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ダイナースクラブ コンパニオンカード登場!無料で最上位クラスのマスターカードが発行可能に。そのメリットや注意点を徹底解説!

公開年月日 : 2019/05/21

ダイナースクラブ プレミアムカード

ダイナースクラブカードの弱点といえば、決済できるお店の数の少なさです。しかし2019年7月23日に、マスターカードブランドのクレジットカード「コンパニオンカード」を無料で追加発行できるようになります。コンパニオンカードのカード利用額はダイナースと合算されるため、今後はマスターカード加盟店でもダイナースクラブ リワードプログラムが貯まることになります(ただしポイントレートは異なります。詳しくは後述)。

この特典の対象のダイナースカードと、コンパニオンカードとして発行できるカードは以下の通りです。

  • ダイナースクラブカード:TRUST CLUB プラチナマスターカード(通常年会費3,000円)
  • ダイナースクラブ プレミアム:TRUST CLUB ワールドエリートカード(通常年会費130,000円)

※1:銀座ダイナースやANAダイナースなどの提携カードや、ビジネスカードは対象外
※2:本会員・家族会員1人につき1枚発行可能

上記を見ればわかる通り、TRUST CLUB ワールドエリートカードは普通に申し込むと年会費13万円(税別)もするカードであり、マスターカードブランドの最上位ランクのカードです。付帯されている特典も手厚いため、「マスターカードブランドのカードが持てる」だけでなく、「ワールドエリートカードの特典が使える」というメリットもあります。

「コンパニオンカード」の登場によりダイナース会員が受けられるメリットや、注意点を詳しく紹介していきます。

「コンパニオンカード」ではあるが、どちらも通常発行されているクレジットカード

ダイナースクラブ コンパニオンカード

画像引用元:[重要なお知らせ]<新サービス> ダイナースクラブ コンパニオンカードについて | ダイナースクラブカード 日本で最初のクレジットカード(2019年5月17日取得)

今回コンパニオンカードとして発行できるのは「TRUST CLUB プラチナマスターカード」と「TRUST CLUB ワールドエリートカード」の2種類です。プラチナカードは7月1日、ワールドエリートカードは7月23日にそれぞれ発行が予定されている新しいクレジッドカードであり、ダイナースユーザーはこれらのクレジットカードを年会費無料で持つことができる、というわけです。ただし、コンパニオンカードとして発行した場合は通常発行されているカードと微妙にカードスペックが異なるのでお気をつけください。

どちらもカード券面はダイナースを踏襲したデザインで統一感があります。また、ワールドエリートカードはマスターカードのロゴがメタリックになっていて高級感があります。ただし、カード材質そのものは金属ではなくプラスチックです。

ダイナースクラブ コンパニオンカード

画像引用元:[重要なお知らせ]<新サービス> ダイナースクラブ コンパニオンカードについて | ダイナースクラブカード 日本で最初のクレジットカード(2019年5月17日取得)

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コンパニオンカードの登場でマスターカード加盟店でもダイナースクラブ リワードプログラムが貯まる

ダイナースクラブ コンパニオンカード

画像引用元:[重要なお知らせ]<新サービス> ダイナースクラブ コンパニオンカードについて | ダイナースクラブカード 日本で最初のクレジットカード(2019年5月17日取得)

コンパニオンカードを持つことの最大のメリットは、マスターカード加盟店でもダイナースクラブ リワードプログラムが貯まることです。

注意点は2つあります。

1つ目は、ダイナース利用分とコンパニオンカード利用分は合算して引き落とされるものの、利用明細はカードごとに表示されることです。

2つ目は、ポイントレートがダイナースとは異なることです。

  • ダイナースクラブ コンパニオンカード(TRUST CLUB プラチナマスターカード):200円で1ポイント
  • ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード(TRUST CLUB ワールドエリートカード):100円で1ポイント

ダイナースクラブはもともと100円で1ポイント、ダイナースクラブプレミアムは100円で2ポイント貯まることを考慮すると、ポイントレート的にはコンパニオンカードで決済した方が劣ってしまいます。ダイナースが使えるお店では素直にダイナースを使った方が良いでしょう。

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コンパニオンカードの特典も使える

コンパニオンカードを発行すると、ダイナースクラブ特典に加えて、コンパニオンカードの特典も利用できるようになります。年会費無料で発行できるうえ使える特典も増えるわけです。コンパニオンカードを発行するとプライオリティパスに申し込めなくなるというデメリットだけありますが(詳しくは後述)、それ以外に全くデメリットはないため、ダイナースユーザーなら発行しておくことをおすすめします。

コンパニオンカードの発行で使えるようになる主な特典は以下の通りです。

ダイナースクラブ プレミアム コンパニオンカード ダイナースクラブ コンパニオンカード
カード名 TRUST CLUB ワールドエリートカード TRUST CLUB プラチナマスターカード
Mastercard優待プログラム
「Taste of Premium®」の18特典を提供
国際線手荷物無料宅配(往復各3個)
ダイニング by 招待日和
など
「Taste of Premium®」の8特典を提供
国際線手荷物優待(海外から帰国時1個500円で宅配)
ダイニング by 招待日和
など
Wi-Fiサービス Boingo Wi-Fi(登録料・利用料 無料)
日本を含む世界100ヵ国、100万ヵ所のホットスポットでインターネット接続が可能になります。
空港ラウンジサービス
「ラウンジ・キー(LoungeKey)」
ラウンジ数 世界1,000ヵ所以上 なし
利用方法 カード番号をご登録いただくとコンパニオンカード(TRUST CLUB ワールドエリートカード)が入室証になります。 なし
本会員 年会費・利用料 無料 なし
家族会員 年会費・利用料 無料 なし
同伴者 1名まで利用無料 なし

:ラウンジキー公式サイトによると、1,100ヶ所と記載されています

まず特筆したいのは、ダイナースクラブ プレミアム、ダイナースクラブ共にBoingo Wi-Fiという特典が使えることです。登録料や利用料が無料で、世界中100万ヶ所以上でインターネット接続が可能になります。

この特典、インフライトでも対応しているスポットがあるようです。つまりダイナース会員なら、航空機内でBoingo Wi-Fiを使ってインターネットを楽しめるわけです。残念ながら詳細は非公表なので、現時点では大したことなさそうな雰囲気がありますが今後に注目の特典と言えるでしょう。

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ダイナースクラブ プレミアムはマスターカード最上級の特典が使える

コンパニオンカードの登場により、最も恩恵を得られるのはダイナースクラブ プレミアムです。冒頭でも紹介した通り、このカードで発行できるコンパニオンカードはTRUST CLUB ワールドエリートカードと呼ばれ、通常は年会費13万円(税別)もします。しかもマスターカードブランドのカードの中でも最上位ランクの「ワールドエリート」に該当し、国内でこれに該当するものは他にラグジュアリーカードしかありません。

実際に先に紹介した特典内容を見てみると、「国際線手荷物無料宅配(往復各3個)」「ラウンジキー」が目立ちます。これらについて詳しく紹介しましょう。

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国際線手荷物無料宅配が4個まで無料

元々ダイナースプレミアム カードには手荷物無料宅配サービスが付帯されていますが、預けられる荷物は1個だけでした。しかし、TRUST CLUB ワールドエリートカードには手荷物3個まで無料宅配できる特典があるため、合計で4個の荷物を無料宅配できるようになります。

同じような特典は他社のクレジットカードでもありますが、アメックスプラチナカードは2個まで、ラグジュアリーカードは3個までであり、ダイナースプレミアム カード+TRUST CLUB ワールドエリートカードの方がより多くの手荷物を無料で送ることができます。ただし、ダイナースプレミアム カードの特典では帰国時の発送のみの対応となるのでご注意ください。つまり出国時には3個の手荷物を、帰国時には4個の手荷物を預けられるわけです。

  • ダイナースプレミアム カード:帰国時に手荷物1個を指定場所まで無料宅配
  • TRUST CLUB ワールドエリートカード:指定場所→空港、空港→指定場所の往復区間で手荷物3個を無料宅配

この特典に対応している空港は成田空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港の4空港です。いずれの空港でも、JALエービーシーカウンターにて荷物の受け取り、発送を行います。その際には対象のクレジットカードを提示する必要があるので用意しておきましょう。

荷物のサイズにも規定があり、縦×横×高さ3辺の合計が160cm、かつ重量が30kg以内の荷物が対象となります。

他にも、ダイナースプレミアム カードとTRUST CLUB ワールドエリートカードでは特典の内容に微妙な違いがあります。

  • スーツケース・ゴルフバッグ:160cm、30kg以内のもののみ:30kg以内であれば160cmを超えてもOK
  • 対象荷物:本人のもののみ:同行者様の荷物も対象

また、TRUST CLUB ワールドエリートカードの特典を使って指定場所から荷物を発送する場合は、JALエービーシーの公式サイトにて3日前までの予約が必要です。

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ラウンジキーによって世界1,100箇所のラウンジを無料利用可能だが、プライオリティパスは失効する

TRUST CLUB ワールドエリートカードを発行すると9/1からはラウンジキーが利用できるようになります。

ラウンジキーとは、プライオリティパスのように世界中のラウンジを利用できるサービスのことです。プライオリティパスとは異なり、会員証のようなものが発行されるわけではなく、TRUST CLUB ワールドエリートカードを登録することで、このカードを会員証として使うことができます。

ここで重要なのは、「ラウンジキーによってどこのラウンジが使えるか」でしょう。まず公式サイトによると現在ラウンジキーで使えるラウンジ数は1,100箇所とのこと。プライオリティパスが1,200箇所なので、わずかに劣ります。

ラウンジキーで使える国内のラウンジは以下の通りです。

  • 成田空港第1ターミナル:IASS Executive Lounge、T.E.I. Lounge
  • 成田空港第2ターミナル:IASS Executive Lounge、T.E.I. Lounge
  • 中部国際空港:スターアライアンスラウンジ
  • 関西国際空港:ぼてぢゅう

この通り、国内は3空港しかありません。しかも関西国際空港に至っては正確にはラウンジではなく飲食店です。プライオリティパスならば成田、関西、新千歳でもラウンジが利用可能なので見劣ります。とはいえ成田、関西、新千歳のラウンジはダイナースクラブカードの特典でも利用できるためあまり問題はないと思います。

海外では仁川、ホノルル、桃園、香港、チャンギ、ニューヨーク、ロンドン、シドニーなどはひと通り網羅されているようです。ラウンジの検索は以下リンク先の公式サイトから可能なので、ぜひ試してみてください。

当社のラウンジ | ラウンジ・キー

また、ラウンジキーは通常6回までの利用料が無料で、7回目以降は1回につき27USドルの利用料がかかります。しかし、TRUST CLUB ワールドエリートカードを登録してラウンジキーを利用する場合は7回目以降の利用料も無料になります。ご安心ください。

なお、ラウンジキーは家族会員も利用可能で、会員1人につき同伴者も1名無料で利用することが可能です。

しかしラウンジキーの登場に伴い、従来のプライオリティパス特典に関して変更が行われます。

  • コンパニオンカードを発行すると、10/1以降はダイナースクラブ プレミアム経由でプライオリティパスに申し込むことができない
  • 既にプライオリティパスをお持ちの方は、コンパニオンカードを発行後にパスの有効期限を迎えると解約される(解約までは利用可能)
  • コンパニオンカードの発行の有無にかかわらず、10/1以降は家族会員のプライオリティパス発行が不可に。同伴者は1名無料に

以上を踏まえると、現在プライオリティパスをお持ちでない方は10/1までに申し込んでおくことでしばらくの間はラウンジキーとプライオリティパスの二重持ちが可能になります(ダイナースデスクに確認済み)。ダイナースクラブ プレミアム経由で申し込んだ場合は、プライオリティパスもラウンジキーも無料で使えるので、せっかくなら申し込んでおくことをおすすめします。

ちなみに暮らしの達人には、ダイナースクラブカードで利用できるラウンジとプライオリティパスで利用できるラウンジを比較した記事もあるので、興味がある方はこちらもご覧ください。

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改善の一方でポイントプログラムは改悪…。国内利用分は100円で2ポイント→1.5ポイントにダウンへ

以上の通り、今回の特典は改善として受け入れられていますが、その一方で9/16からポイントレートが変更されるという発表もありました。こちらについては改悪として受け止められています。

従来 9/16から
国内利用分 100円で2ポイント 100円で1.5ポイント
海外利用分 100円で2ポイント 100円で2ポイント

:2022年3月15日(火)まではキャンペーンが適用され、100円で2.5ポイントに

海外利用分についてはむしろ改善されましたが、国内利用分のポイントレートは0.5下がってしまいました。

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アメックスプラチナやラグジュアリーカードへの乗り換えもあり?

コンパニオンカードの登場は歓迎されましたが、その後発表されたポイントレートの改悪によって「もうダイナースは解約しよう」と考えている人もいると思います。

乗り換え先候補の1つとして、4/8からインビテーションが不要になったアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードが挙がるでしょう。こちらも特典の終了や税金の支払いでポイント半減など地味な改悪が続いていますが、T&Eを中心とした魅力は健在です。

もう1つ候補になるであろうものが、ラグジュアリーカード ブラックです。こちらも年会費10万円(税別)のプラチナクラスのクレジットカードですが、インビテーション不要で入会することができます。さらにこのラグジュアリーカードもマスターカードの最上位に該当するワールドエリートカードで、コンパニオンカードと似たような特典があります。また、地味なところでは海外でカードを利用した場合の手数料が1.63%と、ダイナースやアメックスよりも低いというメリットもあります。

還元率は1.25%ですが、ポイントをANAやJALのマイルに交換した場合は100円→0.75マイルと低いため、マイル目的でポイントを貯めるのであればミスマッチかもしれません。

また、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードもラグジュアリーカード ブラックも、ダイナースクラブ プレミアムとは違いカードが金属でできています。金属製のクレジットカードは見栄えもよく、所有欲を満たしてくれるでしょう。

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