三井住友カード
大人の証、定番の安心感。3種類の電子マネーの付帯や海外旅行保険など、機能面でも優れている
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | ||
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年会費(税込) | 1,375円 | ||
最短発行期間 | 翌営業日 | ポイント還元 | 0.5~5.0% |
付帯保険 |
スピード発行(1週間以内お届け)、家族カード発行、ETCカード発行、海外キャッシングOK、電子マネーが使える、WAON、iD、PiTaPa、Apple Pay対応、複数のマイルが貯まる、ANAマイルが貯まる、海外旅行保険付帯、ショッピング保険付帯
目次
三井住友カードの特徴
大手カード会社「三井住友カード株式会社」が発行するスタンダードカード
三井住友カードはクレジットカード業界大手の「三井住友カード株式会社」が発行するクレジットカードです。大手ならではの知名度の高さがあります。
また三井住友カードを使い続けていると、上位のクレジットカードであるゴールドカードやプラチナカードへの招待が届くこともあります。直接申込みもできますが、三井住友カードで利用実績を積めば直接申込みをするよりもスムーズに手に入れられる可能性があります。
大手クレジットカード会社の上位カードはステータスの高いクレジットカードです。そのため、いずれは大手クレジットカード会社が発行するステータスの高いクレジットカードを持ちたいと考えている人にもおすすめの1枚です。
カード利用で「Vポイント」が貯まるポイントの使い道は豊富
クレジットカードのショッピング利用で200円(税込)の支払いにつき「Vポイント」が1ポイント貯まります。1ポイントは0.5円相当として利用できるので還元率は0.5%です。Vポイントは使い道が多くであり、例えば以下の用途にポイントが使えます。
- Vポイント→楽天スーパーポイント:500ポイント→500ポイント
- Vポイント→ANAマイル:500ポイント→300マイル
- Vポイント→楽天Edy:500ポイント→500円相当
- Vポイント→スターバックスカード:500ポイント→500円相当
- Vポイント→iDバリュー:1ポイント→1円相当のiD支払いと相殺
Vポイントの使い道や交換レートに関する詳しい情報は下記の関連記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
電子マネーのiDを利用可能ApplePayにも登録できる
電子マネーのiDを利用可能です。iD後払い式の電子マネーでクレジットカードと連携させて利用します。
後払い式ですのでプリペイド式のように事前にチャージする必要はありません。クレジットカードでの支払いと同じように電子マネーを読み取り機にタッチするだけで支払いが完了します。もちろん電子マネーの支払いですのでサインなどは不要でスムーズな支払いができます。そして支払いした金額はクレジットカードの利用と合わせて請求されますので、どれぐらい使ったのかを把握しやすいメリットもあります。
また、ApplePayへの登録にも対応しています。iDに対応したクレジットカードですので、iDの加盟店でApplePayでの支払いが可能です。ApplePayで支払いをした場合にもiDで支払いをしたときと同様に扱われますので、電子マネーの支払い金額はクレジットカードに請求されます。
三井住友カードのメリット
大手ならではの知名度とステータス感
三井住友カードといえば日本でも特に古いクレジットカード会社です。長くクレジットカードを発行していることで高い知名度を持ちます。また楽天カードのような還元率の高さや人気のクレジットカードであることを前面に押し出した、多少安っぽさを受けるプロモーションではなく、どちらかと言えば生活やクレジットカードに絡んだ何かしらのメッセージを発信するプロモーションをしています。
このように安売りしないことで「大人向け」「高級感がある」というブランドイメージを形成しています。安っぽいカードだと、やはり使用者も「安っぽい人間なんだな」と思われる恐れがあります。その点三井住友カードならばマイナスなイメージを持つ人が少ないため、人前でクレジットカードを出す機会がある人にもおすすめです。
年会費は有料だが割引制度あり
年会費は有料のクレジットカードですが条件を満たすことで割引される制度があります。そのため実際には年会費1,375円(税込)よりも低価格でクレジットカードを所有することが可能です。
年会費が割引される条件には以下の通り3つあります。
- カードご利用代金WEB明細書サービスの利用
- マイ・ペイすリボに申し込み+リボ払い手数料の支払い
- 前年度のカードご利用金額に応じた翌年度年会費の割引
三井住友カードのデメリット・注意点
見た目は良いが特典・ポイント還元率は平凡でコスパが悪い
メリットでもご紹介したとおり「三井住友カード」が発行するという点でクレジットカードのブランドイメージは良いです。ただ、誇れるものはクレジットカードのイメージだけであり、特典やポイント還元率などクレジットカードのスペックでは、他社のクレジットカードと比較しても劣ってしまいます。
特にクレジットカードでお得にショッピングを楽しみたいと考えているのであれば、年会費完全無料で還元率1%以上のクレジットカードが「楽天カード」「Yahoo!JAPANカード」など多数発行されています。それらと比較すると年会費が有料で還元率0.5%の三井住友カードはコストパフォーマンスの悪いクレジットカードにカテゴライズされてしまいます。
ETCカードが完全無料ではなく実質無料
ETCカードを発行すると別途年会費が550円(税込)必要です。ただ、年に1回でも利用するとETCカードの年会費は無料になりますので実質無料だといえます。しかしETCカードは年会費完全無料で発行できるクレジットカードが多数あります。仮に年に1回も利用しないと年会費が発生してしまうことになりますので、他社と比較するとこの点はデメリットです。
特にETCカードは年会費が有料でも受けられる特典に差はありません。クレジットカードのように年会費が発生すると割引額が大きくなるようなことは無いのです。そのため、年会費が発生してしまうと年会費の分だけ損をしてしまいます。
ETCカードの利用分も含めて、どうしてもVポイントを貯めたいと考えている人はETCカードを発行するのも良いでしょう。それ以外の人は、わざわざETCカードが年会費有料になるリスクを背負ってまで、三井住友カードでETCカードを発行する意味はないでしょう。
ETCカードを作るのにおすすめなクレジットカードは下記の関連記事で紹介していますので、参考にしてください。
- 関連記事:
- ETCカードで選ぶおすすめのクレジットカード8選
海外旅行保険の補償額がイマイチ
海外旅行保険が付帯されているクレジットカードです。利用付帯ですのでクレジットカードを持っているだけでは保険が適用されず、ツアー代金の支払いや旅行に関連する公共料金の支払いなどをすることで保険が適用されます。気になる海外旅行保険の付帯金額は以下の通りです。
保険金の種類 | 補償内容 | 最高補償額 |
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傷害死亡・後遺障害保険金 | 旅行中の事故によるケガが原因で死亡した場合、または重大な障害が残った場合に保険金が支払われます。 | 2,000万円 |
傷害治療費用保険金 | 旅行中の事故でケガをした場合、病院での治療・入院費が補償されます。 | 50万円 |
疾病治療費用保険金 | 旅行中の病気、旅行終了後に発病した場合、病院での治療・入院費が補償されます。 | 50万円 |
賠償責任保険金 | 海外旅行中に誤って他人を死傷させたり、ものを壊したりして、法律上の賠償責任が生じた場合、保険金が支払われます。 | 2,000万円 |
携行品損害保険金 | 海外旅行中にカメラ・宝石・衣類などの所有物の盗難、破損、火災などの事故によって損害を受けた場合に、保険金が支払われます。 | 1回の旅行につき最高15万円 |
救援者費用保険金 | 海外旅行中に、事故による遭難や行方不明、一定の期間以上入院した場合などで、捜索救援費用や家族が現地までかけつけた航空券などの交通費の実費に対して保険金が支払われます。 | 100万円 |
上記からもわかる通り。海外旅行保険で特に注目すべき傷害・疾病治療費は最高50万円と少額です。これらの保険は海外で怪我や病気になり通院したときに適用される保険です。そのため海外旅行保険の中でも利用する可能性が高く、注目しなければならない部分です。
海外では医療費が100万円を超えてしまうことも少なくありません。ちょっとした通院でも数十万円が請求されてしまうこともあります。それを踏まえると最高50万円の補償では医療費を払いきれない可能性があります。海外旅行保険は付帯されいますが、海外旅行保険を強くおすすめできる内容ではありません。
海外旅行保険を重視するのであれば、年会費無料で海外旅行保険が自動付帯のエポスカードへの申込みをおすすめします。
まとめ:今後三井住友カード プラチナを目指す人だけにおすすめ
年会費が有料のクレジットカードではあるものの、特典面では特筆してご紹介できるものがありません。そのため「クレジットカードを使ってポイントを貯めたり割引を受けたりしてお得に買い物をしたい」「クレジットカードのサービスを使いこなしてお得になりたい」などと考えている人にはおすすめできないクレジットカードです。
しかし、将来的に三井住友カード プラチナを持ちたいと考えているのであれば、まずは三井住友カードに入会をして利用実績を積むことは悪くありません。三井住友カード プラチナは直接申し込み可能ですが、それまでに三井住友カードの利用実績がない場合には審査に通過しにくいです。そのため、まずは比較的入手のハードルが低いクレジットカードを発行し、利用実績を積んでからプラチナカードの取得を目指すのも手です。特典ではおすすめしにくいクレジットカードですので、三井住友カード プラチナを目指す人にだけおすすめするクレジットカードです。
三井住友カードの審査基準
三井住友カードの申し込み資格
三井住友カードの申し込み資格は公式サイトによると以下の通りです。
満18歳以上の方(高校生は除く)
引用元:三井住友カード/三井住友カード A|三井住友カード(2019年2月22日取得)
この条件からも分かる通り、クレジットカードの申し込みでは年齢だけが申し込み資格で問われています。年収などの条件はありませんので、年齢の制限さえクリアしていればクレジットカードに申込みすることが可能です。
なおクレジットカードの審査は条件を満たすことで最短即日完了します。引き落とし口座をネットから設定できる特定の銀行にするなどの条件はありますが、短時間での審査を実現してくれるメリットがあります。また、スムーズに審査が進んだ場合には1週間程度でクレジットカードが手元に届きます。
2022/11/14現在
カード名 | 三井住友カード |
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発行会社 | 三井住友カード株式会社 |
入会資格 | 満18歳以上の方。(高校生不可) | |
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年会費 (基本会員・税込) |
初年度 | 無料 |
次年度以降 |
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年会費 (家族会員・税込) |
初年度 |
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次年度以降 | 1名につき440円 | |
ETCカード (税込) |
発行手数料 | 無料 |
年会費 |
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国際ブランド | ||
電子マネー | WAON iD PiTaPa | |
最短発行期間 | 翌営業日 |
ポイント名称 | Vポイント | |
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ポイント付与レート | 200円→1ポイント | |
ポイント還元率 |
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ボーナスポイント |
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ポイントが貯まる電子マネー |
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金券への交換 |
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キャッシュバック/カード利用代金に充当 |
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提携ポイントへの 移行 |
提携ポイント | ビックポイントサービス 楽天スーパーポイント dポイント Tポイント WAONポイント Pontaポイント ベルメゾンポイント nanacoポイント Suicaポイントクラブ ゴールドポイント Gポイント ショップdeポイント |
移行レート |
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移行単位 | 500ポイント以上、500ポイント単位 | |
マイレージへの移行 | 提携マイレージ | ANAマイレージクラブ フライング・ブルー エグゼクティブクラブ(Aviosポイント) |
移行レート |
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移行単位 | 500ポイント以上、500ポイント単位 | |
移行手数料(税込) | 無料 |
海外旅行保険 (金額は最高補償額) |
付帯条件 | 利用付帯 |
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死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 | |
傷害治療費 | 最高50万円 | |
疾病治療費 | 最高50万円 | |
賠償費用 | 最高2,000万円 | |
携行品損害 | 最高1旅行につき15万円 | |
救援者費用 | 最高100万円 | |
渡航便遅延保険 | なし | |
家族会員 | 利用付帯(補償額は本会員と同額) | |
国内旅行保険 | なし | |
ショッピング保険 | 補償額 | 最高100万円/年間 |
補償期間 | 購入日より200日以内に生じた破損・盗難に適用 | |
自己負担額 | 1事故につき3,000円 |
空港ラウンジ | 利用できる国内空港 | なし |
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海外 利用可能ラウンジ数 |
0ヶ所 | |
プライオリティ・パス | 発行不可 |
商号 | 三井住友カード株式会社 |
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所在地 |
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設立 | 1967年12月26日 |
カード会員数 | 2,3490,000人 (2015年3月末日) |
貸金業者登録番号 | 近畿財務局長(13)第00209号 |
カードの紛失・盗難時問い合わせ番号 | - |