ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えるタイミングはいつ?
ソフトバンクは解約する際に日割り料金が適用されません。つまり、乗り換えるタイミングによっては1ヶ月分の料金を丸々無駄にしてしまう恐れがあります。
そのため、乗り換えの際にはタイミングをきちんと把握して乗り換えることをおすすめします。では実際どのタイミングで乗り換えるのがベストなのか、解説します。
目次
結論:乗り換えのタイミングはソフトバンクの締め日の数日前がベスト
なぜソフトバンクの締め日の数日前が、ワイモバイルへの乗り換えのタイミングとして適切なのかを明らかにします。
ソフトバンクは月の途中に解約しても日割りにならない
ソフトバンクに限らず基本的に大手キャリアは、解約月に関しては満額請求してきます。つまり日割り計算にならないため、締め日を念頭に置いた上で解約するのが望ましいです。
たとえば締め日の直後に解約すれば、サービスを受けていないにも関わらず約1ヶ月分の料金を支払わなければなりません。では、ソフトバンクの締め日はいつなのでしょうか?
- 毎月10日
- 毎月20日
- 毎月末日
以上の3つのうち、いずれかがあなたの締め日です。あなた自身が決めているのではなく、ソフトバンク側が新規契約時に設定しています。締め日に関しては、My SoftBankにログインして確認できます。またLINEから確認する方法、請求書で確認する方法もあるためソフトバンクの公式サイトを参考にしてください。ちなみに最も簡単なのはLINEから確認する方法であり、ソフトバンクを友達登録しておくことでいつでもチェックできます。
仮に締め日が毎月10日であると、11日から翌月10日までが契約期間となります。毎月20日であると21日から翌月20日、末日の場合は1日から当月末日が契約期間です
締め日の前に乗り換えを完了させる
「日割り計算にならないなら、ソフトバンクの締め日直前に乗り換えを行おう」と計画している方もいるのではありませんか?
直前の手続きであると、締め日までに乗り換えが間に合わなくなる恐れもあります。またオンライン契約においては、必要書類と入力した個人情報の相違など申込内容の不備や書類の提出忘れなどで審査が一旦ストップする恐れもあるため、ある程度時間的な余裕がある状態で手続きしましょう。
ワイモバイルの利用開始月は日割り料金になる
乗り換え先であるワイモバイルに関しては、特にタイミングを気にする必要はありません。利用開始月の料金は日割り計算になるため、損することはないのです。
例えば、月間データ容量13GBで1回10分以内の国内通話が無料であるMプランの料金は月々3,680円です。1ヶ月30日として、1日あたり約127円となります。Rプラン(月々17GB)は4,680円であるため、1日あたり156円です。
注意:乗り換えには数日かかることもあるので、タイミングにこだわりすぎない方が良い
ワイモバイルは契約日によって損することはないので、気にすべきはソフトバンクの締め日のみとなります。ただワイモバイルへの乗り換え手続きには数日かかります。タイミングにこだわりすぎてソフトバンクの締め日直前に解約手続きを行うと、翌月分のソフトバンクへの料金を支払う羽目になることも考えられます。
数日から10日程度の余裕をもった手続きをおすすめします。
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換える方法
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換え手順をお伝えします。
ソフトバンクでMNP予約番号を発行する
MNP予約番号とは10桁の番号であり、ソフトバンクの場合は13から始まります。電話で教えてもらえますし、My Softbankのマイページやソフトバンクショップでも確認できます。ソフトバンクショップで確認する場合は、運転免許証等の本人確認書類を持参してください。予約番号の発行手数料はかかりません。
MNP予約番号には15日間の有効期限があるため、その期限内に乗り換えを行う必要があります。さらにワイモバイルに申し込みを行う時点で、予約番号の有効期限が10日以上残っている必要があるため、番号を取得したら5日以内に申し込みを開始しなければなりません。
申し込み手続きに不備があると契約までにより時間がかかる可能性もあるため、番号を取得したらすぐにワイモバイルへの手続きを開始するのがおすすめです。
ちなみに有効期限が残り10日未満になっても対応してもらうことは可能です。ソフトバンクに電話連絡し、新しい番号を再発行してもらえばよいのです。再発行についても、手数料はかからないので安心してください。
ワイモバイルと乗り換え契約する
MNP予約番号が準備できたら、いよいよワイモバイルへの申込を開始します。申し込みページへ訪問し、プランやオプションを選び契約者情報を入力します。契約方法については、のりかえ・新規契約・機種変更(契約変更)の3つがありますが、ソフトバンクからの乗り換えなのでここは「のりかえ」を選択します。
申込時に必要な書類には本人確認書類があり、運転免許証またはパスポート、マイナンバーカードや住民基本台帳カードなどで対応してもらえます。また月々の支払手続きに必要な本人名義のクレジットカードやキャッシュカードも必要です。印鑑も求められるので準備しておきましょう。
ワイモバイルのSIMカードに差し替える
申込から数日程度で、SIMカードが配送されてきます。スマホもセット購入している場合には、スマホも送られてきます。配送先に関してはMy SoftBankに登録されている住所なので、申込前に確認しておきましょう。
SIMカードをスマホに挿入する必要があるため、同封されている説明書に沿って行ってください。一般的にはSIMカードを取り外しSIM取り出しツールなどを利用してSIMカードを挿入します。簡単なので、人によっては数分もかからないかもしれません。ただSIMカードには向きもあるため、確認をしながら慎重に行いましょう。
さらに電話の音声案内に従い、ワイモバイルへの回線切り替え手続きを実施します。手続きが完了した時点でソフトバンクとは自動解約となり、ワイモバイルと正式な契約の開始となります。契約時に設定した4桁の暗証番号、および携帯電話番号が切替時に必要です。電話で受付後、1時間から2時間ほどで切り替え手続きが完了します。
SIMカード到着から6日以内に回線の切り替え手続きが確認できなかった場合は、ワイモバイル側が手続きを実施してくれます。ソフトバンクの締め日までに6日以上余裕がある状態でSIMカードが届いた場合は、ワイモバイル側に手続きしてもらうのも良いかもしれません。
SIMカードとSIMフリースマートフォンのセットで購入した場合は、自身で切り替えする必要はありません。商品の出荷の翌日にワイモバイル側が自動的に切り替えて続きを行います。
スマホをそのまま乗り換えるならAPN設定をする
ソフトバンクで利用していたスマホをそのままワイモバイルで利用する場合は、APN設定も必要になります。APNとはアクセスポイント名の略であり、スマホ回線でインターネット接続するためには必要不可欠なものです。APN設定に関しても、説明書等を読んで行えば簡単に行なえるので安心してください。
大まかな流れは、APN設定情報をまずは確認します。さらにホーム画面から設定をタップし「ネットワークとインターネット」を選択します。さらに「モバイルネットワーク」をタップし、出てきた「アクセスポイント名」を選択してください。
様々なAPNが表示されているはずですが、自分の利用するワイモバイルのプランを選択するだけです。APNに利用するプランが掲載されていない場合は、アクセスポイントの編集から手続きを行う必要があります。
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えタイミングは余裕を持って行おう
ワイモバイルは日割り計算であるため、契約日に関しては気にする必要はありません。一方でソフトバンクに関しては、1ヶ月分を満額請求されるため締め日を意識した手続きも検討すべきです。
しかし、ワイモバイルもすぐに契約できるわけではなく、SIMカードが届くまでには数日を要します。ソフトバンクの締め日直前に申し込みを行うと、翌月以降にずれ込む恐れもあるので注意しなければなりません。
ソフトバンクからワイモバイルへの乗り換えタイミングは、それほど重要ではありません。どうしても気にする方は、締め日の数日から10日くらい前に契約手続きを開始するようなイメージが良いでしょう。翌月にずれ込む前に乗り換え手続きが完了するはずです。