
格安SIMの通信速度を徹底比較!今一番速い携帯会社をわかりやすく紹介
更新年月日 : 2020/08/10
格安SIMを比較するうえで重要になるのが通信速度です。
格安SIMはその仕組み上、キャリアのようにいつでも快適な通信環境を提供できるわけではありません。
そこでこの記事では、各格安SIMの通信速度を比較し、今最も速く通信できる格安SIM会社を紹介します。
目次
格安SIMの通信速度比較
まずは主要格安SIMの通信速度比較をご覧ください。
会社名 | 朝 | 昼 | 夜 |
---|---|---|---|
![]() UQモバイル |
24.5Mbps | 15.1Mbps | 13.0Mbps |
![]() LINEモバイル(ドコモ回線) |
7.7Mbps | 1.2Mbps | 5.5Mbps |
![]() mineo(Dプラン) |
7.3Mbps | 7.7Mbps | 7.3Mbps |
![]() イオンモバイル(ドコモ回線) |
5.5Mbps | 0.6Mbps | 6.3Mbps |
![]() ワイモバイル |
7.3Mbps | 2.9Mbps | 4.2Mbps |
![]() IIJmio(タイプD) |
9.5Mbps | 0.5Mbps | 6.7Mbps |
![]() BIGLOBEモバイル(タイプD) |
7.3Mbps | 7.9Mbps | 8.8Mbps |
1日の速度で比較すると、UQモバイルが最も優秀で、安定感でいえばワイモバイルも検討しています。
しかしこの2社以外だと昼の時間に極端に速度が落ちていることがわかります。
会社名 | 朝 | 昼 | 夕 | 夜 |
---|---|---|---|---|
![]() UQモバイル |
15.1Mbps | 14.0Mbps | 13.7Mbps | 14.7Mbps |
![]() LINEモバイル(ドコモ回線) |
7.0Mbps | 6.0Mbps | 7.4Mbps | 6.2Mbps |
![]() mineo(ドコモ回線) |
8.3Mbps | 7.5Mbps | 6.8Mbps | 8.2Mbps |
![]() イオンモバイル(ドコモ回線) |
6.5Mbps | 4.9Mbps | 5.6Mbps | 6.5Mbps |
![]() ワイモバイル |
4.8Mbps | 4.5Mbps | 5.3Mbps | 5.5Mbps |
![]() IIJmio(タイプD) |
8.3Mbps | 4.6Mbps | 5.8Mbps | 6.9Mbps |
![]() BIGLOBEモバイル(タイプD) |
9.4Mbps | 8.8Mbps | 6.1Mbps | 6.6Mbps |
続いて一週間の平均速度を比較してみます。
これを見てもワイモバイルが最優秀であることがわかります。その他を見ると、やはりワイモバイルが安定していて、LINEモバイルも昼には落ち込むものの他社よりは悪くないかな、という印象です。
というわけで、結論を出すと、通信速度にこだわる人はUQモバイルが最もおすすめで、次いでワイモバイルとなります。
ではどうしてこの2社とそれ以外ではここまで差がつくのでしょうか?それも含めて、特にこの2社について紹介していきます。
通信速度が速い格安SIMならサブブランドが最適
なぜUQモバイルとワイモバイルは他社よりも通信速度が速いのか?その理由はこの2社がそれぞれキャリアのサブブランドだから、だと言われています。
サブブランドとは、キャリアが運営する格安SIM業者のことを指します。実はワイモバイルはソフトバンクモバイルが運営しており、ソフトバンクモバイルの中に、キャリアのソフトバンクと格安SIM業者のワイモバイルがあるイメージです。
UQモバイルにおいても、運営元がKDDIグループに所属しており、auとUQモバイルは同じグループ内の企業です(厳密に言えば同一会社ではないのでサブブランドの定義から外れますが、細かいことは見逃してください)。
通常の格安SIM業者はお金を払ってキャリアから回線を使わせてもらいます。サブブランドもその条件は同じなのですが、なんらかの優遇がされているため、他社よりも速度が速いのではないか、と言われています。
いずれのサブブランドも忖度が行われていることは否定していますが、確実に言えるのは、通常の格安SIMとサブブランドではこのように立っている土俵が違うのです。
- 一般的な格安SIM業者:格安SIMの利用者が増えてもキャリアにはあまり関係ない
- サブブランド:サブブランドの利用者が増えれば、キャリア自身またはそのグループ会社にとっての利益になる
以上の理由から、通信速度が速い格安SIM業者を探しているのなら、UQモバイルかワイモバイルを選ぶことをおすすめします。
auのサブブランド:UQモバイル
画像引用元:UQ mobile(UQモバイル)お申し込みサイト | 格安スマホ・格安SIM(2020年2月18日取得)
UQモバイルはauのサブブランドであり、先程比較した通り、格安SIMの中でもぶっちぎりで速度が速いことがメリットです。
プラン名 | 月間データ容量 | 月額料金(税別) | ギガ不足時の最大速度 |
---|---|---|---|
スマホプランS | 3GB | 1,980円 | 300Kbps |
スマホプランR | 10GB | 2,980円 | 1Mbps |
料金プランは以上の通りシンプルです。月間のデータ使用量に応じてどちらかのプランを選択しましょう。
スマホプランRはデータ容量を使い切った後も、最大1Mbpsで通信できるので、こちらの方をおすすめします。
回線種類 | au |
---|---|
縛り | なし |
通信速度を基準に格安SIMを選ぶなら、ダントツでおすすめなのがUQモバイル。比較表を見て貰えばわかる通り、一日を通じて10Mbps以上の速度で通信できるため、遅さを感じることが少ない。また、スマホプランRを選べば10GBを使い切っても最大1Mbpsで通信できる。
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ソフトバンクのサブブランド:ワイモバイル
UQモバイルには若干劣るものの、ワイモバイルも通信速度が安定していておすすめできる格安SIMです。
プラン名 | 月間データ容量 | 月額料金(税別) | ギガ不足時の最大速度 |
---|---|---|---|
S | 3GB | 2,680円 | 300Kbps |
M | 9GB | 3,680円 | 1Mbps |
L | 14GB | 4,680円 | 1Mbps |
ワイモバイルはプランSでも2,680円(税別)かかるため、前述のUQモバイルには劣ります。
しかし、6ヶ月間は700円引きで利用できることと、1年間はデータ容量が増量されることで、UQモバイルよりも優位性があります。
また、ワイモバイルは1回10分以内の通話が無料になります。UQモバイルにも同様のオプションはありますが、あくまでもオプションなので別途料金がかかります。
他にも、ワイモバイルに乗り換えることでPayPayやヤフオク、Yahoo!ショッピングで優遇が受けられるなどの強みもあります。
速度と料金以外にも特典が豊富なので、気になるものがあればUQモバイルよりもワイモバイルを検討してください。
回線種類 | ソフトバンク |
---|---|
縛り | なし |
今はUQモバイルに少し劣るものの、以前は通信速度が速い格安SIMといえばワイモバイルといえる存在だった。もちろん今でも、UQモバイル以外には優っていると言えるだろう。ワイモバイルはUQモバイルと料金もほぼ同じだが、かけ放題オプションをつけた場合はワイモバイルの方が安くなる。また、ワイモバイルと契約すると自動的にYahoo!プレミアム会員になれるので、PayPayなどヤフーやソフトバンク関連のサービスで優遇を受けられる。
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注意:サブブランドは速度が速いが料金は高め
通信速度が速いことが魅力のサブブランドですが、料金面においては必ずしも優れているとはいえないのでご注意ください。
会社名 | 音声通話SIM3GBプランの料金(税別) |
---|---|
![]() LINEモバイル |
1,480円 |
![]() mineo(Dプラン) |
1,600円 |
![]() UQモバイル |
1,980円 |
![]() ワイモバイル |
2,680円 |
比較してみると一発でわかります。実はこのように、サブブランドは他社よりも若干高額です。
もしもよりコストを追い求めるのであれば、最も速度と料金のバランスが良いのはLINEモバイルだと思います。
コストパフォーマンス重視ならLINEモバイルがおすすめ
画像引用元:格安スマホキャンペーン・お得情報|LINEモバイル【公式】選ばれる格安スマホ・SIM(2020年1月29日取得)
LINEモバイルはサブブランド以外の格安SIMの中では比較的通信速度が速く、料金もサブブランドよりも安く済みます。
容量 | 月額料金(税別) |
---|---|
500MB | 1,100円 |
3GB | 1,480円 |
6GB | 2,200円 |
12GB | 3,200円 |
よりコストパフォーマンスを追求するなら、サブブランドよりもLINEモバイルをおすすめします。
ただし、LINEモバイルの中にはドコモ、au、ソフトバンクのそれぞれの回線を使ったプランがあります。この中ではドコモ回線を使ったプランが最も速度が速いのでおすすめします。料金は変わりません。
MVNO | キャンペーン内容(SIMのみ契約) | 契約プラン条件 | 1年間の料金(税別) | 初期費用(税別) | 期限 |
---|---|---|---|---|---|
![]() 楽天モバイル |
1年間無料&5,000円相当のポイント | UN-LIMIT契約、ポイントはRakuten Linkの利用条件クリア | 0円 | 0円 | 先着300万名(ポイント付与は期限未定) |
![]() BIGLOBEモバイル |
6ヶ月間1,200円引き&2,000円相当のポイント | 音声3GB以上 | 8,400円(音声3GB) | 3,394円 | 未定 |
![]() nuromobile |
初月無料&5ヶ月間半額 | 音声付きSIM | 11,900円(Sプラン/ドコモ回線) | 3,000円 | 未定 |
![]() IIjmio |
6ヶ月間1,100円引き | 通話定額オプション加入(通常税別830円のところ7ヶ月間無料) | 12,600円(音声3GB) | 1円 | 2/3 |
![]() LINEモバイル |
3月間980円引き | 音声3GB以上 | 13,340円(音声3GB) | 3,000円 | 未定 |
また、現在LINEモバイルではお得なキャンペーンを行なっている。キャンペーンを考慮した1年間の実質料金は1万円以下になり、非常にお得です。
回線種類 | ドコモ、au、ソフトバンク |
---|---|
縛り | なし(ただし解約時には手数料として1,000円かかる) |
料金が安く通信速度もそこそこ速いので、コストパフォーマンス最も優れている格安SIMは、このLINEモバイルだと言えるだろう。お得な新規入会キャンペーンを行なっていることも多いので要チェックだ。
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