ワイモバイルの通信速度をレビュー!体感、数値を他社と比較
画像引用元:月々のスマホ代がおトク!使い方かんたん!ワイモバイルのSIMカード |Y!mobile – 格安SIM・スマホはワイモバイルで(2020年1月29日取得)
格安SIMへの乗り換えで気になるのが通信速度。格安SIMは料金が安い代わりに、キャリアよりも速度が遅いのがデメリットです。
これはワイモバイルも同じで、さすがにソフトバンクと比較すると通信速度は遅くなります。しかし格安SIMの中では通信速度が速いと言えます。
実際に計測された数値と、2年ほど使ってみた感想を紹介します。
ワイモバイルの通信速度は速い?遅い?
最初にワイモバイルの通信速度について、実際に計測した値をご紹介していきます。
計測値と他社との比較
通信速度が計測できるアプリを利用して、ワイモバイルの通信速度を計測してみました。
同じ日の同じタイミングで複数回計測し、平均をしてみると以下のとおりです。
- 朝:10.2Mbps
- 昼:13.1Mbps
- 夜:8.8Mbps
住宅地ということもあり、人が集まりやすい朝方と夜は速度が低下する傾向にありました。
逆に日中は自宅にいる人が少ないのか、通信速度は朝や夜よりも速くなっていました。
ただ、これは2020年の9月前半に測定したものであり、2020年の7月頃は日中も速度が遅くなる傾向にありました。
これは新型コロナウイルスの影響などで、在宅してる人が多かったからであると考えられます。
体感的には利用者の密度によって、通信速度が大きく変化しています。
また、日中にオフィス街へ出向くと通信速度が遅くなりますので、こちらからも通信速度は密度に影響すると考えられます。
なお、私はUQモバイルも契約していますので、同じタイミングで計測をしてみると以下のとおりでした。
- 朝:16.7Mbps
- 昼:13.1Mbps
- 夜:13.7Mbps
ワイモバイルとは逆に、UQモバイルは日中通信速度が遅くなりました。
ただ、全体的な通信速度の安定性は、UQモバイルがやや勝っている印象です。
会社名 | 朝 | 昼 | 夕 | 夜 |
---|---|---|---|---|
UQモバイル |
14.5Mbps | 13Mbps | 13.1Mbps | 15.3Mbps |
mineo(ドコモ回線) |
8Mbps | 4.3Mbps | 6.1Mbps | 6.2Mbps |
イオンモバイル(ドコモ回線) |
7Mbps | 2.4Mbps | 5.4Mbps | 5Mbps |
ワイモバイル |
4.5Mbps | 2Mbps | 1.9Mbps | 2Mbps |
IIJmio(タイプD) |
6.9Mbps | 2.6Mbps | 4.6Mbps | 4.7Mbps |
BIGLOBEモバイル(タイプD) |
9.4Mbps | 8.1Mbps | 5.5Mbps | 10.1Mbps |
実際に使ってみた感想
実際にワイモバイルを利用している感想ですが、特に通信速度が遅いとは感じません。
UQモバイルも契約していますので、比較すると遅いと思ってしまうことはありますが、単体での利用は支障がないのです。
一般的に格安SIMといえば、安い代わりに通信速度が遅いものとの印象があるでしょう。
実際、私も格安SIMの通信速度は遅いものだと考えていました。
しかし、ワイモバイルの通信速度はそこまで格安SIMらしさを感じるものではありません。
日々のちょっとした利用だけであれば、大手キャリアとの差を感じることはあまりないのです。
強いて言うのであれば、人混みに行くと通信速度は遅くなりやすいです。
大手のショッピングモールなどに行くと、混雑からか通信速度が遅くなってしまいます。
また、花火大会など人が集まるところに行くと、これも同様に通信速度が遅くなってしまいます。
ただ、これは格安SIMである以上やむを得ない部分ですので、特段気にしているわけではありません。
1Mbpsはどのくらい快適?
ワイモバイルは低速モードになると1Mbpsとなります。
この時の通信速度について気になる人が多いようです。
実際に利用してみた感覚ですが、1Mbpsでもそこまで通信速度は気になりません。
日々の利用であれば、あまり意識することなく利用できます。
ただ、用途によっては1Mbpsでは利用できないことがあります。
例えば1Mbpsでは、高画質でYouTubeは閲覧できません。
読み込みの途中で固まってしまいますので、一旦動画を止めて設定を変更するしかなくなってしまいます。
私はあまり高画質の動画を見ませんが、高画質で動画を見たいと考えている場合には注意が必要そうです。
また、Googleマップを開くと読み込みに時間がかかる時があります。
これはGoogleマップの仕様が、初回の展開時にマップを読み込む仕様だからだそうです。
一度読み込みは済ませてしまえば時間はかからないようですが、初めて行くエリアで1Mbpsであると、マップが表示されるまで1-2分必要となります。
より速度にこだわるならUQモバイルの方がおすすめ
画像引用元:UQ mobile(UQモバイル)お申し込みサイト | 格安スマホ・格安SIM(2020年2月18日取得)
格安SIMを利用しつつ速度にこだわるのであれば、ワイモバイルよりもUQモバイルがおすすめです。
実際に利用している感覚からすると、UQモバイルの方が速度が安定している印象を受けます。
もちろんワイモバイルも、格安SIMの中では通信速度の速い印象を受けていますので、通信速度が速い格安SIMという意味ではどちらも同じです。
他にも格安SIMを利用してきた経験からすると、ワイモバイルよりも通信速度の遅い格安SIMは多々あると感じるのも事実です。
そのため、決してワイモバイルが通信速度面で悪い格安SIMというわけではありません。
ただ、上記でご紹介した測定結果でもわかるように、UQモバイルの方が速度は高い傾向にあります。
時間帯によって左右されてしまうのですが、体感でも実測値でもUQモバイルの方が速いのです。
そのため、より速度にこだわるのであれば、ワイモバイルよりもUQモバイルをおすすめします。
ちょっとした通信の速度の違いでも、利用していると大きな差に感じてきます。
プラン名 | 月間データ容量 | 月額料金(税込) | ギガ不足時の最大速度 |
---|---|---|---|
くりこしプランS | 3GB | 1,628円 | 300Kbps |
くりこしプランM | 15GB | 2,728円 | 1Mbps |
くりこしプランL | 25GB | 3,828円 | 1Mbps |
回線種類 | au |
---|---|
縛り | なし |
通信速度はワイモバイルをも上回る。料金プランを比較すると、かけ放題がオプション扱いになっている分、UQモバイルの方が安い。もしもワイモバイルを利用していて、乗り換えを検討しているのならUQモバイルに乗り換えるのがおすすめ。
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