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エポスカードの海外旅行保険を徹底解説!メリット・補償内容・使い方まとめ!海外行くなら絶対おすすめするクレジットカード

更新年月日 : 2021/03/23

エポスカード券面

「海外旅行に行くならエポスカードに入会するのがおすすめ!」と、ネット上で紹介されることがよくあります。その理由は、エポスカードには海外旅行保険が付帯されていて、このカードに入会すると、海外の病院で治療を受けた時に補償を受けられるからです。

実はクレジットカードに入会することで海外旅行保険を受けられるようになることは、珍しいことではありません。楽天カードにだって海外旅行保険制度はあります。しかし、他社のカードの場合は保険適用前に条件が付きます。一方でエポスカードの条件はただ入会するだけ。しかもエポスカードの年会費は無料なので、つまり一切の掛け金なしで海外旅行保険に加入できるわけです

そこでこの記事では、エポスカードの海外旅行保険が他のカードよりも優れている理由、具体的に何を補償してくれるのか、そしてその使い方を詳しく紹介します。また、エポスカードには海外旅行保険以外にも、海外で役立つ特典がたくさんあります。詳しく紹介するので、エポスカード入会の参考にしてください。

エポスカード保険の2つのメリット

エポスカードの海外旅行保険と他のクレジットカードを比較すると、優れていることが2つあります。それは「年会費無料で付帯条件が自動であること」と「疾病・傷害の補償額が高額なこと」です。それぞれ紹介します。

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エポスカードは「年会費無料で海外旅行保険が自動付帯」珍しいカード

冒頭でも紹介した通り、エポスカードは入会するだけで海外旅行保険を手に入れることが可能です。このようなカードのことを「海外旅行保険が自動付帯しているカード」と呼びます。

クレジットカードに付帯されている海外旅行保険は、「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があります。違いは以下の通りです。

  • 自動付帯:クレジットカードに入会するだけで海外旅行保険が適用される
  • 利用付帯:クレジットカードに入会した上で、特定の条件を満たすことで海外旅行保険が適用される

自動付帯は利用付帯の完全な上位互換であり、自動付帯の方が明らかに優れています。冒頭で説明した楽天カードなど、年会費が無料・安いクレジットカードは「利用付帯」がほとんどで、ゴールドカード・プラチナカードクラスになると「自動付帯」が多くなります。

エポスカードは年会費が無料で、さらに海外旅行保険が自動付帯という非常に珍しいカードであり、これこそがエポスカードの大きなメリットの1つ目です。

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海外旅行保険の中でも重要な、傷害・疾病の補償額が高い

2つ目のメリットは、海外旅行保険の補償額が充実していることです。特に海外旅行保険の中でも利用頻度が高い傷害・疾病に対する補償額が高額に設定されています。エポスカードの補償内容を一覧で紹介します。

エポスカード海外旅行傷害保険の保険金の種類と補償内容

保険金の種類 補償内容 最高補償額
傷害死亡・後遺障害保険金 旅行中の事故によるケガが原因で死亡した場合、または重大な障害が残った場合に保険金が支払われます。 500万円
傷害治療費用保険金 旅行中の事故でケガをした場合、病院での治療・入院費が補償されます。 200万円
疾病治療費用保険金 旅行中の病気、旅行終了後に発病した場合、病院での治療・入院費が補償されます。 270万円
賠償責任保険金 海外旅行中に誤って他人を死傷させたり、ものを壊したりして、法律上の賠償責任が生じた場合、保険金が支払われます。 2,000万円
携行品損害保険金 海外旅行中にカメラ・宝石・衣類などの所有物の盗難、破損、火災などの事故によって損害を受けた場合に、保険金が支払われます。 100万円
救援者費用保険金 海外旅行中に、事故による遭難や行方不明、一定の期間以上入院した場合などで、捜索救援費用や家族が現地までかけつけた航空券などの交通費の実費に対して保険金が支払われます。 20万円

注目してもらいたいのは「傷害治療費用」と「疾病治療費用」の補償額です。海外での医療費は、当然ですが日本の健康保険が適用されないので全額自己負担となります。しかも海外では医療費が高額な場合が多く、例えばアメリカで風邪で診察を受けただけでも数万円の治療費が請求されることもあります。そのため、海外旅行保険の補償額の中でも、「傷害治療費用」と「疾病治療費用」がいくらなのかは大切なことなのです。

その点、エポスカードはど最高200万円・最高270万円まで補償してくれるので、手術や長期の入院でない限りは十分な補償額だと言えるでしょう。

エポスカード
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エポスカードの海外旅行保険の使い方

万が一エポスカードで海外旅行保険を利用しなければならなくなった場合どうすると良いのでしょうか。ここからは実際に補償を受けるための方法・流れを紹介していきます。

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1.渡航地域に対応したエポスカードの海外旅行保険受付カウンターへ連絡する

 

エポスカードの海外旅行保険で補償を受ける方法は2つあります。

  • 1-1.治療費を払った後で、カード会社に請求して補償を受け取る方法
  • 1-2.事前にカード会社に連絡して、当日の治療費をカード会社に立替てもらう形で補償を受ける方法

1-1.の場合、補償を受けるのは治療を受けた後です。そのため、一時的に自分で治療費をきちんと支払う必要があります。1-2.の場合、事前にカード会社に連絡して提携している病院で治療を受けることで、治療費の請求先を自分ではなくカード会社にしてもらうことができます。これなら一時的にでも自分で治療費を払う必要がありません。そのため、1-2.の方法のことを「キャッシュレス診療」と呼びます。

「キャッシュレス診療」を受ける場合は、まず「エポスカード海外旅行保険事故受付センター」に連絡します。日本語に対応した窓口が各国に用意されているので、緊急時には以下のページを見て該当する窓口にご相談ください。

エポスカード海外旅行保険事故受付センター|クレジットカードはエポスカード

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2.病院で診察を受ける

「エポスカード海外旅行保険事故受付センター」から病院を指定された場合は、そこに向かいます。この時、タクシーなどを使った場合はその交通費も補償範囲内となるため、領収書を受け取るようにしておきましょう。病院に着けば、エポスカードとパスポートを提示することで簡単に受付をしてもらえます。「キャッシュレス診療」では、治療費の請求はカード会社に行われるので、精算の必要はありません。

「キャッシュレス診療」を受けられる病院が周りになければ、自身で予約し、自身で治療費を支払う必要があります。また、後日保険金を請求することになるので、領収書など支払いを証明できるものを必ず受け取っておきましょう

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3.帰国後にカード会社に保険金の請求をする

「キャッシュレス診療」であれば帰国後の手続きは不要ですが、自身で支払った場合はカード会社への保険金請求手続きを行います。

エポスカードの場合も他のクレジットカード会社と変わらず、所定のフォーマットにどのような理由でどの保険を利用したか、どの程度支払ったか(領収書の提出)などを記載して提供することが求められます。事前に海外旅行保険を利用することを伝えている場合には自動的にクレジットカード会社からフォーマットが送られてきますので、それに記載して手続きをしましょう。

当然ですが、この保険金請求を怠ると海外旅行保険が適用されません。事前に連絡しておけば、クレジットカード会社からフォローされるのが一般的ではありますが、送られてきたらすぐに送り返す・送られてこないときには問い合わせをすることを忘れないようにしてください。

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注意:海外旅行保険は90日間のみ有効

クレジットカードの旅行保険のほとんどがそうですが、保険が適用されるのは90日間までです。滞在して91日目からはエポスカードの海外旅行保険が使えなくなります。留学など長めの滞在であれば、他の手段で海外旅行保険を用意することをおすすめします

エポスカード
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エポスカードの海外旅行保険が適用されない事象

ここまでエポスカードの海外旅行保険が優秀であることをご紹介してきました。皆さんもエポスカードのメリットをよくご理解いただけたことでしょう。しかしエポスカードの海外旅行保険にもカバーできないことがあります。詳しく見ていきましょう。

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家族の補償

他社のクレジットカードでは、「家族特約」と呼ばれる制度があり、海外旅行保険の補償範囲が本人だけでなく家族にも及ぶことがあります。しかしエポスカードの海外旅行保険には「家族特約」がなく、会員本人のみが補償対象です。残念ながらエポスカードでは家族の治療費までカバーすることができません。

もしも家族も一緒に旅行することが多いのであれば、家族もそれぞれエポスカードに入会するか、家族特約付きの海外旅行保険が付帯しているクレジットカードに入会しましょう。

アメリカン・エキスプレスが発行しているクレジットカードには、いずれも家族特約が付帯しています。また、アメックスならば空港ラウンジを無料利用できる特典もついているため、頻繁に海外旅行をする方におすすめします。

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ロストバゲージ

海外旅行をするとロストバゲージが発生する可能性があります。これは機内に持ち込んでいない荷物が何かしらの理由で行方不明となってしまうものです。日本の航空会社ではあまり聞かないですが、海外の航空会社ではたまに発生し、暮らしの達人スタッフにも何回かロストバゲージを経験している者がいます。

クレジットカードによってはロストバゲージが発生した時に、生活必需品の購入費用を補償してくれる保険がついていることがあります。この保険のことは主に「渡航便遅延保険」と呼ばれます。

渡航便遅延保険はエポスカードには付帯していません。しかし、先ほど紹介したアメックスのカードや、JCBゴールドカードdカードGOLDなどには付帯しているため、気になる方はそちらのカードも検討してください。

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補償額を超えた場合

これはエポスカードに限ったものではありませんが、補償額を超えてしまった場合には、当然海外旅行保険だけでカバーすることができません。そのためエポスカードの場合でも補償金額を超えた医療費などが発生した場合には自己負担する必要があります。

しかし、これには裏技的なものが存在しています。それは複数のクレジットカードで海外旅行保険を合算した補償を受けられるということです。

例えばエポスカードに入会しただけでは傷害治療費用の補償額は200万円が上限です。つまり、海外で300万円の治療費の請求を受けた場合、100万円は自己負担しなければいけません。しかしさらに補償額100万円のカードを持っていれば、合計で300万円の補償を受けられるため、自己負担なしで治療費を支払うことができます。したがって、エポスカード以外にも海外旅行保険が付帯しているクレジットカードに入会することで、より安心して海外旅行ができるようになります。

エポスカード同様に、年会費無料で海外旅行保険が自動付帯しているクレジットカードが以下の通りです。

海外旅行保険が自動付帯の年会費無料クレジットカード一覧

カード名 治療費
上限補償額
携行品損害
上限補償額
救援者費用
上限補償額
キャッシュレス
診療
エポスカード
エポスカード
傷害:200万円
疾病:270万円
20万円 100万円
横浜インビテーションカード
横浜インビテーションカード
200万円 20万円 200万円
REXカードLite
REXカードLite
200万円 20万円 200万円
JCBEITカード
JCBEITカード
100万円 20万円 100万円
ジザイルカード
ジザイルカード
30万円 10万円 50万円

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海外旅行保険以外でも役立つエポスカードの特典・使い方

エポスカードには海外旅行保険だけでなく海外で役立つ特典が豊富に用意されています。ここでは海外で役立つエポスカードの3つのメリットを紹介します。

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海外サポートデスク

エポスカードでは、24時間日本語で電話対応してもらえる海外アシスタントサービスを用意してくれています。このアシスタントサービスには大きくわけて以下の通り2つの連絡先があります。

  • 現地サポートデスク
  • 海外緊急デスク

現地サポートデスクは現地に設置されているデスクに連絡することが可能です。同じ国の中で電話をしますので国際電話扱いとならないメリットがあります。ただしデメリットとしてデスクには営業時間が設けられています。こちらでの受付は24時間となっていない点に注意が必要です。

海外緊急デスクは東京に設置されているデスクに連絡をすることが可能です。海外から東京への通話となりますので国際電話でなる点に注意が必要です。しかし、こちらは24時間対応してもらうことが可能です。医療のみならず問い合わせ全般を、時間帯によってより問い合わせしやすくしている点がエポスカードのメリットです。

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海外キャッシング対応 初回は金利が無料

エポスカードは海外キャッシングに対応しています。キャッシングとは、クレジットカードにキャッシング枠を付帯してもらうことで利用可能となり、ATMなどにクレジットカードを挿入して手続きすることで、現金を借り入れるサービスです。

海外でキャッシングした場合は、現地通貨での借り入れが可能です。つまり、海外に日本円を持ち込んでから両替をしなくても、エポスカードでキャッシングしてしまえば、お金を持ち込むことなく現地通貨を手に入れることができるのです。

しかも初めてのキャッシングであれば、キャッシングの金利が30日間無料になる特典も用意されています。現地でのキャッシングから30日以内に返済すれば、金利0円で利用できるわけです。

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即日発行可能なので、急ぎでもOK

エポスカードはクレジットカードの中でも数少ない即日発行に対応しているものです。そのため海外旅行への出発が近いなど、急いでクレジットカードを手に入れたいときにおすすめです。

即日でエポスカードを発行したい場合には、発行元である百貨店のマルイに出向く必要があります。マルイにはクレジットカードの発行や手続きを管理するカードカウンターがありますのでこちらで受け取りをするのです。

受け取りは必ず店頭になりますが、申し込みは店頭だけでなくネット上でも可能です。マルイで店頭申し込みすると審査の待ち時間などが長く発生してしまいます。そのためネットから申し込みをして、審査の結果が出てからマルイに向かいクレジットカードの発行をしてもらう流れがおすすめです。

ただしマルイにも営業時間があります。クレジットカードを即日発行するためには営業時間内にクレジットカードを受け取らなければなりません。その点だけ事前に確認して注意しておきましょう。

即日発行する場合、エポスカードの海外旅行保険が入会した翌日から適用されることに注意しましょう。あまりいないと思いますが、入会したその日に海外に出かけて怪我をして治療を受けた場合、海外旅行保険を適用することはできません。

エポスカード
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エポスカードとエポスゴールドカードの比較

エポスカードにはゴールドカードも存在しています。そのため、海外旅行を考えている人はゴールドカードに入会した場合のメリットも気になるところだろうと思います。そのため、ここからはエポスカードとエポスゴールドカードの違いを紹介していきます。

項目 エポスカード エポスゴールドカード
年会費 無料 5,500円(税込)
ポイント 付与レート 200円→1ポイント 200円→1ポイント
還元率 0.5% 0.5%
有効期限 2年間 無期限
海外旅行保険
(補償額は最高)
付帯条件 自動付帯 自動付帯
傷害死亡・後遺傷害 500万円 1,000万円
傷害治療費用 200万円 300万円
疾病治療費用 270万円 300万円
賠償責任 2,000万円 2,000万円
救援者費用 100万円 100万円
携行品損害 20万円 20万円
空港ラウンジ特典 なし 国内外22空港
国際線クローク なし 通常料金から15%オフ
空港宅配 なし 料金優待

:インビテーションによって入会した場合は無料。

エポスカードとエポスゴールドカードを比較すると、実はカードスペックにそこまでの違いはありません。もしもエポスカードの保険内容が不安でゴールドカードへの入会を考えているのであれば、わざわざわ年会費5,500円(税込)を払ってエポスゴールドカードに入会するよりも他社のクレジットカードに入会することをおすすめします。

ただし、エポスカードに入会して利用実績を積むと、エポスゴールドカードへの招待状(インビテーション)が届くことがあります。この招待状を経由してエポスゴールドカードに入会すると、年会費が無料になります。そのため、もしも招待された場合には入会しておいて損はないでしょう。  

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