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海外旅行保険でクレジットカードを選ぶ前に最低限おぼえておきたい6つのポイント

公開年月日 : 2016/11/08 更新年月日 : 2016/11/08

ラスベガスのリゾート

海外に行く際の海外旅行保険は、空港カウンターやHISなどの旅行代理店で販売していますが、わざわざ加入しなくても手持ちのクレジットカードに海外旅行保険が付いていることがあります。

この、クレジットカードに付いている海外旅行保険に頼る場合、最低限知っておかなければならない内容がいくつもあります。

そこでこの記事では、クレジットカードについている海外旅行保険について、知っておきたいポイントをまとめました。

カード選びをする前にお読み頂き、是非お役立てください。

重要:海外旅行保険でクレジットカードを選ぶ前に最低限おぼえておきたい6つのポイント

1.大切なのは傷害疾病治療費用

クレジットカードに付帯している海外旅行保険には下記のように5つの種類があります。

  • 死亡・後遺障害保険金
  • 傷害疾病治療費用 ※1番大事
  • 賠償責任保険
  • 携行品損害
  • 救援者費用

この中で最も考慮すべきものは傷害疾病治療費用です。これは一般に販売されている海外旅行保険においても同じことが言えます。

なぜなら、海外では日本の健康保険制度が適用されず、医療費がすべて自己負担になるからです。このことは旅行に行き慣れている方にとってはあたりまえの話ですが、知らない方も多いと思います。さらに、自己負担の金額を見てみると、多くの国では日本と比べて医療費が高いです。ちょっとした風邪や歯の痛みによる通院でも10万円、盲腸の手術であれば数百万円、長期入院ともなれば1,000万円などと、日本では考えられないような金額がかかるケースもあります。海外での通院・入院費は日本国内とはケタ違いなのです

クレジットカードの広告で書かれている「最高2,000万円補償!」や「1億円の手厚い補償!」などの宣伝文句のほとんどは、死亡・後遺障害保険金の補償額です。もちろん、後遺障害になった時の保険金は大事かもしれませんが、それは国内でも海外でも変わりません。

死んでしまう可能性よりも、ちょっとした病気になって多額の医療費になる可能性の方がよっぽど高いのですから、そのような事態に備えていた方が「安心」なわけです。

「こちらのプランは死亡した際に1億円の補償が付くので安心です」なんて勧められたとしても、そもそも死亡して何が安心なのでしょうか!?そんな方々の言うことに惑わされず、海外旅行保険に加入する時はまず傷害疾病治療費用に着目しましょう。

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2.カード保険の適用期間は出国後90日間が限度

日本国内で発行されているすべてのクレジットカードの海外旅行保険の効力は長くても出国してから90日間、およそ3か月が限度です

したがって、長期留学をされる方、3か月以上の滞在を予定される方は一般の海外旅行保険に加入してください。

複数のクレジットカードを組み合わせて補償対象期間を180日まで延長する裏技がありますが、ここでは紹介しません

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3.治療費用が無制限のカードはない&海外の医療費は高い

一般の海外旅行保険では、傷害疾病治療費の補償額の上限が無制限というプランはたくさん販売されています。

一方、クレジットカードの付帯保険では治療費の補償額が無制限のカードは1枚もありません。補償額の相場は、一般クラスのカードなら0~200万円、ゴールドカードは200~300万円、プラチナカードでも200~1,000万円が限度です。

どれだけ医療費の高い国であっても、ケガや病気は200万円以内で収まるはずです。しかし、大がかりな手術や長期入院をすれば、これだけでは足りない事もあります。このようなアクシデントは何千回何万回旅行するうちに1度あるかないか、生きてるうちにさえ起こるかどうかわからないレアケースであるとも言えます。

クレジットカードの海外旅行保険では賄えきれない治療費を請求される事故や病気もあることを知って頂いた上で、補償限度額がいくらであれば安心できるのかをじっくり検討してみてください。

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4.複数のカードを持って補償限度額をアップする裏ワザ

クレジットカードの保険の補償限度額が少しでも高い方が安心という方は、クレジットカードを複数枚持つことにより補償限度額をアップできることをおぼえておきましょう。

クレジットカードを複数枚持っている場合、死亡・後遺障害保険金を除いた傷害疾病治療費や携行品損害費用などの補償額はすべてが合算されます

たとえば、手持ちの2枚のクレジットカードの傷害疾病治療費の補償限度額が200万円と300万円なら、合わせて500万円まで補償を受けられることになります。

したがって、海外旅行保険の付いた年会費無料のクレジットカードをたくさん持っていれば補償限度額を1,000万円以上にすることも可能です。この方法は海外旅行者の中ではそこそこ有名な方法で、年会費無料のクレジットカードをたくさん持つことで海外旅行保険を節約している人はいらっしゃいます。

後半で海外旅行保険が付帯している年会費無料のカードを紹介しているので参考にしてください。

複数枚のクレジットカードを持っている場合の海外旅行保険の合計最高補償額(例

カード名 死亡・後遺障害
保険金
合算できない
傷害・疾病
治療費
合算OK
賠償責任保険
合算OK
携行品損害
合算OK
救援者費用
合算OK
エポスカード 500万円 270万円 2,000万円 20万円 100万円
横浜インビテーションカード 2,000万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円
REXカードLite 2,000万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円
JCBEITカード 2,000万円 100万円 2,000万円 20万円 100万円
ジザイルカード 1,000万円 30万円 1,000万円 10万円 50万円
実際の補償限度額 2,000万円 800万円 9,000万円 90万円 650万円

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5.持ってるだけでは効力のないカードもある:自動付帯と利用付帯

とはいえ、やみくもに海外旅行保険の付いているクレジットカードに申し込めば良いわけではありません。

クレジットカードに付いている海外旅行保険は、かならず「自動付帯」と「利用付帯」という適用条件が決められています

「自動付帯」ならクレジットカードを何も使わなくても出国した瞬間に効力が発生します。一方の「利用付帯」の場合は航空券やツアーの代金をそのクレジットカードで支払った場合のみ保険の効力が発生するものです。

  • 自動付帯:クレジットカードに入会するだけで効力が発生
  • 利用付帯:あらかじめ、旅費をクレジットカードで支払うと効力が発生

したがって、4.複数のカードを持って補償限度額をアップする裏ワザで紹介したように何枚もカードを持って補償限度額を上げようとしても、利用付帯のカードではなかなか難しいことになります。自動付帯のカードを選んでおけば、カードを持っているだけで保険に入っていることになるので安心です。

一般クラスのカードを中心として、利用付帯のクレジットカードはたくさん発行されているので、入会する時にはよく確認しておきましょう。

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6.治療費立替不要の「キャッシュレス診療」に対応していないカードがある

「キャッシュレス診察」とは、診療にかかった医療費を病院が保険会社に請求してくれるもので、被保険者が窓口で医療費を立て替えて支払う必要がなくなります。手持ちのお金がなくても診療を受けられるため医療費が高い海外において便利なサービスです。

「キャシュレス診療」に対応している病院は限られるため、カード会社に連絡すると対応している病院を紹介してもらえます。

一般の海外旅行保険の場合はすべて「キャッシュレス診療」に対応している一方で、クレジットカードの海外旅行保険では一部のカードが対応していません。

対応していないカードの場合は、どの病院にかかっても一時的に自分で医療費をすべて立替え、後から保険会社(カード会社)に書類を送って請求しなければいけません。

治療費も高いことから、キャッシュレス診療に対応していた方が良いのは言うまでもありません。補償額や付帯条件と合わせて確認しておくことをおすすめします。

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一覧:もってるだけで補償額が上乗せされる年会費無料のクレジットカード5選

4.複数のカードを持って補償限度額をアップする裏ワザで紹介した通り、海外旅行保険の付いている複数枚のクレジットカードを持っていれば、それらの補償額は合算されます(死亡・後遺障害保険金を除く)。

クレジットカードの利用有無を問わずに持ってるだけで保険が適用される「自動付帯」のカードなら無条件で補償額が合算されるので楽チンです。

そこで、今回は

  • 自動付帯:カードを使わなくても保険が適用される
  • 年会費無料:コストが一切かからない

以上2つの条件と一致するクレジットカードを5枚ピックアップしました。5枚すべてに入会すれば、治療費の補償額は一気にXXX万円以上、プラチナクラスのカード以上の補償額になります。

海外旅行保険が自動付帯のカードはほとんどが年会費有料なので、年会費無料で保険が自動付帯というカードはほとんどありません。すごく貴重なカードですので是非入会を検討してみましょう。

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海外旅行保険が自動付帯の年会費無料クレジットカード一覧

カード名 治療費
上限補償額
携行品損害
上限補償額
救援者費用
上限補償額
キャッシュレス
診療
エポスカード
エポスカード
傷害:200万円
疾病:270万円
20万円 100万円
横浜インビテーションカード
横浜インビテーションカード
200万円 20万円 200万円
REXカードLite
REXカードLite
200万円 20万円 200万円
JCBEITカード
JCBEITカード
100万円 20万円 100万円
ジザイルカード
ジザイルカード
30万円 10万円 50万円

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