法人カードでも即日発行!最短で申し込んだその日に受け取れる法人カードまとめ
すぐにでも法人カードを持ちたい!という人は、即日発行できる(申し込んだ当日にカードを発行してくれる)法人カードに申し込みましょう。
ただし、即日発行に対応しているのはセゾンパールのみですし、このカードも「本来は個人向けカードだが引き落とし先を法人口座に設定できる」というもので、法人専用のクレジットカードではありません。
そもそも法人カードはその多くが、ネット上から申込書類を取り寄せ、必要事項を記入のうえカード会社に返送し、それかやっと審査が行われる、という前時代的なものです。したがって申し込みから発行までが1ヶ月以上かかる法人カードも珍しくありません。
しかし、中には即日とまではいかないけれど比較的早く発行してくれる法人カードもあります。即日発行カードからスピード発行の法人カードまで詳しく解説していきます。
目次
申し込みから発行までが早い法人カード
最短即日:セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
法人カードの中でも唯一即日発行に対応しています。こちら以外は即日発行ができませんので、即日発行したい場合はこちらを選択します。
ただ、こちらは厳密には法人カードではありません。法人名+本人様名義の口座を引き落とし先に設定できる個人向けのクレジットカードなのです。
個人向けのクレジットカードですので、法人で契約しても個人向けのサービスが中心です。
即日発行するためには、公式サイトからの申し込みが必要です。審査に時間が必要となりますので、できるだけ午前中に申し込みをしておきましょう。
最短30分で審査結果が出ますので、審査が出るまで待機しておきましょう。
なお、審査の過程でセゾンから確認の電話がある場合もあります。これに対応しなければ審査が進みませんので、電話を受けられるようにしておきましょう。電話連絡にも対応すると、引き続き審査を進めてもらいます。
問題なく審査に通過すると、クレジットカードを受け取るための情報がメールで届きます。こちらの情報を利用して日本中にあるセゾンカウンターでクレジットカードを受け取ります。
なお、クレジットカードを受け取るためには、必ずセゾンカウンターまで出向かなければなりません。そのため、どこにセゾンカウンターがあるのかは事前に確認しておきましょう。また、セゾンカウンターには営業時間がありますので、こちらも事前に確認が必要です。
年会費(税込) | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
1,100円 | 0.5~1.0% | AMEX |
セゾンパールは個人向けカードだが法人口座を引き落とし先に設定可能。法人口座から引き落としできるクレジットカードの中では、知る限りで唯一の即日発行に対応している。ただし即日発行のためには、申込後にセゾンカウンターに受け取りに行く必要があり、セゾンカウンターのない僻地だと受け取れないので要注意。
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審査完了から最短3営業日発行:セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
こちらもセゾンが発行するクレジットカードで、個人向けではなく法人向けに発行されているものです。上記とは異なり法人向けですので、提供されているサービスも法人向けのものが多くなっています。
しかもこちらのクレジットカードは、プラチナカードとして発行されているものです。プラチナカードはクレジットカードの中でもステータスが高いものであり、多くのサービスが提供されていることが特徴です。
こちらのクレジットカードの場合、法人向けのサービスも個人向けのサービスも提供されています。
ただ、こちらのクレジットカードはセゾンカウンターでの受け取りができません。そのためどんなに早く審査が終わっても、クレジットカードの受け取りには郵送の期間が加味されます。
即日審査に通過したと仮定すると、クレジットカードを受け取れるのは最短で申し込みをしてから3日後です。
年会費 | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
22,000円 | 0.5~1.0% | AMEX |
即日ではないが最短3営業日で発行してくれるので、法人カードの中では比較的早い。さらにこのカードの魅力はコスパが高いこと。コンシェルジュデスクが使えるプラチナカードの中で、年会費22,000円(税込)は格安。しかも年間200万円の利用があれば翌年度は年会費半額に。
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申し込みから1週間で発行:JCB CARD Biz
JCBが発行している法人カードのひとつです。
申し込み後にオンライン上で利用する銀行口座を設定することで、最短一週間でクレジットカードが発行されます。
設定できる銀行には一定の条件がありますが、メガバンクを利用している場合は問題ないでしょう。
こちらのクレジットカードはJCB一般法人カードとは異なり、個人を対象として審査をしています。
JCB一般法人カードは法人に対しての審査で時間がかかりますが、JCB CARD Bizならその心配がありません。
ただ、個人を対象に審査をしていてスピーディーに発行できるものですが、それでも即日発行は不可能です。1週間程度必要となりますので、時間的に余裕を見て申し込みをしましょう。
申し込みから約2週間で発行:ライフカードビジネスライト
ライフカードビジネスライトは、申込みからカード発行まで約2週間と公式サイトに明記してあります。カードの種類は2種類あり、ライフカードビジネスライトもライフカードゴールドビジネスライトも同様の発行期間となります。
申込みの流れについて簡単に説明していきます。
まずは公式サイトから申込書をダウンロードします。書類に必要事項を記入して、必要書類(法人なら登記事項証明書や決算書など、個人事業主なら本人確認書類など)を添えてカード会社に返送します。
カード会社に申込書が届いたら、審査が開始されます。無事審査に通貨できればカードが発行され、自宅に届きます。
以上を約14日間のうちに行うわけです。当然、こちらから書類の送付が遅れたり、書類に不備があったり、離島に住んでいたり、などによって発行までにかかる期間がより長くなることがあります。
ライフカードと言えば、誕生月のポイント3倍が有名ですが、残念ながら法人カードにはそのような特典がありません。そもそもライフカードビジネスライトにはポイント制度がありません。その代わり年会費が無料と、法人カードの中では珍しい特徴を持ちます。コストをかけずに法人カードを持ちたい方におすすめします。
ライフカードゴールドビジネスライトに関しては、国内空港ラウンジを無料利用できたり、海外旅行保険が自動付帯していたり、もちろんポイント制度もあったりと特典が充実してい、そのうえ年会費が2,200円(税込)と格安なのが魅力です。法人カードの中でも非常にコストパフォーマンスに優れた魅力的な法人カードです。
さらにどちらのカードも最高限度額が500万円となっています。年会費無料や2,000円でここまでの限度額を確保できる法人カードは貴重です。
年会費 | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
無料 | 0.5% | VISA, Master, JCB |
ライフカードビジネスライトは法人カードの中でも珍しく年会費無料。ただし、ポイント制度がないのでポイント還元の旨味はない。審査対象が個人格なので審査が早く、申し込みから手元に届くまでは約1週間。早くカードが欲しく、なおかつ年会費はかけたくない人におすすめ。
なぜ法人カードは発行に時間がかかる?
必要書類が増えるから
一般的に法人カードの審査は、法人を対象として実施されます。そのため、個人のように簡単に審査はできず、様々な書類を利用して時間をかけた審査となってしまいます。
具体的には本人確認書類以外に、登記簿や決算書の中身を確認しているのです。
様々な書類を確認して審査しなければなりませんので、必然的に時間がかかってしまうわけです。
このよういん法人カードは多くの書類を用いて審査されますので、個人格だけを審査するクレジットカードと比較すると時間がかかってしまいます。
より審査が慎重になるから
クレジットカードで貸し倒れが起こると、クレジットカード会社は被害を被ります。
特に法人カードの場合は利用金額が高額になる可能性も高く、貸し倒れが起こると大きな損害となってしまいます。
しかも、法人の場合は倒産すると債権の回収が不可能となり、個人よりも損害が大きくなる可能性があります。
そのため、会社は万が一に備え、より慎重に審査をしていると考えられます。
個人の審査も慎重であることは間違いないと思われますが、法人の場合はそれよりも慎重に審査されていると考えられるのです。
結果、法人カードの審査には時間がかかっていると考えられます。
結論:審査対象が個人格の法人カードなら審査も早い
素早く法人カードを手に入れたいのであれば、個人格を審査対象としたものに申し込みするべきです。
そのような法人カードであれば、必要書類は個人向けのクレジットカードと変わらないので、準備に時間を取られることがありません。
また、個人の信用力に対して審査をしますので、審査時間が短くて済む特徴があります。
この記事で紹介した4枚のクレジットカードは、いずれも個人を審査対象としているものです。
そのため、法人を代表として審査しているクレジットカードと比較すると、短時間で発行できる可能性が高まります。
法人カードは即日発行できるが限りあり!
法人カードもものによっては即日発行が可能です。
どうしても即日法人カードを発行したいのであれば、対応しているものを選択しましょう。
ただ、即日発行できる法人カードには限りがあります。
選択肢が少なくなってしまいますので、その点を理解して申し込みするようにしましょう。