仮想通貨取引所は手数料で比較!最も安く売買できる口座を使おう
仮想通貨を取引するためには、手数料が必要になることがあります。取引手数料以外にも、入出金手数料、そしてスプレッドというわかりにくい手数料もあります。取引所を選ぶ際には、どこでどのくらいの手数料がかかるのかをよく比較して口座開設しましょう。
目次
仮想通貨の手数料とは
仮想通貨を取引するにあたり発生する可能性がある手数料は、入出金手数料および取引手数料とスプレッドです。どの程度かかるかについては取引所によっても異なります。
入出金手数料
日本円による入金手数料は基本的に無料に設定されていることが多いため、取引所側から手数料を徴収されることはありません。ただ、振り込みに使う金融機関によっては金融機関側に振込手数料が発生する可能性もあるため注意してください。
金融機関の中には、「月に○回の振り込みまでは無料で対応」などとしているケースも珍しくありません。そのような金融機関であり設定された回数の範囲内であれば、仮想通貨への入金は気にする必要はないでしょう。
出金手数料は基本的に発生するものであり、1回あたり100円から1,000円程度かかります。また出金額によっても手数料が異なってくるため、取引所の公式ページなどの手数料項目を確認してください。何回にも分けて出金すると手数料が高く付くため、なるべくまとめて引き出すのがおすすめです。
仮想通貨取引所を利用していると、仮想通貨を利用した送金などをするケースも出てきます。あなたのウォレットから取引所の口座に仮想通貨を入金する場合は、仮想通貨による入金手数料が発生することもあります。仮想通貨の種類によっても手数料が異なる場合があるので、事前に確認しておきましょう。
取引手数料
取引手数料に関しては、無料に設定しているところがほとんどなので気にする必要はありません。ただ無料にされているのは販売所であることが一般的で、取引所に関しては若干の手数料が徴収されることもあります。
例えば有名仮想通貨取引所であるGMOコインの場合は、取引所で購入すると0.05%の取引手数料が発生します。
スプレッド
スプレッドとは売値と買値の差のことを指しており、FX取引などを利用したことがある方であればイメージしやすいかと思います。取引コストの一つであり、スプレッドの幅が狭く設定されていればいるほど利益が上げやすく有利な取引ができます。
例えばビットコインでスプレッドが5,000円に設定されているとします。購入価格が100万円とすると売却価格は99万5,000円になります。つまり利益を得るためには、売却価格が100万1円以上になるまで待たなければならないのです(ビットコインの価格が5,001円以上に上昇するまで待たなければならない)。
一方でスプレッドが3,000円であれば、購入価格が100万円だと売却価格が99万7,000円からスタートするため、利益を得るためには3,001円以上の上昇でOKとなります。
販売所ではスプレッドを広く取っているのが一般的であり、取引所はスプレッドが狭いのですが、取引手数料が有料のケースもあります。ただ中には取引所でも手数料無料のところもありますし、手数料を考慮しても取引所の方が良いレートで取引できます。
スプレッドは仮想通貨取引所によっても大きな差があるため、有利なところを探して口座開設するのがおすすめです。広いところを選んでしまうと、なかなか利益が得られず決済のタイミングを逃し大きな損失を被ることも…。
手数料を比較しておすすめできる仮想通貨取引所
仮想通貨取引における手数料をお伝えしてきましたが、実際にお得な取引所はどこなのでしょうか?ここでは手数料を比較した上でおすすめできる仮想通貨取引所を、それぞれの特徴とともに3つご紹介します。取引所選びの参考になれば幸いです。
SBI VCトレード:出金手数料が無料!SBIグループの安心感!
画像引用元:SBI VCトレード|暗号資産(仮想通貨)・口座開設(2024年02月01日取得)
取引所が用意されており、しかも販売所の取引手数料および入出金手数料が無料です。
経営母体がしっかりとしている点にも注目です。SBIグループが親会社であり、金融機関として培ったノウハウを活用するだけでなく、セキュリティや運営面も信頼できます。
販売所の取引手数料無料、入金手数料、そして出金手数料が無料。取引ツールが最初はわかりにくいかもしれないが、慣れればどうということはない。
ビットポイント:新規口座開設キャンペーンあり!
画像引用元:少額からスタート可能!暗号資産(仮想通貨)ビットコイン取引ならビットポイント | 【BITPoint】暗号資産(仮想通貨)ビットコイン取引ならビットポイント(2021年1月18日取得)
取引所が用意されており、取引手数料が無料に設定されているため低コストで取引が開始できます。現物取引だけではなくレバレッジ取引についても取引手数料がかからないのは、かなり大きなポイント。
入金手数料に関しても、日本円に関しては無料対応してくれます(金融機関にかかる手数料は実費負担となります)。出金手数料は実費負担であり、税込みで330円です。
また仮想通貨の預け入れや送付についても無料で対応してくれるなど、手数料的なメリットがふんだんに盛り込まれているのがビットポイントなのです。
ビットコイン以外にもライトコインやビットコインキャッシュ、エックスアールピーやイーサリアム、ベーシックアテンショントークンと6つ対応しています。ビットコインも永久に好調というわけではありません。実際に2020年1月8日には1通貨あたり420万円を記録したものの、その4日後の1月12日には310万円台まで下落しています。初心者の方であればビットコイン一択で構いませんが、リスクを回避するためにも複数の仮想通貨を取引するのはおすすめです。
取引ツールの扱いやすさもビットポイントの大きなメリットであり、初心者でも直感的に操作できます。スマホアプリも用意されているため、出先からでも簡単に売買できます。
500円からの少額取引に対応している点にも注目でしょう。いきなり数十万円や数百万円の資産を危険にさらす必要はありません。もちろん数百円であればリターンも少なく、取引の面白みはありません。数千円から数万円の取引であれば、一定のリターンも狙えリスクも管理できます。
ビットポイントのデメリットとしてあげられるのが、約定のしにくさです。指定した価格と数量では売れなかったり買えなかったりする事例も少なくありません。そもそもビットポイントは仮想通貨取引所として知名度が比較的低いため利用している方は多くありません。注文が空振りするケースも多いため、難易度を高いと感じる方も…。
ビットポイントでは、口座開設キャンペーンを開催中です。2021年の2月1日16時までの期限が設けられており、キャンペーン期間中に口座申込みから口座開設手続きが完了した場合に、1,000円相当のビットコインをプレゼントしてくれます。1,000円のビットコインでも、1年後や2年後には10倍に化けているかも知れないのが仮想通貨です。ここが為替取引であるFXとは大きく異る部分でもあります。
もう一つ「越冬キャンペーン」と呼ばれるものも2021年2月1日の16時まで行われており、現物取引を一定額以上行うことで一定額のビットコインがプレゼントしてもらえます。たとえば期間中に10万円以上20万円未満の現物取引を行うと、1,000円分のビットコインがもらえます。20万円以上30万円未満なら2,000円分がプレゼントしてもらえ、30万円以上40万円未満なら4,000円分、40万円以上50万円未満なら6,000円分、50万円以上なら10,000円分です。
つまり口座開設キャンペーンを利用した上で、現物取引を30万円期間中に行った場合は1,000円+4,000円の合わせて5,000円分のビットコインが貰えるのです!
ビットポイントは入金手数料、取引手数料が無料。取引所があるので好条件で仮想通貨の取引が可能。知名度が低いので有名業者と比較すると約定しにくいケースがあるのだけ注意。ただそれはそうとして、新規口座開設で1,000円相当のビットコインがもらえるキャンペーン中なので、口座開設だけでもお得。
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コインチェック:わかりやすい取引画面が魅力!
画像引用元:仮想通貨取引所・販売所の口座開設|Coincheck(コインチェック)(2021年1月8日取得)
仮想通貨取引所の中で最もおすすめと言われているのがコインチェックであり、当然手数料に関してもお得に設定されています。取引所手数料は無料であり、販売所手数料に関しても取引手数料は無料です。
ただ販売所においては手数料相当額として、0.1%から5.0%のスプレッドが設定されます。スプレッドに関しては、他社も同様に設定しているのであまり気にする必要はないでしょう。
振込であれば入金手数料はかからず、金融機関に発生する実費負担のみです。コンビニ入金や即時対応してくれるクイック入金の場合は一定の手数料が発生するので、なるべく振込を活用してください。
出金する場合は手数料が発生し、407円なので引き出しのタイミングだけには気をつけましょう。引き出す金額に関わらず407円の設定なので、小刻みに引き出すのではなく、まとめて出金したほうがお得ですよ。
コインチェックの手数料以外のメリットを上げると、取引画面のわかりやすさ、取り扱い通貨量の多さ、注文の成立のしやすさ等があります。
操作性の高いインターフェイスを採用しており、シンプルなデザインを基調にしています。他社の取引画面にしっくりこなかった場合はこちらを利用してみてください。レートや注文量、各通貨の総資産額なども明確に把握できます。チャートについてもわかりやすさが重視されているため、初心者でも問題ありません。
取り扱い通貨量の多さもコインチェックの大きなメリットの一つです。現在の仮想通貨界はビットコインの一強ですが、他の通貨も大きな伸びを見せる可能性はあります。ビットコインの1通貨あたりの価格は2020年1月現在で400万円ほどですが、ETH(イーサリアム)も120万円前後とかなり高い評価を受けていることが分かるでしょう。まだ安いうちに保有しておくことで、数年後には10倍や20倍になるような事も考えられます。コインチェックのようなマイナー仮想通貨を取り扱っているところであれば、そのチャンスも大いに得られるのです!
指定した注文が成立しやすい点もコインチェックのメリットとして見逃せません。そもそもコインチェックは口座開設数も多く、取引に参加しているアクティブなユーザーも豊富です。あなたが出した注文も成立しやすいと考えられるため、予定通りの取引になりやすいのです。
コインチェックは取引手数料、入金手数料が無料。出金時のみ407円の手数料がかかるが、小分けにせず一度にまとめて出金すれば大きなコストにもならないだろう。コインチェックは取引所の手数料も無料なので、販売所よりも良いレートでなおかつ手数料をかけずに取引できる。さらに購入した仮想通貨をコインチェックに貸し出して利益を得るレンディンズサービスも行っている。メイン口座として活用したい。
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先がわからない投資だからこそ手数料(コスト)にはシビアになろう
仮想通貨の上がり下がりに関して見分けるのは簡単ではありません。だからこそ、確定的なコストである各種手数料を事前に比較してより有利なところを選ぶことが肝心なのです。
手数料を極力減らせれば、投資を有利に進められ、しかも利益を高めることにも繋がります。
特に注目すべきは、各社で金額が異なる出金手数料でしょう。特に小刻みな出金を計画している方は、出金手数料が抑えられているところを選ぶべきです。