
ソフトバンクは審査が甘い?基準や審査が不安な人の対策方法を解説
更新年月日 : 2021/02/26
ソフトバンクの携帯契約に関する審査基準は甘いという噂があります。本当にそう言えるのか、ソフトバンクの審査基準について解説しつつ、審査が不安な人におすすめの対策方法を解説します。
目次
結論:ソフトバンクの審査は甘いわけではない
詳細な審査基準は明らかにされていないのでわかりません。そのためソフトバンクの審査が特別甘いと判断できる材料はありません。しかしソフトバンクの審査で落ちる原因はだいたい特定できるので、以下に詳しく解説します。
ちなみに、一度審査に落ちると一定期間ソフトバンクの審査に通過しにくくなります。場合によっては半年程度とされていますが、中には1年以上落ち続ける可能性も…。
ソフトバンクの審査を受けると、その審査を受けた情報が一定期間ソフトバンク側に記録されると思われます。つまり審査に落ちた情報が残っているため、その状態で再び申込んでも意味がないわけです。
仮に、ソフトバンクに1回申込みを行い落ちてしまって再び申込む場合には、半年、できれば1年程度は間隔を開けましょう。そうすれば前回の審査申込み情報がなくなっている可能性が高いので、審査に通過できる確率がアップします。
ソフトバンクの審査基準
ソフトバンクでは、契約に関する審査および分割払いによる審査が実施されます。それぞれの条件を満たすことで審査を通過することができ、晴れてソフトバンクを利用できることになるのです。ここでは2つの審査基準について詳しくお伝えします。
審査基準1:契約に関する審査
まずはあなたがソフトバンクの申込み時に入力した情報をチェックします。本人確認書類との相違があると審査は一時中断して確認が行われるなどするため注意してください。
申込み時に聞かれていない項目は審査項目の対象外なので、借金の有無や自己破産履歴(任意整理や個人再生、特定調停を含む)、勤務先情報なども関係はありません。
次に携帯電話の未払い履歴の有無を調査して審査します。こちらが極めて重要であり、TCA(一般社団法人 電気通信事業者協会)やTELESA(一般社団法人 テレコムサービス協会)という情報機関が管理しており、加盟している会社間で情報が共有されます。もちろんソフトバンクを含めた3大キャリアはもちろん格安SIMの多くも加盟しているので、他社で滞納している場合はこちらが原因で審査に落ちます。申込み時の情報で審査に落ちる可能性は極めて低いとされており、こちらの未払い履歴に問題がない限り審査に落ちることはそうそうありません。
未払い履歴に関しては全額完済することが条件一つではありますが、強制解約されてしまうと5年以内の再契約は難しい、とされています。なるべく強制解約される前に対処して、未払い分を完済されるのが望ましいです。
審査基準2:分割払いに関する審査
こちらの審査はSIMカードだけではなく、スマホ本体を分割払い(割賦払い)で契約する場合に行われるものです。契約に関する審査とは別の審査基準となるため、こちらでは年収や勤務先の情報が必要になります。年収が低い方やアルバイト・パートなどの非正規雇用の方であると、審査が不利になる可能性もあるので注意が必要です。
もう一点注意しておきたいのが、個人信用情報を審査されるところです。個人信用情報は、クレジットカードやカードローンなどの支払履歴などの情報も含まれており、任意整理や自己破産と行った債務整理の履歴も確認されます。支払い履歴に関してはクレジットヒストリーとも呼ばれており、2年程度情報が残るとされています。つまり2年以内に支払いの遅れがなかった方は審査に影響はないのが一般的です。また債務整理情報に関しては、時効期間が5年から10年とされています。仮に自己破産をしていても、10年以上経過していればその情報は基本的に削除されているので審査に通過できるようになります。
個人信用情報をチェックされるとのことで、「審査難易度が高いのでは?」と心配される方もいるかも知れませんが、こちらはあくまでスマホを販売できるかの審査です。審査に落ちても契約自体を断られることはないと思われるので、特に心配はありません。
また本体代金が10万円を超えない限りは個人信用情報の確認が任意になります。したがってiPhoneなどの高額スマホでなければ、個人信用情報が確認されないケースもあります。ソフトバンクでも10万円以下のスマホは多数販売されているので、個人信用情報に問題があったとしても審査に通過できる可能性も十分ありますよ。
携帯会社の審査はだいたいどの会社も同じ
以上に紹介したようにソフトバンクの審査には2種類ありますが、何もソフトバンクに限ったことではありません。ドコモやauの大手キャリア、さらには楽天モバイルやLINEモバイルなどの格安SIM会社も全て同じです。
申込み時に入力する項目も他社と特に大きな違いはありません。したがってソフトバンクの審査は特別甘いとは言えないのです。
審査が不安な人の対策方法
ソフトバンクの審査は他社とほぼ同等と思われるので、審査に不安を覚える方も多いと思います。そこでここでは、審査が不安な人向けのおすすめの対策方法を3つご紹介します。気になるものがあったら、ぜひ試してみてください。
TCA、TELESA非加盟の携帯会社に申し込む
他社での未払い状況は、TCAおよびTELESAの2つの期間で管理されています。ほとんどの携帯会社がどちらかに加盟していますが、株式会社ロジックリンクスが提供しているリンクスメイトという格安SIMなら、どちらにも加盟していません。したがって、仮に他社で未払い履歴がある人でも審査に通る可能性はあります。つまり未払い履歴がある人にとってリンクスメイトは審査が甘いと考えられるのでおすすめです。
以下、リンクスメイトの特徴に関して簡単にご説明します。
画像引用元:LinksMate(リンクスメイト) | ゲームプレイヤーのためのお得なSIM(2020年5月26日取得)
リンクスメイトはカウントフリーオプションがお得でありゲーム連携特典ももらえます。さらに料金プランが豊富であり、クレジットカードなしでも契約できます。
まずカウントリフープションですが、費用は税抜500円であり対象のゲームやコンテンツ、SNSの通信量カウントが90%以上もOFFになるお得なオプションです。仮に、データ通信容量がなくなって低速データ通信状態になっても対象の通信は高速のままになります。他社でもカウントフリーオプションはありますがリンクスメイトの特徴は対象サービスの多さです。特にゲーム系のコンテンツが豊富であり、80を超えるゲームがカウントフリーで楽しめます。SNSに関しては、Instagram・Twitter・Facebookの3つに対応しています。
ゲーム連携特典とは、ゲームと連携してゲーム内の素敵な特典がゲットできるものです。対象ゲームも続々追加されていて、より有利にゲームを楽しみたい、と考えている方におすすめします。初回だけ貰える連携特典以外にも、毎月もらえるご利用特典。10GB以上のプランで獲得できるスターをためて貰える特典も用意されています。
料金プランは、最も安いものになるとデータ通信のみの100MBから500MBまでのコースであり、月額税抜250円から350円で利用できます。SMS+データ通信であると370円から470円、さらに音声通話をプラスすると970円から1,070円になります。大容量プランも用意されており、50GBから1TBまでのコースも用意されています。データ通信のみで7,230円らら86,800円、SMSをつけると7,350円から87,000円、音声通話をつけると7,950円から87,600円です。
TCA、TELESA非加盟のリンクスメイトに申込みを希望される方の中には、未払いの件でクレジットカードの保有していないケースも少なくありません。そんなクレジットカードが作れなくなった、いわゆるブラック状態の方でもリンクスメイトであればLP払いと呼ばれる支払い方法があるので心配はありません。LPとはLinksMateのポイントサービスのことであり、事前にコンビニエンスストア決済・銀行決済・クレジットカード決済でLPを購入します。1ポイントあたり1円としてリンクスメイトの支払いに利用できるものです。
- TCA、TELESA非加盟なので他社で未払履歴がある携帯ブラックの人でも審査に通る可能性あり
- 月額550円(税込)の「カウントフリーオプション」追加でYouTubeや各種ゲームアプリの通信量が9割削減
- データ容量に応じた33種類の料金プランあり
回線種類 | ドコモ |
---|---|
縛り | なし |
リンクスメイトは携帯会社の中では珍しく、TCAにもTELESAにも加盟していない。そのため、他社で未払履歴がある現役ブラックの人でも審査に通る可能性がある。また、プランがデータ容量に応じて33種類もあるため、自分に最適なプランを選べるだろう。
一括払いで契約する
分割払いによる審査が問題でスマホの保有が難しい方には、一括払いで購入する方法がおすすめです。またSIMカードのみの契約で、スマホ自体は今まで使っていたものを引き継ぐようにすればOKです。
分割払いによる審査はスマホを分割払いで購入するから行われるものであり、一括払い時には行われません。分割払いであれば、携帯会社側に一定のリスクが存在します。未払いに陥る可能性があるのです。しかし一括払いの場合は、その場で全額支払われるため,携帯会社としてリスクは存在しません。したがって一括払いでスマホを購入できれば、分割払いの審査自体が行われないのです。
分割契約の審査でチェックされる個人信用情報ですが、個人信用情報に問題があるからといって契約自体の審査に落ちることはないと考えられます。あくまでスマホ本体の購入ができない、ということなのです。
料金無料にしてまでユーザーを集めたい楽天モバイルに申し込む
画像引用元:楽天モバイル(2020年4月1日取得)
大々的な入会キャンペーンを実施し、新規会員を募集している携帯会社に申込むのも一つの手段です。キャンペーンしているということは、幅広く会員を求めている状態であり、審査もかなり易しいと考えられます。
そこでおすすめしたいのが楽天モバイルです。
楽天モバイルは新規契約で3ヶ月間無料キャンペーンを行っています。また、月間データ使用量が1GB以下なら無料で使うこともできます。契約も解約も無料なので、場合によってはずっと0円で使うこともできます。そうなれば楽天モバイルは赤字ですが、それには理由があります。楽天モバイルは後発のキャリアであり、ほかの業者から明らかに遅れを取っているのです。そしてソフトバンクやドコモ、そしてauからユーザーを奪いたいと考えているはずです。あくまで憶測となってしまいますが、そこまでしてユーザーを集めているのですから審査を厳しくしても意味がありません。甘くなっている可能性が高い、と見て間違いないでしょう。
MVNO | キャンペーン内容(SIMのみ契約) | 契約プラン条件 | 1年間の料金(税込) | 初期費用(税込) | 期限 |
---|---|---|---|---|---|
![]() BIGLOBEモバイル |
事務手数料無料&初月無料&1年間割引 | 条件なし | 8,470円(音声3GB) | 0円 | 未定 |
![]() 楽天モバイル |
3ヶ月無料&5,000円相当のポイント | UN-LIMIT契約、ポイントはRakuten Linkの利用条件クリア | 9,702円(毎月3GB使った場合) | 0円 | 未定 |
![]() mineo |
3ヶ月間1,188円引き | 音声5GB以上 | 14,652円(音声5GB) | 3,300円 | 5/31 |
![]() イオンモバイル |
3ヶ月間割引&最大5,000WAONポイントプレゼント | MNP:5,000ポイント/新規契約:3,000ポイント | 14,322円(音声4GB) | 3,300円 | 5/31 |
以下、楽天モバイルの特徴について簡単にご説明します。
料金プランが一つでありシンプル、そしてクレジットカード以外の支払いにも対応しており、楽天ポイントを貯められます。Rakuten Linkを利用すると通話がお得になる点も魅力の一つでしょう。
まず料金プランについては、たった1つのみなので非常にシンプル。料金は段階制であり1GBまでは無料で利用でき、最大3,278円(税込)となります。
月間データ使用量 | 月額料金(税込) |
---|---|
1GB以下 | 0円 |
3GB以下 | 1,078円 |
20GB以下 | 2,178円 |
20GB以後 | 3,278円 |
高速の楽天回線エリアも拡大中であり、2021年なるまでに人口カバー率を96%へ拡大予定とのことで、どんどん利用しやすくなるはずです。
クレジットカード払い以外に、口座振替やデビットカード払いに対応している点にも注目です。ただデビットカードについては、楽天銀行デビットカードとスルガ銀行デビットカードの2種類のみの対応です。口座振替で指定できる金融機関も限られており、楽天銀行や三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行などとなるので、口座振替による支払いを検討している方は事前に確認しましょう。
会社名 | デビットカード | 口座振替 | 目安料金プラン(税込) | 縛り | |
---|---|---|---|---|---|
可否 | 手数料 | ||||
![]() 楽天モバイル |
|
○ | 110円 | 3,278円/無制限※1 3ヶ月無料 |
なし |
![]() UQモバイル |
○ | ○※2 | なし | 2,178円/3GB | なし |
![]() mineo |
○ | × | - | 1,518円/5GB | なし |
![]() ロケットモバイル |
○ | × | - | 1,540円/3GB※3 | 1年(違約金10,450円) |
![]() ワイモバイル |
× | ○※4 | なし | 2,178円/3GB | なし |
※1:パートナーエリアでは月5GBまで。
※2:新規契約の場合、ショップ店頭でのみ手続き可能です(MNPの場合はオンライン上から手続き可能)。
※3:Dプランの料金です。
※4:ショップ店頭でのみ手続き可能です。
楽天ポイントがたまりやすいのも、楽天モバイルを利用する大きなメリットの一つです。楽天モバイルの月額料金100円に付き1ポイントが還元される仕組みです。ちなみに獲得した楽天ポイントは毎月の料金の支払いや端末料金の購入代金に充当させられるので、使いみちがわからない方でも問題ありません。ちなみに楽天モバイルでスマホを購入すると 、最大25,000円分のポイントがもらえるチャンスもあります。中には、Galaxy A7のように製品価格が18,700円で20,000ポイントの楽天ポイントが貰えるといった実質無料になるスマホもありますよ。
通話機能を重視しているユーザーにもおすすめなのが楽天モバイルです。用意されているRakuten Linkと呼ばれる通話アプリを利用することでオプション追加なしでも無料通話ができます。1日あたり数十分や1時間以上など、頻繁まやは長時間電話を掛ける方にも活用してほしいのが楽天モバイルです。
月間データ使用量 | 月額料金(税込) |
---|---|
1GB以下 | 0円 |
3GB以下 | 1,078円 |
20GB以下 | 2,178円 |
20GB以後 | 3,278円 |
回線種類 | 楽天 |
---|---|
縛り | なし |
3ヶ月間無料、さらに月間データ使用量が1GB以下なら無料。こんなキャンペーンを行えば当然会社は赤字になるが、そうなってでもとにかくユーザーを集めたいという楽天モバイルの姿勢が見える。今なら審査も厳しくない可能性が高く、おすすめしたい携帯会社だ。
新規契約で3ヶ月間料金無料!
対象スマホの購入で最大25,000円分のポイント還元!
- 申し込み3カ月後末日までにRakuten Linkアプリを使って10秒以上通話、メッセージの送信を行うと5,000ポイントプレゼント!
- 楽天回線対応スマホのセット購入で最大20,000ポイントプレゼント!
ソフトバンクの審査は甘いわけではない!
ソフトバンクの審査難易度についてお伝えしましたが、残念ながら特別甘いということはありません。審査基準についても明らかにしたので、自分に当てはめてみて考えてみてはいかがでしょうか。
一方で審査が不安な人の対策方法も3つご紹介しました。どれか気になるものはあったでしょうか?どれも審査が通過しやすくなる方法なので、是非実践してみてください。特にリンクスメイトは未払い経験者におすすめであり、楽天モバイルはキャンペーン期間中のいまがおすすめですよ。
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