即日発行可能なANAカードを徹底調査!最速日数と、搭乗までにカードが届かなかった場合の事後登録方法を覚えておこう
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ANAカードを選ぶ際に、発行の早さで比較する方もいると思います。中でも、申し込んだその日に発行してくれるような、即日発行に対応したANAカードを探している方もいるのではないでしょうか。
しかし残念ながら、即日発行できるANAカードはありません。ANAマイレージクラブ機能がついた他社提携カードの中にもありません。プライペイドカードやデビットカードにもありません。ANAカードの即日発行は不可能です。
最も発行が早いANAカードでも、最短発行期間は5営業日となります。また、カード発行後の配送期間を考慮すると、申し込みから手元に届くまでは、早くとも1週間かかるでしょう。
それでも「少しでも早くカードを手に入れたい!」という人に向けて、この記事では即日発行ではなく最短5営業日で発行できるANAカードの最短発行方法と、カードの特徴を紹介していきます。ぜひANAカード選びの参考にしてください。
また、もしも「これから飛行機に乗る予定だけど、ANAマイレージクラブに入会していないから、マイルが貯まらなくてもったいない!」ということであれば、マイルの事後登録を使えば、現時点でANAマイレージクラブ会員でなくても、マイルを貯めることが可能です。この事後登録についても詳しく解説していきます。
ちなみにANAカード以外で「即日発行できるクレジットカードがほしい!」ということであれば、以下の記事で紹介しているクレジットカードの中からお選びください。
目次
これが最速!最短5営業日で発行できるANAカード一覧
カード名 | 最短発行期間 (申し込みから カード発行まで) |
年会費 (税込) |
マイル 移行手数料 (税込) |
最大マイル 付与レート |
ボーナス マイル |
年間継続 ボーナス マイル |
搭乗毎の ボーナス マイル |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ANAカード(一般) VISA/Master |
5営業日 | 2,200円 | 6,600円 | 1,000円→10マイル | 1,000マイル | 1,000マイル | 区間マイルの10%を上乗せ |
ANA JCB 一般カード |
5営業日 | 2,200円(初年度無料) | 5,500円 | 1,000円→10マイル | 1,000マイル | 1,000マイル | 区間マイルの10%を上乗せ |
ANA To Me CARD PASMO JCB (ソラチカカード) |
5営業日 | 2,200円(初年度無料) | 5,500円 | 1,000円→10マイル | 1,000マイル | 1,000マイル | 区間マイルの10%を上乗せ |
ANA ワイドカード VISA/Master |
5営業日 | 7,975円 | 6,600円 | 1,000円→10マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 区間マイルの25%を上乗せ |
ANA JCB ワイドカード |
5営業日 | 7,975円 | 5,500円 | 1,000円→10マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 区間マイルの25%を上乗せ |
ANA ワイドゴールドカード VISA/Master |
5営業日 | 15,400円 | 無料 | 1,000円→10マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 区間マイルの25%を上乗せ |
ANA JCB ワイドゴールドカード |
5営業日 | 15,400円 | 無料 | 1,000円→10マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 区間マイルの25%を上乗せ |
ANA VISAプラチナ プレミアムカード |
5営業日 | 88,000円 | 無料 | 1,000円→10マイル | 10,000マイル | 10,000マイル | 区間マイルの50%を上乗せ |
ANA JCB カードプレミアム |
5営業日 | 77,000円 | 無料 | 1,000円→13マイル | 10,000マイル | 10,000マイル | 区間マイルの50%を上乗せ |
ANAカード(学生用)VISA/Master |
5営業日 | 在学中無料 | 6,600円 | 1,000円→10マイル | 1,000マイル | 1,000マイル | 区間マイルの10%を上乗せ |
ANA JCBカード(学生用) |
5営業日 | 在学中無料 | 無料 | 1,000円→10マイル | 1,000マイル | 1,000マイル | 区間マイルの10%を上乗せ |
ANA JCBカード ZERO |
5営業日 | 無料(5年間) | 無料 | 1,000円→5マイル | なし | なし | 区間マイルの10%を上乗せ |
以上のように、基本的には三井住友とJCBが発行するANAカードであれば最短5営業日で発行してくれます。ただし、どちらも前提条件が2つあります。
1つ目はオンライン上から申し込みを行うこと。2つ目は同じくオンライン上でカード利用料金の引き落とし口座の登録まで行うことです。三井住友とJCBでは登録できる金融機関が異なるため、以下にまとめて紹介します。
- 三井住友のオンライン口座登録に対応している金融機関一覧
- 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行、ソニー銀行、イオン銀行、北海道銀行、北都銀行、東北銀行、青森銀行、荘内銀行、七十七銀行、みちのく銀行、山形銀行、東邦銀行、秋田銀行、岩手銀行、北洋銀行、群馬銀行、武蔵野銀行、横浜銀行、足利銀行、千葉銀行、栃木銀行、常陽銀行、千葉興業銀行、京葉銀行、第四銀行、北陸銀行、北越銀行、富山銀行、山梨中央銀行、北國銀行、八十二銀行、大光銀行、静岡銀行、十六銀行、スルガ銀行、中京銀行、滋賀銀行、紀陽銀行、京都銀行、但馬銀行、近畿大阪銀行、みなと銀行、山陰合同銀行、阿波銀行、トマト銀行、中国銀行、百十四銀行、もみじ銀行、広島銀行、伊予銀行、愛媛銀行、山口銀行、四国銀行、福岡銀行、大分銀行、北九州銀行、佐賀銀行、宮崎銀行、熊本銀行、十八銀行、鹿児島銀行、親和銀行、西日本シティ銀行
- JCBのオンライン口座登録に対応している金融機関一覧
- みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ゆうちょ銀行、ジャパンネット銀行、セブン銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行、北海道銀行、七十七銀行、群馬銀行、足利銀行、常陽銀行、千葉銀行、横浜銀行、八十二銀行、静岡銀行、スルガ銀行、京都銀行、広島銀行、福岡銀行、西日本シティ銀行
それぞれ詳細は公式サイトもご覧ください。
以上の金融機関口座をオンライン上で登録のうえ、申し込みを完了させれば、最短5営業日発行の対象となります。もちろん最短ですので、場合によっては数日かかる可能性もあります。
また、発行から実際に手元に届くまでにも配送期間が数日かかりますので、実際には申し込みから手元に届くまでは最短で1週間程度だと覚えておきましょう。
ショッピング中心にマイルを貯める人向け:ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
最短5営業日で発行できANAカードの中でも、ショッピングなどのカード利用を中心としてマイルを貯める「陸マイラー」に最もおすすめしたいのがANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)です。このカードはANAカードにPASMOが付帯したクレジットカードです。
このカードはカード払いでPASMOへのオートチャージが可能で、チャージ金額に応じてANAマイルが貯まります。更に、オートチャージ設定したPASMOで東京メトロに乗車すると、乗車の旅にマイルに交換できるポイントが貯まります。
このように、PASMOや東京メトロを利用することで、他のANAカードにはできない方法でANAマイルを貯められるのです。
年会費 | 国際ブランド |
---|---|
2,200円 | JCB |
最短5営業日で発行可能。PASMOチャージでマイルが貯まることが最大の特徴。また、オートチャージ設定をしたPASMOで東京メトロに乗車すると、それだけでもANAマイルに交換できるポイントが貯まる。一方でPASMOや東京メトロを使わない人はANA JCB 一般カードでも十分。
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ソラチカカード以外におすすめのANAカード
東京メトロやPASMOを利用しない方であれば、どのANAカードを選んでもマイルの貯まりやすに大きな違いはありません。ただ、コスト面においては違いがあります。
ANAカードはJCBブランドの方が、VISA/Masterブランドよりも1,100円(税込)だけマイル移行手数料が安いのです。
- ANA JCB:年会費は2,200円(税込)で、マイル移行手数料が5,500円(税込)
- ANA VISA/Master:年会費は2,200円(税込)で、マイル移行手数料が6,600円(税込)
マイル移行手数料は1度料金を払えば1年間有効なので、毎年ポイントをマイルに交換する可能性がある人は、JCBブランドを選んだ方がお得でしょう。
飛行機への搭乗を中心にマイルを貯める人向け:ANA JCB ワイドゴールドカード
続いては、ANA便への搭乗を中心としてマイルを貯める「トラベルマイラー」におすすめのANA JCB ワイドゴールドカードを紹介します。
まず、ゴールドクラスのANAカードなら、フライト時のボーナスマイルが一般カードの2.5倍のレートになります。その他のボーナスマイルも2倍です。
カード名 | 年会費 (税込) |
マイル 移行手数料 (税込) |
ボーナス マイル |
年間継続 ボーナス マイル |
搭乗毎の ボーナス マイル |
---|---|---|---|---|---|
ANA ワイドカード VISA/Master |
7,975円 | 6,600円 | 2,000マイル | 2,000マイル | 区間マイルの25%を上乗せ |
ANA JCB ワイドカード |
7,975円 | 5,500円 | 2,000マイル | 2,000マイル | 区間マイルの25%を上乗せ |
ANA ワイドゴールドカード VISA/Master |
15,400円 | 無料 | 2,000マイル | 2,000マイル | 区間マイルの25%を上乗せ |
ANA JCB ワイドゴールドカード |
15,400円 | 無料 | 2,000マイル | 2,000マイル | 区間マイルの25%を上乗せ |
ボーナスマイルと年会費を考慮すると、ワイドカードの方がお得に見えます。しかし、ゴールドカードならば10マイルコースのマイル移行手数料が無料というアドバンテージがあります。
つまりマイル移行手数料を加味すると、ワイドカードが13,475円(税込)。ワイドゴールドカードが15,400円(税込)なので、毎年マイルを移行する場合、その差はわずかに1,925円のみとなります。
また、ゴールドカードなら国内主要空港のラウンジを無料利用できる特典もあります。以上の理由から、頻繁にANA便に搭乗する方ならANA ワイドゴールドカードをおすすめします。
ワイドゴールドカードにもJCBとVISA/Masterがあります。どちらでも大差ありませんが、個人的には年間のカード利用額に応じてボーナスポイントが貯まるJCBブランドの方をおすすめします。
年間カード利用額 | メンバーランク名 | 翌年度のポイントレート |
---|---|---|
50万円以上 | スターβ | 1,000円→1.1ポイント付与(10%UP) |
10万円以上 | スターα | 1,000円→1.2ポイント付与(20%UP) |
300万円以上※ | ロイヤルα | 1,000円→1.25ポイント付与(25%UP) |
※:ゴールド以上のカードのみ適用
年会費 | 国際ブランド |
---|---|
15,400円 | JCB |
マイル移行手数料が無料なので、ワイドカードよりもコスパが高い。VISAブランドと比較すると、年間のカード利用額に応じてボーナスポイントが貯まる特典があるため、こちらの方が買い物でマイルを貯めやすい。
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注意:JRタワースクエアカード ANA Kitacaは即日発行可能だがおすすめしない理由
最後に注意点を紹介します。ANAマイレージクラブ機能が搭載されたカードの中で、JRタワースクエアカード ANA Kitacaというカードがあります。
このカードはJRタワースクエアカードサービスカウンター内のカード発行施設で申し込むことで、即日発行が可能です。しかし、即日発行されるのはクイックカードと呼ばれる仮のカードとなります。
この仮のカードにはANAマイレージクラブ機能がついておらず、利用できるお店もJRタワー内のお店に限られます。仮カードの利用でもポイントを貯めることはできますが、ANAマイルは貯まりませんのでご注意ください。
なお、その後に発行される本カードならJRタワー以外のお店でも利用可能で、その際にはANAマイルが貯まります。
搭乗までにANAマイレージクラブカードが届かなかった場合は、マイルの事後登録を利用しよう
ANAカードの入会が間に合わず、カードを入手する前にフライト当日になってしまった場合でもご安心ください。ANAマイルは搭乗日から6カ月以内であれば、入会後にマイル積算ができます。
基本的には、ANAマイレージクラブカードが届いた後、WEBサイトにログインし、「マイレージ事後登録」手続きを進めていけばOKです。国内線、国際線、提携航空会社によって詳細な手続きは異なるので、公式サイトをご覧ください。
【マイレージ】出発までにカードを受け取れません。搭乗分のマイルを貯められますか。
ANAカードに申し込んでマイルを貯めよう!
以上の通り、ANAカードに即日入会はできないものの、手元になくてもマイルを貯めることは可能なので、焦らず自分に合ったカードをじっくり選んで良いでしょう。
ANAカードにはたくさんの種類があるのでどれを選んだら良いか迷ってしまうと思いますが、暮らしの達人ではANAカードを比較した記事もあります。ぜひこちらの記事も読んで、入会するべきANAカードを比較検討してください。