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2020年おすすめ法人カードまとめ!ポイント還元率や審査で厳選した最強法人カード

更新年月日 : 2020/02/17

法人カードが欲しいけど、どのカードを選べば良いかわからないしめんどくさい!とにかくおすすめのカードを教えて欲しい!」という方のために、この記事では数ある法人カードの中から悩みに悩んで選び抜いた、おすすめの法人カードを厳選して紹介します。

この記事で紹介している法人カードは、どれも優れた特徴・特典を持っています。しかし利用者の環境やニーズによって、中でもどのカードが最もおすすめなのかは変わります。

カード毎に「どのような人におすすめなのか」「どんな特徴があるのか」を詳しく紹介しているので、よく吟味して自分に合った1枚を選んでください。

厳選!おすすめ法人カード3選

審査が不安な人はこれ

ライフカードビジネスライト ライフカードビジネスライト

初めて法人カードに申し込むならこれ。審査は個人信用情報に基づくので法人設立直後でもOK。また、法人カードの中では珍しく年会費が無料。一方でポイントは貯まらない。

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ポイント還元率0.6〜1.1%!

オリコEX Gold for Biz オリコEX Gold for Biz

こちらも個人信用情報で審査をする法人カード。そして年会費は2,200円(税込)だが還元率が0.6%で、年間200万円以上の決済があれば翌年度は1.1%と高還元

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コンシェルジュデスクで時短

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費2.2万円(税込)の格安プラチナカード。この年会費でコンシェルジュデスクが利用可能。航空券やホテルの手配など、面倒な作業は専用デスクに丸投げ!

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法人向けのおすすめクレジットカードまとめ

オリコEX Gold for Biz:法人設立直後で審査が不安な人におすすめ

楽天カード
  • 個人信用情報のみに基づいて審査されるので、法人の経営状態が見られない
  • 年会費2,200円(税込)で還元率は0.6%なので、年間36万円以上決済見込みがある人におすすめ
  • 年間200万円以上の決済なら翌年度の還元率は1.1%にアップ

このカードは審査と還元率の面からおすすめ。特に審査では法人の経営状態は一切考慮されないので、設立直後でも赤字でも個人の信用情報に問題がなければ審査に通る。また、カード決済1,000円につき1.2ポイントが貯まる。ポイント還元率は0.6%であり、一般的な法人カードよりも高い。

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「法人を設立したので法人カードに入会したいけど、どれに入会したら良いかわからない!」という人にまず真っ先におすすめするのが、オリコEX Gold for Biz(エグゼクティブゴールド)です。

このカードをおすすめする理由は、「法人設立直後でも審査に通りやすい」「ポイント還元率が高く、経費をお得に支払うことができる」の2点です。

まず審査について紹介します。通常、法人カードに入会する際には、個人格だけでなく法人格についても審査されます。

この時、法人設立直後だと審査に落ちる可能性が高くなります。なぜなら誕生したばかりの会社に法人カードに法人カードを発行しても、すぐに倒産してしまえば意味がないですし、最悪、利用額が踏み倒されるかもしれないからです。

そのため、一般的には2〜3年間経営実績を積んでから法人カードに申し込もう、と言われています。

しかし、オリコEX Gold for Bizは法人を設立した直後に申し込んだとしても、審査に通る可能性があります。

なぜなら、オリコEX Gold for Bizは法人代表者個人の信用情報を審査するからです。

実際に公式サイトには申し込み対象が「法人代表者」と記載されており、また、申し込みにあたって決算書や登記簿の提出が不要です。

したがって、過去にクレジットカードやキャッシングの滞納を繰り返したなどで、申込者本人の個人信用情報に悪い情報が記載されていなければ、法人設立直後でも十分に審査に通る可能性があると言えます。

ちなみに携帯電話の本体代金を分割払いしていて、その支払いを滞納した場合でも個人信用情報には記載されてしまいます。不安な人は、一度CICという個人信用情報機関に自身の情報を取り寄せてみると良いかもしれません。

続いてポイント還元率について紹介します。法人カードのポイント還元率は0.5%のものがほとんどですが、オリコEX Gold for Bizはいつでも0.6%を誇り、さらに年間カード利用額に応じて翌年度のポイント付与レートがアップします。

年間200万円を超えた場合は還元率も1.1%にまでアップします。条件付きとは言え、ポイント還元率が1%を越える法人カードは貴重です。

オリコEX Gold for Bizのポイントレートまとめ

年間カード利用額 翌年度のポイント付与レート ポイント還元率
50万円未満 1,000円→1.2ポイント 0.6%
50万円以上 1,000円→1.7ポイント 0.85%
100万円以上 1,000円→1.9ポイント 0.95%
200万円以上 1,000円→2.2ポイント 1.1%

上記表の通り、オリコEX Gold for Bizの年間カード利用額が50万円以上になると還元率が0.85%にアップします

オリコEX Gold for Bizの年会費は初年度無料で、2年目から2,200円(税込)かかります。年会費とポイント還元率を考慮すると、年間で36万円以上決済すると年会費の元が取れる計算です。目安にしてください。

他にもETCカードの無料発行や、空港ラウンジの無料利用などの特典もあります。オリコEX Gold for Bizのより詳しい特徴・特典を知りたい方は、関連記事もご覧ください。

なお、オリコEX Gold for Bizには2種類あり、法人向けのものをオリコEX Gold for Biz M、個人事業主向けのものをオリコEX Gold for Biz Sと呼びます。

申し込みの対象者が違うだけで、見た目やカードスペックは同じです。ただし、個人事業主向けのカードはキャッシングにも対応している、という違いがあります。

EX Gold for Biz M
EX Gold for Biz M

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セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード:年会費無料の法人カードが良い人におすすめ

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
  • 個人向けカードだが「法人名+本人名義」口座を引き落とし口座に設定可能
  • 年1回のカード利用で年会費無料
  • カード利用で貯まるポイントは有効期限なし

個人名が併記された法人口座なら引き落とし口座に設定可能な法人カード。年会費は実質無料なので、法人作り立ての方におすすめ。

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セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは本来は法人カードではなく、個人向けのクレジットカードです。

しかし、実は法人口座を引き落とし口座に設定することが可能です。つまり、実質的に法人カードとして使うことが可能です(ただし、法人名+本人名義の口座に限る。つまり法人名のみだと登録不可。)

もちろん元々は個人向けカードなので、オリコEX Gold for Bizと同じく個人信用情報に基づいて審査が行われます。法人設立直後の方でも安心してお申し込みください。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードの強みは、年会費実質無料でさらにポイントも貯まることです。

個人向けカードなら、年会費無料でポイントも貯まるカードはたくさんありますが、法人カードの場合、年会費無料だとポイントが貯まらないものがほとんどです。

そのため、年会費が実質無料かつポイントが貯まるセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは超貴重な存在です。

年会費”実質”無料について説明します。セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは入会初年度は無条件で年会費無料です。

2年目からは通常1,100円(税込)の年会費がかかります。しかし、年に1回でもカード決済を行えば、翌年度の年会費も無料になります。つまり毎年1回Amazonでボールペンでも買えば、1度も年会費を払うことなくカードを維持できるわけです。

また、セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは最短で、申し込んだその日にカードを受け取ることが可能です。そのためにはセゾンカウンターに訪れる必要があることと、この方法で発行した場合はICチップが付いていないカードでの発行となることに気をつけましょう。即日でカードを受け取るための詳しい方法・流れは以下の関連記事で紹介しています。

もちろん郵送でカードを送ってもらうことも可能です。郵送の場合でも最短で、申し込みから4営業日で発行してくれます。いずれにせよ、他社の法人カードと比較すると、申し込みから受け取りまでが非常に早いため、「待つのが嫌!」という人におすすめします。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード

暮らしの達人経由での新規入会でQUICPay決済時のポイント還元率が2%にアップ(通常の4倍)!(※毎年12月から翌年11月末までの1年間で、対象決済額が累計30万円に達した月の引き落とし分まで)
さらに以下の条件クリアで最大8,000円相当をプレゼント!

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アメリカン・エキスプレス・ビジネスカード:経費の支払いでマイルを貯めたい人・月100万円以上の決済を見込む人におすすめ

アメリカン・エキスプレス・ビジネスカード
  • アメックス発行の高ステータス法人カード
  • 貯めたポイントはマイルに交換可能
  • 事前承認・事前入金で一時的に限度額を超えて利用できる

年会費は13,200円(税込)と高額だが、特典も豊富なのが魅力。空港ラウンジの無料利用、返品代行(リターン・プロテクション)など、定番特典から他社にはない特典まであり。また、貯めたポイントはANAを含む15社のマイルに交換可能。見た目だけでなく内容も優れたカード。

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アメックスが発行する法人カードのアメリカン・エキスプレス・ビジネスカードには様々な特徴・特典があります。その中でも2つの魅力を紹介します。

1つ目は、カード利用で貯まったポイントを15種類のマイルに高いレートで交換できることです。法人カードは個人向けカードと異なり、ポイントをマイルに交換できるクレジットカードが少なく、レートも低いものばかりなので、マイルを貯めている人におすすめします。

アメリカン・エキスプレス・ビジネスカードで決済すると、100円につき1ポイントが貯まります。1ポイント→0.5マイルのレートで、以下の15社のマイルに交換できます。

スターアライアンス
ANA、シンガポール航空、タイ国際航空、スカンジナビア航空
ワンワールド
キャセイパシフィック航空、ブリティッシュエアウェイズ、フィンエアー、カタール航空
スカイチーム
デルタ航空、エールフランス/KLM航空、アリタリア航空、チャイナエアライン
所属なし
ヴァージンアトランティック航空、エティハド航空、エミレーツ航空

更に参加登録費3,300円(税込)(年間/2年目以降自動更新)を支払って「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録すると、マイルへの交換レートが「ANAマイルへは1ポイント→1マイル」「その他14種類のマイルへは1ポイント→0.8マイル」にアップします。

また、マイルは個人名義の会員口座に貯まるので、経費の支払いで貯めたマイルもプライベートで貯めたマイルと合算して特典航空券との交換に使えます。

なおANAマイルに移行する場合のみ、「メンバーシップ・リワード・プラス」の有無に関わらず、年間5,500円(税込)の参加費が別途必要で、また、移行上限は80,000マイルまでとなります。

2つ目の魅力は、限度額を超えてカードを利用できる点です。クレジットカードは、法人カードを含めて必ずカード会社によって限度額が設定されます。

入会したばかりだと限度額が数十万円に設定されてしまい、カードを使っているとすぐ利用停止になってしまう、ということが起こってしまいます。

通常、限度額を上げるためには、カードを使い続けて信用を積み上げカード会社に金額を上げてもらうようお願いするしかありません。しかしアメックスには、事前承認と事前入金の2つの方法により、限度額を超えて決済できる制度があります。

事前承認とは、文字通り事前に限度額を超えて決済しても良いか、アメックスに電話で伺いをたてる制度です。もしもここで承認を得られなかった場合には、事前入金を案内されます。

事前入金とは、事前に指定口座に振り込んでおくことで、その分だけ限度額を増やせる制度です。例えば1,000万円を振り込んでおけば、1,000万円の商品をカード決済できるようになります。

以上のように、アメックス会員であれば限度額に捉われずにカード決済が可能になります。法人カードに入会した直後からバンバン経費決済に使いたい、という方ならアメックスで間違い無いでしょう。

なお、アメリカン・エキスプレス・ビジネスカードには「マイルと交換できる」「限度額を気にせず使える」の2点以外にも、魅力は盛りだくさんです。

特に旅行関連の特典が豊富で、国内主要空港+ホノルル・仁川空港のラウンジを無料利用できたり、自宅と空港間で手荷物1個を無料配送できたり、家族まで補償対象の海外旅行保険が付帯している、などの特典があります。

アメリカン・エキスプレス・ビジネスカード
アメリカン・エキスプレス・ビジネスカード

法人・個人事業主向けのアメックスカード。ゴールドカード並みの特典と限度額に捉われない使い勝手が魅力

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アメックスの法人カードには、アメリカン・エキスプレス・ビジネスカードのワンランク上に位置するアメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードもあります。

どちらに申し込もうか悩む方も多いと思いますが、実はカードスペックについてはほとんど変わりません。海外旅行保険の付帯条件が自動になり、京都の専用ラウンジが使えたり、接待で使える飲食店を手配してくれる、などの特典が付いているくらいです。

それなのに年会費は12,200円(税込)から34,100円(税込)に大幅アップします。年会費と特典内容を考慮すると、ほとんどの方がグリーンカードで十分だと思われます。もちろん見た目に関してはゴールドカードの方が見栄えが良いので、人前でカード決済することが多いのなら、ゴールドカードを選ぶのも良いでしょう。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

法人・個人事業主向けのゴールドカード。特典や保険内容がより充実。ステータスも高く、人前で積極的に使いたい

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楽天ビジネスカード:ポイント還元率が高いカードが良い&海外出張が多い人におすすめ

楽天ビジネスカード
  • カード決済で100円につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まる
  • このカードに入会するには楽天プレミアムカードが必須

個人向けの楽天プレミアムカードに入会することで発行できる楽天ビジネスカード。年会費は2,200円(税込)だが楽天プレミアムカードの年会費が11,000円(税込)なので、実質13,300円(税込)。楽天ビジネスカードの魅力はやはりカード決済で楽天スーパーポイントが貯まること

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あの楽天カードも、実は法人向けの楽天ビジネスカードを発行しています。ただし、このカードは個人向けの楽天プレミアムカードの追加カードという位置付けなので、楽天ビジネスカードに入会するためには楽天プレミアムカードにも入会する必要があります

年会費は楽天プレミアムカードが11,000円(税込)で、楽天ビジネスカードが2,200円(税込)なので、合計で13,300円(税込)となります。なお、楽天ビジネスカード入会後に楽天プレミアムカードを解約すると、楽天ビジネスカードも自動的に解約となります。楽天ビジネスカードユーザーは、必ず楽天プレミアムカードを持たなければいけません。

「欲しいのは法人カードだから、余計なカードに入会しないといけないなら却下だよ」と思う方もいるかもしれませんが、決して無駄なカードではないので、是非最後までお読みください。

まず楽天ビジネスカードについて紹介します。カード利用100円につき楽天スーパーポイントが1ポイント貯まります。還元率は1%と、一般的な法人カードよりも高水準です。更に楽天市場でカードを利用するとポイントが4倍になります。楽天市場で商品を購入することが多いのなら、確実にお得に買い物できるでしょう。

このように楽天ビジネスカードは、ただ利用金額を法人口座から引き落とせるだけのカード、という特徴くらいしかないのですが、実は楽天プレミアムカードの方については書ききれないくらい魅力が豊富です。

楽天プレミアムカードの最も嬉しい魅力は、プライオリティパスを無料で発行できる点です。プライオリティパスがあれば、世界中1,200ヶ所以上の空港ラウンジを無料利用できます。

通常、プライオリティパスに入会しようと思うと、4万円程度の年会費がかかります。それが楽天プレミアムカード経由ならカードの年会費1万円だけで済むので、圧倒的に安くプライオリティパスに入会できます。

なお、プライオリティパスを無料発行できるクレジットカードは他にもあり、経由するクレジットカードによって「家族もプライオリティおパスを無料で持てる」「同伴者も無料」など、サービスの詳細が異なります。

詳しくは関連記事でまとめているので、プライオリティパスに興味がある人はご覧ください。

また楽天プレミアムカードは、プライオリティパスに入会しなくても、カード独自の特典で国内主要空港のラウンジを無料利用できますし、ハワイにある楽天カード会員の専用ラウンジも無料利用できます。

海外旅行保険も付帯条件は自動付帯で、傷害・疾病治療費の最高補償額は300万円です。年会費1万円のカードとしては高待遇な海外旅行保険でしょう。

このように、楽天ビジネスカードの特典が乏しいという欠点を、楽天プレミアムカードが補ってくれるのです。

ポイントレートに関しては100円で1ポイント貯まり、還元率は1%です。更に、楽天市場での買い物では最大でポイント6倍にもなります。プライベートでも楽天市場を利用する機会があるのならば、まさにうってつけです。楽天市場でどれくらいお得になるのかは以下の関連記事を参考にしてください。

以上のように、楽天プレミアムカードは特に海外渡航が多い方ならば持っていて損がないどころか、非常にお得なカードです。是非楽天プレミアムカードに申し込み、ビジネスカードも追加発行してください。

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セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード:コスパ最強プラチナカード 出張が多い方やJALマイルを貯めたい方におすすめ

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
  • 年会費2.2万円(税込)の格安プラチナカード
  • コンシェルジュデスクが利用可能
  • 1,000円決済につき1.125マイルが貯まる。JALカードより高レート

宿泊先の調査・予約代行など、面倒な作業をお任せできるコンシェルジュデスク特典が付帯しているのが魅力。年会費は22,000円(税込)とプラチナカードの中でも安い。

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セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、セゾンが発行するプラチナクラスの法人カードです。プラチナカードと聞けば年会費も高額でとても手が出せないと思うかもしれませんが、このカードの年会費は22,000円(税込)であり、そこまで高額な印象は受けないと思います。しかも、年間カード利用額が200万円を越えると、翌年度の年会費が11,000円(税込)になります。

「年会費がこれだけ安いなら、どうせプラチナカードも名前ばかりでしょぼいカードなんじゃないの?」と心配されるかもしませんが、そんなことはありません

まず、プラチナカードならではの特典、コンシェルジュデスクを利用できます。これは電話1つで国内外のホテルや、国内レストラン、航空券・JR特急券の手配などをお願いできるサービスです。特に出張が多い方なら、いちいち空室を探して予約するのは面倒でしょう。しかし、このカードがあればコンシェルジュに丸投げできます。まさに専属の秘書が持てます。

続いて紹介したいのが、特徴的なポイント制度です。このカードを利用すると、永久不滅ポイントが貯まります。その名の通り有効期限がなく、絶対に失効しないのが特徴です。ポイント還元率は0.5%と標準的ですが、ポイントの交換先が豊富で、金券やANA、JALのマイルなどと交換できます。

また、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードはJALカードよりもJALマイルが貯まりやすいという特徴があります。「SAISON MILE CLUB」に登録すると、カード利用1,000円につきJALマイルが10マイル貯まります。更に同時に、2,000円毎に永久不滅ポイントも1ポイント貯まります。永久不滅ポイントは1ポイントでJALマイル2.5マイルと交換できるため、合計すると1,000円で11.25マイル貯まる計算になります。

このサービスで貯まるマイル数は、1年間で150,000マイルまでです。年間1,500万円以上決済する方は気をつけましょう。登録料は無料なので、JALマイラーなら登録しておいて全く損がないでしょう。

その他、このカードでもプライオリティパスを無料発行できたり、海外旅行保険の付帯条件が自動付帯、様々なレストラン・ホテル・提携施設での優待など、豊富な特典が魅力です。プラチナカードというステータスもあり、平均点の高い法人カードです。

そのほか使える特典や保険の詳細は関連記事にまとめています。

最後に、気になるセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの審査について紹介します。年会費が安めとはいえ、やはりプラチナカードなので誰でも簡単に…というわけにはいかないでしょう。

しかし、このカードもエグゼクティブゴールドフォービズと同じく、法人代表者の個人格を審査対象とするため、安定した収入を得ていれば十分審査に通る可能性があると考えられます。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

暮らしの達人経由での新規入会で初年度年会費無料!

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法人カード選びに関するよくある質問

ここまでおすすめの法人カードについて紹介してきましたが、自分に合ったカードは見つかりましたでしょうか?

中には、「全然ピンとこない!もっと良いカードないの!?」と、不満を持つ人もいるかもしれません。

しかし、個人向けのクレジットカードと比較して、法人カードは種類が少なく、選択肢も少ないのが実情です。

そこでここからは、法人カード選びでよくある質問に答えながら、おすすめできる法人カードが少ない理由を紹介していきます。

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年会費完全無料の法人カードはないの?

個人向けカードは、楽天カードやヤフーカード、dカードなど、年会費無料ながらポイントがたくさん貯まる、優れたカードがたくさんあります。

法人カードにも年会費無料のものはあります。しかし、そのほとんどが年会費無料の代わりにポイントがたまりません。

クレジットカードの醍醐味はやはり利用金額に応じてポイントが貯まることだと思います。しかし年会費無料の法人カードはその醍醐味がないため、あまり声を大にしておすすめだ!と主張しにくい状況です。

もちろん、「経費精算を円滑に行いたいだけで、別にポイントは貯まらなくても良い!」というニーズもあると思います。そういう人にはライフカードビジネスライトなどをおすすめします。

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SuicaやPASMOがお得になる法人カードはないの?

個人向けカードには、ビックカメラSuicaカードや、TOKYU CARDなど、SuicaやPASMOにチャージしてポイントが貯まるものがあります。

一方で法人カードには、そういったカードが全くありません。

一応、ビューカードの法人カードである「ビュー法人カード」というカードがあるものの、このカードはSuicaへのチャージができません。

このように、交通系のカード会社が法人カードを発行している例はあるものの、法人カードから交通系ICカードにチャージもできる、というパターンは今の所ありません。

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ANAカードやJALカードの法人カードはないの?

「法人カードでもマイルが貯めたいから、ANAカードやJALカードの法人カード版が欲しい!」という方もいると思います。

ANAカードもJALカードも法人向けのカードがあるにはあるのですが、個人向けカードと比較してできないことも多く、結論から言うとあまりおすすめできません。

ANA法人カードの場合、全部で7種類があります。

法人向けANAカード一覧
ANA一般カードJCB
ANA一般カードVISA/Master
ANA JCB ワイドカード
ANAワイドカードVISA/Master
ANAワイドゴールドカードJCB
ANAワイドゴールドカードVISA/Master
ANAダイナースクラブカード

しかし、このうちVISA/MasterブランドのANAカードは、貯めたポイントをANAマイルに交換することができません。ANAカードの醍醐味が失われたカードであり、入会する意味はないでしょう。

JCBブランド、ダイナースブランドのANAカードなら、個人向けANAカードと同じようにマイルを貯めることが可能です。そのため、事業費決済でマイルを貯めたいのであれば、JCBブランド、ダイナースブランドのANA法人カードに申し込みましょう。

また、ANA法人カードにも、個人向けANAカードと全く同じように、「新規入会ボーナス」「カード継続ボーナス」「フライトボーナス」の3種類のボーナスマイル制度があります。

しかし、既に個人向けのANAカードを所有している人は新規入会ボーナスが対象外になりますのでご注意ください。また、SKiPサービスが使えないというデメリットもあります。

続いてJAL法人カードですが、現在発行されているのはVISA/Masterの1種類だけです。しかも、このカードはいくらカードを利用してもJALマイルが貯まりません。JALマイルを貯めたい人にとって全く意味のないカードです。

したがって、事業費決済でJALマイルを貯めたい場合は、先述のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードをおすすめします。

関連記事:
ANAマイルが貯まる法人カード
JALマイルが貯まる法人カード

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発行会社で法人カードを選ぶ

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