Tポイントは現金化可能!ポイントで現金を手に入れる4つの方法を解説
Tポイントは主に4つの方法で現金化することができます。しかし、どの方法にもメリットデメリットがあるので、それぞれの手法をよく比較して自分に合った方法で換金してください。
この記事の内容まとめ
- 方法1:PayPay銀行に振り込み。ただしレートは1,000P=850円なので低い
- 方法2:SBI証券で投資信託を購入してすぐ売却する。ただし銘柄によっては手数料や価格変動リスクがあるので、レートが下がることもある
- 方法3:SBIネオモバイル証券で単元未満株を購入してすぐ売却する。手数料は220円だが実質20円とも言える(後述)
- 方法4:ネオモバFXでドル円を売買して即出金。
目次
Tポイントで投資ができるおすすめ会サービス3選
Tポイントを現金化する4つの方法
実店舗での買い物やネット通販などで獲得したTポイントを現金化する方法を4つご紹介します。簡単な方法から最もお得に交換できる方法についても詳しく解説するので、自身にとってどの方法が最も魅力的かを考えながらチェックしてもらえたら幸いです。
1.最も簡単:PayPay銀行に振り込み
画像引用元:Tポイントの現金交換|PayPay銀行(2020年11月10日取得)
最も簡単なのが、PayPay銀行の口座に振り込みキャッシュバックしてもらうこと。必要なのはPayPay銀行の口座だけで、簡単に現金化できるので最も手軽と言えます。
しかし交換レートは1,000ポイント→850円なので目減りします。また、ポイント交換は1,000ポイント以上100ポイント単位で行う必要があります。少なくとも1,000ポイント貯まっていないと交換できないのでご注意ください。
Tポイントの現金交換は、Yahoo! JAPANのページより行います。Yahoo! JAPAN IDでログインし、交換可能ポイントを確認してください。Yahoo!ウォレット受取口座情報にPayPay銀行口座を登録します。交換したいポイント数を入力し、入力内容を確認した上で申し込めば手続きは完了です。
交換までには2週間程度時間がかかるので、すぐに現金化できないところは覚えておく必要があるでしょう。
2.最もお得に交換できる可能性あり:SBI証券で投資信託を売買して即出金
画像引用元:SBI証券|株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA(2020年11月10日取得)
SBI証券ではTポイントを1ポイント=1円として、株や投資信託の購入に充てることができます。
特に投資信託は100円から購入することができるので、これを利用してTポイントで投資信託を購入し、すぐに売却することで現金化することができます。
1ポイント=1円のレートで使うことができるのでPayPay銀行よりも高レートでポイントを消費できます。とはいえ売買金額によっては、購入時よりも売却時の価格の方が低く、損することもあります。
必要なのはSBI証券の口座だけです。口座開設には多少時間がかかりますが、ネット上から簡単に行うことができます。
口座開設後、SBI証券の投資信託取引画面から、Tポイントを使って投資信託を購入し、約定後は即座に売却しましょう。こうすることで売却損益が現金として口座に入金されます。
注意したいのは、投資信託の売買に手数料がかかることです。この手数料は選ぶ銘柄によって変化します。銘柄を選ぶ際には①ノーロード②信託報酬0.1%以下②信託財産留保額 ・解約手数料なし この4つに気をつけておけば手数料をかなり抑えることができます。
また、口座開設時に源泉徴収ありを選択すると、売却益発生時に税金がとられてしまいます。通常、売却利益は20万円を超えない限り確定申告する必要はありません。そのため、頻繁に取引するトレーダーでもなければ源泉徴収なしの口座にしておくと節税できます。
ちなみにSBI証券の口座開設を行うと、期間固定Tポイントが100ポイントもらえます。その100ポイントも投資信託の購入に使えるので、有効活用しましょう。
3.簡単:ネオモバイル証券で単元未満株を売買して即出金
画像引用元:日本初!Tポイントを使って株が買えちゃう!|SBIネオモバイル証券~Tポイントで株取引・資産運用ができる|ネオモバ(2020年8月10日取得)
SBIネオモバイル証券も、本来Tポイントを使って投資をすることができる証券会社です。SBI証券は投資信託が対象銘柄でしたが、SBIネオモバイル証券は株式投資の代金にTポイントを使うことができます。
通常国内株は100株単位でしか売買できません。そのため1株500円の銘柄でも5万円用意する必要があります。しかしSBIネオモバイル証券は1株単位で売買できます。そのため株を購入してすぐ売却すれば現金化することができます。
一方で気をつけたいのは、リアルタイムで注文できないことです。例えば13:30以降に出した注文は、翌日の9:00に処理されます。このようなタイムラグがあるので、場合によっては大きく値が動いてしまい、思わぬ損失を生む可能性もあります。
そのためリスクは結構高いのですが、口座開設や売買の手続きはわりと簡単なので、サクッと利用したい人にはおすすめです。また、そもそもTポイントで株が買えるというのは画期的です。株に興味があるのならSBIネオモバイル証券で初めてみると良いでしょう。
なお、売買手数料は月間50万円以下の取引なら無料です。一方で毎月220円(税込)のサービス利用料がかかります。ただし、支払い済むと200円相当の期間固定Tポイントがもらえます。もちろんこのポイントを使って取引することもできます。よって実質的な負担は20円だけとも言えます。
Tポイントを使って国内株の取引が可能。約定タイミングはリアルタイムではないので、思わぬ損失を招く可能性もある。ただポイントで株を買えるというのは魅力的。ポイントの現金化だけでなく、株式投資に魅力を感じる人におすすめ。手数料も安い。
4.意外と簡単:ネオモバFXでドル円を売買して即出金
画像引用元:日本初!ネオモバならTポイントを使ってFXが始められる!SBIネオモバイル証券(2020年5月26日取得)
個人的には現金化するのにベストな方法だと思っているのがネオモバFXを使った方法です。
SBI証券と同じように、Tポイントを1ポイント=1円としてFXの証拠金に使うことができます。そして売買することでポイントを現金化できます。
FXと聞くと怖いイメージがあるかもしれませんが、ネオモバFXなら心配無用です。
まずネオモバFXでは1通貨から取引できます。通常FXでは1万通貨から取引することになります。そのため、だいたい1回の取引で100万円近い金額を取引することになります。しかしネオモバFXならば少額での取引となるので、そもそもすぐに売買すれば損益も少額なのでそんなに心配しなくて良いと思いますが、例えめちゃくちゃタイミングが悪くて大きく相場が動いたとしても、損失は数百円で済むでしょう。
また、FXではスプレッドと呼ばれる実質的な取引手数料が存在します。しかしネオモバFXなら1,000通貨以下でドル円を取引した場合はスプレッドがかかりません。
その代わりネオモバFXを利用するには前述のネオモバイル証券の口座が必要になるため、毎月手数料が220円(税込)かかります。ただし先の通り手数料を支払うと200円相当のTポイントがもらえます。このTポイントはネオモバイル証券でしか使えませんが、同じ方法で現金化できます。なお、サービスの休会手続きを行えば、手続き完了日の翌月からは利用できなくなる代わりに手数料の発生も止まるのでご安心ください。
以上の通り、少額で取引できるのでリスクが低い、手数料が安いという2点からTポイントの現金化にはネオモバFXが最も最適だと考えます。
Tポイントを証拠金に使ってFXができる日本で唯一の取引所。1通貨単位での取引が可能なので、ドル円ならば5ポイントあれば取引できる。スプレッドも1,000通貨以下での取引なら0銭であり、現金化には最適。
注意:これらの方法は現金化まで最短でも1日かかる
紹介した4つの方法ですが、どれも即日に対応したものではなく現金化までには最低でも1日はかかります。
- PayPay銀行:手続きから2週間程度
- SBI証券:最短で約定日の翌々銀行営業日
- SBIネオモバイル証券:最短で約定日から数えて3営業日目
- ネオモバFX:最短で約定日から数えて3営業日目
紹介した4つの方法の中で最も早いのは、SBI証券です。売却が完了すると、その翌日に現金が証券口座に反映されます。その後午後3時30分までに出金手続きを実施すると、さらにその次の銀行営業日に出金が実施されます。
Tポイントの使い道に困っているならウエルシア薬局での利用がおすすめ
「必ずしも現金でなくて良いからTポイントを有効活用したい」、「手続きを面倒に感じる」という方にはウエルシア薬局での活用をおすすめします。
ウエルシア薬局では毎月20日に「ウエルシアお客様感謝デー」が開始され、この日に限りTポイント200ポイント以上の利用で1.5倍分の買い物ができます。
つまり200ポイントであれば300円分の買い物ができ、1,000ポイントであれば1,500円分の商品が購入できるのです。1ポイントが1.5円分として利用できます。
お近くにウエルシア薬局があり定期的に利用している方であれば、わざわざ紹介した現金化の方法ではなくウエルシア薬局のウエルシアお客様感謝デーを有効活用するのも選択肢の一つです。