一目均衡表は最強!?勝てる相場を見つける活用方法を解説
一目均衡表とは、細田悟一という日本人が7年もの年月をかけ、のべ2000人のスタッフと共に開発したテクニカル指標です。長い歳月をかけて編み出された指標は今や日本にとどまらず世界中のトレーダーにも使われており、その名の通り一目見て判断しやすいチャートが最大の特徴といえます。
ローソク足と5本の線から構成されるこの表は、線と線の交差やローソク足との位置関係から分析していきます。時間論・波動論・値幅観測論の3代理論を元に構成されており、つまり相場によって変動するチャートの形からそれぞれ理論を見出すことができるのです。
重要な売買のサインや、チャートから今後の展開のシナリオを予想することができ、トレードにおいて見通しの戦略が立てやすいインジケーターとなっております。一目均衡表が他のインジケーターと異なる点は相場の変化が起きる「時期」を推測できるという点でしょう。トレーダーは表をもとに将来的な展開を予想できるため、エントリーから出口戦略までストーリーを立てておくことが可能になるのです。
ちなみに一目均衡表の大まかな構成としては、ローソク足の他に表示される5本の線にはそれぞれ基準線、転換線、遅行線、先行スパン1、先行スパン2という名称が付いています。中でも基準線が重要な役割りを果たし、基本的には移動平均線と同じ使い方になります。
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一目均衡表の見方・使い方
5本線のうち基準線がメインです。移動平均線とほぼ同様の使い方で、ローソク足がこの基準線の上側にあれば強い相場、下側にあれば弱い相場と判断できます。
また、転換線と基準線でゴールデンクロス・デッドクロスを形成するので、買いシグナルと売りシグナルはこの2本の交差に注目しましょう。
更に強いシグナルを裏付けるのが遅行線です。遅行線は「売り」か「買い」かのタイミングを計ります。遅行線がローソク足を上回れば買いシグナル、下回った場合を売りシグナルが出ていると判断します。
そして、最後は先行スパン1、2と呼ばれる指標です。この2本は「雲」と呼ばれる帯を形成し、ローソク足がこの帯の上下のどちらにあるかで相場の動向をチェックすることができます。ローソク足が雲を抜けると好転、逆に潜り込んで下に行くと下落の逆転サインだとされています。
このように一目均衡表にはトレンド転換にいくつもの根拠があるため、それをもとに判断できるのも強みだと言えるでしょう。
一目均衡表の雲とは何か?
一目均衡表を用いるトレーダーはよく「雲を抜ける」といった言葉をしばしば耳にします。この雲というのは一目均衡表を扱う上でも重要なキーワード。雲と言われる部分は、5本線のうち先行スパン1と先行スパン2の2本の間のことを指しています。ローソク足がこの雲より上にあるか下にあるか判断すればよいので、極めて簡単な転換のサインと言えるでしょう。そして、この雲と呼ばれる空間が厚ければ厚いほど上にも下にも突き抜けにくくなってしまいます。このパターンに陥ると相場の反転が難しいとされており、レンジ相場となる展開も出てくるでしょう。
また雲にはしばしば「ねじれ」が生じます。これは2本の線が平行するような位置関係から互いに近付き、交差した状態を意味しています。チャートを眺めると雲はしばしばこのねじれを何度か起こしています。一般的にねじれとは価格が変化しやすいポイントとも言われているので、雲の見方もしっかり理解しておくと良いでしょう。
一目均衡表の弱点はあるのか
一目均衡表は何といっても時間を主体として表示されているインジケーターです。多くのテクニカル指標をもとにしたチャートは値動きなど価格に焦点をあてた表示になっており、この値まで動くだろう、と予想を立てる目安には役立ちます。なので一目均衡表を使いこなすためには、そうした特徴を理解して「いつ頃にどのような値動きが予想されるか」ということを念頭においてトレードに臨むことがキーポイントといえます。
そんな一目均衡表ですが、弱点は何かと言われるとやはり世界情勢を受けた相場の変動です。どのインジケーターにもいえますが、為替の値動きに影響を与える国際ニュースは様々です。
サプライズニュースも多く、中には発表と同時に為替に大きく影響を与えることもしばしばあります。他にも地域間同士の紛争など、相場に関わる経済ニュースは多種多様に渡りチャートからは予想できません。やはりこの分野はグローバルな視点で事前に判断するしかないでしょう。
また、一目均衡表は「買い方と売り方の均衡が崩れた方向に相場は大きく動く」という考えに基づいています。しかし相場にはいわゆる「だまし」も多く、大口の買い注文や売り注文は大手のファンドが関わっている場合も。意図的にバランスが偏っている場合には、やはり一目均衡表の特性を活かすことは難しいと言えます。
まとめ
一目均衡表は最強と言われ、その見やすさと分かりやすさは群を抜いています。テクニカル指標を元にしたインジケーターはたくさんの種類がありますが、問題はチャート上に表示させられる数はどうしても限られてしまうことです。指標を何本も表示させると重なり合って見づらくなり、トレードに支障が出てしまいます。
しかし、一目均衡表ならテクニカル指標のいいとこどりともいえます。それぞれに性質の違う線が表示され、しかもその相関関係から値動きを予測できるので、まさに一目均衡表はインジケーターの中でも最強の手法と評価されるのです。
また時間軸で考察できるのも大きなポイント。現在の値動きが未来的にどのように展開するか、それを知ることで無闇なエントリーやロスカットを減らすことへと繋がります。適切なエントリーポイントを見つけるだけでなく、未来的なチャートも予想を立てることができれば、トレードのパフォーマンス性もより一層向上するでしょう。
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