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ANAカードのおすすめはコレ!ANAマイルが貯まるベストな選択肢を提案します

更新年月日 : 2022/10/06

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これからANAマイルを貯めようと考えている人は、ANAマイルが貯まるクレジットカードであるANAカードへの入会を検討すると思います。

しかし、ANAカードには10種類以上ものカードがあるうえ、一般カード、ワイドカード、ワイドゴールドカード、プレミアムカードと、4つのランクがあって違いがわかりにくいと思います。

そこでこの記事では、これからANAカードに入会しようと考えている人に向けて、おすすめのANAカードを紹介していきます。この記事を読んで、自分に合った1枚を選んでください。

おすすめANAカード3選

マイルを貯める機会が豊富

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード) ソラチカカード

PASMOチャージやPASMOでの東京メトロの乗車でマイルが貯まる。さらに10マイル移行手数料が5,500円と安い。買い物でマイルを貯めるならこのカードがおすすめ。

カードのお申込み

年会費最安ゴールドANAカード

ANA ワイドゴールドカード VISA/Master ANA VISA ゴールド

コスパ最強ANAカード。簡単な条件をクリアすると年会費10,450円(税込)に減額可能。さらにゴールドカードなのでマイル移行手数料が無料ラウンジ利用可能など、様々な特典を利用可能。

カードのお申込み

頻繁にANA便搭乗するならコレ

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード ANAアメックスゴールド

ANA航空券購入では100円につき2マイル付与とゴールドカード中最高。ラウンジや手荷物無料特典はもちろん、優先チェックイン特典もあり。頻繁にフライトする人におすすめ。

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ANAカードの選び方:ANAカードは一般カードまたはゴールドカードから選ぶのがおすすめ

まず各ANAカードのスペックを比較してみましょう。

グレード別、ANAカードの基本スペック・特典比較表

グレード ANA JCB 一般カード
一般カード
ANA ワイドカード JCB
ワイドカード
ANA ワイドゴールドカード JCB
ゴールド
ANA JCBカード プレミアム
プレミアム
国際ブランド JCB(J)
VISA(V)
Master(M)
AMEX(A)
JCB(J)
VISA(V)
Master(M)
JCB(J)
VISA(V)
Master(M)
AMEX(A)
Diners(D)
JCB(J)
VISA(V)
AMEX(A)
Diners(D)
年会費
(税込)
2,200円(初年度無料)
A:7,700円
7,975円 15,400円
A:34,100円
D:29,700円
J:77,000円
V/M:88,000円
A:165,000円
D:170,500円
ボーナスマイル 新規入会 1,000マイル 2,000マイル 2,000マイル 10,000マイル
年間継続 1,000マイル 2,000マイル 2,000マイル 10,000マイル
搭乗時 フライトマイルの
10%をプラス
フライトマイルの
25%をプラス
フライトマイルの
25%をプラス
フライトマイルの
50%をプラス
ショッピングでの
マイル付与レート
リボ払い以外※1 1,000円→10マイル
A:100円→1マイル
1,000円→10マイル 1,000円→10マイル
A/D:100円→1マイル
J:1,000円→13マイル
V/M:1,000円→15マイル
D:100円→1.5マイル
A:100円→1マイル
リボ払い※2 V/M:1,000円→13マイル
J:1,000円→10マイル
A:100円→1マイル
V/M:1,000円→13マイル
J:1,000円→10マイル
V/M:1,000円→13マイル
J:1,000円→10マイル
A/D:100円→1マイル
J:1,000円→13マイル
V/M:1,000円→18マイル
D:100円→1.5マイル
A:100円→1マイル
航空券・ツアー代金でのマイル付与レート※3 1,000円→20マイル
A:100円→2.5マイル
1,000円→20マイル 1,000円→20マイル
A:100円→3マイル
J:1,000円→33マイル
V/M:1,000円→35マイル
D:100円→4.5マイル
A:100円→4.5マイル
カード利用額に応じたボーナスポイント J:あり
V/M/A:なし
あり J/M:あり
V/A/D:なし
なし
J:あり
マイル移行手数料
(税込)/年
6,600円
J:5,500円
6,600円
J:5,500円
無料 無料
海外旅行保険
(金額は最高額)
死亡・後遺障害 1,000万円
A:3,000万円
5,000万円 V/M:5,000万円
J/A/D:1億円
1億円
傷害・疾病治療費用 -
A:100万円
150万円 V/M:150万円
J/A/D:300万円
J:1,000万円
V:500万円
A/D:不明
賠償責任 -
A:3,000万円
2,000万円 V/M:3,000万円
J/D:1億円
A:4,000万円
J/V:1億円
A/D:不明
携行品損害 -
A:30万円
50万円 50万円 J/V:100万円
A/D:不明
救援者費用 100万円
A:200万円
100万円 400万円 J/V:1,000万円
A/D:不明
家族特約 -
A:○
-
D:-

A/D:不明
国内旅行保険
(金額は最高額)
死亡・後遺障害※4 1,000万円
A:3,000万円
5,000万円 5,000万円
D:1億円
J/V:1億円
A/D:不明
傷害入院費用日額※4 - 1万円 J:5,000円
V/D:1万円
A:-
J/V:5,000円
A/D:不明
手術費用※4 - J:入院日額×倍率(種類に応じて10倍、20倍または40倍)1事故につき1回限度
V:20万円
J:入院日額×倍率(種類に応じて10倍、20倍または40倍)1事故につき1回限度
D:40万円
V:20万円
A:-
J:入院日額×倍率(種類に応じて10倍、20倍または40倍)1事故につき1回限度
D:40万円
V:20万円
A/D:不明
傷害通院費用日額※4 - 2,000円 J/V/M:2,000円
D:3,000円
A:-
J/V:2,000円
A/D:-
渡航便遅延保険 - - J/V/M:○
A/D:-
J/V/A:○
D:不明
ショッピング保険 J/V/M:100万円(海外購入分のみ)
A:200万円
J/V/M:100万円(海外購入分のみ) J:500万円
V/M:300万円
J/A/D:500万円
A:300万円
空港ラウンジ -
A:国内28空港+ハワイ
- J:国内28空港+ハワイ
V/M:国内28空港
A:国内28空港+ハワイ・仁川
D:国内外約600ヶ所
J:国内28空港+ハワイ
V/M:国内28空港
A:国内28空港+ハワイ・仁川
D:国内外約600ヶ所
プライオリティパス - - - J/V/A:無料発行可
D:-
手荷物宅配 J/V/M:-
A:無料
- J/V/M:割引
A/D:無料(帰国時のみ)
J/V:割引
A/D:不明
優先チェックイン -
ビジネスきっぷ
空港内店舗での割引
空港内免税店での割引 5%割引 10%割引 10%割引 10%割引

※1:マイル移行手数料を支払った場合のレートです。
※2:一般カード・ワイドカードにおいては、飛行機搭乗中・飛行場場内にて怪我を被った際に発生した費用が補償されます。ゴールド・プレミアムカードは飛行機だけでなく、公共交通乗用具や宿泊中、ツアー中の怪我も対象となります。

上記を見る限り、マイルの貯まりやすさ、特典の充実さで言うとプレミアムカードが圧倒的です。しかしプレミアムカードは年会費が10万円前後と高額で、審査も簡単には通りません。

もしも「それでも究極のANAカードが欲しい!」という意気込みならプレミアムカードに申し込んでおけば外れはありません。しかしコストをそれなりに抑えたいのであれば、一般カードまたはゴールドカードから選ぶことをおすすめします。

一般カードをおすすめする理由は、最も年会費が安いカードながらショッピングでのマイル付与レートがゴールドカードと同等だからです。「ショッピングを中心にANAマイルをたくさん貯めたい!」という人は一般カードで十分と言えるでしょう。

ゴールドカードはショッピングでのマイル付与レートこそ一般カードと変わらないものの、ボーナスマイルのレートが高額です。さらに空港ラウンジ無料利用特典や手荷物無料宅配特典が使えることを考慮すると、ゴールドカードは「ショッピングだけでなく、ANA便搭乗でもマイルをたくさん貯めたい&空の旅をもっと快適にしたい」という人におすすめのカードだと言えます。

残されたワイドカードですが、こちらははっきり言っておすすめしません。選択肢から外しちゃいましょう。

「でもワイドカードはゴールドカードよりも年会費が安いのに、ボーナスマイルはゴールドカードと同レートだからお得じゃない?」と思う人もいるかもしれません。

それはその通りなのですが、一般カードやワイドカードの場合、カード利用で貯まったポイントをマイルに最も高いレートで交換する際に、マイル移行手数料がかかります。マイル移行手数料は年会費のようなもので、これを支払うことで1年間は最も高いレートでポイントをマイルに交換できます。マイル移行手数料はクレジットカードのブランド毎に以下の通りに決まっています。

  • JCBブランドのマイル移行手数料:5,500円(税込)
  • VISA、マスターカード、アメックスブランドのマイル移行手数料:6,600円(税込)

ゴールドカードやプレミアムカードは、このマイル移行手数料が無料です。したがって、一般カード・ワイドカードはマイル移行手数料も考慮して比較しなければいけません。

カード年会費+マイル移行手数料の合計コスト(JCBブランドで比較)
一般カード:7,700円(税込)
ワイドカード:13,475円(税込)
ワイドゴールドカード:15,400円(税込)
プレミアムカード:77,000円(税込)

するとこのように、ワイドカードとワイドゴールドカードのコスト差は1,925円しかありません。これだけの違いであればより特典が充実しているゴールドカードに申し込んだ方がより満足できる可能性が高いでしょう。

結論
プレミアムカード:金銭的に余裕があり、めんどくさいことを考えたくない人におすすめ
一般カード:ショッピングでマイルを貯めたい人におすすめ
ワイドゴールドカード:ショッピング+フライトでもマイルを貯めたい人
ワイドカード:ショッピング+フライトでもマイルを貯めたい人(かつ、コストをとにかく切り詰めたい人)

自分が申し込むべきANAカードのランクがわかったところで、ここからはランク毎におすすめなANAカードを詳しく紹介していきます。

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おすすめの一般ANAカード

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード):東京メトロ利用でもマイルが貯まるので関東地方在住者におすすめ

ANA ToMe CARD PASMO JCB

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一般カードの中からANAカードを選ぶ人に最もおすすめしたいのが、このANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)です。

まずJCBブランドなので、VISAやマスターカードブランドのANAカードと比較して、マイル移行手数料が1,000円安い5,500円(税込)で済みます。また、スマリボに登録して年に1回以上カード決済することで、年会費が825円(税込)に優遇されます。

さらに他のANAカードとは違い、ソラチカカードには交通系ICカードのPASMOが搭載されています。カード払いでPASMOにオートチャージ可能で、ショッピングと同様に1,000円のチャージにつき1ポイント(=10マイル分)も貯まります。

そしてこのオートチャージ設定したPASMOを使って東京メトロに乗車すると、1乗車ごとにメトロポイントが貯まる特典もあります。付与レートは、平日は5ポイント、土日祝日は15ポイントです。メトロポイントは100ポイントで90マイルと交換できるので、マイルに換算すると平日なら4.5マイルが、土日祝日なら13.5マイルが、電車に乗るだけで貯まる計算です。

電車に乗るだけでマイルが貯まるは他のANAカードにはない素晴らしい特典です。ただし、東京メトロは東京の鉄道会社です。また、PASMOチャージも関東私鉄のオートチャージ対応改札利用時じゃないと発動しません。

つまり、ソラチカカードは関東在住者向けのクレジットカードです。

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ANA VISA Suicaカード:Suicaチャージでマイルが貯まる

ANA VISA Suicaカード

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関東以外の人におすすめなのは、ANA VISA Suicaカードです。こちらはSuicaとANAカードが1枚に合体したクレジットカードで、Suicaチャージでポイントが貯まります。

ソラチカカードと同じようにANA VISA Suicaカードも基本的には関東圏内でしかチャージすることができません。

しかし、モバイルSuicaまたはiPhone 7以降のiPhoneでSuicaアプリをダウンロードすれば、各アプリ内で、ANA VISA Suicaカードを使ってSuicaにチャージすることができます。つまり、携帯の電波が通じる限り、関東ではなく関西だろうが北海道だろうが、Suicaチャージが可能です。

したがって、Suica以外にもICOCAやmanaca、SUGOCAなど、交通系ICカードを使って電車やバスに乗る機会が多い人は、ANA VISA Suicaカードを使ってSuicaチャージすることで、マイルを稼ぐことが可能になります。

さらにANA VISA Suicaカードは2つの条件を満たすことで年会費を826円(税込)に下げることができます。

  • WEB明細サービスに登録
  • マイ・ペイすリボに登録して年1回以上リボ払い手数料を支払う

1つ目の条件は誰でも簡単にクリアできると思います。重要なのは2つ目の条件。マイ・ペイすリボとはつまりリボ払いに登録するということです。リボ払いは毎月の支払いが一定額になる代わりに、利息が発生します。場合によっては大損する恐れもある危険な支払い方法です。

そんなやばいものですが、マイ・ペイすリボは月々のリボ払い返済額を自由に設定できます。そのため、返済額を調整することで利息の支払いを少額に抑えることもできます。

このマイ・ペイすリボの変更方法について詳しくは別記事で説明しているので、参考にしてみてください。

ANA VISA SuicaカードはVISAブランドなのでマイル移行手数料が6,600円(税込)かかりますが、年会費を826円(税込)に減額できることを考慮すると、コスト的にもおすすめなANAカードです。

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ANA JCB 一般カード:マイル移行手数料が安く、1,000円で最大10.6マイル貯まる

ANA JCB 一般カード

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「PASMOもSuicaも使わないよ!」という人は、マイル移行手数料が安く、QUICPayやnanacoが使えて、さらに年間カード利用額に応じて、最大1,000円で10.6マイル貯まるANA JCB 一般カードを検討してください。

まずマイル移行手数料については何度も紹介している通り5,500円(税込)で済みます。また、ソラチカカード同様にスマリボの登録と利用で年会費が825円(税込)になります。

さらにANA JCB 一般カードはANA QUICPay+nanacoを無料で追加発行できます。これはQUICPayとしてもnanacoとしても使える電子マネーカードです。

これ1つでQUICPay、nanaco、それぞれの加盟店で利用可能で、ANAマイルに交換できるポイントが貯まります。さらにセブンイレブンでQUICPayとして支払うと、QUICPay利用分のポイント(1,000円で1ポイント)に加えてnanacoポイントが200円で1ポイント貯まります。

QUICPay利用分のポイントはカード利用で貯まるポイントと全く同じように、1ポイントで10マイルに移行できます。nanacoポイントは500ポイントで250マイルに移行できます。

その上セブンイレブンはANAカードマイルプラス加盟店でもあり、ANAカードの支払い200円につき1マイルが付与されます。ANA JCB 一般カードの場合、QUICPayでの支払いも「ANAカードの支払い」としてカウントされるため、この条件も満たしたことになります。

以上を踏まえると、下記のように1,000円の支払いにつき17,5マイル相当が貯まる計算になります。

  • ANA JCB 一般カードのANA QUICPay+nanacoでセブンイレブンを利用した場合
  • 1,000円で1ポイント(10マイル相当)
  • 200円で1nanacoポイント(0.5マイル相当)
  • 200円で1マイル
  • 合計:1,000円の支払いで17.5マイル相当が貯まる計算

セブンイレブンの利用が多い人は、ANA JCB 一般カードに入会することでマイルを量産できることでしょう。

また、ANA JCB 一般カードには「JCB STAR MEMBERS(JCBスターメンバーズ)」というポイントアップ特典があります。これは年間のカード利用合計額に応じて、翌年度のポイントレートが増加する特典です。カード利用額とポイントレートの関係は以下の通りです。

ボーナスとして貯まった分(つまり0.2ポイント分)は、マイル移行手数料の支払いの有無に関係なく必ず1ポイント=3マイルの移行レートに固定されます。また、自動交換手続きをしていても、手動で交換手続きを行う必要があります。

ANAカード(一般) VISA/Masterにも同じようなボーナスポイント制度がありますが、年間カード利用額が0〜300万円を見込むなら、JCBのボーナスポイント制度の方が数百ポイント程度多く貯まります(そもそも300万円近く決済するならゴールドカードをおすすめしますが)。

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おすすめのANAワイドゴールドカード

ANA ワイドゴールドカード VISA/Master:年会費10,450円(税込)で持てる最安ANAゴールドカード

ANA ワイドゴールドカード VISA/Master

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ゴールドカードの中で最もおすすめなのがANA ワイドゴールドカード VISA/Masterです。このカードはANA VISA Suicaカードと同じく、以下の2つの条件を満たすことで、年会費が15,400円(税込)から10,450円(税込)に下げることができるからです。

  • WEB明細サービスに登録
  • マイ・ペイすリボに登録して年1回以上リボ払い手数料を支払う

マイルの貯まりやすさや付帯している特典については、JCBのゴールドカードとそこまで違いはありません。逆に言えば、そこまでの違いがないからこそ、年会費に差が出るANA ワイドゴールドカード VISA/Masterをおすすめします。

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ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード:ANA航空券購入でマイル2倍

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

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ショッピングだけでなくフライトでもマイルをたくさん貯めようと考えている人には、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードをおすすめします。

このカードの年会費は34,100円(税込)と、ANAゴールドカードの中では最高額です。しかし、ANA航空券購入時には100円で2マイル相当のレートでポイントが貯まります。他のANAゴールドカードの2倍です。

航空券でのマイルの貯まりやすさだけでなく、アメックスのゴールドカードらしく充実した特典も付帯しています。

例えば成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港のいずれかの空港で、スーツケース1個分の荷物を自宅まで無料配送してくれます。自宅から空港に送る場合は正規料金となります。

さらに海外旅行保険は家族特約が付いていて、このカードに入会するだけで家族も自動的に旅行保険に加入したことになります。

  • 会員(家族カード会員を含む)の配偶者
  • 会員と生計を共にする子
  • 親等の親族

家族特約自体は他のANAゴールドカードにもある特典ですが、どれも19歳未満の親族に限られます。しかしANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは上記の通り、補償を受けられる範囲が広いのが特徴です。

そして家族特約ではカード会員と上記対象者が同行する旅行はもちろん、カード会員が同行しない旅行でも補償を受けることが可能です。

つまり、あなたと生計を共にする子供が友達と海外旅行に出かけて、旅行中に熱を出して病院で治療を受けた際に、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの海外旅行保険が適用され、治療費分の補償を受けることが可能です。

その他、購入店に代わって商品の返品を受け付けてくれるリターンプロテクションや、京都の圓徳院にあるアメックス会員専用ラウンジが使えます。

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ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの魅力は以上の通りです。なんといっても100円で2マイル貯まることが大きな魅力です。しかし、実はANAカードではありませんが、同じアメックスが発行しているアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードならば、同様にANA航空券の購入で、100円につき5マイル相当のポイントが貯まります。

よって、ANA航空券を頻繁に購入する人は、ANAカード+アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードの組み合わせも検討してみてください。

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ANAマイル大量ゲットのチャンス!ANAカードは新規入会キャンペーンを利用するのがおすすめ

自分に合ったANAカードは見つかりましたでしょうか?もしも「これだ!」というカードが見つかったとしても、入会手続きを行うのはちょっと待ってください!

ANAカードは新規入会キャンペーンが頻繁に行われます。「新規入会のうえ3ヶ月後までに50万円以上利用すると10,000マイルプレゼント!」など、カード入会とともに条件を満たすことで大量のANAマイルをゲットできる可能性があります。

そのため、入会前には「今キャンペーンが行われているかどうか」「キャンペーンの条件を満たせる見込みがあるか」「他のANAカードと比較して、付与されるマイル数や条件がどう異なるか」といった内容についても比較検討しましょう。

特にANAカードの場合、カード発行会社が開催するキャンペーンとANAが開催するキャンペーンの2つがあります。両方行われていることもあれば、どちらか一方だけが行われていることもあります。

例えば先に紹介したANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、以前合計67,000マイルがもらえるキャンペーンが行われていました。

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードで以前行われていたキャンペーン
アメックス開催のキャンペーンでもらえるマイル:49,000マイル
ANA開催のキャンペーンでもらえるマイル:18,000マイル
合計:67,000マイル

しかし一方、ANA ワイドゴールドカード VISA/Masterは同時期にカード会社のキャンペーンが行われておらず、ANA開催のキャンペーンのみ開催されていました。

同時期にANA ワイドゴールドカード VISA/Masterで行われていたキャンペーン
三井住友VISAカード開催のキャンペーンでもらえるマイル:0マイル
ANA開催のキャンペーンでもらえるマイル:18,000マイル
合計:18,000マイル

先に紹介した通り、年会費で比較すると圧倒的にANA ワイドゴールドカード VISA/Masterの方が安価です。しかし、キャンペーンでもらえるマイルも考慮して比較すると、単年ではANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに申し込んだ方がお得だった、と考えることもできます。

また、暮らしの達人では現在開催されているキャンペーンをまとめたページもあるので、ぜひチェックしてみてください。

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ANAカード入会で利用できるおすすめ特典やメリットまとめ

さらにここからは、ANAカードに入会することで利用できる特典の中でも、おすすめできるもの、知っておくと役立つものに付いて紹介していきます。

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ANAカードマイルプラス加盟店でマイル獲得

ANAカードマイルプラス加盟店でANAカードを使って決済すると、クレジットカードのポイントとは別に、直接ANAマイルが貯まります。

マイルの付与レートはお店によって異なり、例えばセブンイレブンなら、ANAカードで税込200円の買い物をする度に、1マイルが直接ANAマイレージクラブアカウントに貯まります。

注意点は2つあります。1つはiD、QUICPay、Apple Payなどで支払った場合、ANAカードの種類やお店によってはマイル付与対象外となることです。

もう1つは、1回の買い物につきマイルが算出されることです。つまりセブンイレブンで100円の商品を10回購入したとしてもマイルは貯まりません。

ANAカードマイルプラス加盟店はこちらから検索することが可能です。

ちなみに似たようなサービスで「ANAマイレージモール」というものがありますが、こちらはANAカード以外での支払いでもマイルが貯まります。

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優先チェックインでスムーズにチェックイン

ワイドカード以上のANAカードに入会すると、国際線エコノミー航空券での利用時でも、ビジネスクラスカウンターでのチェックインを利用できるようになります。

ビジネスクラスカウンターならば、一般カウンターよりも空いている可能性が高く、あまり待たずにチェックインできるでしょう。

なお、国内線の場合はビジネスカウンターを利用することができません。また、優先搭乗特典もなく、あくまでチェックインでの優先のみとなります。

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ANAカードに入会しておくと、SFC資格取得時の審査が簡単になる裏技が使える

ANAに頻繁に搭乗する人なら、上級会員用のANAカードであるSFC(スーパーフライヤーズカード)への入会も視野に入れている人が多いはず。SFCに入会すると、スターアライアンスのゴールド会員資格が与えられ、ANAを含めスターアライアンス加盟航空会社で特別なサービスを受けることが可能です。しかも、SFCの年会費を払い続ける限りは永続的に会員ステータスが維持されます。

SFC会員の優待特典(一部)
優先搭乗
ANAラウンジ
座席のアップグレード
特典航空券の優先予約
手荷物受け取りの優先

このSFCに入会するためには、ANAに搭乗して1年以内にプレミアムポイントを50,000ポイント貯めて、プラチナステイタスを取得する必要があります。

そしてプラチナステイタス資格を得た後にSFCに申し込むわけですが、SFCはあくまでもクレジットカードなので、カード会社による審査が行われます。そのため、SFC資格を満たしていたとしても、カード会社による審査に落ちてしまうと、SFCを入手することができません。

しかし、既にANAカードを持っている場合は、カードの切り替えとなり、無審査でSFCを取得することができます。したがって、ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード VISA/Masterを狙うのであれば、ANA ワイドゴールドカード VISA/Masterに入会しておくことで、カード切り替えとなります。

無審査でSFCに切り替えられるパターンまとめ
ANA JCB 一般カード→ANAスーパーフライヤーズカード JCB
ANAカード(一般) VISA/Master→ANAスーパーフライヤーズカード VISA/Master
ANA ワイドゴールドカード JCB→ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード JCB
ANA ワイドゴールドカード VISA/Master→ANAスーパーフライヤーズ ゴールドカード VISA/Master
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード→ANAアメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・ゴールド・カード
ANAダイナースカード→ANAダイナース スーパーフライヤーズカード
ANA JCB カードプレミアム→ANA JCBスーパーフライヤーズカード プレミアム
ANA VISAプラチナ プレミアムカード→ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード→ANAアメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・プレミアム・カード
ANAダイナース プレミアムカード→ANAダイナーススーパーフライヤーズ プレミアムカード

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SFC修行に役立つANA SKY コインの交換レートがアップ

SFCに入会するためには1年間でプレミアムポイントを50,000ポイント貯める必要があるため、とにかくたくさん飛行機に乗らなければいけません。中には観光さえ度外視して、とにかくポイントを貯めるために飛行機に乗りまくる人もいるため、SFC取得を目標に飛行機に乗る行為のことをSFC修行と呼びます。

そんなSFC修行を計画している人にとってANAカードに入会するメリットになるのが、ANAマイルからANA SKY コインへの交換レートが高くなるという特典です。

一般のANAマイレージクラブ会員がANAマイルをANA SKY コインに交換するときは、1ポイント→最大1.2ポイントのレートになります。

しかしANAカード会員なら1ポイント→最大1.5ポイント、ANAゴールドカード以上の会員だと1ポイント→最大1.6ポイントと、交換レートが高くなります。

「でもANA SKY コインなんて持ってて意味あるの?」と思われるでしょう。実はANA SKY コインはSFC修行との相性が抜群なのです。なぜなら、ANA SKY コインで購入したANA航空券は、プレミアムポイントの付与対象となるからです。

  • ANA SKY コインで交換した航空券:プレミアムポイントの付与対象
  • ANAマイルで交換した交換した航空券:プレミアムポイントの付与対象外

つまり新規入会キャンペーンなどで獲得したANAマイルは、ANA SKY コインに交換してANA航空券を購入することで、お得にSFC修行を行うことができるというわけです。

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注意:ANAラウンジはANAカード入会だけではほとんど利用できない

ANAカードプレミアムで利用できるANAラウンジ

画像引用元:空港ラウンジ ご利用基準一覧表│ANA SKY WEB(2018年11月29日取得)

最後にラウンジに関する注意点を紹介します。

時々「ANAカードに入会するとANAラウンジが使える」という意見が見られますが、これは半分正解で半分誤りです。

まず、ANAラウンジを使うことができるのはANAカード プレミアム会員だけです。ANAゴールドカードでもラウンジ無料利用特典がありますが、この対象ラウンジはANAラウンジではなく、カードラウンジと呼ばれるもので、世の中のゴールドカードならほとんど使えるものです。

ANAカード プレミアム会員ならANAラウンジが利用できますが、対象ラウンジは国内線のANAラウンジに限られます。国際線のANAラウンジを使うには、SFC会員になったり、ファーストクラスで予約したりする必要があります。

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自分に合ったANAカードに入会しよう!

ここまで紹介したきた通り、ANAカードにはたくさんの種類があり、さらにそれぞれ異なる特徴を持っています。そのため、それぞれのカードのメリットデメリットをよく比較して、自分に合った1枚を見つけましょう。もしもこの記事を読んでもまだ自分に向いているカードが見つからないのであれば、13種類のANAカードを徹底比較した以下の記事もご覧ください。

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行先別:日本発着特典航空券の必要マイル数を徹底比較

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