ブリティッシュエアウェイズ・Aviosポイントが貯まるおすすめのクレジットカード

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ブリティッシュエアウェイズ・Aviosポイントが貯まるおすすめのクレジットカード

更新年月日 : 2019/02/13

ブリティッシュ・エアウェイズ

イギリスのフラッグキャリアであるブリティッシュ・エアウェイズは「エグゼクティブクラブ」というマイレージプログラムを運営していて、フライト距離などに応じて「Aviosポイント」というマイルが貯まります。

イギリスを代表する航空会社のマイルではありますが、これまでAviosポイントは特に注目を浴びることはありませんでした。しかし、2014年にアメックスとダイナースクラブが自社のポイントからJALマイルへの移行サービスを終了すると、一躍脚光を浴びることになりました。これまでアメックスのポイントを貯めてJALマイルに移行していた人が、JALマイルに代わる新しいポイント移行先としてAviosポイントを選ぶようになったのです。なぜなら、AviosポイントはJALの特典航空券と交換できるうえに、行先によってはJALマイルよりも交換レートがお得なこともあるからです。

ネットを中心にこの情報が拡散されて以降、JALマイラーを引退してAviosポイントを貯め始める人が続出したとも言われています。ブリティッシュ・エアウェイズの飛行機には乗らない人であっても、JALの特典航空券をお得にゲットしたい方はAviosポイントを貯めた方が良いケースもあることを覚えておきましょう。

Aviosポイントが貯まるおすすめクレジットカード3選

100円で1.25マイル

SPGアメックス

100円の決済で最大1.25マイル相当のポイントが貯まる。普段の買い物でAviosを貯めるならこのカードが最もおすすめ。貯めたポイントはAvios以外にANAやJALのマイルとも交換可能。

航空券購入では100円で5マイル

スカイトラベラープレミア

普段は100円で1マイルだが、ブリティッシュ・エアウェイズなど特定の航空会社の航空券購入時は100円で5マイル相当のポイントが貯まる。搭乗が多い人はこのカードでマイル量産。

年会費1.1万円（税込）

スカイトラベラー

こちらは航空券の購入時、100円で3マイル相当のポイント付与とレートが落ちる。しかし年会費が11,000円（税込）と、プレミアカードよりもお手頃。

クレジットカードを使ってAviosポイントを貯めるには、一部のアメックスが発行するクレジットカードで貯めたポイントをAviosポイントに移行する方法に限られています。したがって、Aviosポイントを貯めたければアメックス発行カードの中から利用スタイルに合わせて選ぶだけのことになります。

このページでは、Aviosポイントが貯まるおすすめのクレジットカードを厳選して紹介します。ショッピングのみでマイルを貯める「陸マイラー」かフライトでもマイルを貯める「トラベルマイラー」、それぞれのタイプに適したカードをご用意しましたのでお役立てください。

Aviosポイントが貯まるおすすめのカード3選

Aviosポイントが貯まるおすすめのカード3選

Aviosポイントをたくさん貯めたいなら、以下に紹介する3枚のクレジットカードの中から選びましょう。

いずれのカードもAviosポイントがカード利用100円につき1マイル以上も貯まってお得ですが、カードの用途や利用金額に合わせて厳選した方がより無駄なコストを抑えたり、さらにマイルが貯めやすくなります。以降は、これらのカード選び方やそれぞれのカードの特徴を解説します。

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Aviosポイントの貯まるクレジットカードのスペック比較表
カード名	スターウッドプリファードゲスト	スカイ・トラベラープレミア・カード	スカイ・トラベラーカード	アメックスグリーンカード
年会費（税込）	34,100円	38,500円	11,000円	13,200円+3,300円^※1
マイル移行方法	獲得したﾎﾟｲﾝﾄをﾏｲﾙに移行	獲得したｱﾒｯｸｽのﾎﾟｲﾝﾄﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ「ﾒﾝﾊﾞｰｼｯﾌﾟﾘﾜｰﾄﾞ」をﾏｲﾙに移行
ポイント有効期限	無期限	無期限	無期限	無期限^※1
一般加盟店でのカード利用	100円で1.25ﾏｲﾙ^※2	100円で1ﾏｲﾙ	100円で1ﾏｲﾙ	100円で1ﾏｲﾙ^※1
航空券・ツアー代金でのカード利用	100円で1.25ﾏｲﾙ^※2	100円で5ﾏｲﾙ	100円で3ﾏｲﾙ	100円で1ﾏｲﾙ^※1

※1：通常年会費13,200円（税込）、メンバーシップ・リワード・プラスの登録費が3,300円/年間（税込）かかります。メンバー・シッップ・リワード・プラスの登録により、ポイント有効期限が無期限、マイルの交換レートが2倍になるなどの特典が付与されます。
※2：通常の移行レートは3,000ポイント→1,000マイルですが、60,000ポイント単位で交換すると15,000ポイントのボーナスがつき、60,000ポイント→25,000マイル（通常の1.25倍）で移行できます。

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陸マイラーにとって最もマイルを貯める近道となるカード、つまりカードショッピングで最もマイルが貯まるのは一般加盟店でのカード利用で100円につき最大1.25マイルが貯まる、スターウッドプリファードゲストアメックスです。

続いて、トラベルマイラー向けには、JALカードやANAカードのようにフライトごとにボーナスマイルが獲得できる特典の付いたカードがあれば良いのですが、フライトに応じてAviosポイントの貯まるカードは国内では発行されていません。そこで、ブリティッシュエアウェイズをはじめ、27社のエアラインの航空券および旅行会社のツアーの代金をカードで支払うと100円で5マイルが貯まる、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードをおすすめします。

知名度の最も高いアメックスのグリーンカードにおいては、マイル付与率と年会費の両方においてスカイ・トラベラー・カードの方が優れているため選外としています。いずれも一般加盟店でのカード利用で100円につき1マイルが貯まりますが、航空券の購入ではスカイ・トラベラー・カードの方が3倍ものマイルが貯まります。年会費においてはグリーンカードは通常年会費12,000円に加えて、マイルの付与レートを100円で1マイルにするためにメンバー・シップ・リワード・プラスというプログラムに3,300円（税込）をかけて登録するため、年間コストはスカイトラベラーの1.5倍にあたる16,500円（税込）かかります。このため、Aviosマイルを貯めることを目的とするなら、グリーンカードよりもスカイ・トラベラー・カードを選ぶべきです。

スカイ・トラベラー・カードの年会費は11,000円（税込）と比較的安価なため、スターウッドプリファードゲストアメックスやアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードの年会費が高いと感じたり、カード利用予定額が多くない方にもおすすめします。

ここからはおすすめしたい3枚のカードについて、それぞれの特徴を順番に紹介していきます。

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陸マイラーにおすすめ 100円で最大1.25マイル：スターウッドプリファードゲストアメックス

スターウッドプリファードゲストアメックス

スターウッドプリファードゲストアメックスは、アメリカン・エキスプレスの使える店舗やECサイトならどこでもカード利用100円につき最大で1.25Aviosポイントが貯まります。

これは、通常のカードショッピングでAviosポイントの貯まるクレジットカードの中で、最も高いレートなので、本気でAviosポイントを貯めたい陸マイラーにおすすめです。

交換レートについて補足をすると、通常は100円で3ポイント（以前は「スターポイント」と呼ばれていました）が貯まり、貯まった3,000ポイントを1,000Aviosポイントに交換できるので、100円で1Aviosポイントのレートとなります。しかし、60,000ポイントをまとめて一気にマイル移行すれば25,000Aviosポイントが貯まるため、つまり100円で1.25Aviosポイントのレートとなり、通常よりも1.25倍もお得です。60,000ポイント単位で交換するのが特典航空券への近道です。

さらに、入会後3か月以内に10万円以上を利用すれば、最大12,500マイル相当のボーナスポイントが貯まります。

Aviosポイントを使って羽田-札幌間のJAL往復特典航空券に交換する場合は、最低でも9,000マイル必要となり、通常であれば80万円から90万円ほどカードを利用しないといけませんが、これらを上手に活用すれば入会ボーナスマイルだけでJALに乗って国内旅行に行くこともできる素晴らしいカードなのです。

年会費はクレジットカードの中でも高額の34,100円（税込）に設定されています。「マイルを貯めるだけなのに高すぎるじゃないか」と感じる方もいるかもしれませんが、毎年世界中のMarriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)加盟ホテルを無料で1泊できるギフト券がもらえます（一部除外ホテルあり）。日本ではシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルなど、1泊3万円を超える高級ホテルも加盟しているため、これらのホテルに1泊2名無料で泊まれるだけでも年会費のモトが取れます。高級ホテルに泊まる習慣のある方や年に1度は贅沢にホテルステイをしたい方にとっては年会費実質無料でAviosポイントがたくさん貯まるカードを使えると考えればお得であることは間違いありません。

これらの理由からも、スターウッドプリファードゲストアメックスは、陸マイラーにおすすめしたいクレジットカードです。

スターウッドプリファードゲストアメリカン・エキスプレス・カード
スターウッドプリファードゲストアメリカン・エキスプレス・カード

JAL、ANAはじめ40社以上のマイレージが高レートで貯まる唯一のカード。さらに高級ホテルの上級会員資格を無条件で取得可能

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トラベルマイラーにおすすめ航空券の購入代金100円で5マイル：スカイ・トラベラー・プレミア・カード

スカイ・トラベラー・プレミア・カード

ブリティッシュ・エアウェイズを含む27社のエアラインの航空券および旅行会社のツアーの代金をこのアメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カードで支払うと、100円につき5マイル相当のポイントが貯まります。このレートは、通常の買い物時の5倍のポイントであり、すべてのクレジットカードの中で最も高い水準です。つまり、フライトを通してマイルを貯めるトラベルマイラーが最初に検討すべきカードと言えます。

航空券を買うと100円につき5マイルが貯まるエアラインは27社もあります。JAL日本航空やANA全日空など、多くの日本人にとって馴染みの深い航空会社のチケットを購入した場合も、100円につき5マイルが貯まります。

対象のエアライン（27社）: アシアナ航空、アリタリア-イタリア航空、ヴァージンアトランティック航空、エアタヒチヌイ、ANA、エールフランス航空、エティハド航空、エバー航空、エミレーツ航空、オーストリア航空、ガルーダ・インドネシア航空、カンタス航空、キャセイパシフィック航空、KLMオランダ航空、シンガポール航空、スイスインターナショナルエアラインズ、スカンジナビア航空、スターフライヤー、タイ国際航空、大韓航空、チャイナエアライン、デルタ航空、日本航空、フィリピン航空、フィンランド航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、ルフトハンザドイツ航空

つまり、仕事や旅行でANAやJALやデルタなど複数のエアラインを利用した場合も、このスカイ・トラベラー・プレミア・カードで購入すれば100円につき5マイル相当のポイントがたまり、貯まったポイントはすべてAviosポイントに移行してお得にJALの特典航空券にすることが可能になります。多くの国・地域に旅して様々なエアラインに乗る場合もAviosポイントを貯められる、画期的なクレジットカードなのです。

貯まったポイントは、Aviosポイントだけでなく、15社のマイレージプログラムのマイルに好きなタイミングで移行できます。Aviosポイントは有効期限が原則3年間に設定されているために期限切れに注意しなくてはなりませんが、スカイ・トラベラー・プレミア・カードのポイントのままなら無期限なので、普段はスカイ・トラベラー・プレミア・カードのポイントのまま貯めておいて、特典航空券に交換する直前に必要な分だけをAviosポイントに移行すれば有効期限を気にすることなく運用できるのも魅力です。

年会費は38,500円（税込）かかりますが、とにかくたくさん飛行機に乗ってAviosポイントを貯めたいトラベルマイラーの人に最もおすすめしたいカードです。

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード

カード利用100円で最大5ポイントが貯まり、1ポイント=1マイルでANAなど15社のマイルに交換可。航空券購入時はダントツの高レートでマイルを量産

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年会費を抑えて陸でも空でもマイルを貯めるなら：スカイ・トラベラー・カード

スカイ・トラベラー・カード

「スターウッドもプレミアカードも年会費高すぎるよ、3万円も払いたくない！絶対に！」という方は、比較的手ごろな年会費11,000円（税込）のスカイ・トラベラー・カードをおすすめします。

アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード

ANAなどの航空券を購入すると、100円で3マイル相当のポイントが貯まる。ポイントは15種類のマイルに交換可能で、まさに空の旅人向けカード

「10,000円でも高い！払えない！」という方は諦めてください。これ以上安い年会費でAviosポイントが貯まるクレジットカードはありません。

アメックスが使える一般加盟店での買い物は100円につき1マイル、航空券の購入では3マイル相当のポイントが貯まります（3マイルが貯まる対象の航空会社はスカイ・トラベラー・プレミア・カードと同じです）。

このように、スカイ・トラベラー・カードはとてもマイルが貯まりやすいことがわかります。素晴らしいスペックです。他の2枚がそれ以上にたくさんマイルが貯まるというだけで、カード利用額・航空券の購入額がそれほど高くない場合には年会費の差額を考えてもこちらのスカイ・トラベラー・カードで十分です。

したがって「年会費10,000円でこれだけマイルが貯まれば十分」、「年会費はできるだけ安い方いい」という人は、スカイトラベラーを選ぶべきだと思います。

以下の表で、スカイ・トラベラー・プレミア・カードとの入会ボーナスや航空券の購入金額に応じた獲得マイルの違いを比較していますので、カード選びの参考にしてください。

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スカイ・トラベラー・プレミア・カードとスカイ・トラベラー・カードのマイル付与レート比較
カード名		スカイ・トラベラーカード	スカイ・トラベラープレミア・カード
年会費（税込）		11,000円	38,500円
入会ボーナス		3,000ﾏｲﾙ	5,000ﾏｲﾙ
ファーストトラベル・ボーナス		5,000ﾏｲﾙ^※1	10,000ﾏｲﾙ^※1
カードご利用ボーナス		7,000ﾏｲﾙ^※2	10,000ﾏｲﾙ^※3
航空券購入金額/年	30万円	9,000ﾏｲﾙ	15,000ﾏｲﾙ
	50万円	15,000ﾏｲﾙ	25,000ﾏｲﾙ
	100万円	30,000ﾏｲﾙ	50,000ﾏｲﾙ