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意外と知らない「株主優待とは」を解説!「利回り」に注目した選び方でお得な銘柄を見つけよう

公開年月日 : 2019/05/29 更新年月日 : 2019/05/29

テレビや雑誌で、桐谷さんの株主優待生活を知って興味を持った。株主優待のことは知っていたけど、株主優待をもらうために必要なことや、株主優待の選び方がわからない、そんな人も少なくないのではないでしょうか。

本記事では、そもそも株主優待とは何か、株主優待をもらう条件、株主優待の選び方、選び方の注意点を紹介しています。最後に株主優待するためのおすすめの証券会社を紹介しています。株主優待生活をはじめてみたい!そんなひとはぜひ参考にしてみてください。

株主優待とは

株主優待は、中長期的に株を保有している株主に対して、配当金とは別に自社商品や商品券などの優待品を贈る制度のことです。株主優待の内容は企業によって様々で、投資家にとっては探す楽しみがあります。

例えば、全日空の株主優待には国内路線の割引特典があります。また、吉野家ホールディングスでは、自社グループの飲食券が株主優待になっています。自社製品でなくとも、商品券やギフト券など汎用的に使えるものもあります。

株主優待は企業側にもメリットがあります。配当金以外に税金のかからない株主優待を送ることで、株主に継続して株を保有してもらうモチベーションになります。株主優待の中には、長期保有することで、優待内容がグレードアップするものも多くあります。

これは、株主優待が魅力的な銘柄は株価下落が起きにくい現象とも関係しています。また、株主優待をきっかけに株主、自社商品のファンを増やすきっかけにもなります。

株主優待を導入する企業は毎年100社程度ずつ増えて、今は約1,500社ほどの企業が株主優待を実施しています。

株主優待を受けるための条件

権利確定日の3営業日前までに株を購入する

株主優待を受け取るためには、権利付き最終日時点で株を購入していなければいけません。権利付最終日は、「権利確定日の3営業日前」と決まっています。権利確定日(決算日)は3月31日と9月30日にしている企業が多いです。

権利付き最終日は優待狙いの人がこぞって株を買うために、株価が上昇する傾向があります。もし購入したい銘柄が決まっているなら、早めに買っておくのがよいでしょう。権利付き最終日の翌営業日は「権利落ち日」で、これ以降に株を売却しても株主優待はもらえます。

つまり権利落ち日で株価は下落する傾向があります。株を安く買うにはチャンスですが、株主優待をもらうためには次の権利付き最終日まで保有する必要があることを覚えておきましょう。

株主優待をもらうために必要な株数を購入する

株主優待には、それぞれ優待をもらうために必要な株数が決められています。企業によっては保有する株数によって株主優待のグレードがアップする場合もあります。取引の最低単元が100株でも、株主優待をもらうには500株必要というケースも少なくありません。事前に必要株数をチェックしておきましょう。

【応用】株主優待で使えるつなぎ売り(クロス取引)

株主優待のある銘柄は、株価下落のリスクに備えるために「つなぎ売り」という手法が用いられることがあります。信用取引の経験がない人には、多少敷居の高いテクニックなので、ここでは簡単な概要だけ説明します。興味のある人は、詳細を調べてみてください。

つなぎ売りは、現物株として保有している銘柄に一時的な下落が見込まれる場合に、同じ銘柄を同じ株数だけ空売りすることで、株価下落のリスクを抑える手法です。これにより、空売りしたあとに株価が値下がりしても、買い戻しで差益が得られるので、現物の値下がりによる損失をカバーできる仕組みです。

株主優待のある銘柄は、権利確定日前に株価が上がり、権利確定後に株価が下がる傾向があり、そのリスク回避のためにつなぎ売りが活用されています。しかしつなぎ売りもメリットだけではありません。取引手数料や賃株料、場合によっては逆日歩などのコストによって、収支がマイナスになるリスクがあります。

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株主優待を選んでみよう

1,500社の上場企業が提供する株主優待。興味はあるけど、多すぎてどう選んだら良いかわからないという人もいるのではないでしょうか。ここでは、株主優待を探す基準をいくつか紹介します。優待さ探しの参考にしてみてください。

優待利回りで選ぶ

優待利回りは、株主優待をもらうために必要な最低投資金額に対して、1年分のの優待の価値がどれくらいあるかを、パーセンテージで表したものです。この数値が高いほど、お得な優待といえます。計算方法は次の通りです。

優待利回り(%)=優待の価値(円)÷ 最低投資金額(円)

例えば、吉野家ホールディングスの2019年5月22日時点の最低投資金額は177,304円で、優待内容は300円のサービス券20枚(1年)です。このとき、優待利回りは3.38%です。個人的には優待利回りが3.0%以上あればお得な優待だと考えています。

優待利回りで検索するなら「みんかぶ」が便利です。証券会社によっては、権利確定月や優待内容、最低投資金額から銘柄を検索できますが、残念ながら優待利回りから銘柄を探せる証券会社はありませんでした。

優待利回りで銘柄を探したい場合は、二度手間になりますが、みんかぶで銘柄を調べた上で、口座開設済みの証券会社にて銘柄を確認、優待取得の準備に進むと良いでしょう。

みんかぶで調べた高優待利回りの有名企業

企業名 優待利回り 優待内容 最低投資金額 権利確定月
吉野家ホールディングス 3.38% 300円サービス券(10枚) 177,404 2月、8月
すかいらーくホールディングス 3.04% 株主優待カード3,000円相当 196,004円 6月、12月
ラウンドワン 2.96% クラブ会員入会券 168,004円 3月、9月
キングジム 2.84% 自社グループ商品2,500円相当 88,286円 6月
ビックカメラ 2.58% 買物優待券2,000円相当 116,504円 2月、8月

最低投資金額で選ぶ

証券会社によっては、株主優待をもらうために必要な最低投資金額から探せます。例えば、SBI証券では、最低投資金額が5万円以下、10万円以下、15万円以下、20万円以下、30万円以下、50万円以下、100万円以下、200万円以下、から株主優待を探せます。〇〇万円までなら株購入に使える、という場合にとても便利ですね。

同じ銘柄でも、株数によってもらえる特典も異なります。例えば100株保有で商品券500円分、500株保有で商品券3,000円分、などです。最低投資金額は、あくまで株主優待をもらうのに最低必要な株数(この例でいうと100株)を購入するための料金なので、勘違いしないようにしましょう。

権利確定月で選ぶ

権利確定日は、「株主優待や配当などの権利を得られる日」のことです。権利確定月は、その権利確定日がある月をさします。一般的な企業は3月、もしくは9月が多いのですが、1月や5月など、そのほかの月を権利確定月にしている企業もあります。

例えば、来月7月に株主優待がもらえる銘柄を探したい、という場合には権利確定月で選ぶのが便利です。

優待内容で選ぶ

「おいしいものが食べたい」「旅行に出かけたい」「商品券もらって生活費の足しにしたい」

株主優待を探す目的も、人それぞれですよね。そんなときは、優待内容のカテゴリから探すのが便利です。こちらも、例えばSBI証券では「食料・飲食券」「金券」「交通・旅行」「宿泊」「趣味・娯楽」「日用品・家電」「ファッション」「スポーツ」「女性向け」「おもしろ優待」などの特典から選べます。

冒頭で紹介した全日空の特典は「交通・旅行」から、吉野家ホールディングスの特典は「食料 ・飲食券」から選びました。

株主優待選びの注意点

これまで株主優待の魅力と、その選び方について解説してきました。しかし、株主優待選びにも当然注意すべきことがあります。株で儲けるために大切なことは、値上がり益を得ること、配当を得ることの2点です。

優待がどれだけ魅力的でも株価上昇が期待できない銘柄は避けるべきです。株主優待は、プラスαに過ぎないという認識を持っておきましょう。また、営業成績が赤字の場合は、優待制度が廃止される恐れがあります。純利益が黒字になっていることも確認しておきましょう。

株主優待を選ぶのにおすすめの証券会社

【SBI証券】株主優待が探しやすい!ネット証券不動の人気No.1

本記事で何度も登場しているSBI証券は、とにかく目的の株主優待を探しやすいのが特徴です。画面左のサイドバーのメニューから、カテゴリー別優待内容や、優待権利確定月、優待獲得に必要最低投資金額で株主優待を絞り込めます。

こだわり条件には、「大型優良株」「自己資本比率50%以上」「PBR1倍割れ」「PER平均以下」「東証一部銘柄」「配当利回り平均以上」などメニューが充実しています。

また、外国株や投資信託などの取扱数も圧倒的に多く、他社の追随を許しません。株・投資信託・NISAの手数料の安さはトップクラスです。IPO実績は、全証券会社のなかでもNo.1です。

ネット証券で口座開設数ナンバーワンの人気を誇るSBI証券は、どの証券会社の口座を開設すればいいかわからない、そんな人はとりあえず全方位でサービス力が高く安定しているSBI証券で口座開設しておくことをおすすめします。

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【カブドットコム証券】つなぎ売り(クロス取引)をする人におすすめ

カブドットコム証券の売建可能銘柄数は2,000以上で、ネット証券2位の松井証券(800以上)、3位のSBI証券(600以上)と比較してもダントツ多いことがわかります。つなぎ売りで株主優待を狙うなら、外せない証券口座と言えます。

取引手数料は楽天証券やSBI証券と比較すると割高ですが、貸株料(長期)は年率1.5%で、松井証券、SBI証券、楽天証券の2.0%よりも低く設定されています。信用取引に慣れていて、株主優待はつなぎ売りで、と考えている人におすすめです。

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