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ANAカード12種類を徹底比較 特徴・違いを一覧表でわかりやすく解説

公開年月日 : 2017/11/17 更新年月日 : 2017/12/08

「ANAマイルをたくさん貯めたい」「ANA便の搭乗を便利で快適なものにしたい」このような理由でANAカードへの入会を検討している人は多いと思います。

しかし、ANAカードにはたくさんの種類があり、この中から自分に合った1枚を選ぶのは大変な作業です。JCBブランドのANAカードだけでも、ANAカード(一般) JCBとANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)の2種類がありますし、さらにJCBのANAカードには、一般カード、ワイドカード、ワイドゴールドカード、プレミアムカードの4ランクのカードがあります。

そこでこの記事では、暮らしの達人で紹介しているANAカードを一覧表でわかりやすくまとめつつ、各カードの違いや特徴について比較しながら紹介していきます。

ANAカード一覧表

まずは暮らしの達人で掲載されているANAカードについて一覧表にまとめて紹介します。カードの種類や、どんなパターンに分類されているのかをサクッとご確認ください。

ANAカード一覧表

種類
/クラス名
JCB ソラチカ VISA/Master Suica アメックス ダイナース
一般カード ANAカード(一般) JCB ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード) ANAカード(一般) VISA/Master ANA VISA Suicaカード ANAアメリカン・エキスプレスカード ×
ワイドカード ANA ワイドカード JCB × ANA ワイドカード VISA/Master × × ×
ワイドゴールドカード ANA ワイドゴールドカード JCB × ANA ワイドゴールドカード VISA/Master × ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード ANAダイナースカード
プレミアムカード ANA JCBカード プレミアム × × × × ×

:あくまでも暮らしの達人で掲載されているANAカードの一覧です
:学生向けカード、年齢制限があるカードは表から除外しています
:公式サイトでは、ワイドカードは一般カードに含まれますが、ここでは別のクラスとして扱います

上記の通り、縦に見ると4つのクラスに分類され、更に横に見ると、各クラスに2〜5種類のANAカードがあることがわかると思います。

では、これらのANAカードを縦に見た場合と横に見た場合で、どのような違いがあるのかをこれから詳しく紹介していきます。

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ANA一般カードの特徴・違いを徹底比較

グレード別、ANAカードの基本スペック・特典比較表

グレード ANAカード(一般) JCB
一般カード
ANA ワイドカード JCB
ワイドカード
ANA ワイドゴールドカード JCB
ゴールド
ANA JCBカード プレミアム
プレミアム
国際ブランド JCB(J)
VISA(V)
Master(M)
AMEX(A)
JCB(J)
VISA(V)
Master(M)
JCB(J)
VISA(V)
Master(M)
AMEX(A)
Diners(D)
JCB(J)
VISA(V)
AMEX(A)
Diners(D)
年会費
(税別)
2,000円
A:7,000円
7,250円 14,000円
A:31,000円
D:27,000円
J:70,000円
V/M:80,000円
A:150,000円
D:155,000円
ボーナスマイル 新規入会 1,000マイル 2,000マイル 2,000マイル 10,000マイル
年間継続 1,000マイル 2,000マイル 2,000マイル 10,000マイル
搭乗時 フライトマイルの
10%をプラス
フライトマイルの
25%をプラス
フライトマイルの
25%をプラス
フライトマイルの
50%をプラス
ショッピングでの
マイル付与レート
1,000円→10マイル※1
A:100円→1マイル※1
1,000円→10マイル※1 1,000円→10マイル
A/D:100円→1マイル
J:1,000円→13マイル
V/M:1,000円→15マイル
D:100円→2マイル
A:100円→1マイル
航空券・ツアー代金でのマイル付与レート 1,000円→10マイル※1
A:100円→2マイル※1
1,000円→10マイル※1 1,000円→10マイル
A:100円→2マイル
J:1,000円→13マイル
V/M:1,000円→15マイル
D:100円→2マイル
A:100円→2.5マイル
マイル移行手数料
(税別)/年
6,000円
J:5,000円
6,000円
J:5,000円
無料 無料
海外旅行保険
(金額は最高額)
死亡・後遺障害 1,000万円
A:3,000万円
5,000万円 V/M:5,000万円
J/A/D:1億円
1億円
傷害・疾病治療費用
A:100万円
150万円 V/M:150万円
J/A/D:300万円
J:1,000万円
V:500万円
A/D:不明
賠償責任
A:3,000万円
2,000万円 V/M:3,000万円
J/D:1億円
A:4,000万円
J/V:1億円
A/D:不明
携行品損害
A:30万円
50万円 50万円 J/V:100万円
A/D:不明
救援者費用 100万円
A:200万円
100万円 400万円 J/V:1,000万円
A/D:不明
家族特約
A:○

D:-

A/D:不明
国内旅行保険
(金額は最高額)
死亡・後遺障害※2 1,000万円
A:3,000万円
5,000万円 5,000万円
D:1億円
J/V:1億円
A/D:不明
傷害入院費用日額※2 1万円 J:5,000円
V/D:1万円
A:-
J/V:5,000円
A/D:不明
手術費用※2 J:40万円
V:20万円
J/D:40万円
V:20万円
A:-
J/D:40万円
V:20万円
A/D:不明
傷害通院費用日額※2 2,000円 J/V/M:2,000円
D:3,000円
A:-
J/V:2,000円
A/D:-
渡航便遅延保険 J/V/M:○
A/D:-
J/V/A:○
D:不明
ショッピング保険 J/V/M:100万円(海外購入分のみ)
A:200万円
J/V/M:100万円(海外購入分のみ) J:500万円
V/M:300万円
J/A/D:500万円
A:300万円
空港ラウンジ
A:国内28空港+ハワイ
J:国内28空港+ハワイ
V/M:国内28空港
A:国内28空港+ハワイ・仁川
D:国内外約600ヶ所
J:国内28空港+ハワイ
V/M:国内28空港
A:国内28空港+ハワイ・仁川
D:国内外約600ヶ所
プライオリティパス J/V/A:無料発行可
D:-
手荷物宅配 J/V/M:-
A:無料
J/V/M:割引
A/D:無料(帰国時のみ)
J/V:割引
A/D:不明
優先チェックイン
ビジネスきっぷ
空港内店舗での割引
空港内免税店での割引 5%割引 10%割引 10%割引 10%割引

※1:マイル移行手数料を支払った場合のレートです。
※2:一般カード・ワイドカードにおいては、飛行機搭乗中・飛行場場内にて怪我を被った際に発生した費用が補償されます。ゴールド・プレミアムカードは飛行機だけでなく、公共交通乗用具や宿泊中、ツアー中の怪我も対象となります。

まずはANAカードの中でもスタンダードなタイプの「一般カード」について、比較ポイントを紹介します。

上記の表を見てわかるように、一般カードはボーナスマイルのレートが最も低く、さらにラウンジ利用などの特典がありません。しかし、カード利用でのマイル付与レートは最大で1,000円につき10マイルであり、ゴールドカードと変わりません

したがって一般カードは「飛行機はあまり乗らず、ショッピングを中心としてマイルを貯めたい」という方におすすめします。

一般カードは全部で5種類あるので、1つずつ紹介します。

ANA一般カードスペック比較表

カード名 ANAカード(一般) JCB
ANA JCB
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
ソラチカ
ANAカード(一般) VISA/Master
ANA VISA
ANA VISA Suicaカード
ANA Suica
ANAアメリカン・エキスプレスカード
ANA AMEX
国際ブランド JCB VISA/Master AMEX
年会費
(税別)
基本会員 2,000円 2,000円 2,000円
(1,025円)※1
2,000円
(751円)※1
7,000円
家族会員 1,000円 1,000円 1,000円
(475円)※1
発行不可 2,500円
ETC 無料 無料 500円
(年1回の利用で無料)
500円
(年1回の利用で無料)
無料
(発行手数料850円)
マイル移行手数料(税別/年) 5,000円 5,000円 6,000円 6,000円 6,000円
電子マネー 楽天Edy※2 ×
QUICPay※3 × ×
iD※3 × × ×
PiTaPa※4 ×
Suica※5 × × × ×
PASMO※6 × × × ×
Apple Pay QUICPayとして
利用可
QUICPayとして
利用可
iDとして
利用可
iDとして
利用可
QUICPayとして
利用可
ショッピングでの
マイル付与レート※7
1,000円→10マイル 1,000円→10マイル 1,000円→10マイル 1,000円→10マイル 100円→1マイル
航空券・ツアー
代金での
マイル付与レート※7
1,000円→10マイル 1,000円→10マイル 1,000円→10マイル 1,000円→10マイル 100円→1.5マイル
ボーナスマイル 新規入会 1,000マイル 1,000マイル 1,000マイル 1,000マイル 1,000マイル
年間継続 1,000マイル 1,000マイル 1,000マイル 1,000マイル 1,000マイル
搭乗毎 フライトマイルの
10%をプラス
フライトマイルの
10%をプラス
フライトマイルの
10%をプラス
フライトマイルの
10%をプラス
フライトマイルの
10%をプラス
貯まるポイント Oki Dokiポイント Oki Dokiポイント
メトロポイント※8
ワールドプレゼント ワールドプレゼント メンバーシップリワード
海外旅行保険
(金額は最高額)
付帯条件 自動付帯 自動付帯 自動付帯 自動付帯 利用付帯
死亡・後遺障害 1,000万円 1,000万円 1,000万円 1,000万円 3,000万円
傷害・疾病
治療費用
× × × × 100万円
賠償責任 × × × × 3,000万円
携行品損害 × × × × 30万円
救援者費用 100万円 100万円 100万円 100万円 200万円
家族特約 × × × ×
国内旅行保険
(金額は最高額)※9
付帯条件 自動付帯 自動付帯 自動付帯 自動付帯 利用付帯
死亡・後遺障害 1,000万円 1,000万円 1,000万円 1,000万円 2,000万円
傷害入院
費用日額
× × × × ×
手術費用 × × × × ×
傷害通院
費用日額
× × × × ×
家族特約 × × × ×
渡航便遅延保険 × × × × ×
ショッピング保険 補償範囲 国内:×/海外:○ 国内:×/海外:○ 国内:×/海外:○ 国内:×/海外:○ 国内:○/海外:○
補償額
(金額は最高額)
100万円 100万円 100万円 100万円 200万円
空港ラウンジ × × × × 国内28空港
+海外2空港
ビジネスきっぷ
パッケージ
ツアー割引
機内
販売割引
空港店舗での割引
優先チェックイン × × × × ×
手荷物宅配 × × × × ×
プライオリティパス × × × × ×
コンシェルジュ
デスク
× × × × ×

※1:これらのカードは特定の条件を満たすことで、年会費が割引になります。
※2:最初からカードに付帯。支払いで200円につき1マイルが貯まる。カードからチャージ可能だが、マイルは貯まらない。
※3:利用の際には別途申し込みが必要。支払いで最大1,000円で10マイルが貯まる。アメックスはQUICPayのモバイル版のみ使用可。
※4:利用の際には別途申し込みが必要。PiTaPaの利用で貯まるショップdeポイントはANAマイルに移行可能。年1回の使用がないと年会費1,050円(税込)が発生。
※5:最初からカードに付帯。チャージ1,000円につき10マイルが貯まる。Suicaポイントクラブ加盟店での利用では、店舗の規定に応じてSuicaポイントが貯まる。
※6:最初からカードに付帯。チャージ1,000円につき10マイルが貯まる。
※7:マイル移行手数料を払った場合。
※8:PASMOでの東京メトロへの乗車やPASMO定期券の購入でメトロポイントが貯まる。メトロポイントはANAマイルに移行 可能。
※9:飛行機搭乗中・飛行場場内にて怪我を被った際に発生した費用を補償。

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ANAカード(一般) JCB

ANAカード(一般) JCB

【メリット】
10マイル移行手数料が他の国際ブランドのANAカードよりも安い
QUICPay(nanaco)もしくはANA QUICPay+nanacoが使える
年間カード利用額に応じて翌年度のポイントレートが最大20%アップ
【デメリット】
年会費割引特典がない

一般クラスのANAカードを利用すると、1,000円の支払いにつき1ポイントが貯まります。貯まったポイントは1ポイント=5マイル、あるいはマイル移行手数料(年額)を払うことで1ポイント=10マイルに交換できます。

移行手数料は国際ブランドによって異なります。VISA、マスターカード、アメックスの場合は6,000円(税別)ですが、JCBブランドなら5,000円(税別)と、1,000円分安くすみます。つまりANAカード(一般) JCBは、VISAやアメックスなどの他の一般クラスのANAカードと比較して、比較いコストでマイルに交換できます

電子マネーに関しても、JCBブランドの場合はQUICPay(nanaco)もしくはANA QUICPay+nanacoが使えるメリットがあります。

これらの電子マネーは通常のnanacoとは異なり、nanacoとしてではなくQUICPayとしても利用できます。しかもセブンイレブンでQUICPayとして支払うと、QUICPay利用分のポイント(1,000円で1ポイント)に加えてnanacoポイントが200円で1ポイント貯まります。

nanacoポイントは500ポイントで250マイルに交換できます。つまりセブンイレブンでこれらの電子マネーを利用すると、1,000円で12.5マイルが貯まる計算です。なお、QUICPay利用分のポイントは月間カード利用額に対して付与され、nanacoポイントは1回の買い物ごとに付与されます。

  • nanaco:nanaco加盟店で使える。nanacoポイントが貯まる。
  • QUICPay(nanaco):nanaco加盟店とQUICPay加盟店で使える。セブンイレブンで使うとマイル+nanacoポイントが貯まる。
  • ANA QUICPay+nanaco:nanaco加盟店とQUICPay加盟店で使える。セブンイレブンで使うとマイル+nanacoポイントが貯まる。SKiPサービスも利用可。

セブンイレブンを頻繁に使うのであれば、マイルとnanacoポイントを両取りできるJCBブランドのANAカードが向いていると言えるでしょう。

更にANAカード(一般) JCBならではの特典として、JCB STAR MEMBERS(JCBスターメンバーズ)の対象となる点が挙げられます。これは年間のカード利用合計額に応じて、翌年度のポイントレートが増加する特典です。カード利用額とポイントレートの関係は以下の通りです。

JCB一般カードの年間カード利用額に応じたポイントレートアップ制度

年間カード利用額 メンバーランク名 翌年度のポイントレート マイル換算
30万円以上 スターβ 1,000円→1.1ポイント付与(10%UP) 1,000円→10.3マイル
50万円以上 スターα 1,000円→1.2ポイント付与(20%UP) 1,000円→10.6マイル

ボーナスとして貯まった分のポイントは必ず1ポイント=3マイルの移行レートに固定されます。また、自動交換されず、自分で交換手続きを行う必要があります。

毎年、年間で50万円以上のカード利用があれば、1,000円で10.6マイルと高いレートでマイルが貯まります。VISA/Masterにも同じようなボーナスポイント制度がありますが、年間カード利用額が0〜300万円を見込むなら、JCBのボーナスポイント制度の方が数百ポイント程度多く貯まります(そもそも300万円近く決済するならゴールドカードをおすすめしますが)。

ただし、VISA/MasterブランドのANAカードには、簡単な条件を満たすだけで年会費が安くなる特典があります。年会費を安くすませたいなら、後ほど紹介するVISA/MasterブランドのANAカードを選びましょう

また、もしも「ショッピングの利用額が年間数百万円もいかない」「セブンイレブンも全く使わない」という方は、続いて紹介するANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)も検討してください。

ソラチカカードもJCBブランドなので、JCBスターメンバーズ以外のメリットを享受できる上、特に関東在住者ならよりマイルを貯めやすい特徴を持ちます。次に紹介しているので、ご覧ください。

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ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

【メリット】
10マイル移行手数料が他の国際ブランドのANAカードよりも安い
QUICPay(nanaco)が使える
PASMO付帯が付帯していて、PASMOチャージでマイルが貯まる
東京メトロの路線に乗るだけでマイルが貯まる
いわゆるソラチカルートが使える
【デメリット】
年間カード利用額に応じたポイントレートアップ制度がない
楽天Edyが付帯していない
年会費割引特典がない

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は、関東圏在住者、特に東京メトロ利用者ならば最強にマイルが貯まると言っても良いANAカードです。

先に紹介したANAカード(一般) JCBと同じく、10マイル移行手数料が5,000円(税別)で、QUICPay(nanaco)の利用も可能です。それに加えてソラチカカードなら、PASMOを使ってマイルを貯められる特徴を持ちます。

ソラチカカードにはPASMOが付帯しているため、その名の通り空でも地下でも活躍してくれます。しかもPASMOへはオートチャージができ、チャージ金額1,000円につき最大10マイルが貯まります

それだけでなく、関東圏在住者、特に東京メトロ利用者ならば、最強にマイルが貯まると言っても良いANAカードですオートチャージ設定したPASMOで東京メトロに乗車すると、1乗車ごとにメトロポイントが貯まります。

メトロポイントの付与レートは平日は5ポイント、土休日は15ポイントです。メトロポイントは100ポイントで90マイルと交換できるので、つまり平日なら4.5マイルが、土休日なら13.5マイルが、電車に乗るだけで貯まるのです。

他にもPASMO定期券の購入や、対象のお店でのPASMO払いでもメトロポイントが貯まります。

また、年間数十万マイルも稼ぐような本気のマイラーなら誰もが知っている「ソラチカルート」についても紹介しておきましょう。ソラチカカードに入会すると、メトロポイントからANAマイルに1ポイント→0.9マイルの高レートで移行できるようになります。無料でANAマイルに移行できるポイントのほとんどが1ポイント→0.5マイルの移行レートなので、メトロポイントのレートの良さが際立ちます。

このレートの高さを活かして、ポイントサイトで貯めたポイントを直接ANAマイルに交換するのではなく、一旦メトロポイントに移行してからANAマイルにすることで、本来よりも多くのマイルを獲得できます。買い物するでもなく、飛行機に搭乗するでもなく、ポイントサイトでアンケート回答や口座開設などの案件をこなしていくだけで、大量のマイルを獲得できるのです。手間と時間はかかりますが、本気でANAマイルを貯めたいのならソラチカルートのことは絶対に覚えておきましょう。

ソラチカカードのデメリットは、多くのANAカードで実施されているカード利用額に応じたポイントレートアップ制度がない点が挙げられます。ANAカード(一般) JCBで紹介したJCBスターメンバーズがその制度の例です。

また、多くのANAカードに付帯している楽天Edyがついていません。

しかしPASMOユーザー、特に東京メトロ利用者であればデメリットを補って余りあるメリットがありますし、何よりソラチカルートは他のどのANAカードにもない強みです。是非持っておくことをおすすめするANAカードです。

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ANAカード(一般) VISA/Master

ANAカード(一般) VISA/Master

【メリット】
年会費を1,025円(税別)に減額できる
年間のカード利用額に応じたボーナスポイント制度がある
リボ払いによるボーナスポイント制度がある
【デメリット】
10マイル移行手数料がJCBブランドのANAカードよりも高い

一般クラスのANAカードは、アメックスブランドを除いてどれも年会費2,000円(税別)です。しかしVISA/MasterブランドのANAカードにおいてはカード利用で、年会費を1、マイ・ペイすリボへの登録&年1回以上のカード利用で、年会費の割引特典を受けられます。ANAカード(一般) VISA/Masterについては975円安くなり、年会費1,025円(税別)で利用できます。

リボ払いに関してはネガティブなイメージを持つ方も多いと思います。しかしマイ・ペイすリボならば月々の返済額を自由に設定できるため、カード利用額と同額がそれに近い金額に設定しておけばリボ払いでも一括払いと同様に支払え、金利が発生しません。なんのデメリットもなく年会費優遇特典を受けられます。

この年会費割引特典は他のVISA/MasterブランドのANAカードでも受けられます。中でも次に紹介するANA VISA Suicaカードの場合は、同じ条件で年会費が751円(税別)になります。最も割引額が大きいので、少しでも年会費を節約したい方は次に紹介するANA VISA Suicaカード検討してください。

また、VISA/MasterブランドのANAカードには、2つのボーナスポイント制度もあります。

1つ目は年間カード利用額に応じたボーナスポイント制度です。これは、年間のカード利用額の合計金額に応じて3つのステージが決まり、翌年度のカード利用額に応じてボーナスポイントが貯まる特典です。詳しい条件やポイントは以下の通りです。

ワールドプレゼントボーナスポイント特典まとめ

年間カード利用額 ステージ名 翌年度のカード利用額に応じたボーナスポイント
50〜100万円未満 V1 50万円で50ポイント
以降10万円ごとに10ポイント
100〜300万円未満 V2 50万円で75ポイント
以降10万円ごとに15ポイント
300万円以上 V3 50万円で150ポイント
以降10万円ごとに30ポイント

2つ目はリボ払いによるボーナスポイント制度です。年会費割引特典の場合は、リボ払いに登録して利用することだけが条件でした。ボーナスポイントの場合は、リボ払いでの支払いで金利が発生した場合のみ、貯まるポイントが2倍(1,000円で2ポイント)になります。

金利は1円でも発生すれば特典対象となります。そこで、返済額をその月の利用金額に近い金額に設定することで、金利の発生を抑えつつポイントを2倍にできます。

つまり、10万円のカード利用があれば、その月の支払額を99,999円にするわけです。すると、198ポイントが貯まり、残りの1円に対して金利がつきます。この場合金利と言っても元金が1円なので、負担額は数十円でしょう。

以上の2つ特典のどちらも、ボーナスポイントとして貯まった分は自動的にマイルに移行されず、1ポイント=3マイルのレートで手動交換することになります。したがって、先ほどの例の通り198ポイントが貯まったとしても、そのうちの半分の99ポイントはボーナスポイント扱いなので、マイルに換算すると297マイルとなります。

リボ払い特典で198ポイント貯まった場合:
99ポイントはボーナスポイントとして扱われるので、297マイルと交換
もう半分の99ポイントは通常ポイント扱いなので、990マイルと交換
合計で1,287マイルが貯まる

最後にデメリットを紹介すると、マイル移行手数料が6,000円(税別)と、JCBブランドのANAカードよりも高い点が挙げられます。

しかし先に紹介したように、元々の年会費を1,050円(税別)に減額できるうえ、ポイントの有効期限が2年あるので、1年置きに10マイルコースの登録/解除を繰り返すことで、1年分のマイル移行手数料を節約できます。

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ANA VISA Suicaカード

ANA VISA Suicaカード

【メリット】
年会費を751円(税別)に減額できる
Suicaチャージでマイルが貯まる唯一のANAカード
年間のカード利用額に応じたボーナスポイント制度がある
リボ払いによるボーナスポイント制度がある
【デメリット】
10マイル移行手数料がJCBブランドのANAカードよりも高い
楽天Edyが付帯していない

ANA VISA Suicaカードは、Suicaが搭載されている唯一のANAカードです。他のANAカードとは異なり、Suicaチャージでも1,000円につき最大10マイルが貯まります

Suicaにチャージするには、JRの駅にあるビューアルッテで手動チャージを利用するか、対応の改札を通過してオートチャージを利用しましょう。

しかし関東圏以外ではビューアルッテの設置数が少なく、オートチャージ対応の改札もほとんどありません。モバイルSuicaやiPhoneのSuicaアプリがあれば、ネット回線さえあればどこからでもチャージ可能ですが、わざわざ用意するにはコストと手間がかかってしまうでしょう。

では、ANA VISA Suicaカードは関東圏の方や、スマートフォンでSuicaを利用できる方にしかおすすめできないのかと言われれば、そうではありません。ANA VISA Suicaカードは、格安でANAカードを持ちたい、という方に最もおすすめしたいANAカードです

なぜなら、このカードでリボ払いへの登録&利用で、年会費が751円(税別)にまで安くなるからです。これは一般クラスのANAカードの中で、最も安い年会費となります。年会費割引の詳しい条件はANAカード(一般) VISA/Masterで紹介しているので、見逃した方は参考にしてください。

以上のように、ANA VISA SuicaカードはSuicaユーザーだけが得するカードではなく、少しでも年会費を抑えてANAカードを持ちたい、という方にもぴったりなカードなのです。

また、これもANAカード(一般) VISA/Masterと同様に、ANA VISA Suicaカードには年間のカード利用額に応じたボーナスポイント制度と、リボ払いによるボーナスポイント制度もあります

ただ年会費が安いだけでなく、ショッピングでもマイルを貯めやすいメリットもしっかりと兼ね揃えています。

デメリットはこちらもANAカード(一般) VISA/Masterと同じく10マイル移行手数料が6,000円(税別)な点と、電子マネーの楽天Edyが付帯していない点が挙げられます。ただし、電子マネーはSuica以外にもiDが使えるため、楽天Edyが使えなくて困る機会はそうないでしょう。

以上のようコストにおいてもマイルの貯めやすさにおいても評価が高く、「ANAカードの中でおすすめは?」と聞かれれば、ソラチカカードと並んで真っ先に紹介したいカードです。

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ANAアメリカン・エキスプレスカード

ANAアメリカン・エキスプレスカード

【メリット】
ANA公式サイトから国内航空券・国内ツアー、国際航空券、海外ツアーなどを購入すると、他のANAカードの1.5倍のマイルが貯まる
一般クラスのANAカードの中で唯一空港ラウンジを無料利用できる
空港から自宅への手荷物配送配送料金が無料
ポイントの有効期限が無期限
一般クラスのANAカードの中で最も旅行保険が充実
【デメリット】
10マイル移行手数料がJCBブランドのANAカードよりも高い
他の一般クラスのANAカードよりも年会費が高い

ANAアメリカン・エキスプレスカードは、他の一般クラスのANAカードとは一線を画します。

その証拠に、そもそも年会費が7,000円(税別)と他のANAカードの3倍以上です。そして年会費が高額な分、一般カードに分類されるのがおかしいほどの特典が付帯しています。

ANAアメリカン・エキスプレスカードの特徴で最も目を引くのが、ANA公式サイト経由でANA便航空券などを購入すると、100円につき1.5マイル貯まる点です。他の一般ANAカードは100円で1マイルなので、公式サイト経由で航空券を買う方は、ANAアメリカン・エキスプレスカードで買うことでマイルを量産できるでしょう。

更に年間6,000円(税別)を払ってポイント移行コースに登録すると、通常最大3年のポイント有効期限が無期限になります。つまりずっとポイントとして貯めておき、必要な時に必要なだけマイルに交換すれば、マイルを失効することなく活用できます。

他にも、一般カードの中では唯一、空港ラウンジを無料で利用できるメリットがあります。新千歳から那覇空港まで国内28空港のラウンジと、ハワイ・ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港、韓国ソウルの仁川国際空港のラウンジを無料利用できます。同伴者も1名無料です。

保険も充実していて、例えば他の一般ANAカードの場合、死亡時と救援車費用発生時にしか補償を受けられませんでしたが、ANAアメリカン・エキスプレスカードは病院で治療を受けたり入院した際にもその費用を補償してくれます。

更に国内外を問わず購入した商品が破損・盗難被害にあった際に購入金額または修理費用を補償してくれるショッピング保険も付帯しています。

以上のようにANAアメリカン・エキスプレスカードは一般カードとは思えない特徴が豊富にあります。ただし、カード年会費とポイント移行コース年会費を合計すると13,000円(税別)もの年間コストがかかってしまいます。もしもラウンジや旅行保険特典を目的としてこのカードへの入会を考えているのなら、後述するワイドゴールドカードの方が向いているかもしれません。気になる方はワイドゴールドカードの特徴・違いを徹底比較を先にご覧ください。

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ANAワイドカードの特徴・違いを徹底比較

グレード別、ANAカードの基本スペック・特典比較表

グレード ANAカード(一般) JCB
一般カード
ANA ワイドカード JCB
ワイドカード
ANA ワイドゴールドカード JCB
ゴールド
ANA JCBカード プレミアム
プレミアム
国際ブランド JCB(J)
VISA(V)
Master(M)
AMEX(A)
JCB(J)
VISA(V)
Master(M)
JCB(J)
VISA(V)
Master(M)
AMEX(A)
Diners(D)
JCB(J)
VISA(V)
AMEX(A)
Diners(D)
年会費
(税別)
2,000円
A:7,000円
7,250円 14,000円
A:31,000円
D:27,000円
J:70,000円
V/M:80,000円
A:150,000円
D:155,000円
ボーナスマイル 新規入会 1,000マイル 2,000マイル 2,000マイル 10,000マイル
年間継続 1,000マイル 2,000マイル 2,000マイル 10,000マイル
搭乗時 フライトマイルの
10%をプラス
フライトマイルの
25%をプラス
フライトマイルの
25%をプラス
フライトマイルの
50%をプラス
ショッピングでの
マイル付与レート
1,000円→10マイル※1
A:100円→1マイル※1
1,000円→10マイル※1 1,000円→10マイル
A/D:100円→1マイル
J:1,000円→13マイル
V/M:1,000円→15マイル
D:100円→2マイル
A:100円→1マイル
航空券・ツアー代金でのマイル付与レート 1,000円→10マイル※1
A:100円→2マイル※1
1,000円→10マイル※1 1,000円→10マイル
A:100円→2マイル
J:1,000円→13マイル
V/M:1,000円→15マイル
D:100円→2マイル
A:100円→2.5マイル
マイル移行手数料
(税別)/年
6,000円
J:5,000円
6,000円
J:5,000円
無料 無料
海外旅行保険
(金額は最高額)
死亡・後遺障害 1,000万円
A:3,000万円
5,000万円 V/M:5,000万円
J/A/D:1億円
1億円
傷害・疾病治療費用
A:100万円
150万円 V/M:150万円
J/A/D:300万円
J:1,000万円
V:500万円
A/D:不明
賠償責任
A:3,000万円
2,000万円 V/M:3,000万円
J/D:1億円
A:4,000万円
J/V:1億円
A/D:不明
携行品損害
A:30万円
50万円 50万円 J/V:100万円
A/D:不明
救援者費用 100万円
A:200万円
100万円 400万円 J/V:1,000万円
A/D:不明
家族特約
A:○

D:-

A/D:不明
国内旅行保険
(金額は最高額)
死亡・後遺障害※2 1,000万円
A:3,000万円
5,000万円 5,000万円
D:1億円
J/V:1億円
A/D:不明
傷害入院費用日額※2 1万円 J:5,000円
V/D:1万円
A:-
J/V:5,000円
A/D:不明
手術費用※2 J:40万円
V:20万円
J/D:40万円
V:20万円
A:-
J/D:40万円
V:20万円
A/D:不明
傷害通院費用日額※2 2,000円 J/V/M:2,000円
D:3,000円
A:-
J/V:2,000円
A/D:-
渡航便遅延保険 J/V/M:○
A/D:-
J/V/A:○
D:不明
ショッピング保険 J/V/M:100万円(海外購入分のみ)
A:200万円
J/V/M:100万円(海外購入分のみ) J:500万円
V/M:300万円
J/A/D:500万円
A:300万円
空港ラウンジ
A:国内28空港+ハワイ
J:国内28空港+ハワイ
V/M:国内28空港
A:国内28空港+ハワイ・仁川
D:国内外約600ヶ所
J:国内28空港+ハワイ
V/M:国内28空港
A:国内28空港+ハワイ・仁川
D:国内外約600ヶ所
プライオリティパス J/V/A:無料発行可
D:-
手荷物宅配 J/V/M:-
A:無料
J/V/M:割引
A/D:無料(帰国時のみ)
J/V:割引
A/D:不明
優先チェックイン
ビジネスきっぷ
空港内店舗での割引
空港内免税店での割引 5%割引 10%割引 10%割引 10%割引

※1:マイル移行手数料を支払った場合のレートです。
※2:一般カード・ワイドカードにおいては、飛行機搭乗中・飛行場場内にて怪我を被った際に発生した費用が補償されます。ゴールド・プレミアムカードは飛行機だけでなく、公共交通乗用具や宿泊中、ツアー中の怪我も対象となります。

続いては、一般カードとゴールドカードの間に位置するワイドカードについて紹介します。

ワイドカードの最大の魅力は、ボーナスポイントの付与レートが普通カードよりも高い点です。しかも付与レートはゴールドカードと同じレートです。つまり、ゴールドカードよりも安いコストで同じだけのボーナスマイルを得られます

その他のメリットとしては、旅行保険では治療や入院費用なども補償されるようになったり、エコノミークラスで国際線予約した際に、ビジネスクラスカウンターでチェックインできるようになったりすることです。

ただ、ショッピングでのマイル付与レートは一般カードと変わりません。したがって、ショッピングを中心にマイルを貯める、いわゆる陸マイラーにとっては一般カードで十分です。

以上の理由から、ワイドカードはボーナスマイル目的でANAカードを検討している方や、優先チェックイン特典などが使えれば良い、という方におすすめします。

ワイドカードスペック比較表

カード名 ANA ワイドカード JCB
JCB
ANA ワイドカード VISA/Master
VISA/Master
国際ブランド JCB VISA/Master
年会費
(税別)
基本会員 7,250円 7,250円
(6,275円)※1
家族会員 1,500円 1,500円(975円)※1
ETC 無料 500円
(年1回の利用で無料)
マイル移行手数料(税別/年) 5,000円 6,000円
電子マネー 楽天Edy※2
QUICPay※3 ×
iD※3 ×
PiTaPa※4
Suica × ×
PASMO × ×
Apple Pay QUICPayとして
利用可
iDとして
利用可
ショッピングでの
マイル付与レート※5
1,000円→10マイル 1,000円→10マイル
航空券・ツアー
代金での
マイル付与レート※5
1,000円→10マイル 1,000円→10マイル
ボーナスマイル 新規入会 2,000マイル 2,000マイル
年間継続 2,000マイル 2,000マイル
搭乗毎 フライトマイルの
25%をプラス
フライトマイルの
25%をプラス
貯まるポイント Oki Dokiポイント ワールドプレゼント
海外旅行保険
(金額は最高額)
付帯条件 自動付帯 自動付帯
死亡・後遺障害 5,000万円 5,000万円
傷害・疾病
治療費用
150万円 150万円
賠償責任 2,000万円 2,000万円
携行品損害 50万円 50万円
救援者費用 100万円 100万円
家族特約 × ×
国内旅行保険
(金額は最高額)※6
付帯条件 自動付帯 自動付帯
死亡・後遺障害 5,000万円 5,000万円
傷害入院
費用日額
1万円 1万円
手術費用 10万円 10万円
傷害通院
費用日額
2,000円 2,000円
家族特約 × ×
渡航便遅延保険 × ×
ショッピング保険 補償範囲 国内:×/海外:○ 国内:×/海外:○
補償額
(金額は最高額)
100万円 100万円
空港ラウンジ × ×
ビジネスきっぷ
パッケージ
ツアー割引
機内販売割引
空港店舗での割引
優先チェックイン
手荷物宅配 × ×
プライオリティパス × ×
コンシェルジュ
デスク
× ×

※1:これらのカードは特定の条件を満たすことで、年会費が割引になります。
※2:最初からカードに付帯。支払いで200円につき1マイルが貯まる。カードからチャージ可能だが、マイルは貯まらない。
※3:利用の際には別途申し込みが必要。支払いで最大1,000円で10マイルが貯まる。
※4:利用の際には別途申し込みが必要。PiTaPaの利用で貯まるショップdeポイントはANAマイルに移行可能。年1回の使用がないと年会費1,050円(税込)が発生。
※5:マイル移行手数料を払った場合。
※6:飛行機搭乗中・飛行場場内にて怪我を被った際に発生した費用を補償。

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ワイドカードの選び方:メリット・デメリットは普通カードと同じ

ワイドカードには、JCBブランドのものとVISA/Masterブランドのものの2種類だけしかありません。2種類のカードの違いは、一般カードで紹介した内容と同じです。したがって、ワイドカードの違いについては以下に簡単にまとめます。普通カードの項目を読み飛ばした場合は、参考にしてみてください。

ANA ワイドカード JCB
10マイル移行手数料が5,000円(税別)と、VISA/Masterよりも1,000円(税別)安く、セブンイレブンやイトーヨーカドーではnanacoポイントも貯まる
ANA ワイドカード VISA/Master
マイ・ペイすリボの登録&利用で年会費が6,275円(税別)に減額。しかし10マイル移行手数料が6,000円(税別)と、JCBよりも1,000円(税別)高い

「じゃあ年会費を安くできるANA ワイドカード VISA/Masterに入会しよう」と考えた方は、1つだけご注意頂きたい点があります。実は、マイル移行手数料を考慮した場合のコストは、ANA ワイドゴールドカード VISA/Masterの方が安くなります。

後述しますが、ANA ワイドゴールドカード VISA/Masterも年会費の減額特典があり、通常14,000円(税別)が9,500円(税別)にまで下がります。しかもゴールドカードならマイル移行手数料が無料です。カード年会費とマイル以降手数料を合計したコストを比較すると、以下の通りになります。

ANA ワイドカード VISA/Master
カード年会費:6,275円(通常7,250円)
マイル移行手数料:6,000円
合計:12,275円(通常13,250円)
ANA ワイドゴールドカード VISA/Master
カード年会費:9,500円(通常14,000円)
マイル移行手数料:無料
合計:9,500円(通常14,000円)

このように、ゴールドカードの方がトータルコストが安くなる逆転現象が起きます。また、もしも年会費割引特典を利用しなかったとしても、数百円の価格差しかありません。

したがって、マイル移行手数料を払うことを考えているのなら、1年おきに登録/解除を繰り返すか、初めからゴールドカードに入会しましょう。

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ワイドゴールドカードの特徴・違いを徹底比較

グレード別、ANAカードの基本スペック・特典比較表

グレード ANAカード(一般) JCB
一般カード
ANA ワイドカード JCB
ワイドカード
ANA ワイドゴールドカード JCB
ゴールド
ANA JCBカード プレミアム
プレミアム
国際ブランド JCB(J)
VISA(V)
Master(M)
AMEX(A)
JCB(J)
VISA(V)
Master(M)
JCB(J)
VISA(V)
Master(M)
AMEX(A)
Diners(D)
JCB(J)
VISA(V)
AMEX(A)
Diners(D)
年会費
(税別)
2,000円
A:7,000円
7,250円 14,000円
A:31,000円
D:27,000円
J:70,000円
V/M:80,000円
A:150,000円
D:155,000円
ボーナスマイル 新規入会 1,000マイル 2,000マイル 2,000マイル 10,000マイル
年間継続 1,000マイル 2,000マイル 2,000マイル 10,000マイル
搭乗時 フライトマイルの
10%をプラス
フライトマイルの
25%をプラス
フライトマイルの
25%をプラス
フライトマイルの
50%をプラス
ショッピングでの
マイル付与レート
1,000円→10マイル※1
A:100円→1マイル※1
1,000円→10マイル※1 1,000円→10マイル
A/D:100円→1マイル
J:1,000円→13マイル
V/M:1,000円→15マイル
D:100円→2マイル
A:100円→1マイル
航空券・ツアー代金でのマイル付与レート 1,000円→10マイル※1
A:100円→2マイル※1
1,000円→10マイル※1 1,000円→10マイル
A:100円→2マイル
J:1,000円→13マイル
V/M:1,000円→15マイル
D:100円→2マイル
A:100円→2.5マイル
マイル移行手数料
(税別)/年
6,000円
J:5,000円
6,000円
J:5,000円
無料 無料
海外旅行保険
(金額は最高額)
死亡・後遺障害 1,000万円
A:3,000万円
5,000万円 V/M:5,000万円
J/A/D:1億円
1億円
傷害・疾病治療費用
A:100万円
150万円 V/M:150万円
J/A/D:300万円
J:1,000万円
V:500万円
A/D:不明
賠償責任
A:3,000万円
2,000万円 V/M:3,000万円
J/D:1億円
A:4,000万円
J/V:1億円
A/D:不明
携行品損害
A:30万円
50万円 50万円 J/V:100万円
A/D:不明
救援者費用 100万円
A:200万円
100万円 400万円 J/V:1,000万円
A/D:不明
家族特約
A:○

D:-

A/D:不明
国内旅行保険
(金額は最高額)
死亡・後遺障害※2 1,000万円
A:3,000万円
5,000万円 5,000万円
D:1億円
J/V:1億円
A/D:不明
傷害入院費用日額※2 1万円 J:5,000円
V/D:1万円
A:-
J/V:5,000円
A/D:不明
手術費用※2 J:40万円
V:20万円
J/D:40万円
V:20万円
A:-
J/D:40万円
V:20万円
A/D:不明
傷害通院費用日額※2 2,000円 J/V/M:2,000円
D:3,000円
A:-
J/V:2,000円
A/D:-
渡航便遅延保険 J/V/M:○
A/D:-
J/V/A:○
D:不明
ショッピング保険 J/V/M:100万円(海外購入分のみ)
A:200万円
J/V/M:100万円(海外購入分のみ) J:500万円
V/M:300万円
J/A/D:500万円
A:300万円
空港ラウンジ
A:国内28空港+ハワイ
J:国内28空港+ハワイ
V/M:国内28空港
A:国内28空港+ハワイ・仁川
D:国内外約600ヶ所
J:国内28空港+ハワイ
V/M:国内28空港
A:国内28空港+ハワイ・仁川
D:国内外約600ヶ所
プライオリティパス J/V/A:無料発行可
D:-
手荷物宅配 J/V/M:-
A:無料
J/V/M:割引
A/D:無料(帰国時のみ)
J/V:割引
A/D:不明
優先チェックイン
ビジネスきっぷ
空港内店舗での割引
空港内免税店での割引 5%割引 10%割引 10%割引 10%割引

※1:マイル移行手数料を支払った場合のレートです。
※2:一般カード・ワイドカードにおいては、飛行機搭乗中・飛行場場内にて怪我を被った際に発生した費用が補償されます。ゴールド・プレミアムカードは飛行機だけでなく、公共交通乗用具や宿泊中、ツアー中の怪我も対象となります。

ワイドカードのワンランク上には、券面が金色に輝くワイドゴールドカードが登場します。ダイナースブランドのみ券面が金色ではありませんが、このカードもゴールドカードに含めるため全部で4種類あります。

ゴールドカードはどのカードも年会費が1万円以上しますが、マイル移行手数料が無料です。カード年会費+マイル移行手数料のトータルコストで言えば、一般カードやワイドカードと比較してもそこまで高額なカードではないと言えるでしょう。

もちろんゴールドカードなだけあって、一般カードやワイドカードと比較すると特典の充実度が段違いです。どのゴールドカードも空港ラウンジ無料利用特典や充実した旅行保険が付帯しています。

ゴールドカードは4種類しかないものの、割安なものから富裕層向けの高級カードまであり傾向が異なります。1枚ずつ特徴を紹介していくので、カード選びの参考にしてください。

ワイドゴールドカードスペック比較表

カード名 ANA ワイドゴールドカード JCB
JCB
ANA ワイドゴールドカード VISA/Master
VISA/Master
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
アメックス
ANAダイナースカード
ダイナース
国際ブランド JCB VISAMaster AMEX Diners
年会費
(税別)
基本会員 14,000円 14,000円(9,500円)※1 31,000円 27,000円
家族会員 4,000円 4,000円(2,500円)※1 15,500円 6,000円
ETC 無料 500円
(年1回の利用で無料)
無料
(発行手数料850円)
無料
マイル移行手数料(税別/年) 無料 無料 無料 無料
電子マネー 楽天Edy※2
QUICPay※3 × ×
iD※3 × × ×
PiTaPa※4 × ×
Suica × × × ×
PASMO × × × ×
Apple Pay QUICPayとして
利用可
iDとして
利用可
QUICPayとして
利用可
iDとして
利用可
ショッピングでの
マイル付与レート※5
1,000円→10マイル 1,000円→10マイル 100円→1マイル 100円→1マイル
航空券・ツアー
代金での
マイル付与レート※5
1,000円→10マイル 1,000円→10マイル 100円→1.5マイル 100円→1マイル
ボーナスマイル 新規入会 2,000マイル 2,000マイル 2,000マイル 2,000マイル
年間継続 2,000マイル 2,000マイル 2,000マイル 2,000マイル
搭乗毎 フライトマイルの
25%をプラス
フライトマイルの
25%をプラス
フライトマイルの
25%をプラス
フライトマイルの
25%をプラス
貯まるポイント Oki Dokiポイント ワールドプレゼント メンバーシップリワード ダイナースクラブ リワードポイント
海外旅行保険
(金額は最高額)
付帯条件 自動付帯
(利用条件付き)
自動付帯 自動付帯
(利用条件付き)
自動付帯
(利用条件付き)
死亡・後遺障害 1億円 5,000万円 1億円 1億円
傷害・疾病
治療費用
300万円 150万円 300万円 300万円
賠償責任 1億円 3,000万円 4,000万円 1億円
携行品損害 50万円 50万円 50万円 50万円
救援者費用 400万円 100万円 400万円 400万円
家族特約 ×
国内旅行保険
(金額は最高額)
付帯条件 自動付帯 自動付帯 利用付帯 自動付帯
(利用条件付き)
死亡・後遺障害 5,000万円 5,000万円 5,000万円 1億円
傷害入院
費用日額
5,000円 2,000円 × 1万円
手術費用 40万円 20万円 × 40万円
傷害通院
費用日額
2,000円 2,000円 × 3,000円
家族特約 ×
渡航便遅延保険 × ×
ショッピング保険 補償範囲 国内:○/海外:○ 国内:○/海外:○ 国内:○/海外:○ 国内:○/海外:○
補償額
(金額は最高額)
500万円 300万円 500万円 500万円
空港ラウンジ 国内28空港
+海外1空港
国内28空港 国内28空港
+海外2空港
国内外600箇所以上
ビジネスきっぷ
パッケージ
ツアー割引
機内
販売割引
空港店舗での割引
優先チェックイン
手荷物宅配 割引価格 割引価格 無料 無料
プライオリティパス × × × ×
コンシェルジュ
デスク
× × × ×

※1:これらのカードは特定の条件を満たすことで、年会費が割引になります。
※2:最初からカードに付帯。支払いで200円につき1マイルが貯まる。カードからチャージ可能だが、マイルは貯まらない。
※3:利用の際には別途申し込みが必要。支払いで最大1,000円で10マイルが貯まる。アメックスはQUICPayのモバイル版のみ使用可。
※4:利用の際には別途申し込みが必要。PiTaPaの利用で貯まるショップdeポイントはANAマイルに移行可能。年1回の使用がないと年会費1,050円(税込)が発生。
※5:マイル移行手数料を払った場合。
※6:飛行機搭乗中・飛行場場内にて怪我を被った際に発生した費用を補償。

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ANA ワイドゴールドカード JCB

ANA ワイドゴールドカード JCB

【メリット】
楽天Edyへのチャージでマイルが貯まる
年間カード利用額に応じて翌年度のポイントレートが最大25%アップ
QUICPay(nanaco)もしくはANA QUICPay+nanacoが使える
年会費が同額のVISA/Masterと比較すると、旅行保険の最高補償額が高い
【デメリット】
カードスペックはVISA/Masterブランドとほぼ一緒なものの、年会費優遇特典がない

ANA ワイドゴールドカード JCBのメリットは大きく2点です。

1点目は、楽天Edyにチャージするとマイルが貯まる点です。楽天Edyへのチャージは全てのANAカードで可能ですが、チャージでマイルが貯まるのはこのカードを含めて数種類しかありません。付与レートはチャージ金額200円ごとに1マイルです。

ただし、楽天Edyにチャージするためには、おサイフケータイ対応携帯電話を使うか、パソリなどの通信端末が必要になるのでご注意ください。

2点目は旅行保険の補償額です。ANA ワイドゴールドカード JCBと年会費が同額のANA ワイドゴールドカード VISA/Masterと比較した場合、ほとんどの最高補償額が2倍程度を誇ります。

特に海外旅行保険で重要な傷害・疾病治療費を比較すると、ANA ワイドゴールドカード VISA/Masterが最高150万円なのに対して、ANA ワイドゴールドカード JCBは200万円です。更に事前に旅費などをカード決済して利用条件を満たすと、補償額は最高300万円にアップします。

その他、一般カードやワイドカードと同様に、QUICPay(nanaco)もしくはANA QUICPay+nanacoが使える特典があります。

また、年間カード利用額に応じたポイント付与レートアップ特典(JCBスターメンバーズ)は、最高20%から最高25%にアップしています。

JCB一般カードの年間カード利用額に応じたポイントレートアップ制度

年間カード利用額 メンバーランク名 翌年度のポイントレート マイル換算
30万円以上 スターβ 1,000円→1.1ポイント付与(10%UP) 1,000円→10.3マイル
50万円以上 スターα 1,000円→1.2ポイント付与(20%UP) 1,000円→10.6マイル
100万円以上 ロイヤルα 1,000円→1.25ポイント付与(25%UP) 1,000円→10.75マイル

以上、ANA ワイドゴールドカード JCBは楽天Edyを頻繁に使う方や、旅行保険を重視する方にはおすすめのANAカードです。しかし、ANA ワイドゴールドカード VISA/Masterなら、年会費を9,500円(税別)まで減額できます。また、ボーナスポイント制度も2種類あるため、先に挙げた2点の魅力やJCBブランドにこだわりがなければ、より年会費が安いANA ワイドゴールドカード VISA/Masterをおすすめします。

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ANA ワイドゴールドカード VISA/Master

ANA ワイドゴールドカード VISA/Master

【メリット】
マイ・ペイすリボ登録&利用+WEB明細登録で年会費が9,500円(税別)に!最も安いゴールドカード
年間のカード利用額に応じたボーナスポイント制度がある
リボ払いによるボーナスポイント制度がある
【デメリット】
楽天Edyへのチャージでマイルが貯まらない

「ゴールドカードに入会したいけど、高額な年会費が気になる…」という要望を持つ方に最もおすすめするANAカードです。

このカードの魅力は何と言っても、年会費を14,000円(税別)から9,500円(税別)にできる点です。

方法は一般カードやワイドカードでも紹介してきた通りマイ・ペイすリボに登録した上で年1回のカード利用を行うことに加えて、WEB明細に登録するだけです。見逃した方はこちらから戻ってください。

もちろんゴールドカードなのでマイル移行手数料が無料です。そのため、マイル移行手数料を加味したコストはワイドカードよりも安いという逆転現象が発生します。

  • カード年会費+マイル移行手数料の合計
  • ワイドカード:12,275円(税別)
  • ワイドゴールドカード:9,500円(税別)

ボーナスポイント制度は、一般カードやワイドカードと同様に2つあります。リボ払いによるボーナスポイントについてはANAカード(一般) VISA/Masterと全く変わりません。

年間カード利用額に応じたボーナスポイント制度に関しては、一般カードやワイドカードよりも貯まるポイントが多くなっています。

ワールドプレゼントボーナスポイント特典まとめ

年間カード利用額 ステージ名 翌年度のカード利用額に応じたボーナスポイント
50〜100万円未満 V1 50万円で50ポイント
以降10万円ごとに10ポイント
100〜300万円未満 V2 50万円で75ポイント
以降10万円ごとに15ポイント
300万円以上 V3 50万円で150ポイント
以降10万円ごとに30ポイント

ANA ワイドゴールドカード VISA/Masterのデメリットとしては、楽天Edyにチャージしてもマイルが貯まらない点が挙げられます。ただ、電子マネーは加盟店舗数が多いiDが使えるため、よほど楽天Edyを愛用している人以外はたいしたデメリットとも言えないでしょう。

以上の通り、ANA ワイドゴールドカード VISA/Masterはゴールドカードの中でも最も年会費を安くでき、なおかつショッピングでマイルをたくさん貯められる特徴も持つため、多くの方におすすめしたいゴールドカードです。

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ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

【メリット】
ANA公式サイトから国内航空券・国内ツアー、国際航空券、海外ツアーなどを購入すると、他のANAカードの2倍のマイルが貯まる
空港から自宅への手荷物配送配送料金が無料
ポイントの有効期限が無期限
アメックスならではの特典が付帯
【デメリット】
楽天Edyへのチャージでマイルが貯まらない
電子マネーとの相性が悪い
年会費が31,000円(税別)と、ゴールドカードの中で最も高額

アメックスブランドのANAカードは、ANA便に頻繁に搭乗する方におすすめしたいANAカードです。

まず、ANA公式サイトから航空券を購入したり、機内販売や旅行商品を購入したりすると、通常100円で最大1ポイント貯まるところ、100円で最大2ポイント(=2マイル)にアップします。

これらの商品はANAカードマイルプラス対象でもあるので、どのANAカードで購入した場合でも、カード利用で貯まるポイントとは別に100円で1マイル貯まります。つまりANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードなら100円で2マイル+100円で1マイルとなり、合計で100円で3マイル貯まる計算になります。また、ポイントの有効期限は初めから無期限です。

  • ANAアメックスゴールドで航空券を購入した場合:100円で最大3マイル
  • 他のゴールドカードで航空券を購入した場合:100円で最大2マイル

その他にもアメリカンエキスプレスならではの特典が付帯しています。例えば成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港のいずれかの空港で、スーツケース1個分の荷物を自宅まで無料配送してくれます。自宅から空港に送る場合は正規料金となります。

その他、購入店に代わって商品の返品を受け付けてくれるリターンプロテクションや、京都の圓徳院にあるアメックス会員専用ラウンジが使えます。

デメリットは楽天Edyへのチャージでマイルが貯まらないことと、Edy以外の電子マネーが使えないことが挙げられます(モバイルQUICPayは利用可)。もしもショッピングでもマイルをたくさん貯めたければ、一般カードとの2枚持ちを考えても良いかもしれません。

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ANAダイナースカード

ANAダイナースカード

【メリット】
国内外600ヶ所以上の空港ラウンジを無料利用できる
楽天Edyへのチャージでマイルが貯まる
ポイントの有効期限が無期限
空港から自宅への手荷物配送配送料金が無料
ダイナースならではの特典が付帯
【デメリット】
年会費が27,000円(税別)と、JCB、VISA/Masterと比較して高額
楽天Edy以外の電子マネーが使えない

他のゴールドカードと異なり券面が金色ではなく、カード名にも「ゴールド」と入っていませんが、ANAダイナースカードもゴールドカードに分類されます。スペックも他のゴールドカードと異なります。

まず、無料で利用できる空港ラウンジが国内だけでなく海外にもあり、対象ラウンジ数は600ヶ所にも及びます。点世界各国を飛び回る方には嬉しい特典でしょう。同伴者も1名無料でラウンジを利用できます。

さらに手荷物宅配サービスにも対応していて、帰国時に自宅までスーツケース1個分の手荷物を無料で配送してくれます。対象空港は成田空港(第1・第2ターミナル)、羽田空港国際線ターミナル、関西国際空港、中部国際空港です。自宅から空港に送る場合は正規料金となります。

一般的に高級ブランドと言われるダイナースだけあって、ダイニングやトラベルでの優待特典も充実しています。予約が取りづらいお店で優先して予約できたり、コース料理が1名分無料になったりと、エグゼクティブな料理をより手軽でお得に楽しめます。

また、世界中を飛び回る方にぴったりの、ホテルや航空券の手配・予約代行サービス等もあります。もはやANA便が便利でお得になるカードというよりも、あらゆるシーンで役立つカードと言えるでしょう。

以上のように、ANAダイナースカードはマイルを貯めることよりも、飛行機利用が便利になったり、高級なお店でお得になる特典が多いのが特徴です。使いこなすにはそれなりの生活水準を求められるでしょう。年会費も27,000円(税別)と高額なので、身の丈に合っているカードかどうか、しっかり検討してから入会しましょう。

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プレミアムカードの特徴・違いを徹底比較

グレード別、ANAカードの基本スペック・特典比較表

グレード ANAカード(一般) JCB
一般カード
ANA ワイドカード JCB
ワイドカード
ANA ワイドゴールドカード JCB
ゴールド
ANA JCBカード プレミアム
プレミアム
国際ブランド JCB(J)
VISA(V)
Master(M)
AMEX(A)
JCB(J)
VISA(V)
Master(M)
JCB(J)
VISA(V)
Master(M)
AMEX(A)
Diners(D)
JCB(J)
VISA(V)
AMEX(A)
Diners(D)
年会費
(税別)
2,000円
A:7,000円
7,250円 14,000円
A:31,000円
D:27,000円
J:70,000円
V/M:80,000円
A:150,000円
D:155,000円
ボーナスマイル 新規入会 1,000マイル 2,000マイル 2,000マイル 10,000マイル
年間継続 1,000マイル 2,000マイル 2,000マイル 10,000マイル
搭乗時 フライトマイルの
10%をプラス
フライトマイルの
25%をプラス
フライトマイルの
25%をプラス
フライトマイルの
50%をプラス
ショッピングでの
マイル付与レート
1,000円→10マイル※1
A:100円→1マイル※1
1,000円→10マイル※1 1,000円→10マイル
A/D:100円→1マイル
J:1,000円→13マイル
V/M:1,000円→15マイル
D:100円→2マイル
A:100円→1マイル
航空券・ツアー代金でのマイル付与レート 1,000円→10マイル※1
A:100円→2マイル※1
1,000円→10マイル※1 1,000円→10マイル
A:100円→2マイル
J:1,000円→13マイル
V/M:1,000円→15マイル
D:100円→2マイル
A:100円→2.5マイル
マイル移行手数料
(税別)/年
6,000円
J:5,000円
6,000円
J:5,000円
無料 無料
海外旅行保険
(金額は最高額)
死亡・後遺障害 1,000万円
A:3,000万円
5,000万円 V/M:5,000万円
J/A/D:1億円
1億円
傷害・疾病治療費用
A:100万円
150万円 V/M:150万円
J/A/D:300万円
J:1,000万円
V:500万円
A/D:不明
賠償責任
A:3,000万円
2,000万円 V/M:3,000万円
J/D:1億円
A:4,000万円
J/V:1億円
A/D:不明
携行品損害
A:30万円
50万円 50万円 J/V:100万円
A/D:不明
救援者費用 100万円
A:200万円
100万円 400万円 J/V:1,000万円
A/D:不明
家族特約
A:○

D:-

A/D:不明
国内旅行保険
(金額は最高額)
死亡・後遺障害※2 1,000万円
A:3,000万円
5,000万円 5,000万円
D:1億円
J/V:1億円
A/D:不明
傷害入院費用日額※2 1万円 J:5,000円
V/D:1万円
A:-
J/V:5,000円
A/D:不明
手術費用※2 J:40万円
V:20万円
J/D:40万円
V:20万円
A:-
J/D:40万円
V:20万円
A/D:不明
傷害通院費用日額※2 2,000円 J/V/M:2,000円
D:3,000円
A:-
J/V:2,000円
A/D:-
渡航便遅延保険 J/V/M:○
A/D:-
J/V/A:○
D:不明
ショッピング保険 J/V/M:100万円(海外購入分のみ)
A:200万円
J/V/M:100万円(海外購入分のみ) J:500万円
V/M:300万円
J/A/D:500万円
A:300万円
空港ラウンジ
A:国内28空港+ハワイ
J:国内28空港+ハワイ
V/M:国内28空港
A:国内28空港+ハワイ・仁川
D:国内外約600ヶ所
J:国内28空港+ハワイ
V/M:国内28空港
A:国内28空港+ハワイ・仁川
D:国内外約600ヶ所
プライオリティパス J/V/A:無料発行可
D:-
手荷物宅配 J/V/M:-
A:無料
J/V/M:割引
A/D:無料(帰国時のみ)
J/V:割引
A/D:不明
優先チェックイン
ビジネスきっぷ
空港内店舗での割引
空港内免税店での割引 5%割引 10%割引 10%割引 10%割引

※1:マイル移行手数料を支払った場合のレートです。
※2:一般カード・ワイドカードにおいては、飛行機搭乗中・飛行場場内にて怪我を被った際に発生した費用が補償されます。ゴールド・プレミアムカードは飛行機だけでなく、公共交通乗用具や宿泊中、ツアー中の怪我も対象となります。

最後に紹介するのは、ANAカードの中でも最上級に位置するANAカードプレミアムです。ゴールドカードと同じく、JCB、VISA/Master、アメックス、ダイナースの4種類があります。

ANAカードプレミアムはボーナスマイルのレートが最も高く、1年間所有するだけで毎年10,000マイルが毎年貯まり、ANA便搭乗時には通常貯まるマイルの50%分がボーナスマイルとして上乗せされます。また、ショッピングで貯まるマイルのレートも100円で1〜2マイルを誇り、ショッピングでも効率よくマイルを貯められます。

しかしANAカードプレミアムはどのカードも年会費が高額なのがネックです。マイル付与レートが高いといっても、年間カード利用額がおよそ500万円以上はないと年会費の元が取れません(1マイル=1円で考えた場合)

したがってマイルの付与レートが高いといっても、ショッピングを中心にマイルを貯めようと考えている方には不向きです。もちろん、年間カード利用額が1,000万円近いような方なら話は別ですが…。

特典に関しては、ダイナースブランドを除きプライオリティ・パスを無料発行できる、ANAが運営する空港ラウンジを無料利用(同伴者・家族会員利用不可)できる、コンシェルジュデスクを利用できる、などの特典があります。

ただANAカードの最上級のカードにしてはANAならではの特典が乏しい印象です。ANAを快適に利用したい、という目的があるのならば。プレミアムカードよりもスーパーフライヤーズカードの取得を目指した方が満足できるでしょう。また、プライオリティパスやコンシェルジュデスクにおいても、他社のプラチナカードで利用した方が年会費を抑えられてお得です。

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以上の理由から、多くの人にとってANAカードプレミアムは選択肢から外しても構わないカードでしょう。ただ、このカードを入手することで利益を受けられる人が少ないだけで、決して悪いカードではありません。

「年会費は惜しまないから高いレートでマイルを貯めたい!」「手っ取り早くANAラウンジを使いたい!」「とにかく最上級のANAカードを持ちたい!」という明確な目的があるのであれば入会をおすすめします。

暮らしの達人で紹介しているANAカードプレミアムは、ANA JCBカード プレミアムの1種類だけであり、これでは比較にならないので、JCBブランドのANAカードを比較したテーブルを作成しました。こちらを参考にしてください。

ANAカード(JCB) スペック比較表

カード名 ANAカード(一般) JCB
一般
ANA ワイドカード JCB
ワイド
ANA ワイドゴールドカード JCB
ワイドゴールド
ANA JCBカード プレミアム
プレミアム
国際ブランド JCB JCB JCB JCB
年会費
(税別)
基本会員 2,000円 7,250円 14,000円 70,000円
家族会員 1,000円 1,500円 4,000円 4,000円
ETC 無料 無料 無料 無料
マイル移行手数料(税別/年) 5,000円 5,000円 無料 無料
電子マネー 楽天Edy※1
QUICPay※2
iD × × × ×
PiTaPa※3
Suica × × × ×
PASMO × × × ×
Apple Pay QUICPayとして
利用可
QUICPayとして
利用可
QUICPayとして
利用可
QUICPayとして
利用可
ショッピングでの
マイル付与レート
1,000円→10マイル※4 1,000円→10マイル※4 1,000円→10マイル 1,000円→13マイル
航空券・ツアー
代金での
マイル付与レート
1,000円→10マイル※4 1,000円→10マイル※4 1,000円→10マイル 1,000円→13マイル
ボーナスマイル 新規入会 1,000マイル 2,000マイル 2,000マイル 10,000マイル
年間継続 1,000マイル 2,000マイル 2,000マイル 10,000マイル
搭乗毎 フライトマイルの
10%をプラス
フライトマイルの
25%をプラス
フライトマイルの
25%をプラス
フライトマイルの
50%をプラス
貯まるポイント Oki Dokiポイント
海外旅行保険
(金額は最高額)
付帯条件 自動付帯 自動付帯 自動付帯
(利用条件付き)
自動付帯
死亡・後遺障害 1,000円 5,000万円 1億円 1億円
傷害・疾病
治療費用
× 150万円 300万円 1,000万円
賠償責任 × 2,000万円 1億円 1億円
携行品損害 × 50万円 50万円 100万円
救援者費用 100万円 100万円 400万円 1億円
家族特約 × ×
国内旅行保険
(金額は最高額)※5
付帯条件 自動付帯 自動付帯 自動付帯 自動付帯
死亡・後遺障害 1,000万円 5,000万円 5,000万円 1億円
傷害入院
費用日額
× 1万円 5,000円 5,000円
手術費用 × 10万円 40万円 40万円
傷害通院
費用日額
× 2,000円 2,000円 2,000円
家族特約 × ×
渡航便遅延保険 × ×
ショッピング保険 補償範囲 国内:×/海外:○ 国内:×/海外:○ 国内:○/海外:○ 国内:○/海外:○
補償額
(金額は最高額)
100万円 100万円 500万円 500万円
空港ラウンジ × 国内28空港
+海外1空港
国内28空港
+海外1空港
国内28空港
+海外1空港
ビジネスきっぷ
パッケージ
ツアー割引
機内
販売割引
空港店舗での割引
優先チェックイン ×
手荷物宅配 割引価格 割引価格 無料 不明
プライオリティパス × × ×
コンシェルジュ
デスク
× × ×

※1:最初からカードに付帯。支払いで200円につき1マイルが貯まる。カードからチャージ可能だが、マイルは貯まらない。
※2:利用の際には別途申し込みが必要。支払いで最大1,000円で10マイルが貯まる。
※3:利用の際には別途申し込みが必要。PiTaPaの利用で貯まるショップdeポイントはANAマイルに移行可能。年1回の使用がないと年会費1,050円(税込)が発生。
※4:マイル移行手数料を払った場合。
※5:一般カード・ワイドカードにおいては、飛行機搭乗中・飛行場場内にて怪我を被った際に発生した費用を補償。

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