SBI証券の審査に落ちた人へ!その理由と対策方法を紹介
SBI証券を含め証券会社の審査に落ちることはそうありません。なぜならクレジットカードやローンと違って個人信用情報の確認がなく、また安定した収入も求めないからです。無職ですら審査に通ることがあります。
そんなSBI証券の審査に落ちた場合、原因の特定が簡単ではありません。再度申し込むこともできますが、そこまでSBI証券にこだわらないなら、別の証券会社に申し込んでみることもおすすめします。おそらくその方が話が早いでしょう。
目次
SBI証券の審査基準
SBI証券は年齢18歳以上なら誰でも申し込み可能で、未成年の場合は未成年口座で開設可能です。反社会的勢力や海外在住者、証券会社勤務中の人は不可ですが、他社と大きな違いはありません。
審査は口座開設時に入力した情報に基づいて行われます。そのため、ローンの有無や破産履歴など、入力していない情報は審査に影響しません。以下に、それぞれの内容について詳しくお伝えします。
申し込みに答えた内容に基づいて審査が行われる
証券会社の審査は、申込み時に答えた内容のみをもとに行われます。年収であるとか勤務先、そして保有資産や投資経験が申し込みフォームに記載するメインの情報となるので、それらを元に当落を決定します。総合判断となるので、年収が低いからダメ、年収が高いからOKと一つのテーマだけで決まるものではありません。
重要なのは金融資産額
総合判断とはいえ、証券会社の審査では金融資産が最重要なのは間違いないでしょう。
証券会社はクレジットカードやローンと違って、たとえ利用者が自己破産しても損害を被ることはありません。そういったリスクがないのに、せっかく申し込んでくれた人を審査に落とすのはなぜでしょうか。
その理由として考えられるのが、利用者を守るためです。金融資産に乏しい人は一攫千金を夢見て投資することがあります。すると生活資金まで注ぎ込んで、その結果生活が破綻してしまう恐れがあります。つまり金融資産に乏しい人をあえて審査に落としてやることで、その人の生活を守ってあげていると言えます。
なので申し込みの際には「余裕資金で投資する」ことをしっかりアピールする必要があります!
補足の達人
信用取引の口座開設はより審査難易度が高くなる
SBI証券の口座開設条件は、行う取引によっても若干異なります。レバレッジが効く信用取引口座の基準、先物・オプション取引口座の基準などが個別に用意されているのです。特に同じ株取引でも、信用取引の口座開設は一般口座より難易度が高くなります。その理由は、信用取引の場合は証券会社に対して借金を負う可能性があるからです。
証券会社としてリスクを抱えなければならないため、一般口座よりも慎重に信用力などの判断が必要となるのです。
以下、信用取引口座の開設基準の中で特に重要と思われるところを抽出して掲載します。
- 未成年の開設は不可で75歳未満であること(80 歳未満の場合は条件によっては口座開設できる可能性あり)
- 常時連絡が取れること
- 十分な金融資産および証券知識があること
- 株式の投資経験があること
- 登録金融機関業務に従事されていないこと
- 金融商品仲介業を営んでいないこと
- 金融商品仲介業務に従事されていないこと
SBI証券の審査に落ちた場合の対策方法
続いてはSBI証券の審査に落ちた場合、どのような対策をしていくべきかを説明します。
審査基準は会社によって異なるので別の会社に申し込もう
証券会社の審査基準はバラバラです。そのため、SBI証券の審査に落ちても他社ならば通る可能性もあります。したがって、SBI証券での口座開設は一旦諦めて、他社に申し込むのが良いでしょう。
クレジットカードやカードローンの場合は、短期間にたくさん申込んだり同時申し込みをしたりすると、それだけで審査に落ちることがあります。いわゆる多重申込みと呼ばれるものであり、個人信用情報に申込み履歴までバッチリと記載され警戒されてしまうからです。しかし証券会社の場合は個人信用情報が無関係なので、一度に複数の会社に申し込んでも問題ありません。
むしろIPOに申し込みをするならば、複数の口座を持っている方が有利です。あえて一社に絞るのではなく、最初から複数の口座を開設するつもりで良いでしょう。
実際私も複数の証券口座を持ってるよ。
補足の達人
金融資産等が改善できれば再度申し込んでみよう
自分の保有する金融資産などに変化があれば、改めてSBI証券に申し込みをしてみても良いでしょう。例えば年収や就業形態などに改善があれば、SBI証券の審査に通過できる可能性があります。
どの程度の変化があると審査に通過できるのかは判断できないため、自分なりに変化があったタイミングで申し込みをしてみて差し支えありません。
SBI証券の審査に落ちた人におすすめする証券会社
楽天証券:手数料や銘柄数はSBI証券と同等!楽天経済圏の強みあり
画像引用元:みなさまに選ばれてNo.1 | 楽天証券(2023年09月27日取得)
楽天証券はSBI証券と特徴が似ているため、代わりの候補として最もおすすめします。手数料体系や取扱銘柄数がほとんど同じです。特にSBI証券にこだわる理由がなければ、楽天証券でも同等の取引ができるので十分に置き換えが可能になります。
楽天証券では株や投資信託を楽天ポイントで購入できますし、楽天カードや楽天キャッシュで投資信託の購入が可能です。また、楽天銀行を持っていると「ハッピープログラム」が適用され、月末時点の残高が一定額を達成するごとに10から500ポイントの楽天ポイントがもらえます。
SBI証券も最近は三井住友カードと連携し、カード決済による投資信託の購入、保有金額に応じてポイント付与などの特徴があります。
楽天証券とSBI証券は手数料もほぼ同じです。どちらも簡単な条件さえクリアすれば、手数料無料で株の現物取引が可能になります。手数料面での優劣はありません。
楽天証券はSBI証券とかなり似通っている。手数料もほとんど同じ。SBI証券のようにクレジットカード決済や残高に応じたポイント制度もあり。SBI証券の代わりとして十分なスペックなので、口座開設しておくと良いだろう。
大和コネクト証券:株のタイムセールが魅力的
画像引用元:大和コネクト証券 | ひらけ、投資。 | 新しいNISAと一緒に。(2024年07月18日取得)
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補足の達人
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なお、信用取引やFXの口座も開設する場合は、審査が厳しくなります。資産が乏しいと落ちることもあります!
補足の達人