三井住友カード ゴールド
信頼の証はゴールドカード。その魅力はラウンジの無料利用、厚い旅行保険、そして高いステータス性にあり
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | ||
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年会費(税込) | 11,000円 | ||
最短発行期間 | 翌営業日 | ポイント還元 | 0.5~5.0% |
付帯保険 |
キャンペーン実施中、スピード発行(1週間以内お届け)、ゴールドカード、家族カード発行、ETCカード発行、海外キャッシングOK、空港ラウンジ利用可、電子マネーが使える、WAON、iD、PiTaPa、Apple Pay対応、複数のマイルが貯まる、ANAマイルが貯まる、海外旅行保険付帯、国内旅行保険付帯、ショッピング保険付帯
目次
三井住友カード ゴールドの特徴
三井住友カード株式会社が発行する正統派ゴールドカード
三井住友カード ゴールドは、クレジットカード会社大手の三井住友カード株式会社が発行する正統派のゴールドカードです。クレジットカードの券面にはパルテノン神殿を使ったデザインが採用されていることで、三井住友カードらしい高級感が漂っていることが特徴です。
また、それ以外にもゴールドカードの利用実績を積むことでとプラチナカードへのインビテーションが届くなどの特徴もあります。プラチナカードを目指してクレジットカードの利用実績を積むレベル上げのような楽しみ方もあります。
しかし、これから紹介するようにお得な特典やポイントがザクザク貯まるなどの特典はありません。そのためクレジットカードにお得さを求める人よりも、「人前でクレジットカードを使うときでも恥ずかしくないクレジットカードを持ちたい!」と考える人におすすめのクレジットカードです。
また、そもそもゴールドカードにはどんな特典やメリットがあるのか、実は良く分からない、という人は一度下記の関連記事を読んでゴールドカードの基礎知識をインプットしておくのも良いでしょう。
年会費初年度無料(オンライン入会)
三井住友カード ゴールドの年会費はオンライン上で入会する場合には初年度無料で、2年目から11,000円(税込)がかかります。そのため、1年間は試しに使ってみて、気に入らなければ2年目に入る前に解約してしまえばコストをかけずに利用することが可能です。
カード利用で「Vポイント」が貯まるポイントの使い道は豊富
三井住友カード ゴールドで支払いをすると200円(税込)につきVポイントと呼ばれるポイントが1ポイント貯まります。1ポイントは1円相当で利用できますので、クレジットカードの基本的な還元率は0.5%です。
ポイントの使い道には以下のものがあります。利用用途によって1ポイントの価値は多少変動します。
- Vポイント→dポイント:500ポイント→500ポイント
- Vポイント→楽天スーパーポイント:500ポイント→500ポイント
- Vポイント→ANAマイル:500ポイント→300マイル
- Vポイント→楽天Edy:500ポイント→500円相当
- Vポイント→iDバリュー:500ポイント→500円相当のiD支払いと相殺
ポイントの使い道は一例です。この他にも多数のポイントに交換できたりマイルに交換できたりします。ポイントやマイルに交換する場合には、交換先によって必要な日数が異なります。時間が必要となることもあります。詳しい情報は下記の関連記事をご覧ください。
家族カードの年会費が1名まで無料
家族カードは1枚まで年会費無料で発行可能です。年会費無料ですがゴールドカードの家族カードなので、多数の特典が付帯しています。中でも海外旅行保険や空港ラウンジ特典などを無料で利用できるため、家族一緒に海外旅行に出かける機会が多い方に役立つでしょう。
電子マネーのiDが使えるApplePayでも利用可能
三井住友カードが発行するクレジットカードですので、電子マネーのiDが使えます。iD後払い式の電子マネーですので、事前にチャージすることなく利用できる点がメリットです。
プリペイド式の電子マネーの場合には常に残高を意識する必要があります。しかしiDの場合にはチャージは必要なく起用金額はクレジットカードに請求されますので残高を気にすることなく使えます。 またiPhoneと連携させることでApplePayでも利用可能です。ApplePayで利用する場合もiDの支払いで扱われますのでiDの加盟店で支払いが可能です。
三井住友カード ゴールドのメリット
高ステータスカードとしての知名度が高い
一般的に三井住友カードが発行するクレジットカードは高いステータスのクレジットカードとして知られています。
その中でもゴールドクラスに位置するカードなので、三井住友カード ゴールドを利用していれば、周りからは「ちょっと良いクレジットカードを利用している」思われることがあるかもしれません。
国内空港ラウンジを無料利用可能
国内28空港のラウンジを無料で利用可能です。ゴールドカードでも国内28空港のラウンジには対応していないものもあります。しかし、三井住友カード ゴールドであれば三井住友カードのゴールドカードらしく全国の空港ラウンジに対応しています。具体的に対応している空港ラウンジは以下の通りです。
- 北海道
- 新千歳空港 スーパーラウンジ/ロイヤルラウンジ◆
- 函館空港 ビジネスラウンジ A Spring
- 東北
- 青森空港 エアポートラウンジ
- 秋田空港 ロイヤルスカイ
- 仙台国際空港 ビジネスラウンジEAST SIDE
- 中部
- 新潟空港 エアリウムラウンジ
- 富山空港 ラウンジ らいちょう
- 小松空港 スカイラウンジ白山
- 中部国際空港 プレミアムラウンジセントレア
- 関東
- 成田国際空港 ビジネス&トラベルサポートセンター内ラウンジ/T.E.Iラウンジ
- 羽田空港 第1旅客ターミナル エアポートラウンジ(中央)/POWER LOUNGE SOUTH/POWER LOUNGE NORTH
- 羽田空港 第2旅客ターミナル エアポートラウンジ(南)◆/(北)/POWER LOUNGE NORTH◆
- 羽田空港 国際旅客ターミナル SKY LOUNGE◆/SKY LOUNGE ANNEX◆
- 近畿
- 伊丹空港 ラウンジオーサカ
- 関西国際空港 カードメンバーズラウンジ 「六甲」◆/「金剛」◆/「アネックス六甲」◆
- 関西国際空港 カードメンバーズラウンジ 「比叡」
- 神戸空港 ラウンジ神戸◆
- 中国
- 岡山空港 ラウンジマスカット
- 広島空港 ビジネスラウンジ もみじ
- 米子空港 ラウンジ DAISEN
- 山口宇部空港 ラウンジきらら
- 四国
- 徳島空港 エアポートラウンジ ヴォルティス
- 高松空港 ラウンジ讃岐
- 松山空港 ビジネスラウンジ/スカイラウンジ
- 九州
- 福岡空港 くつろぎのラウンジTIME/ラウンジTIME インターナショナル◆
- 北九州空港 ラウンジひまわり◆
- 長崎空港 ビジネスラウンジ アザレア
- 大分空港 ラウンジ くにさき◆
- 熊本空港 ラウンジ「ASO」
- 鹿児島空港 スカイラウンジ菜の花
- 沖縄
- 那覇空港 ラウンジ 華 ~hana~
◆のマークがあるラウンジにつきましては、到着後はご利用いただけませんので、ご注意ください。
引用元:空港ラウンジサービス(2018年10月17日取得)
空港ラウンジを利用する場合、三井住友カード ゴールドと当日の搭乗券や航空券の提示が必要です。スマートフォンの画面などでも対応してもらえますので用意しておきましょう。
中国旅行で役立つ「銀聯カード」の発行が可能
中国の旅行で役立つ銀聯カードの発行も可能です。基本的にクレジットカードはVisaやMastercard®のブランドで発行されているものであれば世界中で幅広く利用できます。しかし中国に関してはこれらの国際ブランドではなく銀聯ブラントが幅広く利用されています。中には銀聯ブランドのクレジットカードしか利用できないお店もあります。
そのような店があることから中国を訪問する場合には銀聯ブランドのクレジットカードがあると役立ちます。三井住友カードを利用していると、年会費1,100円(税込)を支払うだけで銀聯ブランドのクレジットカードを発行できます。新しく別のクレジットカードへの入会申込みをする必要は無く、既存のクレジットカードに追加するような形で銀聯カードを発行できます。
三井住友カード ゴールドのデメリット・注意点
ボーナスポイント制度があるもののポイント還元率は平凡
三井住友カード ゴールドには、年間のカード利用額に応じてボーナスポイントが貯まる特典があります。しかもゴールドカードは一般カードよりもボーナスポイントのレートが高いため、カード利用額が高ければ高いほど、得られるボーナスポイントも多くなります。
このボーナスポイント特典は3段階に分かれていて、年間カード利用額に応じてV1〜V3のいずれかのクラスが決定します。
- 前年度利用額50万円~100万円未満:V1
- 前年度利用額100万円~300万円未満:V2
- 前年度利用額300万円以上:V3
年間カード利用額によって特典クラスが決定すると、さらに翌年度のカード利用額に応じてボーナスポイントが貯まります。
- V1:50万到達時に100ポイント付与、以降10万円利用毎に:20ポイント付与
- V2:50万到達時に150ポイント付与、以降10万円利用毎に:30ポイント付与
- V3:50万到達時に300ポイント付与、以降10万円利用毎に:60ポイント付与
例えばV2ランク時に70万円のカード利用をすると、150ポイント+30ポイント+30ポイントで合計230ポイントがボーナスポイントとして貯まります。
他にも「リボ払い手数料の発生で獲得ポイントが2倍」「ポイントアップモール経由で獲得ポイントが2倍以上」などの特典があります。しかし元の還元率が0.5%なので、これらのボーナスポイントを考慮してもポイント還元率はそこまで高くなりません。
もしクレジットカードでお得に買い物することを重視するのであれば、年会費無料でポイントの貯まりやすい楽天カードやオリコカード ザ ポイントなどのクレジットカードを利用することをおすすめします。
ETCカードの年会費が有料
ETCカードの年会費が有料であることもデメリットです。年に1回の利用でETCカードの年会費は無料になりますが、他社のゴールドカードには無条件でETCカードが無料になる物も多数あります。 もし仮に年間一度も利用しない場合にはETCカードの年会費が必要となってしまいます。他のゴールドカードと比較すると年会費が発生するリスクがありますので注意が必要です。
- 関連記事:
- ETCカードで選ぶおすすめのクレジットカード8選
まとめ:「とりあえずゴールドカードを持ちたい」人にはおすすめ!今後プラチナを目指すのもあり!
見た目のかっこよさや三井住友カードというステータスの高さは目を引くクレジットカードです。ただポイント還元率は低く、また特典面も特に目立ったものはありません。良く言えば標準的、悪く言えば平凡なカードです。
しかしながら、簡単な条件を満たすだけで年会費4,400円(税込)に減額することができるため、その標準的なゴールドカードの中ではコストパフォーマンスに優れています。初年度の年会費が無料ということもあり、「ゴールドカードへの入会を検討しているけど、どのカードが良いか手探り状態」という人におすすめします。また、三井住友カードのゴールドカードということで「ステータスカード」としてのイメージが強く、人前でカードを利用する機会が多い人に向いているでしょう。
他にもインビテーションでプラチナカードに招待されることがあります。そのためプラチナカードを目指すためにゴールドカードを保有しておくことも良いでしょう。プラチナカードは年会費が55,000円(税込)といきなり跳ね上がりますが、ゴールドカードとは比較にならないほど特典が豊富です。
ちなみに直接プラチナカードに申込みすることも可能ですが、過去に三井住友カードの利用実績がない場合には審査に通過しにくい傾向があります。審査に通過する可能性を高めたいのであれば、ゴールドカードから利用を続けるのが無難です。
三井住友カード ゴールドの審査基準
申し込み資格
三井住友カード ゴールドの申し込み資格は公式サイトによると以下の通りです。
原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
引用元:三井住友カード ゴールド|三井住友カード(2019年02月19日取得)
ゴールドカードの中には20歳から申し込みできるものも多数あります。そのようなクレジットカードと比較すると、三井住友カード ゴールドは年齢制限が厳しく株式の高いクレジットカードであると感じられます。
審査期間は最短即日!手元に届くまでは最短1週間のスピード発行
審査時間は最短即日です。ゴールドカードは審査に時間が必要なものも多いですが、三井住友カード ゴールドは短時間で審査を受けられます。ただし最短即日審査を受けるためには以下の条件を満たす必要があります。
- Webサイトから入会申込みをする
- インターネットでの手続きに対応している「三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・ゆうちょ銀行・りそな銀行・ソニー銀行」など約50の金融機関を引き落とし口座に設定する
これらの条件は満たしていると最短即日で審査が完了します。この場合、クレジットカード発行と郵送の時間を考慮してもは最短2週間程度でゴールドカードが手に入ります。他社のゴールドカードは発行までに3週間や1ヶ月以上必要なものもあります。そのようなものと比較すると短時間で発行できることが魅力的なゴールドカードです。
なお上記で紹介した約50の金融機関で口座持っていない場合には審査が即日完了しません。そのため、クレジットカードの申し込みから受け取りまでに2週間から3週間程度必要となってしまいます。どうしても特定の口座を持っていない場合には仕方がありませんが、もし口座を持っている場合にはそれの銀行口座を登録することで素早くゴールドカードが手に入ります。
2022/11/14現在
カード名 | 三井住友カード ゴールド |
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発行会社 | 三井住友カード株式会社 |
入会資格 | 満30歳以上で、安定した収入のある方。 | |
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年会費 (基本会員・税込) |
初年度 | 無料(オンライン入会のみ) |
次年度以降 |
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年会費 (家族会員・税込) |
初年度 |
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次年度以降 |
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ETCカード (税込) |
発行手数料 | 無料 |
年会費 |
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国際ブランド | ||
電子マネー | WAON iD PiTaPa | |
最短発行期間 | 翌営業日 |
ポイント名称 | Vポイント | |
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ポイント付与レート |
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ポイント還元率 |
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ボーナスポイント |
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ポイントが貯まる電子マネー |
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金券への交換 |
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キャッシュバック/カード利用代金に充当 |
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提携ポイントへの 移行 |
提携ポイント | ビックポイントサービス 楽天スーパーポイント dポイント Tポイント WAONポイント Pontaポイント nanacoポイント Suicaポイントクラブ ゴールドポイント Gポイント ショップdeポイント |
移行レート |
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移行単位 | 500ポイント以上、500ポイント単位 | |
マイレージへの移行 | 提携マイレージ | ANAマイレージクラブ フライング・ブルー エグゼクティブクラブ(Aviosポイント) |
移行レート |
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移行単位 | 500ポイント以上、500ポイント単位 | |
移行手数料(税込) | 無料 |
海外旅行保険 (金額は最高補償額) |
付帯条件 | 利用付帯 |
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死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 | |
傷害治療費 | 最高300万円 | |
疾病治療費 | 最高300万円 | |
賠償費用 | 最高5,000万円 | |
携行品損害 | 最高1旅行につき50万円 | |
救援者費用 | 最高500万円 | |
渡航便遅延保険 | なし | |
家族会員 | 利用付帯(補償額は本会員と同額) | |
家族特約 |
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国内旅行保険 (金額は最高補償額) |
付帯条件 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 | |
入院費用 | 5,000円/日 | |
通院費用 | 2,000円/日 | |
手術費用 | 最高20万円 | |
渡航便遅延保険 | なし | |
家族会員 | 利用付帯(補償額は本会員と同額) | |
ショッピング保険 | 補償額 | 最高300万円/年間 |
補償期間 | 購入日より200日以内に生じた破損・盗難に適用 | |
自己負担額 | 1事故につき3,000円 |
空港ラウンジ | 利用できる国内空港 | 新千歳空港 函館空港 青森空港 秋田空港 仙台空港 新潟空港 成田国際空港 羽田空港 富山空港 小松空港 中部国際空港 伊丹空港 関西国際空港 山口宇部空港 広島空港 米子空港 岡山空港 徳島空港 高松空港 松山空港 北九州空港 福岡空港 長崎空港 熊本空港 大分空港 鹿児島空港 那覇空港 |
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国内 利用可能ラウンジ数 |
43ヶ所 | |
海外 利用可能ラウンジ数 |
0ヶ所 | |
プライオリティ・パス | 発行不可 | |
旅行・レジャー関連 |
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商号 | 三井住友カード株式会社 |
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所在地 |
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設立 | 1967年12月26日 |
カード会員数 | 2,3490,000人 (2015年3月末日) |
貸金業者登録番号 | 近畿財務局長(13)第00209号 |
カードの紛失・盗難時問い合わせ番号 | - |