LINE証券の手数料を分かりやすく解説!他社よりも高い?安い?
画像引用元:LINE証券の手数料を分かりやすく解説!他社よりも高い?安い?(2020年11月25日取得)
株の取引は100株単位で行う必要があるため、例え1株あたりの料金が500円程度でも、500円×100株で最低50,000円の資金が必要になります。
しかしLINE証券は1株から取引できるため、少額資金でも株取引を始めることができます。投資を始めたばかりの人、これから始めたい人に相応しい証券会社と言えるでしょう。
その一方で手数料についてもしっかり把握しなければいけません。1株から取引できるサービスは他社にもありますが、総じて100株単位で購入する場合よりも高額です。また、LINE証券のひとかぶ取引は手数料が売買価格に上乗せされるスプレッド形式なので、いくらの手数料が発生しているのかが分かりにくい仕組みです(詳しくは本文で説明します)。
投資初心者の方に向けて、LINE証券の手数料の仕組みを解説します。
LINE証券は1株から取引することが可能。しかもいちかぶ取引の手数料は他社と比較しても安い。少額で株取引を始めるならまずLINE証券を検討しても良いだろう。
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目次
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株のタイムセールが魅力

1株からの取引に対応。手数料はスプレッド制なので分かりにくいが、グループAなら比較的低コスト。魅力的なのが市場価格よりも安く取引できる株のタイムセール。簡単に毎回数千円程度は稼げる。

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LINE証券の手数料徹底まとめ
LINE証券の手数料は取引する商品によって4パターン大別できます。さらにその中でも約定金額や取引時間等に応じて細かく分かれます。
といっても多くの人が「いちかぶ」取引を利用すると思いますので、自分が取引する項目だけ確認すれば良いでしょう。
現物取引(100株単位の取引)手数料
画像引用元:現物取引 | LINE証券(2020年11月25日取得)
まず現物の取引手数料を紹介します。この取引では100株単位で売買することになります。
手数料は買付時は無料、売却時には支払金額に応じて以下の通りに変動します。
約定代金 | 手数料(税込) |
---|---|
5万円 | 99円 |
10万円 | 176円 |
20万円 | 198円 |
50万円 | 484円 |
100万円 | 869円 |
150万円 | 1,056円 |
3,000万円 | 1,661円 |
3,000万円超 | 1,771円 |
いちかぶ取引(1株単位の取引)手数料
画像引用元:いちかぶ(単元未満株) | LINE証券(2020年11月25日取得)
続いてLINE証券の中でも人気だと思われるのが、1株から取引できる「いちかぶ」です。1株あたりの料金が500円なら、そのまま500円で購入することができます。現物取引よりも少ない資金で済むのが人気の理由でしょう。
ただしその手数料にはご注意ください。いちかぶの手数料は銘柄のグループや取引時間に応じて変動します。
分類 | 9:00-11:30 | 11:30-12:30 | 12:30-14:50 | 17:00-21:00 |
---|---|---|---|---|
グループA | 0.2% | 1.0% | 0.2% | 1.0% |
グループB | 0.3% | 取引不可 | 0.3% | 取引不可 |
グループC | 0.4% | 取引不可 | 0.4% | 取引不可 |
しかもよりわかりにくいことに、スプレッド制を採用しています。スプレッド制の場合、売買金額に手数料が含まれます。
例えば、グループAに所属する銘柄を10時に購入した場合、市場価格に0.2%のスプレッドが上乗せされた価格となります。その株を18時に売却すると、その時点の市場価格に1%が上乗せされます。
市場価格が売買時どちらも500円だったとすると、購入時には501円、売却時には505円で合計6円の手数料を払った計算になります。
投資信託手数料
画像引用元:投資信託 | LINE証券(2020年11月25日取得)
投資信託の場合、売買手数料はかかりません。そもそも他社においても投資信託の手数料は無料の場合がほとんどなので、LINE証券が特別優れているわけでもありません。
また、投資信託には証券会社が定める手数料とは別に、投資信託自体が設けている手数料がかかることもあります。
信用取引手数料
画像引用元:LINE証券の信用取引 | LINE証券(2020年11月25日取得)
信用取引は大きいな利益も狙える一方で、リスクも大きいので初心者の方はあまり縁がないと思います。
信用取引の手数料は0円ですが金利や貸株料、管理費といった手数料が別途発生します。ただし、これらの手数料は他社でも発生するものなので違いはありません。
LINE証券の手数料を他社と比較
続いて、LINE証券の手数料を他社と比較してみます。結論から言うと、LINE証券の手数料はいちかぶのみ他社よりも好条件であり、現物取引は手数料が割高でおすすめできません。また、投資信託、信用取引もそれぞれ手数料以外にデメリットがあります。それぞれ詳しく解説します。
いちかぶ取引(単元未満株)は他社よりも手数料が安い
画像引用元:国内株式|SBI証券券(2020年11月25日取得)
LINE証券のいちかぶ手数料は、他社の単元未満株取引と比較しても安く、手数料面ではアドバンテージがあります。
例えばSBI証券もマネックス証券も、単元未満株の手数料は約定金額の0.5%です。LINE証券ならグループCでも0.4%なのでより安く購入できます。
ただし、グループAで11:30-12:30または17:00-21:00に取引する場合、手数料率は1.0%に上昇するので、この時間に取引してしまうと割高になります。
LINE証券のタイムセールならさらにお得
また、いちかぶにはタイムセールがあり、このタイミングで購入すると市場価格よりも安く株を買うことができ、さらに手数料であるスプレッドの上乗せもありません。
タイムセールは月に1度開催されるので、これのためだけに口座開設しても良いと言えます。
現物取引は他社よりも高額
画像引用元:SBI証券|株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA(2020年11月25日取得)
一方で100株単位で取引すると、現物取引はおすすめしません。なぜならSBI証券や楽天証券の「1日の約定金額の合計額で手数料が決まる」プランを選んだ方が、手数料が安く済むからです。
SBI証券なら1日100万円まで、楽天証券なら1日50万円までの約定金額なら手数料無料です。よほど株を大量に売買しない限り無料の範囲内に収まると思います。単元株の売買には他社を使うことをおすすめします。
投資信託、信用取引は他社と変わらないがデメリットあり
投資信託、信用取引の手数料は他社と変わりません。しかし、手数料以外のデメリットがあります。
例えば投資信託選べる銘柄が30種類しかありません。ただLINE証券がパフォーマンス等を見て厳選したものなので、無駄に数百本以上扱われるよりも効率が良いという面もあります。
また、投資信託は積立NISAとの相性が良く、この組み合わせをおすすめしているサイトもたくさんあります。しかしLINE証券はNISA口座に対応していません。
信用取引においては、LINE証券で扱っているのは制度信用のみであり一般信用取引を行うことができません。
投資信託も信用取引も、手数料が他社と変わらない以上、他社で取引した方が良いでしょう。
注意:出金手数料は有料!ただしLINE Pay経由なら176円に節約可能
さらにLINE証券は出金手数料が220円(税込)かかるというデメリットもあります。今時のネット証券は出金手数料が無料のケースがほとんどです。
ただし、LINE証券口座からLINE Pay残高に移行し、LINE Pay残高を銀行に振り込んだ場合は手数料176円(税込)に節約できます。ほとんど手間もかからないので、出金の際はこちらの手順をご利用ください。
同じように、LINE証券はLINE Payから入金することもできるので、LINEポイントがあれば1ポイント=1円として株購入資金に使うことができます。
しかしLINEポイントを貯めるにはLINE Pay VISAクレジットカードに入会するか、携帯会社をLINEモバイルに乗り換えるかくらいしか方法がなく、あまり一般的なポイントではないのでメリットを享受できる人は限られてしまうでしょう。
結論:LINE証券少額から投資したい人におすすめの証券会社
以上をまとめると、やはりLINE証券はいちかぶ取引で少額からコツコツ株を購入していきたい人におすすめします。それ以外で、単元株や投資信託の売買にはおすすめしません。その場合はSBI証券や楽天証券をおすすめします。
また、タイムセールがあるのも大きな特徴です。毎回ほぼ確実に1,000円前後稼げるのでありがたい特典です。
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