コインチェック取引所のやり方を超初心者向けに解説!取引所での買い方売り方を覚えよう
コインチェックには販売所と取引所の2つの仮想通貨売買窓口があります。この両者を比較すると、間違いなく取引所の方が良いレートで取引できます。
そのため取引所を使って取引することおすすめします。ただ取引所は販売所と違って使い方がわかりづらいので、やり方を解説していきます。
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目次
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準備:本人確認書類を提出して入金を行おう
取引の前に、まずは準備を済ませておきましょう、口座開設完了した後、本人確認書類の提出を完了させ、その後に入金手続きを行う必要があります。
本人確認はコインチェックアプリを使うことで、運転免許証と自撮り撮影を行うだけで、すぐに完了します。
入金手数料はコインチェック側ではかかりません。初心者の場合、だいたい1万〜10万円程度入金すると良いでしょう。
なお、出金時には手数料407円がかかります。
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補足の達人
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コインチェックの取引所は「ホーム」にあり
ではコインチェックの取引所の使い方を解説していきます。コインチェックにログインすると、最初に出てくるその画面が取引所です。サイドバーで言う「ホーム」が取引所なのです。
販売所は「販売所」ときちんと明記されているけど、取引所は明記されていないのでわかりにくいね
補足の達人
超初心者向け!コインチェック取引所のやり方
現物取引の場合
取引所の画面にある「現物取引」から注文を行います。この時、「レート」と「注文量」を決めて注文します。それぞれ言葉の意味は以下の通りです。
- レート:1BTC=いくらの価格にするか
- 注文量:そのレートでいくらの数量の通貨を取引するか
販売所の場合は1BTCがいくらなのかは業者によって決められていますが、取引所では自分で決定します。
例えばレートを「4000000」で、注文量を「0.01」とすると、「1BTC=4,000,000のレートで0.01BTC分購入する」意味になり、概算(最終的な必要金額)は「40,000」と表示されます。
レートを自分で決めることができるものの、例えば1BTC=500円みたいな相場からの乖離が大きい注文はできません。
提示できる価格は実勢価格の±50%範囲内となります。株だと「誤発注事件」みたいなことがあるけど、コインチェックではそういったケースが起きないようになってます。
補足の達人
また、取引所での注文は、あくまでも相手が見つからなければ成立しません。例え1BTC=500円みたいな注文ができたとしても、そんな破格の条件で売ってくれる人はまずいないので、注文は成立しません。
注文を成立させるには現実的な価格で注文を出す必要があります。この時役立つのが、現物取引の次にある「買い板/売り板」です。赤と緑の数字が動いているこちらの表示は、他のトレーダーのリアルタイムの注文状況を示しています。
例えばこの注文は、1BTC=4,133,482円の価格で0.0346BTC分を売却する注文を意味します。この時自分も1BTC=4,133,482円の価格で、0.0346BTC以内の数量で買い注文を出せば、注文が成立する可能性があります。
しかし板の情報は移り変わりが激しいので追い切れません。あくまで自分が注文する際、いくらで設定するかの目安として使うのが良いでしょう。例えば1BTC=4,133,482円の価格で売られているということは、今後1BTC=4,100,000円まで下がる可能性もあります。そこで、1BTC=4,100,000円の価格で注文を出しておけば、そのうち誰かがこのレートで売却してくれて、注文が成立するかもしれません。
注文の有効期限は?:
コインチェックの場合、注文の有効期限がありません。注文が成立するまで残り続けます。もしも不要になれば注文をキャンセルしましょう。また、実際の価格から離れると自動的にキャンセルされることもあります。
トレードビューの場合
取引所で取引する方法はもう一つあります。サイドバー下部にある「トレードビュー」を押すと、まるでFXのような難しい画面が表示されます。
ただしやることは同じ。右側に「レート」「注文量」の入力欄があるので、「ホーム」と同じようにこちらに入力すると取引できます。
「トレードビュー」ならではの機能が、「成行注文」です。取引所での取引は、これまで見てきたように自分で価格を指定する「指値注文」が一般的です。しかしトレードビュー内にある取引所では、成行注文が可能です。
成行注文は販売所での注文と似ていて、注文量だけを指定します。注文を出せばすぐに成立するのですが、問題なのがその価格です。
買いの成行注文を出した場合、価格は「その時最も高く売られている注文」と成立します。つまり一番悪い条件で注文が成立してしまうのです。
成行注文を使いこなすためには、相場を分析する力が必要です。初心者のうちは使うべきではないと思います。ただコインチェックの取引所でも成行注文は可能と言うことだけ覚えておくと今後役立つでしょう。
成行注文はどんな時に便利?:
成行注文のメリットは、すぐに注文が成立することです。例えば暴落した時、多くの人が売ろうとするので、買い手が見つからず損切りできないこともあります。しかし成行ならいち早く売り抜けることができるので、損切りを成功できます。
このように、早く注文するメリットが金銭的なメリットを上回った時に成行注文が役立ちます。
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注意:コインチェックアプリは販売所しか使えない
コインチェックにはアプリもあります。しかしこのアプリでは販売所での取引しかできません。スマホから取引所を使って取引する際には、ブラウザからログインして使う必要があるのでご注意ください。なお、ブラウザ上での操作方法は上記で紹介した方法とほぼ同じです。
補足:取引所と販売所の違い
取引所 | 販売所 | |
---|---|---|
取引相手 | 他のトレーダー | 業者 |
取引価格 | 自分で決める | 業者が決める |
取引手数料 | 有料(無料のこともあり) | 無料 |
取扱通貨種類 | 少ない | 多い |
冒頭の通り、販売所よりも取引所を使った方がより良いレートで取引することができます。その理由を解説します。
販売所と取引所で大きく異なるのが、取引相手の違いです。
これまで説明してきた通り、取引所では取引相手が他のトレーダーです。そのため、自分で価格を自由に決めて、他の買い手や売り手が見つかるまで待つことができます。業者の役割は取引場所を提供するだけです。
一方で販売所では、業者が取引相手になります。例えばコインチェックならコインチェック自身が取引相手となります。そのため、コインチェックが定めた価格で売買することになります。
このように取引所と販売所では業者の役割が異なります。そしてこのような違いから「価格」と「手数料」の2つの違いが生まれます。
まず価格について説明します。上記の通り、取引所では自分で価格を決められるのに対して、販売所では業者が価格を決めます。取引所ではたくさんトレーダーが参加していて、需要と供給や競争によって価格が決まります。そのため、少なからず買い手と売り手がWIN-WINになれる価格が落とし所となります。しかし販売所では業者が独断で価格を決めます。したがって、価格の時点で業者側が有利な価格です。WIN-LOSEとなってしまうわけです。また、業者が直接取引に参加してくるということは、トレーダーが損すれば業者が得する、とも言えます。
しかし販売所では手数料が無料で、取引所は手数料が有料なことが多いので、販売所の方がお得だと思いがちです。また、販売所の方が簡単に取引できるので、初心者の人は販売所で取引してしまい、結果的に「養分」となってしまうのです。
ただし、取引所と販売所の取引銘柄数を比較すると、販売所の方が種類が多いことがほとんど!
補足の達人
仮想通貨「販売所」と「取引所」の主な3つの違いを解説!販売所を使うと損します
取引所の使い方を覚えればどれだけ有利?
実際に販売所と取引所の価格を比較してみましょう。これはコインチェックの取引所と販売所を同じタイミングで見てみた時のスクリーンショットです。
まず取引所では、ここ10件の内で最も高額な売り注文でも1BTC=3,989,560円です。一方で販売所の購入レートでは1BTC=4,107,500円です。
その差はなんと約10万円!販売所ではなく取引所を使うことで、10万円近くも安く購入できるのです。コインチェックは取引所の取引も手数料無料なので、間違いなく取引所を使った方が有利なレートで売買できると言えます。
以上の通り、コインチェックの取引所の使い方を覚えれば、10万円分有利に取引できるわけです。ぜひ挑戦してみてください。
使い方を覚えて取引所で売買しよう
コインチェックは仮想通貨交換業者の中でも珍しく、取引所の取引手数料が無料です。そのため他社と比較しても、優れた環境で取引できます。
ユーザーも多いので注文が成立しやすいというメリットもあります。少しずつ少額で取引所取引に慣れて、仮想通貨で利益を出せるよう経験を積みましょう。
取引窓口 | 入金手数料 | 出金手数料 |
---|---|---|
販売所・取引所 | 無料 | 407円 |
BTC取引手数料 | ||
販売所 | 取引所(Taker) | 取引所(Maker) |
無料 | 無料 | 無料 |
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補足の達人