりも高かった場合、その差額の60%相当額がETCマイレージの無料通行分といて還元される
  • 月間利用数が10回以上の場合:ETCで通行した分の料金が、同じ区間を現金料金で通行した場合の半額よりも高かった場合、その差額がETCマイレージの無料通行分といて還元される
広島高速

ETC時間帯割引

広島高速を6時~9時、17時~20時にETCで通過すると、最大10%引き。高速1、2、3号線では出入り口の料金所を6時~9時、または17時~20時までの間に通過すると対象に。高速4号線では、沼田料金所を6時~9時、または17~20時までの間に通過すると対象になる。

ETC乗継割引

広島高速1、2、3号線と4号線を乗り継ぐと、最大410円の割引。

福岡高速

曜日別時間帯別割引

土曜7時~22時の間に福岡高速道路を通過すると、利用料金が580円、大型車だと11,000円に、北九州高速道路を通過すると、利用料金が500円、大型車だと930円になる。また、日曜祝日の終日、または月~土の22時~翌7時の間に福岡高速道路を通過すると、550円、大型車だと1,100円、北九州高速道路だと480円、大型車だと930円になる。

福岡高速ETC特定区間割引

貝塚~松島・多の津・粕屋・福岡ICの全日で、通常料金が490円のとこ、ETC利用者なら日・祝日の利用で440円、土曜の利用で460円、夜間早朝の利用で440円に減額。大型車は料金2倍。

北九州高速ETC乗り継ぎサービス

北九州高速道路2号線の「戸畑出入口」と5号線の「枝光出入口」を90分以内で乗り継ぐと、最初に北九州高速道路を利用した地点から出ていく地点まで、本来なら2回分の料金がかかるところ、1回分の料金として計算される。

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ETCマイレージポイントがもらえる

ETCにはETCマイレージサービスと呼ばれるポイント制度があります。これはETCで高速道路を利用すると、利用金額に応じてポイントが貯まるサービスです。貯まったポイントは還元額(無料通行分)に交換することができ、次に高速道路を利用したときの料金にあてられます。つまり、還元額を使い切るまでは無料で高速道路を利用できます。注意しなければいけないのが、ポイントは道路事業者ごとに貯まる点です。例えば、NEXCOグループ管轄の東名高速道路の利用で貯めたポイントと、名古屋高速で貯めたポイントは合算できません。NEXCOグループ内、または宮城県道路公社で貯めたポイントであれば合算できます。また、ポイントの有効期限は各社のポイントがついた年度の翌年度末になります。

ポイントの付与レート・利用レートは高速道路会社によって異なります。また、首都高速道路のようにETCマイレージポイントが貯まらない道路もありますし、ポイントは貯まらないものの、ポイント利用の対象にはなる道路もあります。

ETCマイレージポイントの対象道路と貯まり方・使い方

ポイントが貯まり、利用もできる道路

NEXCOグループ(高速道路全線対象・有料道路一部対象外)・宮城県道路公社(三陸自動車道のみ対象)・本州四国連絡高速道路株式会社(全線対象)

対象の高速道路の利用料金10円につき、ETCマイレージポイントが1ポイント貯まります。貯まったポイントは1,000ポイントから還元額に交換できます。ポイントをたくさん貯めてから交換することで、より高いレートで交換できます。

  • 1,000ポイントで500円分に交換(還元率5%)
  • 3,000ポイントで2,500円分に交換(還元率8.3%)
  • 5,000ポイントで5,000円分に交換(還元率10%)

名古屋高速道路公社(全線対象)・福岡北九州高速道路公社(福岡高速道路・北九州高速道路が対象)・広島高速道路公社(広島高速道路のみ対象)

ここで紹介している高速道路では、各道路の月間利用額に応じてポイント付与レートが下記の通りに変化します。例えば月間利用金額が6,000円の場合、5,000円までは100円につき1ポイントのレートで貯まり、残りの1,000円については100円で4ポイントが貯まります。特に月間で3万円以上を利用すると、3万円以上の金額からのポイント付与レートは100円につき20ポイントとなり、圧倒的にお得に高速道路を利用できます。対象の高速道路を頻繁に利用する方なら、絶対にETCマイレージの登録を忘れないように。

  • 5,000円まで:100円につき1ポイント
  • 5,001円~10,000円まで:100円につき4ポイント
  • 10,001円~20,000円まで:100円につき7ポイント
  • 20,001円~30,000円まで:100円につき13ポイント
  • 30,001円以上:100円につき20ポイント
貯まったポイントは1ポイント=1円のレートで還元額に交換できます。つまり最大で100円の支払いにつき20円が戻ってくる計算です。
  • 100ポイントで100円分に交換(還元率1%~20%)

愛知県道路公社(知多半島道路、南知多道路、セントレアライン、猿投グリーンロードが対象)

対象の有料道路の月間利用額に応じてポイント付与レートが変化します。例えば月間利用金額が6,000円の場合、5,000円までは100円につき5ポイントのレートで貯まり、残りの1,000円については100円で9ポイントが貯まります。

  • 5,000円までの部分:100円につき1ポイント
  • 5,001円~10,000円まで:100円につき5ポイント
  • 10,001円~20,000円まで:100円につき9ポイント
  • 20,001円~30,000円まで:100円につき13ポイント
  • 30,001円以上:100円につき19ポイント
貯まったポイントは1ポイント=1円のレートで還元額に交換できます。
  • 100ポイントで100円分に交換(還元率1%~19%)

阪神高速道路株式会社(8号京都線のみ対象)

8号京都線を除いた阪神高速道路の利用金額に応じてポイント付与レートが変化します。例えば月間利用金額が36,000円の場合、35,000円までは100円につき6ポイントのレートで貯まり、残りの1,000円については100円で6ポイントが貯まります。

  • 10,000円~35,000円まで:100円につき6ポイント
  • 35,001円~70,000円まで:100円につき8ポイント
  • 70,001円以上:100円につき13ポイント
貯まったポイントは1ポイント=1円のレートで還元額に交換できます。
  • 100ポイントで100円分に交換(還元率3~13%)

広島高速道路公社(広島高速道路のみ対象)

広島高速道路では、利用金額100円に応じてポイント付与レートが変化します。例えば月間利用金額が6,000円の場合、5,000円までは100円につき5ポイントのレートで貯まり、残りの1,000円については100円で9ポイントが貯まります。

  • 5,000円までの部分:100円につき1ポイント
  • 5,001円~10,000円まで:100円につき5ポイント
  • 10,001円~20,000円まで:100円につき9ポイント
  • 20,001円~30,000円まで:100円につき13ポイント
  • 30,001円以上:100円につき19ポイント
  • 100ポイントで100円分に交換(還元率1%~19%)
ポイントは貯まらないが
還元額の利用はできる道路
  • 北海道・東北・四国:なし
  • 関東:日立有料道路・常陸那珂有料道路(ひたちなか本線料金所)・日光宇都宮道路・銚子連絡道路
  • 北陸:能越自動車道(小矢部東本線料金所)
  • 中部:名古屋瀬戸道路
  • 近畿:阪神高速道路(8号京都線を除く)・京都縦貫自動車道(綾部宮津道路、丹波綾部道路)・南阪奈有料道路・堺泉北有料道路・箕面グリーンロード・第二阪奈有料道路・播但連絡道路・遠阪トンネル
  • 中国:海田大橋
  • 九州:福岡前原道路・若戸大橋及び若戸トンネル(戸畑本線料金所で北九州高速道路の料金と併せて支払う場合)・ながさき出島道路(長崎料金所で西日本高速道路株式会社の高速国道料金と併せて支払う場合)・川平有料道路
全線がETCマイレージ対象外となる
道路会社
  • 青森県道路公社
  • 首都高速道路株式会社
  • 神奈川県道路公社
  • 埼玉県道路公社
  • 山梨県道路公社
  • 静岡県道路公社
  • 長野県道路公社
  • 佐賀県道路公社

ETCマイレージに登録するためには、ネットか郵送で申し込むことになります。ネットならその日の内に利用を開始できます。ETCマイレージは登録料などのコストがかからないので、ETCを利用するなら必ず申し込んでおきましょう。

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クレジットカードのポイントが貯まる

ETCの利用料金は、クレジットカードに請求されます。つまりETCを利用すると、ETCマイレージポイントと、クレジットカードのポイントが二重に貯まります。貯まるポイントの種類は、どのカードで引き落とすかによって変わります。例えば楽天カードを引き落とし先に指定すれば、ETCの利用で楽天スーパーポイントが貯まりますし、ANAカードならANAマイルが貯まります。また、ポイントでキャッシュバックできるカードなら、高速道路料金の節約にもなります。

実は料金所では、料金所の方にクレジットカードを渡せば、ETCを使わなくてもクレジットカードで支払いができることもあります。とはいえ、首都高速のようにクレジットカード払いに対応していない高速道路もある上に、いちいち車を停めてクレジットカードを渡さなければいけないので不便です。ETCなら停まる必要もなく、クレジットカードが手元になくても引き落とされ、ETC専用ゲートを通行するだけで、無意識のうちにポイントが貯まっていきます。

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高速道路の出入り口が増える

ETCを利用している車だけが通ることのできる、専用の高速道路乗降口があります。この乗降口はスマートインターチェンジと呼ばれ、主にサービスエリア、パーキングエリアに設置されています。これにより、より目的地に近い位置で高速道路を乗り降りでき、利便性が増します。設置数は日本全国で84か所ですが、各都道府県に1か所程度は設置されています。スマートインターチェンジは導入コストが安いので、今後も増え続けていく予定だそうです。実際に、平成29年には40か所の開通を予定しています。

なお、スマートインターチェンジを利用するには、専用ゲートでの一時停止が必要になります。また、6時~22時までしか利用できない場所もあります。

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ETCカード選びのポイント

ETCカードそのものはETC専用レーンを通過するだけのものであり、違いはありません。しかし、ETCカードを発行しているカード会社や、どのクレジットカードを引き落とし先にするかで、利便性や還元率が異なります。カード会社によって何が異なるのか、自分に合ったETCカードを選ぶにはどこに注目するべきなのかを紹介していきます。

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発行手数料・年会費

ETCカードを発行すると、発行手数料と年会費がかかります。金額はカード会社によって異なり、無料のものから1,000円(税別)のものまであります。また、ETCカードを作るにはクレジットカードも必要になりますので、クレジットカードの年会費も考慮しましょう。もしも全くコストをかけずに無料でETCカードを手に入れたいなら、ETCカードの発行手数料・年会費も無料、クレジットカード自体の年会費も無料、というクレジットカードを選んで入会しましょう。

ただし、年会費だけに注目するのではなく、年会費とクレジットカードのスペックを比較して検討することもおすすめします。クレジットカードには様々な特典があります。例えば海外旅行保険、特定のお店での割引、電子マネーへのオートチャージなどです。クレジットカードの年会費が有料だとしても、クレジットカードのスペックや特典が自分のライフスタイルに適したものであれば、年会費以上の満足を得られるかもしれません。つまり、クレジットカードの特典を吟味し、そのうえで、特典に対してカードの年会費、そしてETCカードの発行手数料・年会費がふさわしい金額かを検討すると、コストパフォーマンスが高いカードが見つかるでしょう。

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貯まるポイントの種類とポイント還元率

ETCを利用すると、利用料金はクレジットカードから引き落とされます。したがって、好きなポイントが貯まるクレジットカードでETCカードを作れば、ETCの利用でもポイントが貯まり、目当てのポイントを効率良く貯められます。高速道路の利用で航空会社のポイント(マイル)を貯めて、航空券に交換して空の旅を楽しむ、なんてことも可能です。特に目当てのポイントがなければ、ポイントでキャッシュバックできるカードも良いでしょう。

貯まるポイントを基準にカードを選ぶ際、気を付けてほしいのがポイント還元率です。ポイント還元率とは、クレジットカードを利用したときにポイントとして還元される割合のことです。例えば、ポイント還元率が1%のクレジットカードで1万円を支払うと、10,000円×1%で、100円分のポイントが貯まります。あくまで「100円分のポイント」なので、実際に貯まるポイント数はちょうど100ポイントにならないこともあります。同じポイントが貯まるカードでも、還元率が高いカードの方がポイントをお得に活用しやすくなりますので、還元率でも比較しておきましょう。

なお、ETC利用でのポイントの貯まり方は、通常のカード利用時と同じです。中にはETCの利用金額を引き落とすことでポイントレートがアップするカードもあります。逆に、ETC利用分はポイント対象外となってしまうカードもあるので、申し込み前には公式サイトを熟読しましょう。

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発行期間

ここまで読んだ方なら、ETCがお得で便利なものであることがわかったと思います。しかし、早速ETCカードに申し込んで、「今週末のドライブを満喫しよう!」と思っても、ETCカードの到着が間に合わない恐れがあります。ETCカードに申し込んでから家に届くまでは、最短で2週間程度かかるカード会社がほとんどです。中には申し込んだその日をETCカードを発行してくれ、こちらから取りに行くことですぐに利用できるものもあります。詳しくは関連記事をご覧ください。

関連記事:
今すぐ使える即日発行可能なETCカードを紹介

もしも既に所有しているクレジットカードでETCカードを発行できるなら、そちらに申し込むのも良いでしょう。新たにクレジットカードを作る必要がないので比較的早くETCカードが手に入ります。ただし、ETCカード発行時にも審査があります。過去にカード利用料金を頻繁に滞納していたなど、カード会社の信用を失う行為を繰り返していた場合、ETCカード発行の審査で落とされてしまうことがあります。しかし、そもそもそのような人は、クレジットカード自体が利用停止になっていると思いますので、クレジットカードが通常通り使えている人ならETCカード発行時の審査について心配する必要はないと思います。

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発行枚数

ETCカードは使い回せるので、1枚持っていれば複数の車で利用できます。しかし、いちいち差し替えるのが面倒だったり、複数の車で同時にETCカードを使いたい場合があったりするかもしれません。カード会社のほとんどが、クレジットカード1枚につきETCカードを1枚までしか発行できません。しかし中には、複数枚のETCカードを発行しているカード会社もあります。ただし、複数枚発行できるカード会社でも、上限は4〜5枚となります。また、家族カードを作れば、家族カードに紐づいたETCカードを作れる場合もあります。

複数枚のETCカードを発行する場合、要注意なのがETCマイレージを合算できないことです。そこを考慮すると複数枚持つのではなく、1枚のカードを使いまわす方が良いこともあります。ただし、ETCカードの規約上、ETCカードを利用できるのはカード券面に名前が書かれている人のみになります。したがって、使いまわすにしても、運転は必ず自分で行いましょう。

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クレジットカードの特典

クレジットカードには様々な特典があります。ETCを頻繁に利用する方は、車関連の特典があるクレジットカードを中心に探してみましょう。たとえばガソリン代が安くなるカードや、ロードサービスが付帯しているカード、車両整備代金やカー用品が割引になるカードなどです。これらのカードを持っておけば、自動車関連の支出削減、車両のトラブル対策などに繋がります。

他にも、提携店で割引になるカードや、公共料金がお得になるカードなど、様々な特典を持ったクレジットカードがあります。ETCカードの手数料に注目してカードを探すのではなく、一度ETCカードから離れてみると、より満足度が高いクレジットカードに入会できるでしょう。

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カードタイプ:一体型と分離型

クレジットカード会社が発行するETCカードには、クレジットカードと合体した一体型と、クレジットカードとETCカードが独立している分離型の2種類があります。一体型の場合は、そのカードが1枚あればETCにも買い物にも利用できます。1枚のカードで2つの利用用途を兼ね揃えていて一見便利なのですが、クレジットカードとして利用する際にはいちいち車載器から抜かなければならず、結局不便です。また、一体型カードは種類が少なく、おすすめできるカードも少ないので魅力に欠けます。利用者も少ないようで、私自身、一体型のETCカードを使っている人を見たことがありません。

一方、クレジットカードとETCカードが独立している分離型は種類が多く、還元率が高いものや年会費が無料のものなど、豊富な選択肢を揃えています。カードタイプにこだわりがなければ、分離型から選ぶことをおすすめします。

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おすすめのETCカード&クレジットカード

セゾンETCカード

まず紹介したいETCカードは、株式会社クレディセゾンが発行するETCカードです。中でも特にセゾンカードインターナショナルセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードに入会してETCカードを発行すると、他社と異なる3つの魅力を持つため、おすすめです。

1つ目の魅力は、最短で申し込んだその日にETCカードが手に入る点です。

他社の場合は、クレジットカードとETCカードに同時申し込みしても、郵送で送られてくるのを待つしかないため、申し込みから受け取りまでの期間が1週間以上かかる場合がほとんどです。一方、クレディセゾンが発行している上記の3種類のクレジットカードなら、申し込みから受け取りまでがその日の内に完了します。

発行手順は、まず公式サイトからクレジットカードだけに申し込み、カードの受け取り方法を「郵送」では無く、パルコなどの大型商業施設内にある「セゾンカウンターでの受け取り」に指定します。申し込み後の審査に通れば、指定したセゾンカウンターでその日の内にクレジットカードを発行してくれるので、受け取りに行きます。セゾンカウンターでクレジットカードを受け取る際、その場でETCカードに申し込むと、すぐにETCカードも入手できます。即日での詳しい発行手順については関連記事で説明しているのでご覧ください。

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もちろん即日で受け取る必要がない場合は、他社と同じように郵送で送ってもらうことも可能です。郵送の場合はクレジットカードとETCカードを含めて最短4日程度で発行してくれるので、郵送期間を考慮しても、申し込みから1週間程度で自宅に届くでしょう。郵送の場合でも比較的早くETCカードが手に入るので、なるべく早く欲しい方におすすめです。

2つ目の魅力は、ETCカードの年会費・発行手数料が完全無料な点です。これはセゾンが発行する全てのクレジットカードに共通した特徴です。ただその中でも、セゾンカードインターナショナルとセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードなら、クレジットカードの年会費そのものも無料なので、クレジットカードとETCカードを全て無料で持てます。無料とはいえ「安かろう悪かろう」ではなく、ETCの利用で有効期限がない「永久不滅ポイント」が貯まるといったお得な特典もあります。

3つ目の魅力は、セゾン発行のクレジットカード1枚につき最大5枚までのETCカードを発行できる点です。同様の特徴を持つカード会社はセゾン以外だと恐らく3社しかないほど珍しい特徴です。車を複数台所有している方であれば、1枚のETCカードを使い回すのは面倒だと思います。しかしセゾンカード会員なら、そんな手間を複数枚発行するだけで解消できます。もちろん、すぐに複数枚のETCカードが必要というわけではなくても、将来必要になる可能性を見据えて入会しておくのも良いでしょう。

また、複数枚のETCカードを発行できるカード会社の中で、ETCカードの年会費あるいは発行手数料が無料なのはセゾンだけです。つまり、無料で最大5枚のETCカードを持てる、というのがクレディセゾンの強みです。

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JCBETCカード

続いて、株式会社ジェーシービーが発行するETCカードを紹介します。こちらも発行手数料・年会費が無料なのが強みです。また、分離型だけでなく一体型のETCカードも扱っています。その代表例であるJCBドライバーズプラスカードには、高速道路やガソリン給油の月間利用額に応じて最大6,000円キャッシュバックされる特典があります。

他にも、還元率が高いJCBカードエクステージや、年会費無料のJCB EIT、ANAマイルが貯まるANAカード(一般) JCBなどがあり、選択肢の多さも魅力です。

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アメリカンエキスプレスETCカード

最後に紹介するのは、アメックスが発行するETCカードです。こちらもETCカードの発行手数料は無料です。年会費は500円(税別)かかりますが、年1回でもETCの利用があれば翌年度は無料になります。また、1枚のクレジットカードにつき最大5枚までETCカードを発行できます。

アメリカンエキスプレスのETCカードで魅力なのがポイント制度です。貯まったポイントを高いレートでANAなど15社の航空会社のマイルに交換できますし、一旦交換手続きを行うと、今後貯めたポイントの有効期限が無期限になります。

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ETCに関するよくある質問

1.ETCカードは1枚ですが車が2台あります。どうすればいいですか?

どちらの車にも車載器を取り付ければ、1枚のETCカードで両方利用できます。

車載器は車の情報を登録するので使いまわせませんが、ETCカードは使い回せます。つまり車が2台でも3台でも、例え他人の車でも、自分のETCカードを差し込めば簡単にETCを利用できます。もちろん利用金額は自分のETCカードに登録してあるクレジットカードに請求されます。

また、1枚のETCカードを使いまわすのが面倒であれば、ETCカードを複数枚持っておくことをおすすめします。クレディセゾン、アメックス、ワイジェイカード、三井住友カードが発行するクレジットカードであれば、1枚のクレジットカードで複数のETCカードを持てます。

2.車両を買い替えたときにやるべきことはありますか?

再セットアップさえ行えば、ETCカードも車載器も使いまわせます。

車載器には車両情報をセットアップする必要がありますので、車を買い替えたときには新しい車両情報を登録する必要があります。再セットアップは、セットアップと同じ手順を繰り返すだけです。もちろん、セットアップ時と同じように手数料が発生します。他に再セットアップが必要になるのは、ナンバープレートを変更したときが該当します。

逆に再セットアップが不要なのは、氏名や住所などの個人情報の変更時、セットアップ済みの車載器付き中古車を購入したときです。

3.ETC2.0とはなんですか?

有料道路の通行だけでなく、渋滞回避情報の提供など、サービスを拡張させた新規格のETCのことです。

ETC2.0は、対応車載器と、カーナビやスマートフォンを連携させることで利用可能になります。高速道路上の各所に設置されている無線通信機と、ETC2.0搭載車両を交信させることで、現在高速道路上にどれだけの車両がどのくらいの速度で通行しているかなどをシステムが把握します。これにより、正確な渋滞情報を提供できるメリットがあります。また、道路上の障害物情報や、災害発生時の運転支援ノウハウの提供も行っています。

また、ETC2.0の普及を促すため、ETC2.0利用者限定の道路値引きも一部で行われています。

4.クレジットカードの審査に通れず、ETCカードが作れません。どうしたら良いですか?

ETCパーソナルカードなら、審査を受けずに作れます。

唯一、審査なしで作れるETCカードが、NEXCOグループや首都高速道路株式会社などが共同で発行している、ETCパーソナルカードです。このカードなら審査なしで直接ETCカードを発行できます。その代わり、ETCカードの月刊平均利用額を4倍した保証金が必要になります。例えば月間利用額が1万円を見込むなら、4万円を保証金として預ける必要があります。逆に言うと、保証金の4分の1の金額までしかETCを利用できません。その場合、保証金を増やす必要があります。もちろんあくまで保証金なので、ETCカードの解約時には返金されます。

また、年会費が1,234円(税別)かかるので、クレジットカード会社のETCカードと比較すると必要になるお金が多くなります。どうしてもクレジットカードが持てない方や、持ちたくない方以外には必要ないでしょう。

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