チャイナエアライン・ダイナスティフライヤーが貯まるおすすめのクレジットカード
中華民国・台湾のフラッグキャリアであるチャイナエアラインは、中華航空時代から現在に至るまで長年にわたり多くの日本国内空港へ直行便を就航しており、日本と関わりの深い航空会社です。
チャイナエアラインは、日本航空や全日空と異なるアライアンスであるスカイチームに所属しているため、チャイナエアラインでのフライトで得られるフライトマイルはJALマイルやANAマイルに加算することができません。
同社のマイレージプログラム「ダイナスティフライヤー」は、同じスカイチームに所属するデルタスカイマイルと並んで、スカイチームでのフライトで得られたフライトマイルを加算するために使われることが多いです。またダイナスティフライヤーは、日本発着の一部東南アジア路線のビジネスクラス往復特典航空券に交換する際のレートが良く、JALマイルやANAマイルと比べてもお得であるため、マイラーからも一目置かれる存在です。
ショッピングでダイナスティフライヤーの貯まるカードは、カード利用ごとにダイナスティフライヤーが自動で貯まるCAL JCBカードと、貯めたポイントを好きなタイミングでダイナスティフライヤーに移行できるアメリカン・エキスプレスが発行しているクレジットカードとがあります。なお、ここでは、直接申込ができない招待制のカードである、アメックスセンチュリオンカード、アメックスプラチナカードや法人向けカードは除外します。
- CAL JCBカード(1,375円/税込)
- CAL JCBカードゴールド(13,200円/税込)
- アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード(11,000円/税込)
- アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード(38,500円/税込)
- アメリカン・エキスプレス・カード(13,200円/税込)
- アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(31,900円/税込)
- ザ・ペニンシュラ東京との提携によるアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(31,900円/税込)
以上の7種類のカードは、JALマイルやANAマイルの提携カードのようにフライトごとにボーナスマイルの貯まる特典はありませんが、航空券を購入するとボーナスマイルが獲得できるカードも多く、その特典内容は多岐にわたるため、それぞれのシーンでどれだけマイルが貯まるかを確認して利用スタイルに合わせてカード選びをすべきです。
そこで、この記事では、ダイナスティフライヤーが貯まるクレジットカードの機能を比較し、さまざまな利用スタイルに応じておすすめのカードを厳選して紹介しますのでお役立てください。
目次
ダイナスティフライヤーの貯まるクレジットカードのスペック比較表
カード名 | JCB カード |
JCB ゴールド |
スカイ・トラベラー |
スカイ・トラベラー プレミア |
---|---|---|---|---|
国際ブランド | JCB | AMEX | ||
年会費(税込) | 1,375円 | 13,200円 | 11,000円 | 38,500円 |
電子マネー | QUICPay | なし | ||
マイル加算方法 | カード利用で直接マイルが貯まる | カード利用で貯めたスカイトラベラーメンバーシップリワードから移行 | ||
ショッピングマイル※1 | 1マイル | 1.5マイル | 1マイル | 1マイル |
航空券購入時のマイル※1 | 1.25マイル※2 | 1.875マイル※2 | 3マイル※3 | 5マイル※3 |
フライトボーナスマイル | なし | |||
入会ボーナス | 1,000マイル | 2,000マイル | 3,000ポイント | 5,000ポイント |
期間限定ボーナス | なし | 5,000ポイント※4 | 10,000ポイント※4 | |
移行可能マイル | ダイナスティフライヤーのみ | ANAマイレージ含む15社のマイルに移行可 | ||
海外疾病治療費用(最高額) | 100万円 | 300万円 | 100万円 | 100万円 |
国内空港ラウンジ利用可能数 | 0 | 43か所 | 36か所 | 36か所 |
海外空港ラウンジ利用可能数 | 0 | 1か所 | 2か所 | 2か所 |
※1:カードショッピングで100円を利用した際に貯まるマイルの付与レートです。
※2:チャイナエアラインの公式サイトなどで直接航空券を購入すると、ショッピングマイルの25%分がボーナスマイルとして上乗せされます。
※3:チャイナエアラインを含む27の航空会社の公式サイトから直接航空券を購入した、通常の3倍(プレミアカードは5倍)のポイントが貯まります。
※4:入会後1年以内に対象航空会社の航空券または対象旅行代理店の指定旅行商品を購入した場合にボーナスポイントが貯まります。
ダイナスティフライヤーが貯まるおすすめクレジットカード4選
本気でダイナスティフライヤーを貯めるなら:CAL JCBカードゴールド
数あるマイルの中でもダイナスティフライヤーだけを集中して貯めるなら、ジェーシービーが発行するCAL JCBゴールドカードがダントツでおすすめです。
その理由は、毎日のショッピングをはじめ、携帯電話料金などの支払いから海外での利用まで、JCBの加盟店であればカードを利用するだけで利用金額100円につき1.5マイルが貯まるからです。さらに、電子マネーのQUICPayも発行しているため、コンビニなどのQUICPay加盟店でQUICPayを利用すればカードの利用と同じように、利用金額100円につき1.5マイルが貯まります。 これは、他のカードを圧倒する高レートです。
この他に、チャイナエアラインの公式サイトや日本のコールセンターや発券カウンターでCAL JCBカードを利用して航空券を購入すると、通常のショッピングマイルに加えて25%のボーナスマイルが加算されます。つまり、航空券の購入金額100円につき1.875マイルが貯まる計算になります。
以上の理由からCAL JCBゴールドカードは、ダイナスティフライヤーを集中して貯めたい人にとっては最強のカードと言えるので真っ先に入会を検討すべきです。
買物やフライトで色々なマイルを貯めるなら:スカイ・トラベラー/スカイ・トラベラー・プレミア
冒頭でお伝えした通り、ダイナスティフライヤーはJALマイルやANAマイルとマイレージ提携をしていないため、ふだんはJALマイルやANAマイルを貯めている人でも、スカイチームの飛行機でフライトした際はダイナスティフライヤーにマイレージを加算している人もいるはずです。
このように、日本国内に在住しているなら「ダイナスティフライヤーだけを集中して貯めたい」という人よりも、「ダイナスティフライヤーも一応貯めている。クレジットカードのポイントをダイナスティフライヤーへ移行してフライトで貯まった中途半端なマイルとあわせて特典航空券に交換したい」 とか「一部のお得な路線の特典航空券に交換する時だけ、貯めたポイントをダイナスティフライヤーに交換したい」という方が多いと思います。
そこで、そのような方にはダイナスティフライヤーを含めた15社のマイルに交換できるポイントが貯まるうえにチャイナエアライアンの航空券を購入すると購入金額100円につき3マイル~5マイルが貯まるスカイ・トラベラー・カードとスカイ・トラベラー・プレミア・カードへの入会を検討すべきです。
このカードは、アメックス・スカイ・トラベラーメンバーシップリワードというポイントが貯まりますが、このポイントはダイナスティフライヤーを含めた15社の航空会社のマイレージプログラムに好きなタイミングで移行できます。移行可能なマイレージには、ANAマイルをはじめとした日本人に馴染みの深いものも含まれています。(JALマイルには移行できません)
「旅先や状況に応じて色々なマイルを使いたい、ダイナスティフライヤーも選択肢のひとつだし、ほかの航空会社のマイレージプログラムも利用したい」という方に最適です。
また、ポイントからマイルの交換レートについては、通常のショッピングでは利用金額100円につき1ポイントが貯まり、1,000ポイント単位で1,000マイルに交換できるので、100円につき1マイルが貯まるという計算になります。このマイル付与レートは、CAL JCBゴールドカードの100円につき1.5マイルと単純に比較してしまえば劣る結果となります。
しかし、このカードならではの利点として、チャイナエアラインを含む27社のエアラインの航空券および旅行会社のツアーの代金をカードで購入すると、購入金額100円につき、スカイ・トラベラー・カードなら3マイル、スカイ・トラベラー・プレミアカードなら5マイル相当のポイントが貯まります。このレートは、通常の買い物時の3~5倍のポイントであり、すべてのクレジットカードの中で最も高い水準です。つまり、フライトを通してマイルを貯めるトラベルマイラーであれば、まず最初に入会を検討すべきカードと言えます。
- 対象のエアライン(27社)
- アシアナ航空、アリタリア-イタリア航空、ヴァージン アトランティック航空、エア タヒチ ヌイ、ANA、エールフランス航空、エティハド航空、エバー航空、エミレーツ航空、オーストリア航空、ガルーダ・インドネシア航空、カンタス航空、キャセイパシフィック航空、KLMオランダ航空、シンガポール航空、スイス インターナショナル エアラインズ、スカンジナビア航空、スターフライヤー、タイ国際航空、大韓航空、チャイナエアライン、デルタ航空、日本航空、フィリピン航空、フィンランド航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、ルフトハンザ ドイツ航空
本気でダイナスティフライヤーを貯める人はCAL JCBゴールドカードと2枚持ちをして、ふだんのショッピングはJCBカード、航空券を購入する時はスカイ・トラベラーを使えば、さらに効率よくダイナスティフライヤーを貯めることができます。ショッピングだけでなく、フライトが多い人におすすめしたいカードです。
スカイ・トラベラーとスカイ・トラベラー・プレミア・カードとの入会ボーナスや航空券の購入金額に応じた獲得マイルの違いを以下の表で比較しましたので、カード選びの参考にしてください。
カード名 | スカイ・トラベラー カード |
スカイ・トラベラー プレミア・カード |
|
---|---|---|---|
年会費(税込) | 11,000円 | 38,500円 | |
入会ボーナス | 3,000マイル | 5,000マイル | |
ファーストトラベル・ボーナス | 5,000マイル※1 | 10,000マイル※1 | |
カードご利用ボーナス | 7,000マイル※2 | 10,000マイル※3 | |
航空券購入金額/年 | 30万円 | 9,000マイル | 15,000マイル |
50万円 | 15,000マイル | 25,000マイル | |
100万円 | 30,000マイル | 50,000マイル |
※1:入会後1年以内に27社の航空会社の航空券や旅行代理店のツアー代金を支払った場合にボーナスポイントが貯まります。
※2:入会後3か月以内に40万円以上のカード利用をした場合にボーナスポイントが貯まります。
※3:入会後3か月以内に70万円以上のカード利用をした場合にボーナスポイントが貯まります。
手ごろな年会費で手軽にマイルを貯めるなら:CAL JCBカード
「マイルを貯めたいだけなのに年会費が高すぎる!1万円も毎年払えないよ!ありえない!」という方は、年会費1,375円(税込)のCAL JCBカードをおすすめします。
「1,375円でも高い!年会費無料がいい!」という方は諦めてください。これ以上安い年会費でダイナスティフライヤーが貯まるクレジットカードはありません。
CAL JCBカードは比較的手ごろな年会費ではありますが、魅力ある機能や特典が用意されています。
たとえば、JCBブランド加盟店の他に、電子マネーのQUICPayが使える一般加盟店での買物でも利用金額100円につき1マイルが貯まります。Apple Payを使わずに、電子マネーの利用のみでダイナスティフライヤーが貯まるのはJCBカードだけなので、マイルを貯める機会が他のカードと比べて格段に広がります。
マイル付与レートにおいても、カードショッピングで利用金額100円につき1マイルが貯まります。このレートはJALカードやANAカードでもおなじみですが、多くのJALカードやANAカードは年会費に加えてマイル付与レートをアップさせる「ショッピングマイル・プレミアム」や「マイル移行手数料」という名で追加費用がかかるため、年間のコストはおよそ4,000円から7,000円になります。一方、CAL JCBカードなら、追加の年会費や移行手数料など、年会費以外のコストは一切不要です。
この他にも、CAL JCBゴールドカードと同様にチャイナエアラインの公式サイトや日本のコールセンターや発券カウンターでCAL JCBカードを利用して航空券を購入すると、通常のショッピングマイルに加えて25%のボーナスマイルが加算される特典も付帯しています。
このように、CAL JCBカードは安い年会費でそれなりにマイルが貯まりやすいことがわかります。先に挙げたカードがそれ以上にたくさんマイルが貯まるというだけで、カード利用額がそれほど高くない場合には年会費の差額を考えてもこちらのカードで十分です。
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チャイナエアライン・ダイナスティフライヤーが貯まるおすすめのクレジットカード
ユナイテッド航空・マイレージプラスが貯まるおすすめクレジットカード
航空会社別:お得なクレジットカード一覧
スターアライアンス
- 全日本空輸
- アシアナ航空
- 深セン航空
- 中国国際航空
- エバー航空
- シンガポール航空
- タイ国際航空
- エア・インディア
- ニュージーランド航空
- エア・カナダ
- ターキッシュ エアラインズ
- ルフトハンザドイツ航空
- TAPポルトガル航空
- エーゲ航空
- オーストリア航空
- スイス国際航空
- アドリア航空
- クロアチア航空
- スカンジナビア航空
- ブリュッセル航空
- LOTポーランド航空
- コパ航空
- アビアンカ・エルサルバトル
- アビアンカ航空
- エチオピア航空
- 南アフリカ航空
- エジプト航空
ワンワールド
- 日本航空
- マレーシア航空
- スリランカ航空
- カタール航空
- ロイヤル・ヨルダン航空
- カンタス航空
- アメリカン航空
- ブリティッシュ・エアウェイズ
- エア・ベルリン
- イベリア航空
- フィンランド航空
- S7航空
- TAM航空
- ラン航空
スカイチーム
- 大韓航空
- チャイナエアライン
- 厦門(アモイ)航空
- 中国東方航空
- ベトナム航空
- ガルーダ・インドネシア航空
- ミドル・イースト航空
- サウディア
- デルタ航空
- エア・ヨーロッパ
- エールフランス
- KLMオランダ航空
- アリタリア-イタリア航空
- タロム航空
- チェコ航空
- アエロフロート・ロシア航空
- アエロメヒコ航空
- アルゼンチン航空
- ケニア航空