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国税の支払いでマイルが貯まるおすすめ法人カード

公開年月日 : 2018/01/24 更新年月日 : 2018/02/14

国税クレジットカードお支払サイト

引用元:国税クレジットカードお支払サイト(2018年1月11日取得)

2017年1月に「国税クレジットカードお支払サイト」が登場し、クレジットカードによる国税の納付が可能になりました。対象の国税は以下の通りです。

  • 申告所得税及び復興特別所得税
  • 消費税及び地方消費税
  • 法人税(連結納税を含む)
  • 地方法人税(連結納税を含む)
  • 相続税
  • 贈与税
  • 源泉所得税及び復興特別所得税
  • 源泉所得税
  • 申告所得税
  • 復興特別法人税(連結納税を含む)
  • 消費税
  • 酒税
  • たばこ税
  • たばこ税及びたばこ特別税
  • 石油税
  • 石油石炭税
  • 電源開発促進税
  • 揮発油税及び地方道路税
  • 揮発油税及び地方揮発油税
  • 石油ガス税
  • 航空機燃料税
  • 登録免許税(告知分のみ)
  • 自動車重量税(告知分のみ)
  • 印紙税

引用元:クレジットカード納付のQ&A|納税証明書及び納税手続関係|国税庁(2018年1月11日取得)

このサイトの登場により、家にいながらにして納付が可能になったり、実際の引き落としを1〜2ヶ月程度遅らせたりすることができるようになりました。そしてもちろん、ポイントやマイルが貯まるのもクレジットカード納付の大きなメリットです。

しかしクレジットカードで納付すると、1万円ごとに82円の手数料が発生してしまいます。

  • 納付税額 決済手数料(税込)
  • 1円~10,000円 82円
  • 10,001円~20,000円 164円
  • 20,001円~30,000円 246円
  • 30,001円~40,000円 328円
  • 40,001円~50,000円 410円

※以降、10,000円を超えるごとに決済手数料82円が加算されます。

引用元:国税クレジットお支払サイト(2018年1月11日取得)

納付金額に対して、その手数料の割合は0.82~1.64%になります。つまり、ポイント還元率1.64%以上のクレジットカードで支払わないと、損をしてしまうことがあります

そのため、「国税をクレジットカードで支払って、ポイントを貯めて得したい!」と考えている方にとっては、クレジットカードでの納付は不向きかもしれません。しかし国税をクレジットカードで支払ってマイルを貯めようと考えている方であれば、手数料の負担を考慮してでもお得になることがあります。

そこでこの記事では、国税の支払いでマイルが貯まるおすすめのクレジットカードを4枚紹介します。

JALマイルが貯まりやすい:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

国税の支払いでJALマイルを貯めるなら、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードをおすすめします。このカードの特典であるSAISON MILE CLUBに登録するだけで、2,000円の支払いにつき22.5マイル貯まるからです。

1万円納税する場合、82円の手数料がかかりますが112.5マイルが貯まります。これはつまり、1マイルを約0.73円で購入したのと同じことです。

マイルの貯まり方の内訳は以下の通りです。

SAISON MILE CLUB登録済の場合
利用額1,000円につきJALマイルが10マイル貯まる
利用額2,000円につき永久不滅ポイントが1ポイント(2.5マイル相当)貯まる
つまり利用額2,000円につき22.5マイル貯まる
SAISON MILE CLUB未登録の場合
利用額1,000円につき永久不滅ポイントが1ポイント(2.5マイル相当)貯まる

SAISON MILE CLUBに登録するには、通常4,000円(税別)がかかります。しかしセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード会員なら無料で登録できるのです。

ただし、サービス利用にあたって覚えておくべきことが3点あるのでご紹介します。

  • SAISON MILE CLUBへの申し込みから登録完了までは1ヶ月ほどかかる
  • 登録完了月の11日以降の利用分から適用される
  • 貯まるマイルは年間で150,000マイルまで(1,500万円利用分まで)

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはコスト面でも優れており、年会費はプラチナカードとしては安く20,000円(税別)です。しかも年間カード利用額が200万円以上に達すると、翌年度の年会費が10,000円(税別)に割引されます

年会費が安くなっても特典はプラチナならではのものが付帯されており、コンシェルジュデスクやプライオリティ・パスの利用などが可能です。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード(公式サイト)

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ANAマイルが貯まりやすい:ANA JCB法人カード

ANA JCB法人カード(一般)

ANAマイルを貯めている方におすすめするのはANA JCB法人カードです。ANAの法人カードはJCBブランドに限り、利用額1,000円ごとに10マイルが貯まります。同じANA法人カードでもVISA/Masterやダイナースブランドの場合はANAマイルが貯まらないのでご注意ください。

ANA JCB法人カードには一般カード、ワイドカード、ワイドゴールドカードの3種類があります。年間カード利用額が300万円以上を見込む方はワイドゴールドカードがおすすめです。それ以外の方は一般カードで十分でしょう。

その理由はJCB STAR MEMBERSと呼ばれるボーナスポイント制度にあります。これは毎年12/16から翌年12/15までの1年間のカード利用額に応じて、翌年度のポイントレートが変化するという制度です。

JCBゴールドカードの年間カード利用額に応じたポイントレートアップ制度

年間カード利用額 ランク名 翌年度のポイントレート マイル換算
50万円以上 スターβ 1,000円→1.1ポイント付与(10%UP) 10.3マイル
100万円以上 スターα 1,000円→1.2ポイント付与(20%UP) 10.6マイル
300万円以上 ロイヤルα 1,000円→1.25ポイント付与(25%UP) 10.75マイル

ゴールドカード以上のカードのみ適用

ワイドゴールドカードの場合のみ、年間300万円以上の利用でロイヤルαが適用され、翌年度のポイントレートが1,000円で10.75マイルになります。例えば1万円の納付なら107.5マイルが貯まり、手数料は82円なので、約0.76円で1マイルを購入したことになります

ボーナスポイントとして付与されるポイントは1ポイント→3マイルのレートでしか移行できません。そのため、実際に貯まるポイントは1,000円で1.25ポイントですが、通常分の1ポイントは10マイル、ボーナス分の0.25ポイントは0.75マイルの移行レートとなり、合計10.75マイルが貯まる計算です。

一般カードやワイドカードの場合、ロイヤルαは適応されませんが、年間100万円以上のカード利用があればスターαが適用され、翌年度は1,000円で10.6マイル貯まります。

ANA法人カードの年会費とボーナスマイルの比較

カード名 ANA JCB法人カード(一般)
一般
ANA JCB法人カード(ワイドカード)
ワイド
ANA JCB法人カード(ワイドゴールド)
ゴールド
年会費
(税別)
基本会員 2,250円 11,750円 19,000円
追加会員 750円 750円 4,000円
マイル移行手数料(年間) 5,000円 5,000円 無料
ショッピングでの
マイル付与レート
1,000円→10マイル 1,000円→10マイル 1,000円→10マイル
ボーナスマイル 新規入会 1,000マイル 2,000マイル 2,000マイル
年間継続 1,000マイル 2,000マイル 2,000マイル
搭乗毎 フライトマイルの
10%をプラス
フライトマイルの
25%をプラス
フライトマイルの
25%をプラス

ANA JCB法人カード(公式サイト)

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ANA/JAL以外のマイルを貯めることができる法人カード

アメックス、ダイナースならば、カード利用で貯めたポイントをANA/JAL以外の航空会社のマイルにも移行できます。

ただし、どちらのカードもショッピングの利用では通常100円で1マイルが貯まるのに対して、国税の支払いでは200円で1マイルしか貯まりません。また、アメックスに限ってはANAマイル以外のマイルに移行すると、さらにレートが下がって200円で0.8マイルとなってしまいます。

それぞれのカードについて、詳しくご紹介していきましょう。

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デルタやフライング・ブルーなど15社のマイルに移行できるアメックス

アメリカン・エキスプレス・ビジネスカード

アメックスが発行する法人カードなら、貯めたポイントを15社のマイルに移行できます。

ワンワールド加盟航空会社のマイル(4社)
キャセイパシフィック航空(アジア・マイル)、ブリティッシュエアウェイズ(エグゼクティブクラブ)、フィンランド航空(フィンエアー・プラス)、カタール航空(プリビレッジクラブ)
スターアライアンス加盟航空会社のマイル(4社)
ANA(ANAマイレージクラブ)、タイ国際航空(ロイヤルオーキッドプラス)、シンガポール航空(クリスフライヤー)、スカンジナビア航空(SASユーロボーナス)
スカイチーム加盟航空会社のマイル(4社)
チャイナエアライン(ダイナスティ・フライヤー)、デルタ航空(スカイマイル)、アリタリアイタリア航空(クラブ・ミッレミリア)、エールフランス/KLM航空(フライング・ブルー)
その他の航空会社のマイル(3社)
ヴァージンアトランティック航空(フライングクラブ)、エティハド航空(エティハド・ゲスト)、エミレーツ航空(エミレーツ・スカイワーズ)

注意点は以下の通りです。

  • 国税の支払いでは200円で1ポイント付与(通常は100円で1ポイント)
  • ポイントをANAマイルに移行する場合は1ポイント→1マイル
  • ANAマイルに移行するには年間5,000円(税別)の移行手数料が必要
  • ANAマイルへの移行上限は80,000マイル
  • ANA以外のマイルに移行する場合は1ポイント→0.8マイル
  • 年間登録料3,000円(税別)を払ってメンバーシップリワード・プラスに登録しないと、全て1ポイント→0.5マイル

つまりマイル付与レートを最大限にするには、ANAマイルに移行する場合は年間8,000円(税別)が、ANAマイル以外は年間3,000円(税別)のコストが、カードの年会費とは別にそれぞれかかります。

アメックスが発行している法人カードには、アメリカン・エキスプレス・ビジネスカードアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの2種類がありますが、マイルの貯めやすさに関しては違いがありません。それどころか特典内容もほとんど変わりません。アメリカン・エキスプレス・ビジネスカードの方がコストパフォーマンスに優れているため、こちらをおすすめします。

アメリカン・エキスプレス・ビジネスカード
本会員:12,000円(税別)
追加カード会員:6,000円(税別)
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
本会員:31,000円(税別)
追加カード会員:1枚目無料、2枚目から12,000円(税別)

アメックスカードには、マイルが貯まる以外にもメリットがあります。それは限度額を超えて決済できる「事前入金」と呼ばれる制度を利用できる点です。

国税の納付額が高額だったり、クレジットカードを使いすぎたりした場合、カード決済したくても限度額に達してしまい、支払いができないことがあります。しかしアメックスが発行するカードなら、アメックスが指定した銀行口座にあらかじめ入金しておくことで、その分だけカード限度額を超えて決済することができます

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マイレージプラスやスカイパスなど5社のマイルに移行可能なダイナースカード

ダイナースクラブビジネスカード

ダイナースクラブカードも、貯めたポイントを以下の5社のマイルに移行できます。

スターアライアンス加盟航空会社のマイル(2社)
ANA(ANAマイレージクラブ)、ユナイテッド航空(マイレージプラス)
スカイチーム加盟航空会社のマイル(3社)
デルタ航空(スカイマイル)、アリタリアイタリア航空(クラブ・ミッレミリア)、大韓航空(スカイパス)

注意点は以下の通りです。

  • 国税の支払いでは200円で1ポイント付与(通常は100円で1ポイント)
  • マイルに移行するには、移行先を問わず年間6,000円(税別)の参加料が必要
  • ANAマイルへの移行上限は80,000マイル
  • ANAマイル以外への移行上限は100,000マイル

ダイナースクラブの法人カードは、ダイナースクラブビジネスカードと、ダイナースクラブカード入会後に追加カードとして発行するビジネス・アカウントカードの2種類があります。

カードスペックはほとんど変わりませんが、ビジネス・アカウントカードの方がトータルのコストは安くなります。

カード名 ダイナースクラブ ビジネスカード
ダイナースクラブ ビジネスカード
ダイナースクラブ ビジネス・アカウントカード
ビジネス・アカウントカード
年会費(税別) 27,000円 24,000円
従業員向け追加カード年会費(税別) 無料 発行不可

内訳は、ダイナースクラブカードが22,000円(税別)で、ビジネス・アカウントカードが2,000円(税別)。ビジネス・アカウントカードのみの発行は不可。

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限度額内で払い切れなければ、複数のクレジットカードを使って支払おう

アメックスの項目で説明したように、国税の納付額が高額になるとクレジットカードの限度額に達してしまい、支払いができないことがあります。

これを回避するには、アメックス事前入金を利用する以外にも、分割して支払う方法があります。

国税をクレジットカードで納付するには、自分で税金の種類や税額を入力します。その際に、例えば500万円の税金であれば今月は300万円だけ支払い、翌月残りの200万円を支払う、という分割払いが可能です。

また、1つの税金に対して複数のクレジットカードで支払うことも可能です。特に支払い期限に余裕がない場合は、1枚のクレジットカードで300万円支払い、もう1枚のカードで200万円支払えば、1日のうちに払い切ることも可能です。

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