モバイルPASMOのおすすめクレジットカードを紹介!チャージでポイント貯まる!
いよいよ登場したモバイルPASMO。アプリを用意しておけば、改札でスマホをかざすだけでPASMOとして入場することができます。また、モバイルSuica同様に、幅広いクレジットカードからチャージできるようにもなりました。
では、どのクレジットカードでチャージするのがおすすめなのでしょうか?モバイルPASMOにチャージできるクレジットカードの特徴を比較して、おすすめなものを紹介していきます。
これまでクレジットカードでPASMOにチャージするには、オートチャージ対応のクレジットカードを使うしかありませんでした。しかしモバイルPASMOはアプリ上からその都度チャージすることが可能です。
目次
モバイルPASMOにチャージ可能なクレジットカードまとめ
モバイルPASMOを利用するためには、チャージをしなければなりません。券売機やバスの車内、コンビニなどでも現金によるチャージが可能ですが、毎回行うのはさすがに面倒でしょう。一方で、クレジットカードであれば簡単にチャージできます。
こちらではモバイルPASMOのチャージに対応しているクレジットカードをご紹介します。
ダイナースブランド以外のクレジットカードなら全てOK!
Visa・MasterCard・JCB・American Expressの4つのブランドに対応しており、ダイナースは対応していません。最近ではクレジットカードの複数枚持ちも当たり前なので、特に心配はないでしょう。ただ4つのブランドに該当するカードであったとしても、本人認証サービス(3Dセキュア認証)に未対応であると登録できないので注意してください。3Dセキュア認証はカード会社によって申込みが必要なケースもあるので、事前に確認しておきましょう。
クレジットカードから入金するためには、事前にカードの登録をしておかなければなりません。モバイルPASMOアプリを開き左上のアカウント設定をタップします。アカウント設定の画面で、クレジットカード情報をタップしてください。利用規約が出てくるので読んで同意しカードなどの必要情報を入力します。以上で登録は完了です。
チャージ可能だがポイントが貯まらないものに注意
モバイルPASMOにクレジットカードからチャージするメリットの一つとして、ポイントがあります。現金チャージでは基本的にポイントはたまりませんが、クレカからチャージすることでカードのポイントを貯められるのです。
例えば30,000円をチャージするとして、カードの還元率が0.5%であれば150円分のポイントが獲得できます。還元率が1.0%であれば月々300円分のポイントを取得できます。
ただし、カード利用でポイントが獲得できるカードであったとしても、モバイルPASMOチャージ時にポイントがたまらないカードも存在します。代表的なのがAmerican Express発行のカードおよび楽天カードです。
American Expressの公式ページを確認してみると、ポイント加算対象外の加盟店の項目に「モバイルPASMOチャージ」が明記されています。楽天カードの公式ページにも、カード利用獲得ポイントの対象外として「モバイルPASMOチャージ」が明記されています。
さらにJCB系のカードや三井住友系のカードについても、チャージでポイントが獲得できないと公式ページ等に明記されています。
電子マネーのチャージで得られるクレジットカード会社の利益は微々たるものとされており、旨味が少ないと言われています。よって、今後はさらにポイントが獲得できないカードが増える可能性もあるため予断を許しません。
オートチャージ対応のカードと非対応のカードがある
カードからのチャージには、自分で手続きして入金する方法および残額が少なくなると自動的に入金されるオートチャージがあります。その都度自分でチャージするのは大変なので、多くの方はオートチャージに魅力を感じると思いますが、すべてのカードで対応しているわけではありません。
オートチャージに対応しているのは、基本的に鉄道会社系のクレジットカードです。代表的なものは以下の通りです。
- TOKYU CARD
- Tokyo Metro To Me CARD
- SEIBU PRINCE CLUBカード セゾン
- OPクレジットカード
京成カード•相鉄カード•東武カードもオートチャージに対応しているため、利用を検討してみてはいかがでしょうか?
モバイルPASMOのオートチャージ機能は改札機にタッチした時点でパスも残額が2,000円以下であると、自動的に3,000円がチャージされます。オートチャージする条件や金額はモバイルPASMOアプリからの変更も可能であり、非常に使い勝手の良い機能であることは間違いありません。
まずはオートチャージ可能なおすすめなクレジットカードをご紹介します。
【オートチャージ対応】モバイルPASMOチャージにおすすめのクレジットカード
普段使う私鉄の会社が発行しているクレジットカードがおすすめ
あなたが普段使っている私鉄発行のクレジットカードをオートチャージに利用しましょう。なぜなら特典によってよりお得に使える可能性があるからです。。
私鉄発行のクレジットカードであれば、基本的にオートチャージに対応しています。さらにPASMO対象の路線を利用することでボーナスポイントを獲得できることもあります。
例えばあなたが東京メトロをよく利用しているのであれば、ToMe CARDを活用しましょう。メトロポイントPlusに申し込んだ上でPASMOを利用すると、乗車するごとに貯まる乗車ポイントが獲得できます。
ToMe CARDは種類が豊富であり、カードによって乗車ポイントは大きく異なります。Primeカードであれば、平日1乗車ごとに10ポイント、土休日は1乗車ごとに20ポイントが獲得可能です。ゴールドカードになると、平日1乗車ごとに20ポイント、土休日は1乗車ごとに40ポイントを獲得できます。
小田急線をよく利用しているのであれば、小田急ポイントカード(OPクレジットカード)がおすすめです。PASMOオートチャージサービスに登録することで、小田急線の月間の乗車に応じて小田急ポイント(乗車ポイント)が付与されるからです。ポイント付与率はPASMOで利用した運賃総額によって決まります。
運賃総額に対応したポイント付与率を以下に掲載します。
- ・1,360円以上:1%
- ・5,000円以上:2%
- ・10,000円以上:3%
- ・15,000円以上:5%
- ・20,000円以上7%
仮に運賃総額が7,000円とするとポイント付与率は2%なので、140円分の乗車ポイントが付与されます。仮に25,000円を使ったのであれば付与率は7%なので、1,750円分ものポイントが貰えるのです。
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO:還元率1%!最もお得にチャージ可能
モバイルPASMOへのオートチャージで最もお得なのはTOKYU CARD ClubQ JMB PASMOです。このカードに入会し、「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」に登録すると、モバイルPASMOへのオートチャージでのポイント還元率が1%となります。
他のカードの場合は還元率0.5%なので、最も高い還元率でチャージすることが可能です。
カード名 | 年会費 | 還元率 | 貯まったポイントの PASMOチャージ |
---|---|---|---|
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO | 初年度無料/1,000円(税別) | 1% | 10ポイントでPASMO10円分 |
Tokyo Metro To Me CARD Prime | 初年度無料/2,000円(税別)※1 | 0.5% | 10ポイントでPASMO10円分 |
OPクレジットカード | 初年度無料/500円(税別)※2 | 0.5% | 不可 |
ただし、注意点が3つあります。
1つ目は、オートチャージではなくアプリ上から手動でチャージした場合はポイントの対象外であることです。1ポイントも貯まらないのでお気をつけください。このカードからは必ずオートチャージしましょう。
2つ目は、オートチャージで貯まるTOKYU POINTは、モバイルPASMOに還元できないことです。カードタイプのPASMOであれば、券売機からPASMOの残高に交換することが可能です。
3つ目は、カードの年会費が有料なことです。初年度は無料ですが、2年目から1,000円(税別)かかります。PASMOオートチャージでの還元率が1%なので、単純計算で年間11万円以上モバイルPASMOにチャージして初めて年会費の元が取れます。
- PASMOとしても使える&PASMOへのオートチャージでポイントが貯まる!還元率は1%で他社カードよりもお得
- 貯まったポイントは1ポイント=1円としてPASMOにチャージ可能
- 年会費初年度無料!翌年度からは1,000円(税別)
年会費(税別) | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
1,000円 | 0.5~10% | Master |
モバイルPASMOへのオートチャージが最もお得なクレジットカード。「電車とバスで貯まるTOKYU POINT」に登録することで、オートチャージ時の還元率が1%になる。手動チャージの場合はポイント対象外なので要注意。
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OPクレジットカード:迷ったらこれ!年会費実質無料で使える
OPクレジットカードからオートチャージ設定したモバイルPASMOで小田急電鉄に乗車すると、1ヶ月間の乗車運賃に応じてボーナスポイントがもらえます。そのため小田急電鉄ユーザーにおすすめです。
そしてそれだけでなく、「結局どのクレジットカードからチャージしたら良いかわからない人」にもおすすめです。なぜならOPクレジットカードは、年1回のカード利用で年会費が無料になるからです。
先に紹介した東急カードは還元率1%ですが年会費が1,000円(税別)かかるので、年間11万円以上チャージしないと元が取れません。一方でOPクレジットカードは1回でもモバイルPASMOにチャージすれば年会費が無料になるので、元をとる必要がなくなります。1回のチャージでも十分お得なので、迷っている人におすすめなのです。
ちなみに年に1度もカード決済しなかった場合でも、年会費は500円(税別)と安いのでご安心ください。
しかしOPクレジットカードの利用で貯まる小田急ポイントは、モバイルPASMOはおろかカードタイプのPASMOにも還元することができません。小田急ポイント加盟店で使うか、ホテル宿泊券などとの交換が主な使い道になります。
年会費 | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
500円 | 0.5~10% | VISA, Master, JCB |
PASMOを使って小田急電鉄に乗ることが多い人に最もおすすめのクレジットカード。PASMOチャージでポイントが貯まるだけでなく、チャージしたPASMOで小田急電鉄に乗車すると、それだけでもポイントが貯まる。ただし、貯まったポイントはPASMOの残高には還元できないので要注意。
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【オートチャージ非対応】モバイルPASMOチャージにおすすめのクレジットカード
アプリを利用すれば随時チャージできるので、「オートチャージにこだわる必要はない」と考える方も少なくありません。そんな方におすすめのクレジットカードを2つご紹介します。
ビックカメラSuicaカード:モバイルSuicaとモバイルPASMOどちらもお得
モバイルSuicaへのチャージで圧倒的にお得とされていますが、モバイルPASMOへのチャージ用カードとしても注目を集めています。またビックカメラ利用時に高還元率である点も魅力の一つです。
Suicaへチャージすると1.5%相当のJRE POINTが獲得でき、さらにビックカメラでチャージしたSuicaを利用すると10%のビックポイントがもらえるため還元率は11.5%相当にもなります。さらに獲得したビックポイントはSuicaに移行させることも可能なので、JR東日本を利用する機会が多い方にとっては欠かせないカードです。
ちなみにモバイルPASMOへチャージした場合は、1,000円に付きJREポイントが5ポイント、ビックカメラポイントが5ポイントで合計10ポイントの獲得となります(還元率:1%)。
実質年会費が無料である点も見逃せません。初年度無料であり、2年目以降は税込み524円ですが前年に1回でもクレジット利用があると無料です。
年会費(税別) | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
477円 | 1.0~10% | VISA, JCB |
ビックカメラSuicaカードはその名の通りSuicaカードだが、モバイルPASMOに手動チャージすることも可能。PASMOチャージでのポイント還元率は1%であり、比較的高め。また、このカードは年1回決済することで年会費が無料になるのでコスト的にもおすすめ。
暮らしの達人経由での新規入会+エントリーで最大3,000円相当のJRE POINTをプレゼント!
- JCBブランドでの新規入会で1,000ポイントを付与
- 2021年3月31日までにカードを利用5万円(税込)ごとにJRE POINT 1,000ポイントを付与(最大2,000ポイント)
モバイルPASMOはクレジットカードからチャージして使おう!
モバイルPASMOはクレジットカードを利用することでオートチャージの対象になることもありますし、カードのポイントを貯めることも可能です。チャージにおすすめのカードも紹介しましたが、気になるものはありましたか?
オートチャージが可能でしかもポイントの獲得も可能なのが、ToMe CARDや小田急ポイントカード(OPクレジットカード)です。登録などが必要になることもありますが、乗車ポイントが獲得できるものもあるため、公共交通機関でPASMOを利用する機会が多い方におすすめです。
オートチャージ不可なカードの中にも、ポイント還元率に優れるお得なカードはあります。ただ、電子マネーのチャージをポイントの対象外としているカードもあるので注意してください。
モバイルPASMOを使いこなせるようになれば、日頃の決済も楽になりますし、節約にもつながるはずです。普段、自身がどのようなところでPASMOを利用していたりクレジットカードを利用したりしているかを考えた上で適切なものを選びましょう。