ガソリン給油が安くなるクレジットカードを使って節約しよう
ガソリン代を安くするには、クレジットカードを使う方法があります。特に、そのガソリンスタンドが発行しているクレジットカードなら、給油時に自動的に値引きが適用されるため、通常よりも安く給油できます。
目次
ENEOSのガソリン代を安くするカード
ENEOSカード S
真っ先におすすめしたいのが、ENEOSカード Sです。このカードを使ってENEOSで給油するといつでも会員価格からガソリン・軽油が2円/L引き、灯油が1円/L引きになります。まさにENEOSで使うだけでお得なクレジットカードです。
ENEOSカード Sをおすすめする理由は年会費にあります。このカードは初年度年会費が無料で、2年目から1,375円(税込)かかります。しかし、年に1回以上クレジットカードを利用すると翌年度も年会費が無料になります。他のENEOSカードも同じ年会費ですが、年会費無料になるのはENEOSカード Sだけの特徴です。
ENEOSでいつでも2円/Lの値引きを受けられて、さらに年会費が無料。これこそがENEOSカード Sの強みであり、このカードを最もおすすめする理由です。
また、値引きだけではなくポイントも貯まります。ENEOSでの給油料金の支払いに対しては貯まりませんが、給油以外の支払いでは、1,000円ごとに20ポイントが貯まります。ENEOS以外で利用した場合でも1,000円ごとに6ポイントが貯まります。1,000ポイント貯まると、1,000円分として、カード利用額から差し引く形でのキャッシュバックも利用できます。
さらに、ENEOSカードに入会するだけで、24時間365日の全国ロードサービスを会費無料で利用できます。ロードサービスでは「レッカー車による移動が10kmまで無料」「路上における修理が30分まで無料」です。
年会費(税込) | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
1,375円 | 0.6~2.0% | VISA, JCB |
ENEOSのクレジットカードだけって、ENEOSで給油する際には会員価格から2円/L引きになるのが最大のメリット。年会費は有料だが、年1回のカード利用で無料になる。ETCカードやロードサービスも無料なので、車をよく使うユーザーにおすすめ。
注意:Tポイントカードは現金給油時のみポイントが貯まる
ENEOSカードで決済する場合、Tポイントカードを読み込ませてもポイントが付与されません。
Tポイントは現金給油の時のみ貯まりますので、その点は注意しておきましょう。
コスモ石油のガソリン代を安くするカード
コスモ・ザ・カード・オーパス
コスモ石油でガソリンを給油するのであれば、年会費無料のコスモ石油がイオンと提携して発行しているコスモ・ザ・カード・オーパスがおすすめです。
まず、コスモ石油での利用で会員価格が適用されるメリットがあります。会員価格が用意されていないこともありますが、多くは通常価格より2円~4円割引されています。
さらに入会後3ヶ月間は給油が50Lを超えるまで10円/Lの割引を受けることが可能です。つまり3ヶ月間で50L以上給油すると、それだけで500円の割引となります。なお、この割引は店頭での支払い時ではなく、クレジットカードの請求時に適用されます。
また、コスモ・ザ・カード・オーパスはイオンカードの一種なので、ガソリン給油以外にも、イオングループでお得になるというメリットがあります。詳しくは下記リンク先の公式サイトをご覧ください。
dポイントカードがあればさらにお得
一部のスタンドを除き、dポイントカードの提示でこちらのポイントも貯まります。
コスモ・ザ・カード・オーパスとの併用も可能ですので、割引とポイント獲得の両方でお得です。
ポイントはカードだけではなくアプリ式のものでも利用できます。
また、ポイントを貯めるだけではなくポイントでの支払いも可能です。
クレジットカードでの支払いがお得ですが、必要に応じてポイント支払いも利用してみましょう。
注意:楽天ポイントカードは現金給油時のみポイントが貯まる
コスモ石油は楽天ポイント加盟店です。しかし、現金決済した場合でしかポイントが貯まりません。したがってコスモ石油でカード決済する際には、楽天ポイントではなくdポイントを貯めましょう。
出光のガソリン代を安くするカード
出光カードまいどプラス
出光カードまいどプラスは、出光のグループ企業が発行するクレジットカードです。出光が発行しているクレジットカードにはいくつか種類がありますが、出光カードまいどプラスは唯一年会費無料のクレジットカードであり、真っ先におすすめします。
出光カードまいどプラスを使って出光で給油すると、月間300Lまではガソリン・軽油が2円/L引き、灯油が1円/L引きになります。
月間給油額が3万円を超えるようであれば、年会費550円(税込)を別途払って「値引きプラスサービス」に加入することをおすすめします。これは月間カード利用額に応じて、月間100Lまではガソリン代が更に値引きされるサービスです。
月間ショッピング利用金額 | 値引きプラスサービス値引き | 標準の値引き | 合計値引き |
---|---|---|---|
3万円未満 | 0円/L | 2円/L | 2円/L |
3~4万円未満 | 1円/L | 3円/L | |
4~5万円未満 | 2円/L | 4円/L | |
4~5万円未満 | 3円/L | 5円/L | |
6~7万円未満 | 4円/L | 6円/L | |
7~8万円未満 | 5円/L | 7円/L | |
8万円以上 | 6円/L | 8円/L |
毎月3万円以上利用するのであれば、値引き額が通常よりも1円/L増えます。最大で6円/L引きが適用されるので、通常分との合計で8円/L引きになります。逆に、8万円以上利用しても値引き額はそれ以上上がらないため、月のカード利用額は8万円を少し超える程度に留めておくことをおすすめします。
また、出光カードまいどプラスは入会後1ヶ月間のガソリンが5円/L引きになります。ガソリン消費が増えそうなときに入会すると、お得に活用できるでしょう。
楽天ポイントカードがあればさらにお得
出光は楽天ポイント加盟店ですので、楽天ポイントカードを読み込ませると楽天ポイントが貯まります。
出光まいどプラスで割引を受けながらポイントを貯めることも可能です。
ただ、アプリのポイントカードは読み取りができません。
カード式のポイントカードを用意するようにしておきましょう。
また、ポイントを貯めるだけではなく、ポイントで支払いも可能です。
特定のガソリンスタンドに縛られたくなければ還元率の高いクレジットカードを使おう
例えばENEOSカードを発行すると、ENEOSでの給油でしか安くなりません。
そのため、どうしてもENEOS以外での給油がはばかられてしまいます。
そのような時のために、どこで支払いをしてもある程度お得な、高還元率のクレジットカードを持っておくと良いでしょう。
特におすすめなのはJCB CARD Wです。
このカードは2017年にJCBから新しくリリースされた、申し込み時点で39歳以下の人のみ入会可能な年会費無料のカードです。ただし、入会後に40歳以上を迎えたとしてもそのまま無料で利用を続けられます。
ポイントレートは通常、1,000円の支払いにつき2ポイントです。1ポイントはおよそ5円分として利用できるので、還元率は1%となります。さらに、「JCBオリジナルシリーズ加盟店」で利用することで、ポイントレートがアップします。そしてこの「JCBオリジナルシリーズ加盟店」に出光昭和シェルが該当します。
出光昭和シェルでJCB CARD Wを使って決済すると、ポイントが通常の3倍になります(還元率1.5%)。つまりどのガソリンスタンドでも還元率1%で、出光昭和シェルなら1.5%となります。
また、QUICPayとしても使えるので、決済時にはカードをかざすだけです。Apple Payに登録しておけば、スマホをかざすだけでも決済できます。
年会費 | 還元率 | 国際ブランド |
---|---|---|
無料 | 1% | JCB |
ポイント還元率常に1%以上の高還元クレジットカード。出光昭和シェルでの利用ならさらにポイント還元率1.5%にアップ。いずれのガソリンスタンドでもお得に給油できるのでおすすめ。
暮らしの達人経由での新規入会+条件クリアで様々な特典プレゼント!
- MyJCBログインのうえ、Amazon.co.jpの利用で20%キャッシュバック(最大10,000円)
- 家族カード追加+キャンペーン参加登録で、1名につき2,000円、最大4,000円キャッシュバック!
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クレジットカードを使ってガソリン代を節約しよう
クレジットカードで支払いをするとガソリン代を節約できます。
利用するガソリンスタンドが決まっているのであれば、そのガソリンスタンドに合わせたクレジットカードで節約をしましょう。
ただ、人によってはその都度様々なガソリンスタンドで給油することもあるでしょう。
そのような場合、複数のクレジットカードを発行するか、還元率の高いクレジットカードを持っておくかになります。
必要以上に多くのクレジットカードを発行するのはおすすめできません。
そのため、利用するスタンドが決まっていない場合は、後者のように還元率の高いクレジットカードを持っておきましょう。