SBIネオモバイル証券
SBIとCCCが合同で設立した新しい証券会社。一般的な証券会社とは異なり、スマホ取引専用、Tポイント利用可能、1株から購入可能などの特徴がある
取扱商品
信用取引 | IPO | アメリカ株 | 中国株 | NISA | ジュニアNISA |
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× | ○ | × | × | × | × |
現物取引手数料/ネット注文の場合
1回あたりの約定代金 ※全て税抜表示。
取扱無し
1日あたりの約定代金合計 ※全て税抜表示。
取扱無し
画像引用元:日本初!Tポイントを使って株が買えちゃう!|SBIネオモバイル証券~Tポイントで株取引・資産運用ができる|ネオモバ(2020年8月10日取得)
ネオモバイル証券なら少額で株取引を始めることが可能。しかもTポイントを購入資金に使えるので、1,000ポイントもあれば1株を購入することが可能。少額でコツコツと積立てていきたい人に最適。取引手数料は無料だが、月間約定金額に応じて毎月サービス利用料がかかる。ただし月々200ポイントもらえるので、実質的には数十円の負担で済む。
SBIネオモバイル証券のメリット
1株(単元未満株)から購入できる
SBI証券もそうですが、株を購入する際には100株単位で売買します。そのため、株価が1,000円だったとしても、取引するためには10万円が必要になるので、初心者にとっては荷が重いと思います。
しかしSBIネオモバイル証券は1株単位での購入が可能です。当然、株価が1,000円ならば、1,000円用意しておけば購入することができます。少額から取引できるので、初心者向きの証券会社と言えるでしょう。
Tポイントで株を購入できる
SBIネオモバイル証券はSBI証券とTポイントの運営元であるCCC(カルチュアルコンビニクラブ)が設立した証券会社です。そのためSBIネオモバイル証券では、Tポイントを購入資金に充てることができます。レートはもちろん1ポイント=1円なので、Tポイント加盟店で使った場合と比較しても損しません。
端数でも購入資金に充てることができるので、例えば1株1,000円の場合、Tポイント200ポイント+現金800円があれば1株購入することができます。
つまりTポイントを投資に充てることができるので、Tポイントの使い道に困っている人にもおすすめです。
1株からIPOに参加できる「ひとかぶIPO」
SBIネオモバイル証券では「ひとかぶIPO」というサービスがあります。IPOは通常100株から申し込むので、IPOに参加するためにはまとまった資金が必要になります。
しかしSBIネオモバイル証券ならば1株からIPOに参加することができます。
IPOは抽選なので、必ずしも購入できるわけではありません。ただし「若年優遇」「取引継続優遇」「FX取引口座保持優遇」といった優遇制度があり、該当者は当選確率がアップします。
株の定期買付が可能
まるで投資信託の積み立て投資のように、株式の積立買付が可能です。株式でもドルコスト平均法が使えるので、資産形成に役立ってくれるでしょう。
もちろんポイントを利用しての買い付けも可能です。
ただし、株数を指定しての買い付けはできません。設定金額内での成行注文になります。
優待情報や利回りも瞬時にわかる!初心者向けでわかりやすい
SBIネオモバイル証券の取引画面では、優待情報や利回りがわかりやすく表示されます。SBIネオモバイル証券は、前述の通り「1株から取引可能」「定期買付が可能」という積立に強みを持ちます。
となると長期保有が前提になると思います。長期保有だと株主優待や配当も銘柄選びで大事な要素になります。SBIネオモバイル証券なら取引画面から簡単にそれらの情報を確認できるので役立つでしょう。
SBIネオモバイル証券のデメリット
取引しない月も手数料がかかる
SBIネオモバイル証券は手数料体系が独特です。1回の取引ごとにかかるのではなく、月間の約定金額に応じて月々の手数料が決まります。
月間の国内株式約定代金合計額 | 月額サービス利用料(税込) |
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0円~50万円 | 220円 |
〜300万円 | 1,100円 |
〜500万円 | 3,300円 |
〜1,000万円 | 5,500円 |
以下、100万円ごとに1,100円が加算 |
月間の約定金額が50万円以下ならば220円(税込)の手数料だけで取引できるのは大きなメリットなのですが、一方で例えば1ヶ月に1回も取引しなかった場合でも、必ず手数料が発生してしまいます。
もしもあらかじめ取引をしないことがわかっているのなら、サービス利用停止手続きを行うことで、停止手続きの翌月以降の手数料の支払いを止めることはできますが、そうしない限り毎月最低でも220円(税込)の手数料がかかるのでご注意ください。
ただし、手数料を支払うと毎月200円相当のTポイントが貯まります。したがって、実質的な負担は消費税分の20円だけで済むと言えます。なおこのTポイントは期間固定ポイントで、SBIネオモバイル証券でしか使うことができません。
クレジットカードがないと利用不可
毎月の手数料の支払いは、口座開設時に登録したクレジットカードから引き落とされます。
逆に言えば、クレジットカードがなければ利用することができません。ただし、プリペイドカードのKyashを使って支払うことはできたので、おそらくクレジットカード以外でもプリペイドカードやデビットカードがあれば支払うことは可能だと考えられます。
スマホ以外だと利用しにくい
SBIネオモバイル証券は、「モバイル」と名前にある通り、スマホでの利用に最適化されています。そのためタブレットやPCからだと利用できないことはありませんが、使いづらいのが欠点です。
ただし、デイトレードなければチャートや板などを見て取引することはそうないと思うので、ガッツリトレードするわけでなければたいしたデメリットではないかもしれません。