【新幹線がお得に】エクスプレス予約が使えるおすすめクレジットカードを徹底比較
東海道・山陽新幹線をお得で便利に利用できるエクスプレス予約に入会するには、特定の会社が発行するクレジットカードに入会する必要があります。該当するどのクレジットカードで入会した場合でもエクスプレス予約を利用できることに違いはありませんが、入会するカードによっては、さらにお得に利用することができます。
そこでこの記事では、まずはエクスプレス予約がどのようなものなのかのおさらいをしつつ、エクスプレス予約を利用するなら入会を検討してほしいおすすめクレジットカードを4枚紹介します。
エクスプレス予約を利用したい人に最もおすすめするのは、ビックカメラSuicaカードです。このカードでエクスプレス予約に登録すると、AndroidやiPhoneのモバイルSuicaを使って新幹線の改札を通ることが可能になります。つまりスマホ1つで在来線の改札も、新幹線の改札も通れるようになるわけです。
- ビックカメラSuicaカード:モバイルSuicaで新幹線の改札が通れる
- その他のクレジットカード:EX-ICカードを使って新幹線の改札を通る(EX-ICカードは新幹線の改札を通る以外に使い道なし)
詳しくは当記事内のモバイルSuicaで新幹線に乗れる:ビックカメラSuicaカードで紹介しているので、「とにかく早くおすすめカードを知りたい!」という人はこちらからご覧ください。「モバイルSuica使えない!」という人はこちらから読むと早いです。
- このカードがあれば、EX-ICカードの代わりにモバイルSuicaで新幹線の改札を通れる
- ビューカードの中で唯一年会費実質無料
- Suicaチャージで還元率1.5%!それ以外の利用でも常に1%であり他のビューカードより高い
年会費 | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
524円 | 1.0~10% | VISA, JCB |
エクスプレス予約が利用できるカードの中でも、最もおすすめなのがビックカメラSuicaカード。このカードはビューカードと呼ばれるカードで、ビューカードだけはEXーICカードの代わりにモバイルSuicaを使って新幹線の改札を通ることが可能。ビックカメラSuicaカードはそのビューカードの中でも、年会費実質無料、還元率1%という点でおすすめ。
目次
エクスプレス予約が使えるおすすめクレジットカード3選
迷ったらこれ
ビックカメラSuicaカードSuicaと一体になったクレジットカード。このカードのみ、エクスプレス予約に登録するとSuicaで新幹線改札も通れるようになる在来線も新幹線もこのカード一枚で通過できる。
おさらい:エクスプレス予約とは
まずはエクスプレス予約とは何か、何が便利なのかを改めて解説します。
エクスプレス予約とは、東海道・山陽新新幹を会員専用サイトから予約できるようになるサービスのことです。券売機や窓口に並ぶ必要がなく、いつでも簡単に新幹線の予約ができます。予約後、改札を通る際には、入会時に発行されるEX-ICカードと呼ばれるSuicaのようなICカードをかざして通ります。
エクスプレス予約の年会費は1,100円(税込)かかります。しかし、エクスプレス予約を使うといつでも通常料金よりも安く予約することができます。割引額は区間によって異なります。例えば東京-新大阪の指定席ならば片道あたり1,080円の割引を受けられます。つまり往復で東京-新大阪に1回でも乗車すれば、年会費の元が取れます。
- エクスプレス予約のメリット一覧
- 東海道・山陽新幹線の予約がPC・スマホ上でできる(券売機や窓口に並ぶ必要なし)
- 予約変更が何度でも無料(通常の切符だと、2度目の変更から手数料がかかる)
- 新幹線の改札をEX-ICカードをかざすだけで通ることができる
- 新幹線の料金が安くなる(東京→新大阪の片道指定席を予約する場合、通常14,450円のところエクスプレス予約なら13,370円で、1,080円安くなる)
- 早割など、さらにお得な切符を購入できる
エクスプレス予約の使い方
エクスプレス予約を利用するためには対応するクレジットカードへの入会が必須です。以下に一覧を紹介します。
- エクスプレス予約に対応したクレジットカード
- JR東海エクスプレス・カード
- JR西日本J-WEST「エクスプレス」
- JCB発行のクレジットカード
- 三井住友発行のクレジットカード
- 三菱UFJニコス発行のクレジットカード
- トヨタファイナンス発行のクレジットカード
- アメックス発行のクレジットカード
- イオンフィナンシャルサービス発行のクレジットカード
- セディナ発行のクレジットカード
- 三井住友トラストクラブ発行のクレジットカード
上記のクレジットカード会社が発行しているものでも、コーポレートカードなど一部対象外のものがあります。詳細についてはそれぞれのクレジットカードでエクスプレス予約に対応しているのかどうかを確認するようにしてください。
エクスプレス予約にはクレジットカードの入会時、または入会後に手続きすることで入会できます。なお、このとき入会申し込みをしたクレジットカードがエクスプレス予約の支払いクレジットカードになります。つまり、クレジットカードの還元率が高いものであれば、新幹線の予約でたくさんポイントが貯まってよりお得になります。また、例えばマイルが貯まるクレジットカードならば、新幹線の予約でマイルが貯まります。
このように、エクスプレス予約を利用するためには、どのクレジットカードを経由して入会するかで得られるメリットが変わります。そのため、ここからはエクスプレス予約を利用するのにおすすめなクレジットカードをピックアップして紹介していきます。
エクスプレス予約がお得に使えるおすすめクレジットカード4枚
カード名 | 年会費 | 還元率 | その他特徴 |
---|---|---|---|
ビックカメラSuicaカード |
524円 | 1.0~10% | モバイルSuicaをEX-ICカードの代わりに使える |
JCB CARD W |
無料 | 1% | 還元率が高く、メインカードとしても使いやすい |
SPGアメックス |
34,100円 | 1% | ポイントをANA、JALのマイルと交換可能。年に1回マリオット系列ホテルを無料宿泊可能 |
イオンカードセレクト |
無料 | 0.5~1.0% | JCB CARD Wの年齢制限に引っかかる人向け |
モバイルSuicaで新幹線に乗れる:ビックカメラSuicaカード
ビックカメラSuicaカードをはじめ、ビューカードは他のエクスプレス予約対応のクレジットカードとは勝手が異なり、カードに入会するだけではエクスプレス予約を利用することができません。しかし、AndroidやiPhoneで使えるモバイルSuicaがあれば、エクスプレス予約の利用が可能になります。
手続き方法を簡単に説明します。ビューカードに入会後、モバイルSuicaアプリにビューカードを登録します。その後、アプリ内に「ビューカード特約」と呼ばれる項目があるので、そこからビューカード特約に申し込みます。するとエクスプレス予約への入会が完了し、自宅に規約と会員証が届きます。
入会後は通常通りエクスプレス予約を利用できますが、改札を通るときはEX-ICカードではなくモバイルSuicaを利用します。つまり、在来線の改札を通るのと全く同じです。もちろん新幹線の料金はクレジットカードに請求されるので、Suicaの残高は関係ありません。
このように、ビューカードならモバイルSuica1つで新幹線も在来線も乗車できるため、いくつものカードを持つ必要がなくなって便利、という独自のメリットがあります。
ビューカードにはいくつかの種類がありますが、その中でもおすすめなのがビックカメラSuicaカードです。その理由は2つあり、他のビューカードは還元率0.5%で年会費も有料のものがほとんどですが、ビックカメラSuicaカードは還元率が1%であることと、年会費も初年度無料で2年目から524円(税込)がかかりますが、年1回でもカードで決済すると、翌年度の年会費が無料となるので、実質無料と言えることです。
また、ビューカードならではの特徴として、Suicaにチャージが可能で、チャージ金額1,000円につきSuica15円分のポイントが貯まります。そのため、新幹線だけでなく在来線もお得に乗車できます。特にモバイルSuicaなら、アプリ上からいつでもチャージできるため、日本全国どこの電車でもお得に利用できます。メインカードとしてもサブカードとしてもおすすめのクレジットカードです。
- このカードがあれば、EX-ICカードの代わりにモバイルSuicaで新幹線の改札を通れる
- ビューカードの中で唯一年会費実質無料
- Suicaチャージで還元率1.5%!それ以外の利用でも常に1%であり他のビューカードより高い
年会費 | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
524円 | 1.0~10% | VISA, JCB |
エクスプレス予約が利用できるカードの中でも、最もおすすめなのがビックカメラSuicaカード。このカードはビューカードと呼ばれるカードで、ビューカードだけはEXーICカードの代わりにモバイルSuicaを使って新幹線の改札を通ることが可能。ビックカメラSuicaカードはそのビューカードの中でも、年会費実質無料、還元率1%という点でおすすめ。
年会費無料で還元率1%:JCB CARD W
JCBが2017年10月に新しく発行したクレジットカードがJCB CARD Wです。入会対象が18歳以上39歳以下と、上限があることだけ要注意ですが、このカードは年会費無料で還元率1%を誇ります。
楽天カードやオリコカード・ザ・ポイントも年会費無料で還元率1%ですが、これらのカードはエクスプレス予約に対応していません。そのため、エクスプレス予約対応で還元率が1%で、年会費が無料のクレジットカードは、JCB CARD Wくらいであり、「詳しいことはよくわからないけど、とりあえずエクスプレス予約をお得に使いたい!」という人に真っ先におすすめできます。
カードの特徴を詳しく紹介します。JCB CARD Wで支払いをすると1,000円の支払いにつきOki Dokiポイントが2ポイント貯まります。1ポイントは約5円相当なので、還元率が1%になる計算です。同じJCBでも、JCB一般カードやJCB CARD EXTAGEでは1,000円の支払いにつき1ポイントor1.5ポイント付与となるので、還元率も0.5%or0.75%止まりであり、JCB CARD Wの方がお得です。
また、JCB CARD WはJCBオリジナルシリーズ加盟店でカードを利用することで、ポイントの還元率が高まる特典もあります。中にはただカードを利用するだけでなく、事前にキャンペーンへの登録が必要などの条件もありますが、エクスプレス予約以外にもお得に使えるお店が多いので、メインカードとして活用することをおすすめします。
- 昭和シェル:ポイント3倍(還元率1.5%)
- エッソ・モービル・ゼネラル:ポイント3倍(還元率1.5%)
- Amazon:ポイント4倍(還元率2%)
- セブンイレブン:ポイント4倍(還元率2%)
- オリックスレンタカー:ポイント7倍(還元率3.5%)
- スターバックス:ポイント11倍(還元率5.5%)
年会費 | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
無料 | 1% | JCB |
年会費無料で還元率は1%以上。簡単でお得にエクスプレス予約を利用できるのが魅力。ただし、申し込み時には年齢39歳以下である必要があるので要注意。
暮らしの達人経由での新規入会+条件クリアで最大14,000円相当プレゼント!
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ANA/JALマイルが貯まる上、3万円の年会費が実質無料:SPGアメックス
エクスプレス予約を利用しながらANAやJALのマイルも貯めたい人にはSPGアメックスがおすすめです。
SPGアメックスを利用すると、100円の支払いにつき3ポイントが貯まります。このポイントは、3ポイント→1マイルのレートでANAやJALなど40社以上のマイルに移行することが可能です。さらに、60,000ポイントを一度に移行すると、5,000マイル分のボーナスがもらえます。つまり、60,000ポイントで25,000マイルが手に入る計算なので、100円につき1.25マイルが貯まると言えます。
年会費は31,100円(税込)と高額ですが、2年目からは毎年「無料宿泊特典」を受けることができます。無料宿泊特典とはMarriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)加盟ホテルの中から対象のホテルを1泊1室2名まで無料で利用できるサービスです。宿泊できるホテルには「ザ・リッツ・カールトン大阪ホテル」「東京マリオットホテル」「シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル」など、1泊の値段が34,300円を越えるものも多数あります。したがって、2年目からは年会費が実質無料と言えるでしょう。
年会費 | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
34,100円 | 1% | AMEX |
年会費の高額なクレジットカードだが、年に1回マリオット系列の対象ホテルに無料宿泊できるので、年会費分はすぐに回収できる。貯まったポイントでANAJAL両方のマイルに交換できる強みもあり、旅好きには強くおすすめしたい1枚
年会費永年無料:イオンカードセレクト
「年会費は無料が良いけど、JCB CARD Wの年齢制限に引っかかる」という人は、18歳以上であれば入会できるイオンカードセレクトがおすすめです。
イオンカードセレクトはイオンカードシリーズの一つです。イオンカード・WAON・イオン銀行のキャッシュカードの3枚が一体型となったクレジットカードです。イオン銀行の口座開設が必須ですが、クレジットカードの申込時に同時開設の申込みが可能です。
カード利用額200円につきときめきポイントが1ポイント貯まります。ときめきポイントは1ポイント=1円として利用できるため、還元率は0.5%であり、JCB CARD Wには劣ります。
しかしイオンカードシリーズなので、毎月5日、15日、25日はお客様わくわくデーが開催されていて、WAON払いでの還元率が1%です。また、毎月20日、30日はお客様感謝デーが開催されていて、全国のイオングループでカードを利用すると、5%オフで買い物できるなどの特典があります。
さらにイオンカードセレクトは、イオンカードシリーズの中で唯一WAONのオートチャージでポイントが貯まります。チャージと支払いでポイントの2重取りができ、還元率は1%です。WAON加盟店ではお得に買い物することが可能です。
年会費 | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
無料 | 0.5~1.0% | VISA, Master, JCB |
年会費無料で入会可能。JCB CARD Wの年齢制限にひっかかる場合はこちらがおすすめ。電子マネーのWAONとしても使えるので、自販機やファストフード店等でも決済可能。さらにWAONチャージでもポイントが貯まるので、チャージと利用でポイント二重取りが可能。
暮らしの達人経由での新規入会+カード利用+イオンウォレットに登録すると最大5,000円相当のWAON POINTがもらえる!
- 新規入会でもれなく1,000ポイント獲得
- 1万円以上のカード利用でカード利用額の10%相当のポイント獲得(最大4,000ポイント)
エクスプレス予約に関するよくある質問
エクスプレス予約とスマートEXの違いは?
年会費の有無、割引額、登録できるクレジットカードの種類などが異なります。
どちらがお得かに注目すると、年に1回以上東京-新大阪を往復するならエクスプレス予約の方がお得です。エクスプレス予約は年会費1,100円(税込)かかりますが、東京-新大阪間で片道1,080円の割引を受けられます。したがって、新幹線にたくさん乗る人なら年会費を払ってでもエクスプレス予約に加入することをおすすめします。
エクスプレス予約のクレジットカードを変更する方法は?
エクスプレス予約はクレジットカードの変更ができません。
例えば現在JR東海エクスプレス・カードでエクスプレス予約を利用している人が、ビューカードでエクスプレス予約を使いたい場合、JR東海エクスプレス・カードで使用しているアカウントを削除し、ビューカードでエクスプレス予約のアカウントを作り直す必要があります。
エクスプレス予約が使える最もおすすめなクレジットカードは?
ビックカメラSuicaカードです。
このカードのみ、EX-ICカードではなくAndroidやiPhoneのモバイルSuicaを使って新幹線の改札を通ることができるため、利便性に優れています。さらにビックカメラSuicaカードは年会費実質無料で持つことができるため、コスト面にも優れています。
カード名 | 年会費 | 還元率 | その他特徴 |
---|---|---|---|
ビックカメラSuicaカード |
524円 | 1.0~10% | モバイルSuicaをEX-ICカードの代わりに使える |
JCB CARD W |
無料 | 1% | 還元率が高く、メインカードとしても使いやすい |
SPGアメックス |
34,100円 | 1% | ポイントをANA、JALのマイルと交換可能。年に1回マリオット系列ホテルを無料宿泊可能 |
イオンカードセレクト |
無料 | 0.5~1.0% | JCB CARD Wの年齢制限に引っかかる人向け |