まるで配当!仮想通貨を増やす2つの方法を解説【手数料受け取り・利息】
「株のように配当金がもらえる仮想通貨はあるの?」その答えはノーです。知る限りでは、配当や優待などを実施している仮想通貨はありません。しかし、実は手数料をもらったり、預けて利息をもらったりすることは可能です。
まるで配当のように仮想通貨を増やせる方法について紹介します。
目次
おすすめ仮想通貨交換業者3選
現金1,000円もらえる
ビットバンク今なら新規口座開設のうえエントリーと1万円の入金で現金1,000円がもらえる。取引所の銘柄はかなり豊富。取引手数料は有料だが、PostOnly注文なら約定額の0.02%の手数料がもらえる。
入出金手数料無料
GMOコイン入出金手数料が無料。出金スピードも最短翌営業日なので、万が一のリスクを軽減できる。また指値注文の際にPost-Onlyオプションを使うと、約定金額の0.01%相当の取引手数料がもらえる。
仮想通貨は配当の代わりに手数料がもらえたり利息がもらえたりする
冒頭でもご説明したとおり、仮想通貨は配当はありませんが手数料がもらえたり利息がもらえたりします。
具体的にどのような取引で手数料や利息がもらえるのか解説します。
手数料をもらう方法
手数料は支払うものとの認識が一般的だと思いますが、実は利用する業者によっては手数料をもらえる場合があります。
例えばGMOコインでは、MakerになるかTakerになるかで取引手数料が変わります。
Takerになれば約定金額の0.05%分の手数料が取られてしまいますが、Makerになれば0.01%分の手数料をもらえるようになるのです。
TakerとMakerの違いがわからない人のために補足しておきますと、Takerとは既に板上にある注文を成立させることを指し、Makerは新規に注文を出すことを指します。
つまり、新規に注文を出すように取引をすれば手数料をもらいながら取引ができるようになるのです。
なお、利用者は状況によってどちらにもなり得る可能性があります。
そこで、GMOコインなど一部の業者では、指値注文にPost-Onlyというオプションを用意しています。
こちらのオプションを利用して注文をすると、常にMakerになるように注文ができます。
つまり、常に手数料をもらいながら取引できるようになるのです。
すべての仮想通貨取引業者が対応しているのではない点と、取引のやり方に指定がある点は理解しておきましょう。
貸暗号資産(レンディング)で増やす方法
仮想通貨を業者に貸し出し、後々利息を上乗せして返還してもらう貸暗号資産(レンディング)と呼ばれる制度があります。
こちらを利用すれば利息分だけ儲かるようになっています。
ただ、利息を得られるメリットはありますが、レンディングを利用する場合にはデメリットがあります。
それは契約した期間内は仮想通貨の売買ができなくなってしまうことです。
例えば90日間の貸出期間で契約した場合は、90日間は仮想通貨を売却できません。
もし大きく値下がりして損切りをしたくなったり、値上がりして利確をしたくなったとしても、貸出期間中はどうにもできないのです。
また、仮想通貨を売却するために途中解約できるかどうかは業者によって異なります。
途中解約し自分のものとして損切りをしたり利確したりできる場合もあれば、途中解約も受け付けてもらえない場合がありますので注意が必要です。
他の注意点として、このサービスは常に受け付けられているものではありません。
業者によりますが毎月1回などと間隔を開けて受け付けられているサービスです。
しかも、利用希望者が多いと抽選になることもありますので、その点も併せて注意しておかなければなりません。
配当の代わりがもらえる仮想通貨交換業者
配当の代わりはすべての仮想通貨交換業者でもらえるわけではありません。
もらえる業者は限られていますので、続いては具体的にどの業者を利用すれば良いのかを解説します。
GMOコイン:常に手数料をもらいながら取引可能!レンディングもあり
画像引用元:ビットコイン・暗号資産(仮想通貨)の取引ならGMOコイン(2021年1月21日取得)
GMOコインは先ほども説明したとおり、Post-Onlyと呼ばれる取引方法を利用できます。
こちらの取引方法を利用すれば常にMakerになれますので、約定金額の0.01%の手数料をもらい続けながら取引ができるようになります。
しかもPost-Onlyを利用する際は、指値注文時にPost-Onlyにチェックマークを入れるだけです。
ただ注意点があり、Post-Onlyを利用する場合には販売所ではなく取引所で取引をしなければなりません。
取引所での取引をするためにはスマートフォンアプリではなくパソコンなどを利用しなければなりませんので、事前に環境を整えるようにしておきましょう。
さらに、GMOコインには「貸暗号資産」と呼ばれる仮想通貨の貸付サービスもあります。
こちらを利用すれば、最大で年利3%相当の金利を受け取れます。
貸出期間は3ヶ月と1ヶ月が選択でき、年利3%を受け取るためには3か月コースに申し込みをしなければなりません。
1か月コースへの申し込みをする場合は、年利1%になってしまいますので注意が必要です。
また、貸し出しをするためには最低でも0.1BCTが必要です。
小さな単位でビットコインの取引をしている場合は、最低貸出数量に達しているのかにも注意しておくと良いでしょう。
なお、解約手数料は発生するものの手数料の支払いをすれば途中解約が可能です。
貸出をするのではなく損切りをしたり利確をしたくなった場合は、途中解約も可能であることを頭に入れておくと損をしなくて済むはずです。
取引窓口 | 入金手数料 | 出金手数料 |
---|---|---|
販売所・取引所 | 無料 | 無料 |
BTC取引手数料 | ||
販売所 | 取引所(Taker) | 取引所(Maker) |
無料 | -0.01% | 0.05% |
GMOコインを取引所で取引すると、誰でも簡単に手数料をもらいながら取引することが可能になる。注文金額の0.01%なのでたいした額ではないが、取られるのともらえるのでは大違いだろう。貸暗号資産にも対応しているので、配当代わりとして様々なメリットを得られる。
販売所での暗号資産500円以上の購入で、毎日抽選で10名に現金1,000円が当たる!
コインチェック:最大年利5%でのレンディングが魅力
画像引用元:仮想通貨取引所・販売所の口座開設|Coincheck(コインチェック)(2021年1月8日取得)
コインチェックは手数料で収入を得る方法はありませんが、レンディングで収入を得る方法が充実しています。
特に最大で年利5%と高い金利でレンディングできる点が魅力です。
しかも、レンディングに対応しているのはビットコインだけではなく、イーサリアム、リップル等の通貨も含まれています。
自分が投資したい仮想通貨を利用して、レンディングもできるという点で魅力的なのです。
貸し出しする期間は自分で選択する仕組みとなっていて、「14日間」「30日間」「90日間」「180日間」「365日間」から選択できます。
長期的に貸し出ししたほうが得られる金利が多いですので、自分の口座に眠らせておくぐらいであれば長く貸し出しした方が良いでしょう。
ただし、コインチェックはレンディングの途中解約に対応していません。
一度契約が完了してしまうと、契約満了まで仮想通貨が手元に返ってきませんので、その点はよく注意しておきましょう。
取引窓口 | 入金手数料 | 出金手数料 |
---|---|---|
販売所・取引所 | 無料 | 407円 |
BTC取引手数料 | ||
販売所 | 取引所(Taker) | 取引所(Maker) |
無料 | 無料 | 無料 |
コインチェっくは取引手数料をもらうことこそできないが、手数料無料なので決して悪くない。特に優れているのが貸暗号資産で、その最大年利は5%に及ぶ。必ずしも利用できるわけではないが、眠らせている仮想通貨があるなら利用を検討しても良いだろう。
\年利最大5%でレンディング可能/
手数料や貸暗号資産を駆使して配当のように仮想通貨を増やそう
仮想通貨は手数料や貸暗号資産などのサービスを利用することで増やせるものです。
株式のように配当はありませんが、これらのサービスを利用すれば少しずつ地道に増やせるのです。
ただ、全ての業者でこのような増やす取引を扱っているわけではありません。
手数料やレンディングで仮想通貨を増やしたいのであれば、対応している業者を選択するようにしましょう。
おすすめ仮想通貨交換業者
仮想通貨交換業者 | おすすめポイント | 口座開設 |
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取引所が使えて、さらに取引所手数料が無料の貴重な業者。知名度が高く注文が多いのも魅力。販売所では27銘柄の取り扱いがあり種類も豊富。まずはここで良いだろう。
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取引所ではMakerになると手数料を払うのではなくもらえる。出金手数料も無料なので取引するだけでプラスになる珍しい業者だ。
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こちらも取引所取引でMakerになると手数料がもらえる。手数料率は-0.02%なのでGMOコインよりも高い。新規口座開設+エントリーで現金1,000円がもらえる。
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