ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET
【業界最低水準の為替コスト】米ドル、ユーロなど10通貨での海外ショッピングの為替コストがとにかく安い!海外でのカードショッピングにかかる手数料をおさえたい人におすすめのデビットカード。
発行会社 | ソニー銀行株式会社 | ||
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年会費(税込) | 無料 | ||
最短発行期間 | 1週間 | ポイント還元 | 1,000円=5マイル(国内利用限定) |
付帯保険 | なし |
暮らしの達人経由でのソニー銀行口座開設&カード発行完了で、500マイルプレゼント!
一般的に、海外でクレジットカードを使うと現地通貨から日本円に換算された利用額がクレジットカード会社から請求されます(デビットカードなら、利用後すぐに銀行口座から引き落とされます)。
その時、(VISAやアメックスなど)国際提携機関が定めた為替レート(例:1米ドル=105円)が適用され、カード会社が定めた手数料(例:利用額の2.0%)が上乗せされます(これらをあわせてこのページでは為替コストと呼びます)。この中でもカード会社が定めた手数料はカードによって大きく異なり、レートの良い会社もあれば悪い会社もあります。頻繁に海外に行く機会のある人は少しでもレートの良いカードを選びたいですよね?
「海外でのカードショッピングの為替コストを安く抑えたい」
そんな方にピッタリのデビットカードがソニー銀行株式会社から誕生しました。
ANA マイレージクラブ / Sony Bank WALLETの特徴はズバリ
業界最低水準の為替コストで海外ショッピングができること(対象10通貨の場合)
「ANA マイレージクラブ / Sony Bank WALLET」は、VISAブランドに加えてANAマイレージクラブカードの基本機能が備わった、米ドル、ユーロなど10種類の外貨預金口座とも連携できるデビットカード。国内外のVISA加盟店でショッピングができる他、海外旅行中も現地のATMから現地通貨引き出せます。使ったその場で指定の銀行口座から引き落としがされるデビットカードは一般的に「使い過ぎの心配がない」「実質審査が不要」等のメリットがありますが、ANA マイレージクラブ / Sony Bank WALLET最大の特徴は、対象10通貨における海外ショッピングの為替コストがとにかく安いことに尽きます。
[対象10通貨]
米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、ニュージーランドドル、スイスフラン、香港ドル、カナダドル、南アランド、スウェーデンクローナ
これらの通貨が使用できる国・地域で絶大な威力を発揮します(一方、その他の通貨圏(タイ・シンガポール・韓国・台湾など)における為替コストは一般的なクレジットカードとさほど変わりません)。
従来のデビットカードに全く興味のなかった人も、頻繁に海外旅行へ行くならばANA マイレージクラブ / Sony Bank WALLETのスペックを確認する価値が十分あります。
このページでは、為替コストに関する内容を中心に従来のデビットカードの期待値を上回る機能を備えたANA マイレージクラブ / Sony Bank WALLETの機能を紹介します。
カード名に「ANA」がついていますが、ANAマイルはたいして貯まりません。ANAマイルがたくさん貯まるカードをお探しの方はANAカード13種類を徹底比較 特徴・違いを一覧表でわかりやすく解説などをお読みください。
目次
他社カードとの為替コスト比較
カード | ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET |
参考:三井住友カード(VISA) |
参考:ジェーシービー(JCB) |
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為替レート | 108.76円 ソニー銀行の基準レート(決済時)*1 |
108.76円 VISAの基準レート(決済時) |
108.88円 JCBの基準レート(決済時) |
手数料 | 米ドル残高がある場合:無料 米ドル残高がない場合:0.04~0.15円*2 |
2.2%分の手数料 三井住友カード(株)の独自レート |
1.6%分の手数料 (株)ジェーシービーの独自レート |
換算レート | 108.91円 *手数料0.15円の場合 |
111.15円 ▲2.24円 |
110.62円 ▲1.71円 |
*1:ソニー銀行ではリアルタイムで基準レートが適用されます
*2:Club S会員ランクにより変動
為替コストを安くするための覚えておきたい3つのポイント
海外でのショッピングで為替コストが安くするためには一定の条件を満たす必要があります。
主に下記の条件を満たした時に業界最低水準の為替コストで取引ができます。
- 対象通貨は10種類(米ドルなど)
- 外貨預金口座を開設&入金
- カード決済をする(現地通貨両替は手数料が発生/決済通貨で必ず現地通貨を選択)
つまり、決められた10種類の通貨の外貨預金口座を開設&入金し、現地でカード決済をすれば為替コストが安くなります。それぞれ細かい条件や注意点があるので補足します。
詳しい諸条件や最新の情報は必ず公式サイトをご確認ください。
対象通貨は10種類
ANA マイレージクラブ / Sony Bank WALLETで業界最低水準の為替コストを実現できる通貨は次の10種類。
- 米ドル
- ユーロ
- 英ポンド
- 豪ドル
- ニュージーランドドル
- カナダドル
- スイスフラン
- 香港ドル
- 南アランド
- スウェーデンクローナ
これらの通貨でこの他の条件も満たすと1米ドルをカード決済した時の為替コスト比較表で紹介した内容と同等の為替コストでカードショッピングができます。
一方で、他の通貨圏でショッピングした際は他社のクレジットカードとほぼ変わらない金額の手数料が徴収される上に海外ではANAマイルも貯まりません。したがって、韓国、タイ、シンガポール、マレーシア、ベトナムなど日本人にお馴染みの渡航先では、カードショッピングの利用額に応じてポイントが加算される他社の一般的なクレジットカードを使った方が良いでしょう。
ANA マイレージクラブ / Sony Bank WALLETならではのメリットが発揮されるのは対象10通貨に該当するエリアのみと覚えておきましょう。すべての国で万能なわけではありません。
外貨預金口座を開設&入金
米ドルなどの対象10通貨の通貨圏でANA マイレージクラブ / Sony Bank WALLETを使うと、開設した外貨預金口座から引き落とされます。また、残高が足りなくても開設しておけば、海外でのご利用時に円普通預金から自動的に不足分をチャージされる仕組みです。
この外貨預金口座から直接引き落とされることで業界最低水準の手数料を実現されます。もし、外貨預金口座を開設していない状態で海外ショッピングをした場合、VISAの指定した為替レートで円換算した金額+ソニー銀行が設定した事務手数料(1.79%)を加算した金額が円普通預金口座から引き落とされます。これでは、他社クレジットカードでショッピングした場合と変わらない割高な為替コストがかかるのでANA マイレージクラブ / Sony Bank WALLETのメリットが活かしきれません。
外貨預金口座は無料で開設できるので、入会したら使う予定がなくても対象10通貨すべての口座を開設しておくべきでしょう。
為替コストが安いのはカード決済のみ(現地通貨両替は手数料が発生)
海外でのANA マイレージクラブ / Sony Bank WALLETの主な使い道は、VISA加盟店でのショッピングと現地ATMでのキャッシング(現地通貨両替)の2つ。そのうち、他社クレジットカードよりも圧倒的に為替コストが安いのは前者のショッピング利用時にに限られます。
対象10通貨の通貨圏でもキャッシング(現地通貨両替)をした場合、引き出した金額の1.79%(税込)の事務処理経費(手数料)が発生します。これは、他社のクレジットカードで海外キャッシング(現地通貨両替)した際のほぼ同額のコストです。
他社クレジットカードよりも圧倒的に為替コストが安いのは、カードショッピングの場合のみ。海外キャッシング(現地通貨両替)ではあまり他社と変わらないスペックなのでご注意ください。
また、最近ではお会計の時に決済通貨に日本円を選択できるお店が増えてきましたが、日本円を選択すると余計な為替コストが発生します。ANA マイレージクラブ / Sony Bank WALLETを使って対象10通貨でショッピングする際は必ず現地通貨を選択してください。
その他機能・特徴
世界200か国以上でショッピング&ATMで現地通貨を引き出せる
ANA マイレージクラブ / Sony Bank WALLETは、米ドル、ユーロなどの対象10通貨の為替コストの安さに注目されがちですが、それ以外の通貨圏でもVISAブランド加盟店でのカードショッピングや海外ATMからの現地通貨の引き出しができます。
つまり、世界各国でも他社クレジットカードと変わらない利便性を備えたデビットカードなのです。
再三述べた通り、注意点は大きな為替コスト優遇を受けられるのは(米ドル、ユーロなど)対象10通貨でクレジットカード決済をした時(外貨預金開設等の条件あり)のみ。他の通貨圏でカードショッピングをした時やたとえ米ドルでもATMからの現地通貨引き出した場合は、他社のクレジットカード同額程度の手数料が徴収されるので、ANA マイレージクラブ / Sony Bank WALLETならではの旨みはありません。
- 対象10通貨カード決済:為替コスト業界最低水準
- 対象10通貨現地引き出し:他社カードと変わらず
- その他通貨カード決済: 他社カードと変わらず
- その他通貨現地引き出し: 他社カードと変わらず
「ANA マイレージクラブ / Sony Bank WALLETを少しでもお得に使いたい」ならば、対象10通貨での利用はもちろんのこと、現地では現金よりも極力カード決済にシフトしましょう。
国内ショッピングでANAマイルが貯まる(1,000円=5マイル)
毎月、国内VISA加盟店におけるショッピングの利用額1,000円につき5マイルが積算されます(積算上限年間40,000マイル)。
一般的なANAカードのマイル加算レートは100円=1マイル、さらに海外利用の際もマイルが加算されます。
海外ではマイル加算対象外、国内でもレートが低い。
ANAカードの入会資格のない高校生や18歳未満の方には素晴らしい特典と言えますが、その他大勢の方にとっては冒頭で述べた通りANAマイルをたくさん貯めるためには適したカードと言えません。
あくまで、おまけ程度の特典として捉えましょう。
ANAカードをお探しの方はANAカード13種類を徹底比較 特徴・違いを一覧表でわかりやすく解説などをお読みください。
高校生でも入会できる
入会条件は、ソニー銀行に円普通預金口座をお持ちの15歳以上の方。
つまり、高校生でもソニー銀行の口座を開設すればデビットカードを利用できます(ただし、親権者の同意が必要)。
日本国内では高校生はクレジットカードを発行できないため、キャッシュレス決済を行うにはデビットカードが現実的な選択肢になります。
デビットカードは、メガバンクからネット銀行まで各行それぞれ発行していますが、外貨預金口座に対象されたデビットカードは稀なので、アメリカなどの海外で利用する予定のある高校生をお持ちならスペックの点では検討する価値があります。
国内ではセブン銀行、イオン銀行、三菱UFJ銀行の提携して、これらのATMで入出金ができます。
2019年11月28日現在
カード名 | ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET |
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発行会社 | ソニー銀行株式会社 |
入会資格 | ソニー銀行に円通貨預金口座を持つ15歳以上の方。 | |
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年会費 (基本会員・税込) |
初年度 | 無料 |
次年度以降 | 無料 | |
年会費 (家族会員・税込) |
初年度 | 家族カードなし |
次年度以降 | 家族カードなし | |
ETCカード (税込) |
発行手数料 | ETCカードなし |
年会費 | ETCカードなし | |
国際ブランド | VISA | |
電子マネー | なし | |
最短発行期間 | 1週間 |
ポイント名称 | ANAマイレージバンク | |
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ポイント付与レート | 1,000円=5マイル(国内利用のみ) 海外利用でのマイル付与なし |
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ポイントが貯まる電子マネー | なし |
海外旅行保険 | なし | |
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国内旅行保険 | なし | |
ショッピング保険 | 補償額 | 最高最高50万円/年間 |
補償期間 | 購入日から60日間 | |
自己負担額 | 5,000円 |
空港ラウンジ | 利用できる国内空港 | なし |
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海外 利用可能ラウンジ数 |
0 | |
プライオリティ・パス | なし |
商号 | ソニー銀行株式会社 |
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所在地 | 東京都千代田区内幸町二丁目1番6号 |
設立 | 2001年4月2日 |
カード会員数 | 不明 |
貸金業者登録番号 | 該当なし |
カードの紛失・盗難時問い合わせ番号 | 0120-365-723(通話料無料/原則24時間受付) |