おすすめETCカード4選!ETCを作るならお得なカードの選び方を覚えておこう
ETCカードを手に入れるためには、一般的にはまずクレジットカードに入会して、その後カード会社にETCカードを発行してもらう必要があります。
ここで重要なのが、クレジットカード選びです。ETCカードは、どのクレジットカードを経由して申し込むかによって、年会費や発行手数料の有無、ポイントの貯まり方などが異なります。
したがって、ETCカードなんてどれも同じだとは考えず、お得に発行するためにはどのクレジットカードが適しているのか?をしっかりと吟味することが大切です。
目次
ETCカードの選び方
ETCカードの多くはクレジットカードの追加カードとして発行できるため種類も豊富です。どれが良いのか分からなくて迷っている方も多いのではありませんか?
こちらではコストやポイント還元率、さらにはサービスによるETCカードの選び方をご紹介します。
年会費と発行手数料を比較しよう
クレジットカードとは別に、ETCカードの年会費や発行手数料がかかることもあります。特に年会費の場合は毎年かかってくるものなので、事前にチェックした上で適切な価格が設定されているものを選びましょう。
なお、年会費が有料のものでも、ETCの利用など条件付きで翌年度の年会費が無料になるカードもあるため、条件がある場合は達成可能なものであるか確認してください。ちなみに年会費の相場は、500円から1,000円程度です。
年会費と同様に発行手数料に関しても、無料のカードもあれば有料のカードもあります。有料の場合は、発行1枚あたり500円から1,000円かかることが多いです。発行手数料は毎年発生するわけではなく、カードの更新のたび(有効期限ごと)にかかるものです。
ETCの利用で貯まるポイントや還元率を比較しよう
ETCカードを利用すると基本的にクレジットカード利用分として引き落とされるため、ポイントが獲得できます。クレジットカードのポイント還元率によっては、獲得できるポイントにかなりの差が出てくるので注意してください。
例えば神田橋から藤沢インターチェンジまで移動するとETC料金は2,350円であり、往復で4,700円です。月に5回往復すると23,500円なので還元率が0.5%の場合は、117円分のポイントが貰えます。
一方で1.0%であれば235円相当のポイントが貰えるのです。中には、ETCカードの利用で通常の2倍ものポイントが獲得できるカード(三菱UFJカード VIASOカードなど)もあります。ETCの利用金額が高くなると考えられる方は、なるべく還元率が高いカードを選択しましょう。
もう一点注意してほしいのが、獲得できるポイントです。使い道が豊富なポイントであれば問題ありませんが、せっかく獲得しても使い勝手が悪くて失効させていては意味がありません。カードごとに獲得できるポイント数や使い道、移行先なども大きく異なります。それぞれのポイントの特徴をチェックし、その上で自分にとって利用価値があるか考えてください。
クレジットカードで受けられるサービスも考慮しよう
ETCカードはクレジットカード選びにもつながるため、どのようなサービスが付帯しているかもチェックしてください。中には利用額に応じてガソリン代金が割引になったり、高速道路料金はキャッシュバックされたり、ロードサービスが利用できるドライバー向けの特典が多数付帯しているカードもあります。
例えば出光カードは、ロートサービスの年会費が入会後1年間無料となります。さらに入会後1ヶ月間に関しては、出光系のSSでハイオク(150リッターまで)やレギュラー(150リッターまで)、そして軽油(150リッターまで)がリッター10円引き、灯油(300リッターまで)がリッター5円引きです。エンジンオイル(5リッターまで)もリッター100円引きで、LPガス(30m3まで)も割引されます。
さらに通常のポイント還元率は1.0%ですが、出光のSSで利用すると2倍(2.0%)になる特典も用意されています。
出光カードのような通称「ガソリンカード」は、ドライバーにとってお得な特典が多数用意されているのが一般的です。ETCカードを探しているのであれば、ガソリンカードも候補に入れましょう。
おすすめETCカード4選
完全無料でETCカードが保有できたり、ガソリンの給油代金がお得になったりするなど、おすすめのETCカードを4つご紹介します。
オリコカードザポイント:ETCカード完全無料!還元率も1%と高い
クレジットカード自体の年会費も無料ですが、ETCカードも無料です。還元率も常時1.0%と高く設定されており、キャンペーン期間中は2倍になることもあります。電子マネー機能も複数搭載されているなど、使い勝手の面でも優れています。
オリコカードザポイントは本カードおよび追加カードのETCカードの年会費はかかりません。コストゼロでETCカードが保有できる点は大きなメリットと言えます。
還元率の高さも魅力の一つであり、100円に付き1ポイントが付与されます。1ポイントは1円相当なので通常のポイント還元率は1.0%ですが、入会から6ヶ月間は2倍の2.0%になるなどポイントが溜まりやすいカードです。たまったポイントはギフト券や各種ポイントに500ポイントから交換可能です。当然ETCカード利用分も1.0%から2.0%のポイント付与対象となります。
iDとQUICPayの加盟店が多い電子マネーが利用できる点にも注目です。コンビニなどの少額決済時には、わざわざクレジットカードを使うのも面倒でしょう。電子マネーを利用すればちょっとした買い物も、よりスピーディーに行なえます。
年会費(税込) | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
無料 | 1.0~2.0% | Master, JCB |
年会費や発行手数料が完全無料で、ポイント還元率も1%。コストとパフォーマンスを考慮するならこのカードが最もおすすめ。
①暮らしの達人経由での新規入会+条件クリアで最大8,000ポイントプレゼント!
②新規入会後6ヶ月間はポイント2倍!
③エントリー+Amazonで3,000円以上の支払いすると、抽選で10,000名に1,000オリコポイントをプレゼント!
- 新規入会でもれなく1,000ポイント付与
- オリコアプリログイン&エントリーのうえ、家族カード入会で500ポイント付与
- 対象期間中に10万円の利用金額達成
- 条件3を満たしたうえで5回以上のカード決済達成で1,000ポイント付与
- 条件3を満たしたうえでキャッシング利用枠の設定で1,000ポイント付与
- 条件3を満たしたうえで2人に1人抽選マイ月リボ新規登録で4,500ポイント付与
ENEOSカード S:ENEOS給油代割引、ロードサービス無料サービス付帯
ガソリンカードの一つであり、ENEOSのSSを定期的に利用している方であればガソリン価格が安くなるなど大きなメリットがあります。ロードサービスも無料で付帯してくるなど、車の利用頻度が高い方にこそおすすめしたいカードです。本カードの年会費はかかりますが、条件によっては無料になります。
ENEOSのSSでENEOSカード Sを利用して決すると、ガソリン・軽油であればいつでもリッター2円引きであり、灯油もリッター1円引きです。仮にガソリンを月に200リットル入れている方であれば、400円割引されることになり1年間で4,800円の節約になります。またENEOSの店舗でカーメンテ商品やショッピングを行うとポイントも獲得できます。さらにたまったポイントはENEOSで1,000ポイント=1,000円でキャッシュバックしてもらえるのです。
カードを所有しているとクルマの故障・トラブルの時に、お電話1本でかけつけてくれるENEOSロードサービスに加入できます。全国に約8,500箇所もある出動拠点やネットワークからたったの30分から1時間で駆けつけてくれ、しかも365日24時間対応です。レッカーサービスに関しては10キロまでは無料であり、路上修理は30分以内までは無料です。
ENEOSカード Sの年会費は初年度無料であり、2年目以降は税込みで1,375円です。しかし2年目以降でも年に1回以上のカード利用があれば、次年度の年会費は無料になります。ETCカードを発行し年に1回でも利用していれば、カード利用をしたことになるため年会費の心配はありません。気になるETCカードの年会費ですが、こちらは完全無料です。
年会費(税込) | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
1,375円 | 0.6~2.0% | VISA, JCB |
ETCカードは完全無料。クレジットカード自体は年1回のカード利用(ETC利用含む)で無料に。ポイント還元率自体はそこまで高くないが、ENEOSでの給油時にいつでも2円/L引きされるという特徴を持つ。高速道路もガソリン給油もお得になるクレジットカードだ。
Booking.comカード:ETC利用額を自動的にキャッシュバック
ETC利用で獲得したポイントを有効に、そして楽に活用できるのがBooking.comカードです。ETC利用額も自動的にキャッシュバックされるため、特に手続きをする必要はありません。
本カードの年会費は完全無料であり、ETCカードの年会費は初年度無料で2年目以降は発生しますが条件付きで無料になります。ポイント還元率が高いカードであり、しかもBooking.com宿泊であればポイントが5倍になる特典までついているカードなので旅行好きな方におすすめです。
通常のポイント還元率は1.0%であり、ETC利用分についても1.0%分のポイントが獲得できます。他のカードであるとポイントを使う場合には自分で手続きしなければなりませんが、こちらのカードなら利用代金引落し月の翌月にご利用代金から自動的にポイント分がキャッシュバックされます。例えばETCで5,000円使った場合は、少し後に手続き不要で自動的に50円分が利用代金から差し引かれるわけです。
本カードの年会費は一切かかりませんが、ETCカードについては初年度無料であり2年目以降は税込み550円が発生します。しかし前年に1度でもETCカードを利用していれば、翌年の年会費は無料になるため定期的に有料道路を利用している方であれば年会費を心配する必要はありません。
Booking.comカードは旅行好きな方にもおすすめのカードです。Booking.comカード専用サイト予約経由で宿泊予約し、その上で現地にてBooking.comカードで支払いを行うと宿泊料金100円につき5ポイントがもらえるのです。車移動の宿泊旅行をする機会が多い方であれば、大きなキャッシュバックポイントを獲得できる可能性もあるでしょう。
- カード利用額の1%を、毎月自動的にキャッシュバック
- Booking.comカード会員向けの専用サイトを経由してBooking.comで予約すると、決済金額の6%分を自動キャッシュバック
- 新規入会で上級会員ステータスの「Booking. Genius」になれる(先着5万名まで)
年会費(税込) | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
無料 | 1% | VISA |
ポイントの使い道等をいちいち考えるのが面倒な人におすすめ。このカードの利用で貯まるポイントは1ポイント=1円として自動的にキャッシュバックされるので、ポイントの管理が不要。年会費、ETCカードは年会費実質無料であり、年1回は使わないと費用が発生するので注意。
セゾンカードインターナショナル:複数枚のETCカードを発行可能
車を複数台所有している方におすすめのクレジットカードです。本カード1枚あたり5枚までETCカードが発行でき、しかもETCカードの年会費は無料です。本カードだけではなく、ETCカードも最短即日発行できる点には注目でしょう。
ポイント還元率は0.5%と若干低めですが有効期限のない永久不滅ポイントなので失効する心配はありません。
本会員カードの年会費は永年無料であり、ETCカード自体の年会費も発生しません。本カード1枚あたり最大である5枚のETCカードを発行しても年会費どころか発行手数料もかからない極めてお得なカードなのです。
セゾンカードインターナショナルは最短即日発行が可能であり、全国のセゾンカウンターでの受け取りが条件です。ETCカードも最短即日の受け取りが可能であるため、当日中や翌日の利用を検討している方にもおすすめです。
1,000円の利用に付き1ポイントが付与され、1ポイントは5円相当なので還元率は0.5%でありETC利用分も同じです。1.0%のカードも多いので、若干不満もあるかと思いますが獲得できる永久不滅ポイントは有効期限がありません。5年後でも10年後でも使えるため、クレジットカードで獲得したポイントを執行させた経験がある方にもおすすめのカードです。
年会費(税込) | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
無料 | 0.5% | VISA, Master, JCB |
ETCカードを複数枚手に入れたい人におすすめのクレジットカード。このカードに入会すれば最大5枚のETCカードが発行でき、コストも全くかからない。
発行会社でETCカードを選ぶ
- アメックス
- イオンフィナンシャルサービス株式会社
- 出光クレジット株式会社
- SBIカード株式会社
- 株式会社エポスカード
- 株式会社NTTドコモ
- NTTファイナンス株式会社
- 株式会社エムアイカード
- 株式会社オリエントコーポレーション
- 株式会社クレディセゾン
- JFRカード株式会社
- 株式会社ジェーシービー
- 株式会社ジャックス
- 株式会社セディナ
- 東急カード株式会社
- トヨタファイナンス株式会社
- 株式会社ビューカード
- ポケットカード株式会社
- 三井住友カード株式会社
- 三井住友トラストクラブ株式会社
- 三菱UFJニコス株式会社
- ユーシーカード株式会社
- ライフカード株式会社
- 楽天カード株式会社
- ワイジェイカード株式会社