NTTファイナンス Bizカード
発行会社 | NTTファイナンス株式会社 | ||
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年会費(税込) | 無料 | ||
最短発行期間 | 公式サイト参照 | ポイント還元 | 1% |
付帯保険 |
ここがポイント
目次
法人の場合は帯保証人が必須(個人事業主は不要)
法人名義でクレジットカードに申し込みをする場合は、連帯保証人を用意しなければなりません。保証人は法人代表者が指定されていますので、基本的には自分が連帯保証人になります。
保証人が必要な理由は、法人カードは個人で利用するクレジットカードよりも扱う金額が大きくなりがちな部分にあります。
法人は倒産してしまうとカード決済額の回収ができない可能性があり、個人向けカードよりもリスクが高い商品です。
そのため、楽天カードやライフカードのような、年会費無料かつ優れた特典を持つ法人カードは少ないのが現状です。
しかしNTTファイナンスBizカードは、連帯保証人をつけることで回収できなくなるリスクを軽減しています。
そのため他の法人カードとは異なり、年会費無料で還元率1%など充実した特典を用意できています。
当然会社が倒産した場合、法人カードの未払金があると自分が返済しなければなりません。連帯保証人としての役割を果たさなければなりませんので、その点は注意が必要です。
なお、個人事業主の場合は法人格ではありませんので連帯保証人が不要です。
NTTファイナンス Bizカードのメリット
年会費無料でポイント還元率1%
年会費無料でポイント還元率1%の法人カードです。
現在発行されている法人カードの中で、年会費無料かつ還元率1%のものは知る限り他にはありません。
ポイントレートとは1,000円につき10ポイントで、1ポイントは1円相当のクレジットカードです。
貯まったポイントは他社ポイントなど使い道多数
法人カードのポイントは、他社ポイントなどを含めて様々な使い道に利用できます。
一般的に法人カードのポイントは、商品や金券に交換できるばかりで、他社のポイントやマイルに交換することができません。
しかし、NTTファイナンスBizカードはdポイント、Tポイント、ANAマイルなど使い道が豊富に用意されています。
しかも他社のポイントに交換する際もポイントの価値は下がらず、1ポイントを1円のレートでキャッシュバックやポイントへの交換に利用できます。
ただ、ポイントの交換はどれも10,000ポイント単位です。還元率から考えてみると、100万円以上の決済が必要です。
ポイント還元率は高いですが、ポイントを有効活用するためには時間がかかります。
なお、ポイントの有効期限は獲得月より2年間です。
従業員カードが1枚無料
従業員カードが1枚無料で発行できます。
1枚だけではありますが従業員のクレジットカードが発行できますので、役職者などが持っておくと良いでしょう。
法人カードによっては、従業員用カードも年会費がかかる場合があります。また、そもそも従業員用カードが発行できないものもあります。
それらと比較すると、従業員用カードが年会費無料で発行できる点は大きなメリットです。
出光でのガソリン給油が2円/L〜40円/L引きに
出光での月間利用金額に応じてキャッシュバック額が決まり、翌月の利用額から値引き請求されます。
月間の利用金額は16日から翌月の15日間で計算されます。
この期間の利用金額に応じて、以下の通り割引が適用されます。
- 1,000円以上10,000円未満:2円/L引
- 20,000円以上:4円/L引
- 50,000円以上:10円/L引
- 100,000円以上:20円/L引
例えば月間利用金額が2万円の場合、1Lあたり4円の割引を受けられます。この状態で50Lの給油をすると、200円の割引が受けられます。
海外旅行保険が自動付帯
海外旅行保険が自動付帯のクレジットカードです。
年会費無料のクレジットカードで、海外旅行保険が自動付帯されているものは数えるほどしかありません。
自動付帯であれば、クレジットカードを持っているだけで自動的に海外旅行保険が適用されます。
自動付帯ではなく利用付帯の場合は、条件を満たさなければ海外旅行保険が適用されません。
特に海外旅行保険を意識することなく、自動的に適用される点は大きなメリットです。
東海道新幹線のエクスプレス予約が利用可能(別途要年会費)
東海道新幹線を予約するための、エクスプレス予約に登録が可能です。別途年会費が必要ですが、登録しておくと東海道新幹線を割引料金で利用できます。
法人の場合は新幹線を利用する機会が多いでしょう。
定価で新幹線のチケットを購入していると、出張旅費が高額になってしまいます。
しかし、エクスプレス予約を利用すれば数パーセントの割引を受けられます。
地道ではありますが、経費削減に役立つのです。
NTTファイナンス Bizカードのデメリット
ETCカードは発行手数料有料
ETCカードの発行手数料は550円(税込)です。
大半の法人カードは、ETCカードの発行手数料が無料です。
ETCカードに年会費が発生する場合はありますが、発行に当たり費用はかからないものなのです。
他の法人カードと比較すると、ETCカードの発行手数料はデメリットです。
カード利用限度額が低い
NTTファイナンス Bizカードの利用限度額は、40万円、60万円、80万円のいずれかが適用されます。
法人カードは支払いする金額が多くなりやすいため、限度額が高額に設定される傾向があります。しかし、このカードは最大でも80万円であり、法人カードの中では少なめです。
月間80万円以上の支払いが毎月行われるようであれば、このカードだと使い勝手が悪いかもしれません。
法人は完全オンラインでの申し込み不可
最近はネット上だけで申し込み手続きが完結する法人カードもあります。しかしNTTファイナンス Bizカードはネット上で申し込み手続きをした後に申込用紙が送付されてきますので、それに記入をして返送する必要があります。また、必要書類を送付しなければなりませんので、これらを事前に準備しておく必要があります。
このように申し込みにあたり準備の手間と時間がかかる点がデメリットです。
ただ、個人事業主の場合は提出するものがありませんので、ネットだけで手続きが完了します。
NTTファイナンス Bizカードの審査は厳しい?
冒頭の通り、保証人があることである程度のリスクヘッジができています。そのため他の法人カードと比較すると、例えば法人設立1年目であっても個人の信用さえあれば審査に通る可能性が高いのではないかと考えられます。
ただ、あくまで審査対象は法人格と個人格それぞれが対象です。したがって、個人に信用があっても法人の経営状況等によっては審査に落ちてしまう可能性も当然あります。
もしも審査が不安ならば、個人格だけを審査対象とした法人カードに申し込むのが無難でしょう。
審査さえ通れればコスパ最強の法人カード間違いなし!
保証人を用意しなければならないなど、審査に通過するためには手間がかかります。
ただ、審査に通過できればコスパ最強の法人カードですので、取得をチャレンジしてみても良いでしょう。
2020/12/16現在
カード名 | NTTファイナンス Bizカード |
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発行会社 | NTTファイナンス株式会社 |
入会資格 | 法人もしくは個人事業主 | |
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年会費 (基本会員・税込) |
初年度 | 無料 |
次年度以降 | 無料 | |
年会費 (追加カード・税込) |
初年度 | 無料 |
次年度以降 | 無料 | |
ETCカード (税込) |
発行手数料 | 550円 |
年会費 | 無料 | |
国際ブランド | VISA | |
電子マネー | なし | |
最短発行期間 | 公式サイト参照 |
ポイント名称 | ポイントサービス | |
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ポイント付与レート | 1,000円→1ポイント | |
ポイント還元率 | 1.0% | |
ポイントが貯まる電子マネー | なし | |
金券への交換 |
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キャッシュバック/カード利用代金に充当 | 10,000ポイント→10,000円 | |
提携ポイントへの 移行 |
提携ポイント | dポイント Tポイント Pontaポイント |
移行レート | 1ポイント→1ポイント | |
移行単位 | 10,000ポイント以上、2,000ポイント単位 | |
マイレージへの移行 | 提携マイレージ | ANAマイレージクラブ |
移行レート | 1ポイント→0.4マイル | |
移行単位 | 10,000ポイント以上、2,000ポイント単位 | |
移行手数料(税込) | 無料 |
海外旅行保険 (金額は最高補償額) |
付帯条件 | 自動付帯 |
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死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 | |
傷害治療費 | 最高50万円 | |
疾病治療費 | 最高50万円 | |
賠償費用 | 最高2,000万円 | |
携行品損害 | なし | |
救援者費用 | 最高20万円 | |
渡航便遅延保険 | なし | |
家族会員 | - | |
国内旅行保険 (金額は最高補償額) |
付帯条件 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 | |
入院費用 | なし | |
通院費用 | なし | |
手術費用 | なし | |
渡航便遅延保険 | なし | |
家族会員 | - | |
ショッピング保険 | 補償額 | 最高100万円/年間 |
補償期間 | 明細記載日より90日以内に生じた破損・盗難に適用 | |
自己負担額 | 1事故につき1万円 |
空港ラウンジ | 利用できる国内空港 | なし |
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海外 利用可能ラウンジ数 |
0ヶ所 | |
プライオリティ・パス | 発行不可 |
商号 | NTTファイナンス株式会社 |
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所在地 | 東京都港区芝浦1-2-1 シーバンスN館 |
設立 | 1985年4月11日 |
カード会員数 | - |
貸金業者登録番号 | 関東財務局長(10)第00665号(2017年3月31日時点) |
カードの紛失・盗難時問い合わせ番号 |
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