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ブラックでも審査に通るクレジットカード

公開年月日 : 2016/03/11 更新年月日 : 2017/02/08

ブラック背景とアメックスカードの券面

カード利用代金を本来の支払期日から61日以上または3か月以上も滞納したり、自己破産をすると、信用情報機関に事故情報(異動情報)が登録されます。いわゆる「ブラックリスト」入りです。

ブラックリストに登録されると、およそ5年間は事故情報として記録が残り、その期間は新しくクレジットカードが作れないと言われています。

クレジットカード会社の本心としては、1人でも多くの人にカードを発行したいところです。しかし、社内ガイドラインやらコンプライアンスやら法廷闘争において過剰貸し付けを主張される恐れやら何だかんだで、ブラックの人にはカード発行を控えるようになっているのが現状です。

したがって、一度ブラックになってしまった人達は新しくカードを作れないのが悩みの種です。余談ですが私が運営しているクレジットカード専門の比較サイトにはブラック系キーワードでアクセスしてくる人がたくさんいます。「ブラックリスト クレジットカードの審査甘い」「ブラックでもクレジットカードが欲しい」「誰でも審査に通るクレジットカード」「クレジットカード ブラックで無職」など挙げたらキリがありません。これだけ悩みは深いのです。

そこで、この記事ではズバリブラックでも審査に通る可能性のあるクレジットカードを紹介します。

カードの審査は信用情報以外にも、職業や年収など申込者のさまざまな属性をスコアリングして合否を判定するため、「ブラックでも審査に通る」というのは「誰でも審査に通る」というわけではないことを了承ください。延滞歴あり自己破産あり住所不定無職、なんていう場合にはたぶん審査には通らないでしょう、逆に、現在は職業も年収もしっかりしているのに過去のたった一度の過ちで事故情報あり…なんて人には大きな助けとなるかもしれません。

ブラックでも審査に通るのはアメリカン・エキスプレス

アメリカン・エキスプレス・カード

私の知る限りでブラックでも審査に通る可能性があるのは、アメックス、アメリカン・エキスプレス・カードの発行するクレジットカードのみです。この件についてはアメックス関係者にそれとなく確認したところ、否定はされませんでした。

ここでいう、アメックスとはアメックスインターナショナル Inc.が発行しているクレジットカードのことで、その中でブラックでも審査に通る可能性があるのは「ANAアメックス」など他社と提携(コラボレーション)していないカードで、個人向けなら次の4枚が該当します。

アメックスのロゴの付いていてもJALカードアメックスセゾンビジネスプラチナアメックスはアメックス以外のカード会社(JAL→三菱東京UFJ、セゾンアメックス→セゾン)が発行しているため該当しません。

いまのところ、ブラックの人がアメックス以外のカードに申し込んで審査に通った話は聞いたことがありません。噂ではアコムが発行しているACマスターカードもブラックOKと聞いたことがありますが、証拠はつかめていません。今のところ、自信をもって断言できるのはアメックスだけです。もちろん、あくまで「審査に通る可能性が残されている」のであって、必ず審査に通るわけではありませんので誤解はしないでください。

他の多くのカード会社ではブラック=審査落ちなのに対して、審査通過の可能性が残されているだけでもものすごいことです。

アメックスの人曰く、一般カードゴールドカードの審査難易度はさほど変わらないそうです。

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なぜ、アメックスはブラックにもカードを発行するのか?

まず、冒頭でお伝えした通り、カード会社としては、カードを利用してもらうことが会社の利益につながるため、1人でも多くの人にカードを発行したいのが本心です。しかし、会社には社内規定があり、それが審査基準となっています。過去に金融事故を起こしたブラックな人は入会させない!と社内規定で決まっていたりするわけです。

言い換えれば、ブラックでカード発行させるかどうかは、法律などで決まっているのではなく、各社の判断次第ということであり、アメックスがブラックを一律で審査落ちにはしない、という基準になっていることも会社としてはごく自然なことです。アメックスは、CICなどの信用情報機関の情報に頼らず、長年蓄積されたノウハウを加えたスコアリングシステムを信頼し、事故情報の有無よりも「現在の属性」に重きを置いた方が貸し倒れが少ないと判定しているのかもしれません。

以前カード業界の方にお聞きした話によると、確かにアメックスは過去の失敗よりも、年収や職業など現在のステータスを重視するそうです。この傾向はアメリカのカード会社ではチラホラあるそうで、自己破産や滞納が日本より多く信用社会と言われるトランプ帝国アメリカでは、過去ではなく現在に重きを置いて審査をしないとやっていけないのかもしれません。

日本のカード会社とは一線を画した審査基準と言えます。

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現在も滞納しているブラックは審査に落ちる

しかし、過去にどれだけ寛容と言われるアメックスでも、現在滞納しているお金がある人はおそらくカードを発行しません。(個人的には「必ず審査に落ちる」と断言したいレベルです。)

一言にブラックと言っても、滞納を例にあげると、

  • 過去に滞納してすでに完済したが記録が残っている人
  • 現在も滞納している人

の2通りがあります。

そのうち、審査に通る可能性のあるのは完済した人に限られます

  • 過去に滞納したが完済した人:審査に通る可能性がある
  • 現在の滞納している人:審査に通らない

現在も払うべきものを払っていない人は、まず返済してからカードに申し込まなければいけません。

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審査に甘くはないので申込みは自己責任で

アメックスは決して審査が甘いわけではありません。アメックスの審査は落ちたけど他社のカードは発行できたという人もたくさんいます。ただ、日本のカード会社とは審査のポイントが大きく違うので、他社で落ちたけどアメックスのカードは持てたという人も多いために、審査が甘いと思われることがあるのかもしれません。「アメックスは落ちる人は落ちる、通る人は通る」現在の属性次第という感じです。

滞納したお金を完済したとしてもアメックスの審査に落ちる人は落ちます。また、ブラックでなくても落ちます。審査が甘いわけではありません。

したがって、申込前に「暮らしの達人に審査が甘いって書いてあったんだけどホントなの?」と質問したり、審査に落ちて「アメックスはブラックでも入会できるって聞いたんだけどどうなってるの?」とコールセンターにクレームを入れるのはやめて、自己責任で申し込みましょう。

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他にもブラックでも審査に通るカードがあるかもしれない

先ほどから何度もお伝えしている通り、クレジットカード会社は1人でも多くカードを発行したいのが本心です。

現在においてはブラックな人は滞納や自己破産を繰り返す確率が高いと判定されていますが、今後蓄積したデータを分析してスコアリングの精度が高まれば、アメックスのように事故情報の有無よりも他の属性に重きを置いたスコアリングシステムが使われるようになっていってもおかしくありません。

もしかすると、我々が知らないだけでブラックでも入会できるスコアリングシステムを導入しているカード会社は他にもあるのかもしれません。もしも、ブラックでもカードが作れたという人は、是非暮らしの達人にご一報ください。

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