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株式投資入門4 銘柄選びと売買の方法

公開年月日 : 2016/09/30 更新年月日 : 2016/10/02

口座を開設したら、早速、株の取引をしてみましょう。株取引に便利な取引ツールは、証券会社の公式ホームページからダウンロードできます。大手の証券会社は、特にスマートフォン用のアプリケーションに力を入れています。時間や場所を選ばずに片手で株取引したい人は、スマホ用のアプリケーションをインストールしましょう。

証券口座への入金

株取引を始めるために、まずは証券口座に入金しましょう。入金方法は大きく分けて2つあり、ネット上での入金と、ATMや店頭からの銀行振込入金の2つです。

ネット入金

ネット入金なら、24時間365日いつでも入金できます。振込手数料無料で、入金額が証券口座に即時反映されます。ネット入金を行うには、証券会社と提携している銀行のインターネットバンキングとの契約が必要です。三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、ジャパネット銀行などの主要銀行であれば、多くの証券会社とも提携しています。

銀行振込・ATMによる入金

銀行窓口やATMから入金する場合は、振込手数料がかかる上に、証券口座に金額が反映されるまでにタイムラグがあります。また、ATMや銀行窓口に行く時間もかかってしまいます。お金も時間もロスしてしまうので、ネット入金を優先して使いましょう。

株式銘柄の選び方

次は株の銘柄選びです。証券取引所で取引されている会社の株のことを銘柄と呼び、どれを選ぶかで今後の損益が大きく変わります。ここでは、どんな銘柄を選んだら良いかわからない人のために、参考例を2つ紹介します。

配当や株主優待が良い銘柄

配当金・株主優待は、値上がり益と違って、安定して受け取ることができます。そのため、例え初心者でも株を保有しているだけで恩恵を受けられます。インターネットで、「高配当銘柄」「おすすめ株主優待」などのキーワードで検索すれば、持っているだけで利益を得られる銘柄が紹介されています。

株価上昇を期待できる成長株

売上や利益を年々と伸ばしている企業は「成長株」と呼ばれ、株価も上昇する傾向があります。企業のIR情報を見れば過去の売上や利益を確認でき、成長株かどうかを見分けられます。成長株を購入し、読み通り値上がりし続ければ、値上がり益で大儲けできるでしょう。

株式の購入

購入する銘柄を決めたら、早速買い注文を出してみましょう。株の購入手続きは、ログイン→銘柄検索→株数の設定→買い注文の選択、の4ステップです。以下で説明します。

まずは、証券会社のホームページや証券会社が配布しているアプリケーションを立ち上げて、取引画面からログインします。ID・パスワードは、口座開設時に証券会社から渡された資料を確認しましょう。

次に、購入する銘柄を探しましょう。銘柄の名前や、それぞれの銘柄に割り振られた4桁の証券コード(銘柄コード)を入力して検索すれば、該当する銘柄の株価情報が表示されます。銘柄に間違いがなければ、購入する株数を入力します。最後に注文方法を選びましょう。注文は「成行」「指値」から選べます。

成行注文

購入する値段を決めないで、任意の数の株式を成り行きで購入する方法です。ほぼ確実に株を購入することができますが、想定していた株価よりも高い値段で買ってしまうリスクがあります。

指値注文

指定した購入価格より安い場合に、自動的に株を購入する方法です。成行と違って価格を設定するので、想定外の価格で買わされるリスクはなくなります。ただし、指定した株価では取引が成り立たない場合があります。また、逆指値と呼ばれる方法もあり、この場合は指定した株価より高くなった場合に自動的に株を購入します。

株式の売却

購入した銘柄が、購入時と比べて十分に値上がりしたら、株を売却して利益を確定させましょう。株の売却も、ログイン→銘柄選択→株数の設定→売り注文の選択、の4ステップで終了します。

まず、ログイン後の管理画面で、あなたが所有する銘柄がリストアップされていることを確認します。今回の取引で売却したい銘柄を選んで、売却する株数を入力します。株の売却でも、「成行」「指値」から選べます。

株を売却して得たお金を引き出すためには、出金指示が必要です。出金先の口座と出金したい金額を決めたあとにパスワードを入力すれば出金作業は完了します。1〜2営業日後に指定口座にお金が振り込まれます。

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