スーパーホワイトとは?30代以上でクレヒスがない人がクレジットカードの審査に通りにくい理由を解説
この記事の内容まとめ
- 30代以上でクレジットカードを発行したことがない人は「スーパーホワイト」と呼ばれる
- スーパーホワイトの人は個人信用情報機関上では自己破産を経験した人と同じステータスとなる
- カード会社は自己破産履歴のある人なのか、単にスーパーホワイトの人なのかがわからないため、警戒して審査に落としてしまう
- スーパーホワイトの人がクレジットカードを発行するためには、スーパーホワイトでも審査に通る可能性が高い楽天カードをおすすめする
クレヒスがないスーパーホワイトでも審査に通る可能性があるクレジットカード
年会費横浜インビテーションカード | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
無料 | 1.0~3.0% | VISA, Master, JCB, AMEX |
楽天カードはクレヒスがないスーパーホワイトの人でも審査に通ったとの報告あり。これまでクレジットカードを発行したことがないスーパーホワイトの人でも審査に通る可能性があるだろう。スーパーホワイトが原因で審査になかなか通らない場合は、このカードに申し込んでみよう。
新規入会+条件クリアで最大5,000円相当のポイントプレゼント!
- 新規入会後、「楽天e-NAVI」での受け取り申請でもれなく2,000ポイント付与
- 申込日の翌月末までに1回以上のカード利用で3,000ポイント付与(期間限定ポイント)
目次
おすすめクレジットカード3選
年会費無料
三井住友カード(NL)ついに出た年会費無料の三井住友カード。還元率は0.5%だが対象コンビニ等では2.5%にアップ。カード番号はスマホアプリから確認可能。SBI証券での投資信託購入でポイント付与も。
QUICPay決済で還元率2%
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードApple PayまたはGoogle Payに登録してQUICPayとして決済すると、通常の4倍のポイントが貯まり、還元率2%にアップ(上限あり)。スーパーなどでの買い物はこのカードがお得。
クレヒスのない30代以上がカード審査に厳しい理由 スーパーホワイト問題
今までクレジットカードを使ったことがなくて、個人信用情報に何の履歴(クレジットカードヒストリー=クレヒス)もない人はスーパーホワイトと呼ばれています。
スーパーホワイトの彼らはカードを使わず生きてきただけなのに、彼らに対するカード審査は非常に厳しいのです。
スーパーホワイトがカード審査に厳しい理由
「なぜ厳しいのか?」を理解するために、まずは信用情報機関を説明します。
カード会社は申込があると、CICなどの指定信用情報機関にアクセスして、申込者の他社でのカードやローンの申込履歴や利用状況を確認します。
指定信用情報機関とは個人のクレジットカードやローンの申込履歴と利用状況が蓄積されたデータベースを所有する組織です。カード会社などの金融機関はカードやローンの申込があると必ず指定信用情報機関にアクセスして信用情報を確認することが法律で義務付けられています。
また、利用状況についてはほとんどのカード会社が記録をしていて、滞納や自己破産という事故情報は必ず記録されています。
- カード会社は、他社を含めて毎月請求された金額をきちんと返済していたかどうかを確認できる
- 滞納の他にも、自己破産や任意整理をした場合も記録される
- これらの情報は事故情報(いわゆるブラックリスト)として記録され、審査に落ちる原因となる
これらの事故情報は、最低5年間は消えません。逆に言えば、滞納は支払完了後5年後、自己破産でも破産後5年経過すると信用情報から消えます。
そしてこの「5年後に消える」がポイントです。
事故情報が消えた後に信用情報を見ると「真っ白」で何も記録が残っていません。
すると、現金主義を貫いてきたスーパーホワイトと自己破産から5年間経過したブラック喪明けの人の信用情報は見た目が同じ真っ白で区別がつきません。
カード会社は「真っ白」な信用情報を見ると「この人はこれまで現金主義を貫いてきたスーパーホワイト」なのか「過去にブラックリストだった人」なのかわからない。なので、カード会社はスーパーホワイトな人達を敬遠してしまい、審査が厳しくなるのです。
スーパーホワイトの中でもなぜ30代以上は厳しいのか?
カード会社が10代・20代のスーパーホワイトに寛容なのは、彼らはこれから初めてカードを作ったりローンを組む年齢層なのでスーパーホワイトでも不思議ではないからです。
一方、30代でホワイトなのは確率として怪しいんです。そのため、自己破産やブラック喪明けを疑われてしまうのです。
以上が、30代以上でスーパーホワイトだと審査が厳しくなる理由です。
スーパーホワイトでもクレジットカードの審査に通る方法
色々なWEBサイトやブログ、雑誌を読んでみると「携帯電話を分割購入してクレヒスを積んでからコスモ・ザ・カード・ハウスに入会してさらに半年間クレヒスを積んでそこから欲しいクレジットカードに申込もう!」など、携帯→ハウスカード→クレカの順番で1年以上かけて遠回りする方法が紹介されています。
コツコツ時間をかけて良いならこの方法でOKですが、検索エンジンからこの記事にたどり着いた人は1年も待ってられない人が多い気がします。そこで当サイトでは別の方法を紹介します。
スーパーホワイトでも入会できる可能性があるのは楽天カード
楽天カードは、スーパーホワイトの人でも入会できたとの口コミを見かけます。確かに楽天カードは他のクレジットカードとは一線を画しており、当サイトでも会社を辞めて無職になった状態で申し込んで審査に通った実績を確認済みです。
無職の人でも作れる実績があるのだから、スーパーホワイトの人でも作れる可能性は十分あるでしょう。楽天カードは年会費無料で還元率1%とカードスペック的にも申し分ありません。もしも「楽天のサービスは使わないから楽天ポイントが貯まっても嬉しくない」という人でも、貯まった楽天ポイントを1ポイント=1円として楽天カードの支払いに充てることもできます。
審査云々だけでなく、普通に役立つクレジットカードなので是非申し込んでみてください。
年会費横浜インビテーションカード | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
無料 | 1.0~3.0% | VISA, Master, JCB, AMEX |
楽天カードはクレヒスがないスーパーホワイトの人でも審査に通ったとの報告あり。これまでクレジットカードを発行したことがないスーパーホワイトの人でも審査に通る可能性があるだろう。スーパーホワイトが原因で審査になかなか通らない場合は、このカードに申し込んでみよう。
新規入会+条件クリアで最大5,000円相当のポイントプレゼント!
- 新規入会後、「楽天e-NAVI」での受け取り申請でもれなく2,000ポイント付与
- 申込日の翌月末までに1回以上のカード利用で3,000ポイント付与(期間限定ポイント)
審査なしのデビットカードに申し込む
もしくは最初から審査が不要なデビットカードに申し込むのも1つの手段でしょう。ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETならは、15歳以上であれば審査なしで入会することが可能です。年会費無料で持つことができ、1,000円のカード利用につきANAマイルが5マイル貯まる特典もあります。
デビットカードは銀行口座と直結していて、カード利用額が直接残高から引き落とされる仕組みです。クレジットカードのような後払いではありませんが、VISAカードとして世界中のVISA加盟店で利用することができます。
また、サブスクサービスの引き落とし先として設定することができるサービスもあります(できないものの方が多いです)。使い勝手はそこまでクレジットカードと変わらないので、どうしても審査に通れない人はデビットカードを検討してください。
年会費(税込) | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
無料 | 1,000円=5マイル(国内利用限定) | VISA |
ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETはソニー銀行のデビットカード。ソニー銀行に残高がある限り、クレジットカードと同じように使うことができる。15歳以上なら審査なしで発行可能なので、クレヒスがない人でも十分発行可能。ただしこのカードを使っても利用実績にははならないので、今後クレジットカードが持てるようになるわけではない。
暮らしの達人経由でのソニー銀行口座開設&カード発行完了で、500マイルプレゼント!
カード会社の営業と交渉するのも手
上記の楽天カード以外だとやはり入会するのは難しいと思います。しかし「カード会社の営業担当と直接交渉する」ことで、他のクレジットカードでも入会できる可能性はあります。
なぜなら、営業経由で申し込めば高い確率で「人の手」によって審査をしてもらえるからです。
ほとんどのカード会社は毎日大量にある申込を機械的に審査(自動審査) してふるいにかけた後、人の手で二次審査を進めます。スーパーホワイトの方はほとんどの自動審査で落ちます。
なので、店頭や空港で勧誘しているカード会社の営業さんに声をかけて、スーパーホワイトである旨を相談して申込用紙を渡す→営業が審査課に対して「この人スーパーホワイトだから自動審査しないで」とお願いする→自動審査をスキップしてくれる確率があがる。こんな感じです。
あとは、あなたのスペックが申し込んだカードに見合えば審査に通るでしょう。
営業も成績があがるならしっかり対応してくれると思います。もちろん、あなたがそれなりにカードをたくさん使ってくれる人でなければ「面倒な嫌な客」扱いされますが。
このような対応をしていないカード会社もあるでしょうが、やってる会社もあります(会社名は公表できません)。あなたの努力と属性次第ですが、頑張って探しましょう。