FXは移動平均線だけで勝つ!?3種類の移動平均線を使いこなすコツを解説
相場のトレンドを分析するインジケーターは数多くありますが、移動平均線の理論を元にされたものや組み込まれているものも多く、移動平均線はチャートを分析する上で誰もが1番最初にマスターすべき指標だと言えます。
そもそもFXは国際的なニュースの影響を受けるとはいえ、株価とは異なり業績や事業内容を考慮して相場を分析する必要性がありません。それゆえに分析ツールを駆使してトレンド分析し、エントリーのタイミングを測っていくことが勝利の鉄則です。
移動平均線さえ抑えておけば基本的なトレンド転換や強気・弱気の傾向が分かります。さらに長期・中期・短期とチャートにおけるスパンの長さも選択できるので、トレードスタイルに合わせて好きな期間を表示できるのも魅力です。移動平均線を理解していれば、他の複雑なインジケーターを無闇に扱うより余程近道だと言えるくらい身近なツールと言えるでしょう。
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移動平均線の種類と活用方
移動平均線といっても、1種類ではなく実は大まかに3種類に分類することができます。単純移動平均線、加重移動平均線、指数平滑移動平均線の3種類があり、それぞれを導き出す計算方式も異なるので用途によって使い分けることができます。以下でその特性をデメリットも踏まえつつ見ていきましょう。
単純移動平均線は一定期間を対象にして算出されたものです。大きなトレンドの方向性を一目で掴むことができますが、過去の一定期間の価格の平均値を表示していますので、トレンドを形成中ではチャート形成が遅れがちになるというデメリットがあります。単純移動平均線を使う際は、日足、週足、月足といった表示設定を行い、どれくらいのスパンでチャートを見るか設定をする必要があります。
次に、加重移動平均線ですが、こちらは先程の単純移動平均線の弱点を補うために編み出されました。直近の価格にウェイトをかける計算方式により成り立ち、タイムラグをより縮めたチャートを表示させることができます。直近の変動に対して敏感に反応する移動平均線と言えるでしょう。特定の期間を計算対象にするという点においては、単純移動平均線と基本的には同様の性質を持ちます。しかし、「だまし」の売買にも反応してしまうため、引っかからないよう注意が必要です。
最後に指数平滑移動平均線ですが、こちらは加重移動平均線よりも計算上過去のデータも累積されているため、チャートへと反応が最も速い移動平均線となります。こちらは反応が早すぎるゆえに、短期線と中期線のクロス前よりも線が上下してしまうため売買サインが見つけにくい性質があります。
移動平均線だけで勝つには?
全ての移動平均線を表示させてしまうと線が重なり合い、かなり見づらくなってしまうので、どの種類にするか、どのくらいの期間設定にするか取捨選択しなければなりません。
基本的にゴールデンクロス・デッドクロスは売買サインの大きな目印の一つなので、2〜3本は常時選択することがスタンダードです。単純移動平均線を使用し、期間も長期・中期・短期と分けることは多くのトレーダーの使う手法なので、それだけクロスのタイミングには同時に取り引きが行われやすくなります。
ちなみに期間は20・50・100や25・75・200といった刻み方が一般的な組み合わせです。この短・中・長期線は設定によって変えられるので「どの数値が適切か?」と迷う方も多いでしょう。この部分の期間設定はトレンドに従う順張りでいくか、トレンドに逆らい注文を入れる逆張りでいくかというスタイルによっても細かく変わるので、どのトレード戦法でいくのか明確にしてから設定を考えることをおすすめします。
そして、単純移動平均線よりも加重移動平均線や指数平滑移動平均線の方が使いやすいというトレーダーの方もいらっしゃいます。相場の展開速度も緩急がありますので、それぞれの移動平均線の特性によって得意・不得意とする一面は出てきます。値動きが激しい相場では移動平均線はどうしても扱いづらい部分が確かにあります。しかしほとんどをレンジ相場が占めるので、結局移動平均線そのものは最も普段使いしやすいインジケーターと言えるでしょう。
まとめ
最近ではFXだけでなく、iDeCoやつみたてNISAなどへの利用者が増えていることから様々な方が投資へ関心を持っています。日々為替の値動きを意識するデイトレーダーとは違い、いわゆるほったらかし投資をする方にも移動平均線のインジケーターは使われており、その手法は幅広い投資家に活用されています。
しかし、移動平均線にも弱点はあります。やはり一定期間から平均して数値を算出しているのでリアルタイムの値動きに対してチャートにタイムラグが生じてしまうこと。さらにだましも表示させてしまったり、唐突な相場の変動には予想できなかったりとどのインジケーターにも共通する弱みはあります。
とはいえ移動平均線は期間の設定ができることと、なるべく直近の値動きを反映する移動平均線もあるので表示方法を工夫することで日々のトレードでは大変有効的に活用することができます。
特に移動平均線のゴールデンクロスとデッドクロスは多くのトレーダーが注目している売買サインです。FXは世界情勢だけでなく投資家心理も働いている部分もありますので、ライバルの見ている指標やサインも意識しておけばより有利なトレードに繋がります。移動平均線は単純なインジケーターゆえに使い方も実は様々な奥深いツールです。ご自身の目的や売買頻度などトレードスタイルに合わせて、試行錯誤しながら表示方法を追求していきましょう。
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