JCB CARD W plus L ～ クレジットカード

ここがポイント

年会費無料でポイント高還元 39歳以下の方のみ入会可能な新しいJCBカード

JCB CARD W plus L（ジェーシービーカードダブリュープラスエル）は、2017年10月に株式会社ジェーシービーから新しくリリースされたクレジットカードです。

このカードの魅力は、18〜39歳の方しか入会できない年齢制限があるものの、年会費が無料で、更にJCB一般カードやJCBカードエクステージよりも還元率が高くお得な点です。

さらにPlus Lとあるように、JCB CARD Wの特典に加えて、JCB Lindaと呼ばれる女性向けの特典を利用できます。

このように、コストをかけずにお得に使えるため、クレジットカードの支払いでポイントを貯めてお得にショッピングを楽しみたい方や、女性におすすめのクレジットカードです。このカードの更なる特徴や使いこなし術について紹介していきます。

目次へ戻る

カードに入会できればずっと年会費無料で使える

JCB CARD W plus Lの年会費は無料です。もしも入会後に40歳以上を迎えたとしてもそのまま無料で使えます。

また、同じく年齢制限があるJCBエクステージでは、入会から5年以内に解約すると手数料がかかってしまいます。しかし、JCB CARD W plus Lならこのような手数料もかかりません。一度入会さえしてしまえば、ずっと無料なのでご安心ください。

目次へ戻る

還元率は1% 貯めたポイントはJCBギフトカードや提携ポイントとの交換などに使える

JCB CARD W plus Lで買い物をすると、1,000円の支払いにつき2ポイントが貯まります。貯まったポイントはギフトカードやTポイント、dポイントなどの他社提携ポイントとの交換に使えます。

還元率を計算すると、1%となります。一般的なクレジットカードの還元率が0.5%なので、JCB CARD W plus Lはクレジットカードの中でもお得なカードと言えるでしょう。

目次へ戻る

Amazonやセブンイレブンでカードを使うと、還元率が更にアップ

JCB CARD W plus Lを含めて、一部のJCBカードは「オリジナルシリーズ」と呼ばれ、オリジナルシリーズパートナー店でカードを使うと通常よりもたくさんのポイントが貯まります。

中にはただカードを利用するだけでなく、事前にキャンペーンへの登録が必要などの条件もあります。ここでは主なお店とポイントレートを紹介します。

• 昭和シェル：ポイント3倍（還元率1.5%）
• エッソ・モービル・ゼネラル：ポイント3倍（還元率1.5%）
• Amazon：ポイント4倍（還元率2%）
• セブンイレブン：ポイント4倍（還元率2%）
• オリックスレンタカー：ポイント7倍（還元率3.5%）
• スターバックス：ポイント11倍（還元率5.5%）

中でもAmazonでの還元率が2%となる点に注目です。Amazonの利用でここまでお得になるカードは少ないでしょう。また、セブンイレブンやスターバックスでもお得に利用できます。ここで挙げたお店を頻繁に使う方ならば、より一層このカードへの入会を検討してみてください。

関連記事：

Oki Dokiポイントが貯まるクレジットカード、使い道、交換レート情報のまとめ

目次へ戻る

JCB一般カードやJCBエクステージとの違い・比較

株式会社ジェーシービーは、JCB CARD W plus L以外にもJCB一般カードやJCBエクステージカードを発行しています。これらのカードと比較してもJCB CARD W plus Lを最もおすすめします。

その理由は、まず年会費が無料な点です。JCB一般カードの場合は1,375円（税込）がかかってしまいますが、JCB CARD W plus Lならば何度も言うように無料です。

そしてポイント還元率においても、他のJCBカードよりも優れています。JCB一般カードもJCBエクステージカードも0.5%であり、1%のJCB CARD W plus Lに劣ります。

ただし、JCB一般カードの場合は「JCBスターメンバーズ」制度があり、年間カード利用額が100万円以上の場合に還元率0.75%にアップします。それでもJCB CARD Wには劣りますが…。

また、JCBエクステージの場合、入会後3ヶ月間の還元率は1.5%となるので、期間限定ですがJCB CARD W plus L上回ります。しかし4ヶ月目からは0.75%に落ちますし、1年間のカード利用額が20万円未満の場合は0.5%にまで下がってしまいます。

それ以外の違いでは、旅行保険の補償額が多少違う、最短発行期間が違う、程度の違いしかありません。各カードのスペックを以下にまとめたのでご覧ください。

目次へ戻る

JCB CARD Wとの違い

JCB CARD W plus Lには、JCB CARD Wと呼ばれる種類のカードもあります。両者のカードの違いは、カード券面デザインとお守リンダと呼ばれる保険の有無です。

JCB CARD Wの券面デザインが無骨なのに対して、JCB CARD W Plus Lはピンクを基調としたデザインとなっており、見るからに女性向けのデザインです。男性でも入会できるので、ピンクが好きな男性にもおすすめです。

そしてお守リンダとは、女性向けの保険制度のことです。旅行保険と違って任意で加入するもので、保険の種類や加入時の年齢に応じて掛け金が発生します。保険の種類と掛け金については以下の表をご覧ください。なお、女性特定がん以外は男性でも加入できます。

もしもこれらの保険やカードデザインが気になるなら、JCB CARD W Plus Lへの入会をおすすめします。

特にピンとくるものがなければ、JCB CARD Wでも良いでしょう。

目次へ戻る

電子マネーのQUICPayが使える

JCB CARD W plus Lには、電子マネーのQUICPayが搭載されています。したがって、このカードに入会するとQUICPayでの支払いも可能になります。QUICPayなら自販機やファストフード店など、クレジットカードで払えないお店でも決済できるため、クレジットカードの弱点を補完でき、あらゆる場面でキャッシュレスに使えます。

QUICPayはポストペイ式の電子マネーと呼ばれ、nanacoやSuicaのような事前のチャージが必要ありません。残高不足で決済できなかった、ということもない利便性の高い電子マネーです。QUICPayで支払った金額はクレジットカード利用料としてまとめて請求されます。そのため、QUICPayで支払った分もクレジットカードのポイント対象となります。

関連記事：

QUICPayの利用でお得なクレジットカード

目次へ戻る

旅行保険付帯が付帯 海外で病院に通った場合も保険で安心

JCB CARD W plus Lには旅行保険が付帯しています。国内旅行保険も海外旅行保険も付帯条件は利用付帯であり、旅費などをカード決済することで保険が有効になります。

国内旅行保険においては死亡時のみしか補償されませんが、海外旅行保険では病院で治療を受けただけでも最高100万円までの補償を受けられます。

海外の医療費は日本と比較して高額で、腹痛や発熱で診察を受けただけでも数万円を請求されることもあります。そんな時、JCB一般カードの海外旅行保険があれば、ある程度までは安心して治療を受けられるでしょう。

また、一部の病院では、事前に日本語対応の現地デスクに電話連絡することで、自身が立替える必要なく治療を受けられる「キャッシュレス診療」を利用できます。

目次へ戻る

ETCを無料発行可

ETCカードを手に入れるには、クレジットカードに入会してからカード会社に発行をお願いします。その際にETCカード発行手数料や、ETCカード年会費が有料のカード会社もあります。しかし、JCBの場合は全て無料でETCカードを発行できるため、ETCを利用する機会がある方は発行しておくことをおすすめします。ETCの利用料金はQUICPayと同様に、カード利用料金にまとめて請求されるので、ポイントも貯まります。

関連記事：

株式会社ジェーシービーが発行するETCカードの特徴

目次へ戻る

東海道新幹線をチケットレスで、かつ割引料金で乗車できるエクスプレス予約

このカードはJR東海・JR西日本が運営している新幹線乗車サービスの「エクスプレス予約」を利用できます。

年会費1,100円（税込）を払ってサービスに登録すると、ネット上から新幹線（東京〜博多まで）の予約が可能になります。また、出発前なら何度でも無料で予約変更できます。

更に乗車運賃も正規料金から割引となるため、年に数回でも新幹線に乗るのなら、年会費を払ってでも登録した方が確実にお得になります。

サービスに登録するとEX-ICカードが発行されます。新幹線の改札でこのカードをかざすと、Suicaのようスムーズに通過できる魅力もあります。

このサービスを利用して新幹線を予約した場合、料金はJCB CARD W plus Lから引き落とされます。

目次へ戻る