証券会社選びに迷う初心者へ!おすすめのネット証券会社から口座開設方法まで徹底まとめ
どんな基準で証券会社を選べばわからない。むしろ、どんな基準があるかもわからない。新しく株取引を始めてみようと決心したものの、証券会社選び方がわからず途方にくれてしまった初心者も多いのではないでしょうか。でも、心配はいりません。本記事を読めば、きっとあなたにぴったりの証券会社が見つかります。
そのためには、株取引の最低限の基礎知識を理解しておく必要があります。少し説明が長くなってしまったのは、誰にとってもわかりやすい説明を心がけたからです。全てを読み終えたときには、頭がクリアになって、迷わず証券会社を選べるはずです。
これから証券口座を開設する人におすすめする業者はコレだ!
これから投資を始めるならまずSBIネオモバイル証券がおすすめ。その理由は1株単位で購入できるので少額から投資できることと、月間約定金額が50万円以下なら手数料は220円(税込)/月と安いこと、そしてTポイントを購入資金として使えることの3つ。定期買付にも対応しているので、投資信託のように株による積立投資も可能。
目次
ネット証券は初心者にメリットたくさん
ネット専業の証券会社と、対面営業を軸とした総合証券会社にはそれぞれメリット・デメリットありますが、株取引の初心なら、断然ネット証券がお得です。
その理由は、「手数料が安い」、「口座開設手続きが簡単」、「隙間時間でも株取引がしやすい」からです。初心者にぜひ知ってほしいネット証券のこれら3つの魅力について、説明します。
総合証券と比べて取扱手数料が断然安い
対面型の総合証券会社では、ネット証券と比較して、とにかく手数料が割高です。例えば、100万円の株を買ったときにかかる取引手数料を比較してみましょう。
大手証券会社の野村證券の場合、1,029円かかります。さらに100万円の株を売却するときも同様に、1,029円かかります。ネット証券を代表するSBI証券では、487円です。100万円の株の購入・売却で、(1,029 x 2 )- (487 x 2 )= 1,084円も差がつきます。1年で10回の売買を繰り返すと、1万円ほどの差になりますね。
また、大手の総合証券会社には口座管理費が有料のところもあります。大和証券では、通常3,240円/年の口座管理費がかかります。ネット証券では証券口座の口座管理費が基本的には無料です。
個人投資家は機関投資家とちがって投資金額もそれほど大きくありません。そのため、投資金額あたりの手数料の割合は大きな負担になりがちです。
また極端に手数料が高いと、心理的なハードルになって適切なタイミングでも株の売買を躊躇してしまう恐れもあります。これらの理由から、株取引をこれから始める人には、手数料が断然安いネット証券をおすすめします。
証券口座開設の手続きが簡単・無料
ネット証券は、無料で口座開設できます。PCやスマホでお目当の証券会社のHPにアクセスして、手順通りに進めれば、最短10日程度で、口座を開設できます。営業時間中に店舗に出向く必要がないので、平日は仕事や家事、育児で忙しい人でも簡単に申し込みすることができます。
口座開設も口座維持も基本的に無料なので、複数の証券会社で口座を開設する投資家も多くいます。証券口座を開設すると、株の売買に便利な取引ツールを利用できるたり、四季報やモーニングスターなどの金融情報を無料で閲覧できる証券会社もあるからです。
同じ証券会社の中で、信用取引や投資信託、NISAなどの口座を開設するのもよいでしょう。例えば投資信託講座とNISA口座など、自社内で複数口座開設することで何らかの特典が付与される証券会社も少なくありません。
編集部としては、証券口座を複数開設することを前提に、魅力のある証券会社を探すことをおすすめしています。
時間・場所を問わず、自分のペースで取引できる
ネット証券が提供するPC向けアプリやスマホ向けアプリを使えば、隙間時間を活用して、いつでもどこでも取引できます。必要なのは、インターネット環境だけです。
1日中モニターに張り付いて取引するスタイルをイメージしているのであれば、スマホアプリだけで運用するのは難しいかもしれませんが、電車の中で銘柄を探したり、株価チャートを眺めて、次の取引に備えて準備したり、時間を有効活用できます。
もちろん興味のない金融商品について、延々と説明をされることもありません。とにかく始めてみたい、そういう人にはスマホ一台で始められる点は大きなメリットです。
証券口座を選びの重要な条件
株取引には、証券口座の開設が必要です。では、これから株取引を始める人は、どのような基準で口座を選ぶべきでしょうか。比較すべき項目の中でも特に重要なのは、(A)取引手数料の安さ、(B)商品ラインナップをの2点でしょう。それぞれ詳しく説明します。
取引手数料の安い証券会社を選ぼう
チリも積もれば山となる。1回の取引あたりの手数料の差はわずかでも、何十回、何百回と取引を繰り返すうちに、それは大きな負担となってしまうことは、すでに説明した通りです。
手数料が高いために、株を売る、もしくは株を買うタイミングで躊躇してしまい、失敗することもあるでしょう。金銭的な負担や、心理的な負担をできるだけ軽くして投資に集中できるように、取引手数料の最も安い証券会社を選ぶのが良いでしょう。
取引手数料は、取引金額ごとに各証券会社が設定しています。例えば、取引金額が10万円の場合はA証券会社の取引手数料が最も安く、取引金額が100万円の場合はB証券会社の取引手数料が最も安いこともあります。
自分の取引金額のレンジに合わせて、最も手数料の安い証券会社を選ぶのが良いでしょう。取引手数料の安い証券会社の具体的な選び方は、次の「手数料比較で証券会社を選んでみよう」で説明します。
取引したい商品ラインナップで証券会社を選ぼう
証券会社の取り扱う金融商品には、通常の株取引以外にも、信用取引、外国株、IPO、投資信託、NISA、iDeCoなどがあります。当然、全ての証券会社が全ての商品を扱っているわけではありません。
会社によってサービス力の強い金融商品は異なります。また、同じ金融商品を比較しても、取扱銘柄数、手数料、そのほか条件は、証券会社によって大きく変わります。
下記の表を参考しにて、まずは取引したい金融商品をどの証券会社が扱っているかを確認しましょう。その上で、本記事「取扱商品比較で証券会社を選んでみよう」にて、お目当の金融商品を最も有利な条件で取引できる証券会社を選ぶと良いでしょう。
手数料比較で証券会社を選んでみよう
証券会社の取引手数料には2つのタイプがあります。1つは(A)株の売買が成立するごと、つまり約定1回ごとの代金に応じた決められた取引手数料、もう1つは(B)1日の約定代金の合計額に応じて決められた取引手数料です。
ネット証券の多くは、前日にプランを変更することで、翌日に(A)プラン、もしくは(B)プランの手数料を採用することができます。
取引頻度が1日に1回以下の場合は(A)プラン、それ以上の場合は(B)プランの各社の取引手数料を比較して、最も安い証券会社を選ぶのが良いでしょう。
手数料が割高であまりおすすめはしませんが、ネット証券でも電話注文は可能です。一般的に約定1回ごとの代金に応じた取引手数料のみ設定されています。約定金額10万円以下では松井証券、50万円以下ではSBI証券の手数料が安いです。
短期取引(デイトレード)におすすめの証券口座
デイトレーダーのように1日に何度も取引する場合は、1日の約定代金の合計金額に応じた取引手数料を支払うのプランがお得です。
特に、約定金額が10万円以下の少額取引をメインで考えている場合は、手数料が0円の松井証券がお得です。約定金額がそれ以上の場合は、ライブスター証券の手数料が安くておすすめです。
中長期取引におすすめの証券口座
約定1回ごとの代金に応じた取引手数料では、約定金額10万円までであれば、松井証券が唯一無料で最安です。ライブスター証券は、約定金額20万円〜3,000万円の範囲で取引手数料が最安です。
国内株の取引だけを考えるなら、幅広い投資金額において最安の手数料を誇るライブスター証券がよいでしょう。
取扱商品比較で証券会社を選んでみよう
本記事では、証券会社の取扱商品を大きく2つに分けて紹介しています。1つは、国内株の銘柄という意味での取扱商品です。国内株を中心に取引したい人は、次の「国内株の商品取引数比較ランキング」を参照してください。
もう1つは、投資信託やIPOなどの金融商品という意味での商品です。国内株以外にも投資したい人は、「国内株(現物取引)以外の金融商品取扱比較ランキング」を参照してください。
国内株の商品取扱数比較ランキング
日本には、東京証券取引所・名古屋証券取引所・福岡証券取引所・札幌証券取引所の4つの証券取引所があります。各証券取引所に上場している銘柄数はそれぞれ、3,651社、288社、94社、56社です。
また新興企業向けの市場として、東京証券取引所にはマザーズやジャスダック、名古屋証券取引所にはセントレックス、福岡証券取引所にはQ-Board、札幌証券取引所にはアンビシャスが属しています。
証券会社で国内株の銘柄として売買できる企業は、これらのどれかの市場で上場しています。しかし、証券会社によって、どの証券取引所の銘柄を扱っているかは異なります。
SBI証券やカブドットコム証券、マネックス証券、松井証券では、全ての証券取引所の銘柄を取り扱っていますが、その他の証券会社では、福岡証券取引所や札幌証券取引所の銘柄を取り扱っていません。
東京証券取引所の上場銘柄数は、国内の全銘柄の約9割をカバーしているので、以下の表のどの証券会社を選んでも基本的に問題はありませんが、例えば札幌証券取引所の銘柄、Q-Boardの銘柄を取引したいといった場合は、それぞれ取扱のある証券会社を選ぶと良いでしょう。
投資したい企業がどの証券取引所に上場しているかわからない場合は、四季報の【証券】欄を見れば、すぐにわかります。
国内株以外の金融商品取扱比較ランキング
SBI証券、楽天証券、マネックス証券の金融商品ラインナップがトップクラスで、ネット証券としての総合力の高さが伺えます。
特に、この3社は外国株の取扱がある点が、その他のネット証券との大きな違いです。取引したい金融商品の取扱がある証券会社がわかったら、その次はそれぞれの金融商品で有利に取引できる証券会社を選びましょう。
信用取引で選ぶネット証券
信用取引とは、証券会社に現金や株式を担保とすることで、証券会社からお金を借りて株式を買ったり、株券を借りてそれを売ったりする取引のことを言います。
自己資金以上の取引ができる点、株価下落時でも利益を出せる点が、現物取引と大きく違う点です。信用取引で証券会社を選ぶ場合は、これまで説明した取扱手数料、取扱銘柄数に加えて、借りたお金の金利と、株の貸株料を比較検討する必要があります。信用取引についてもっと詳しく知りたい方は、以下の「信用取引入門」を参照してください。
IPO取扱比較で選ぶネット証券
IPOとは、新規公開株や新規上場株のことで、株を投資家に売り出して、証券取引所に上場し、誰でも株取引ができるようにすることを言います。
公募などを経て新規公開株を入手することで、高い確率で値上がり益を狙える、経験が浅くても収益を狙えるなどメリットがあるので、多くの投資家から注目を集めています。
IPOで証券会社を選ぶなら、取扱実績の多さや、抽選方法、口座開設数などを比較検討して決めるのが良いでしょう。IPO株についてもっと詳しく知りたい方は、以下の「IPO株入門」を参照してください。
投資信託比較で選ぶネット証券
投資信託は、投資家から集めたお金を元に、運用のプロであるファンドマネージャーが国内外の株式や債券などに投資・運用することで、利益を還元する金融商品です。
少額から始められる、投資対象や投資時期を分散させることでリスクを抑える、個人では投資しにくい対象に投資できる、といった点から積立投資の主力として人気を集めています。
投資信託でネット証券を選ぶなら、自身の投資計画に見合った商品のある証券会社、取扱手数料が安い証券会社を選ぶと良いでしょう。
外国株式比較で選ぶネット証券
アップルやアマゾン、アリババ、サムスン電子。圧倒的な事業展開力で世界を賑わせる外国企業に投資するなら、外国株を取り扱っている証券会社を選びましょう。
外国株の取り扱いで証券会社を選ぶなら、どの国の株を取り扱っているかを確認しましょう。その上で最も取引手数料の安い証券会社を選ぶのがよいでしょう。外国株についてもっと詳しく知りたい方は、以下の「外国株入門」を参照してください。
NISA比較で選ぶネット証券
NISAは、株式投資や投資信託で生まれた利益や配当に税金がかからない制度で、「少額投資非課税制度」ともよばれます。2013年末に株や投資信託の利益にかかる軽減税率の制度が廃止され、その代わりに登場しました。
NISAで証券会社を選ぶなら、NISA口座で取引できる商品のラインナップを確認した上で、取扱手数料の安い証券会社を選ぶのが良いでしょう。NISAについてもっと詳しく知りたい方は、以下の「NISA入門」を参照してください。
その他の特徴で証券会社を選んでみよう
例えば、株取引で使用するPCアプリやスマホアプリなどの取引ツールは、証券会社各社でデザインも仕様も様々で、使いやすさも違います。株主優待を探しやすい証券会社もあれば、四季報やモーニングスターなどの金融メディアを無料で好きなだけ閲覧できる証券会社もあります。
開設する証券会社を1つだけ選ぶとしたら、取扱手数料や商品ラインナップで堅実な路線を選ぶのが良いですが、もう少し深く株取引を楽しんでみたいという人は、これから紹介する証券会社での口座開設もおすすめです。
株主優待でおすすめしたいネット証券
株主優待は、中長期的に株を保有している株主に対して、配当金とは別に自社商品・サービスなどの優待品を贈る制度のことです。毎年100社程度ずつ増えて、今は約1500社ほどの企業が株主優待を実施しています。
株主優待の内容はクオカードや商品券から自社製品まで様々で、探す楽しみがあります。また、株主優待が魅力的な銘柄は株価下落が起きにくいため、株初心者にとってはおすすめです。
株主優待で証券口座を選ぶなら、SBI証券がおすすめです。食料や旅行、ファッション、家電、女性向けなどの優待内容や、必要最低投資額や優待がもらえる時期など細かい条件で検索できるため、自分にぴったりの株主優待を発見しやすいと多くの株主優待から高く評価されています。
金融・投資情報でおすすめしたいネット証券
株式投資には、信頼できる確かな情報が不可欠です。「会社四季報」は株式投資のバイブルとして創刊1936年から数多くの投資家に愛用されてきました。またモーニングスターは、世界規模の金融・経済情報の今を伝えるメディアとして有用です。
金融メディアの有益な情報を活用したいと考えているならば、会社四季報、モーニングスター、フィスコ、トムソン・ロイターなどを無料で閲覧できるSBI証券がおすすめです。
株取引ツールでおすすめしたいネット証券
楽天証券は、WindowsとMac向けに「MARKETSPEED」アプリケーションを提供しており、iOS、Android向けには「iSPEED」アプリケーションを提供しています。PCやiPad、あるいはAndroidスマホなど複数端末で株取引をしたい人にはおすすめです。
アプリケーションの使いやすさに特化してみると、銘柄のスクリーニングや株売買のタイミングの予測に役立つテクニカル指標やチャートを多く取り揃えているSBI証券のHYPER SBIがおすすめです。
ちなみに、HYPER SBIはMac向けアプリケーションはありませんが、Windows PC、iOS、Android端末で使えるアプリケーションを提供しています。
編集部セレクト!おすすめのネット証券会社はこれだ!
これまで多くの基準で証券会社を比較して、オススメの証券会社を紹介してきました。ここでは、それら情報を踏まえて、暮らしの達人編集部として特におすすめしたい証券会社を紹介します。
口座開設数No.1!総合力で圧倒的差をつけるSBI証券
ネット証券の中で、口座開設数ナンバーワンを誇るのがSBI証券です。金融商品のラインナップ、株取引の取扱銘柄数、取引手数料の安さ、無料で利用できる金融情報メディア、株主優待の探しやすさなど、全体的なサービス力の強さで、他証券会社を圧倒しています。
株取引を始めたいけどの証券会社の口座を開設すればいいかわからない、そんな人はとりあえず全方位でサービス力が高く安定しているSBI証券で口座開設しておくことをおすすめします。
楽天ポイントを貯めたい!使いたい!楽天ユーザーにおすすめの楽天証券
楽天カードや楽天ポイントを日常的に使っている人なら、楽天証券が断然オススメです。国内株の取引手数料の1%が楽天証券のポイントとして貯まります。貯めたポイントは、楽天ポイントやJALマイルに交換できます。
また、楽天証券講座と楽天銀行口座を連携させるマネーブリッジを利用すれば、普通預金の金利がアップする特典もあります。取引手数料も安く、金融商品のラインナップも充実しており、総合力はSBI証券に引けを取りません。
楽天のサービスを日常的に利用している人なら、楽天証券を選ぶのがおすすめです。
少額取引やデイトレードには手数料が断然お得な松井証券
少額取引がメインの人や、1日に何度も少額取引をするデイトレーダーには松井証券が最もおすすめです。なぜなら1回ごとの約定代金が10万円以下の場合、取引手数料が0円だからです。
1回ごとの約定代金が10万円を超える場合は、ライブスター証券の取引手数料が最安でおすすめです。
まずは証券口座を開設しよう
口座開設の申込
これまで記事を読んで、お目当の証券会社が決まったら、まずは公式ホームページにアクセスしましょう。どの証券会社のHPでも、「今すぐ口座開設する」旨のわかりやすいボタンはすぐに見つけられるでしょう。
クリックして、早速手続きを進めましょう。どの証券会社で口座開設をするにしろ、マイナンバーや免許証、保険証などの本人確認書類が必要で、予め準備しておきましょう。
必要情報の登録
その次に、連絡先や住所、職業、勤め先の情報を記入します。勤め先情報では、会社名や所属部署・役職まで詳細にわたって記入する必要があります。
本人が上場会社またはその子会社に務めている場合や、家族に上場会社の役員や幹部職員がいる場合は、内部登録者にチェックをいれましょう。これはインサイダー取引を未然に防ぐ役割があります。
さらに、年収や金融資産、資産の状況、取引の動機、投資経験・期間・方針についても、自由記述もしくは選択肢を選んで申込フォームの空欄を埋めていきます。次に、特定口座やNISA口座など、開設する口座の種類を選択します。こちらについては、株式投資の税金 | 株式投資入門を参照してください。
本人確認書類の提出
最後に、マイナンバーと免許証や保険証などの本人確認書類をスキャンして提出すれば、申込は完了です。PC操作に慣れた人であれば、わずか10分〜15分程度で完了するでしょう。
あとは、証券会社からの連絡を待つのみです。登録した情報に不備がある場合は、メールなどで連絡が来る場合もあるので、見逃しの内容に注意しましょう。スムーズに進めば、10日ほどで口座が開設されます。
ところで株の配当や株主優待はいつもらえるか知っていますか。配当も株主優待も企業が定める権利確定月に株を所有して初めて、それらを授与する権利が認められます。
企業によって権利確定月は様々ですが、一般的に3月や9月が多いです。もし購入したい株の権利確定が3月なら、遅くとも1月後半には申し込みを済ませておくのがよいでしょう。株取引の恩恵を最大限活かすためにも、口座開設に必要な期間は意識しておきましょう。
また、多くのネット証券会社では、定期的に口座開設キャンペーンを行なっています。現金がもらえる証券会社もあれば、手数料へのキャッシュバックや、中には株関連書籍を特典にしている証券会社もあります。
せっかくの機会ですので、キャンペーンの対象期間も考えた上で、入会のタイミングを考えるようにするとよいでしょう。
証券口座を開設したら、投資を始めよう
証券口座開設が完了すれば、いよいよ取引を開始できます。とはいえ取引できる商品や取引できる方法は多岐に渡るため、何から手をつけて良いかわからない方も多いでしょう。暮らしの達人では、投資における基本中の基本である「株式投資」について、そのやり方をまとめたページもあります。もしも次にやることが決まっていないのならば、以下のページを読んで株取引から経験値を積んでみると良いかもしれません。