NISA入門3 NISAをはじめよう
NISA口座を開設するには、まず証券会社で総合証券口座を開設します。このページでは、証券会社の選び方と、NISA口座開設の手順を説明します。なお、既に証券会社に口座を開設している場合は、「証券口座を開設しよう」は読み飛ばしていただいて大丈夫です。
証券口座の選び方
取扱商品数の多い証券会社
NISA口座は銀行でも開設できます。ただし、銀行の場合は投資信託しか取扱がないところがほとんどです。国内株や外国株など幅広く取引してみたい、という人は証券会社で口座を開設しましょう。もちろん、証券会社でもNISA口座で扱っている商品は異なります。一般的な国内株以外に、IPO株や外国株も取引したい場合は、それぞれNISA口座で取引可能か事前に調べておきましょう。
取引手数料の安い証券会社
NISAは、開設する証券会社や金融商品によって、取扱手数料が異なります。例えば、GMOクリック証券や楽天証券、SBI証券などは、国内株のネット注文に限り、購入・売却の両方で取引手数料が無料です。 また、カブドットコム証券のように、買付け手数料のみ無料にしている証券会社もあります。
NISA口座のメリットの1つは、非課税枠を利用してより多くの利益を享受できる点です。このメリットを最大化させるためにも、取引手数料が最も安い証券会社を選びましょう。NISA国内株の取引手数料比較ランキングでは、各社の取引手数料を比較しています。
証券口座の開設
証券会社を選んだら、いよいよ口座開設の申込です。マイナンバーや免許証や保険証などの本人確認書類の準備ができたら、お目当ての証券会社のホームページにアクセスして、「口座開設」をクリックしましょう。口座開設の申込画面で必要情報を記入し、マイナンバーと免許証や保険証などの本人確認書類を提出するだけで完了します。口座開設の詳細は、株式入門_4.株式投資を始めてみようで詳しく紹介しています。
NISA口座の開設
NISA口座の資料の取り寄せ
証券口座を開設できたら、続いてNISA口座を開設します。証券会社の公式ページからログインを済ませて、NISAのページからNISA口座の書類請求をしましょう。口座開設に必要な書類は、およそ1週間ほどで手元に届きます。
必要書類の準備
NISA口座の開設でも、マイナンバーや住民票の写しなどの本人確認書類が必要です。マイナンバーは個人番号カードか通知カードかによって、揃えるべき書類が違います。通知カードの場合、住民票やパスポートなどが追加で必要になるケースも多いです。証券会社の公式ページを確認して、漏れのないように書類を揃えましょう。住民票は、証券会社が代理で取得してくれるサービスもあります。
申込書類の提出
各種書類の準備が終わったら、返送用の封筒に入れて、証券会社に返送しましょう。書類に不備がなければ、証券会社がNISA口座の開設を税務署に申請してくれます。税務署での確認が無事完了すると、証券会社からNISA口座開設完了の旨の通知がきます。通常、書類提出から口座開設までは4〜6週間ほどかかります。