デモ口座で取引できるおすすめFX会社を徹底比較!取引に慣れたい、取引スタイルを確立したい人はデモから始めよう
FXは資産運用の中でもレバレッジを利かせて取引を行うことができるので、他の投資と比較して小資金から行うことが可能です。しかし、FXを始めたい、FXをやってみたいという人にとって、いきなり資金を投入して取引をするのは少しハードルが高いと感じるかもしれません。
投資や資産運用の経験がある人にとっては問題のないハードルでも、FXなどの投資をやったことない初心者にとっては少し難しいのは事実です。実は、初心者やいきなり資金を使って取引をするのをためらってしまう人向けに、ほとんどのFX業者では「デモ口座」を用意しています。
デモ口座とは、実際の資金を利用せずに架空のお金で取引を体験できる口座のことです。いきなり資金投入は不安と感じる人にとって、デモ口座はうってつけであり、まずはデモ口座でのトレードの練習することをおすすめします。
今回の記事では、FXを始めてみたいけど「まずはデモ口座から」という人に向けて、デモ口座に対応しているFX業者とデモ口座の特徴について解説していきます。
無期限でデモ口座を利用できるおすすめFX会社はコレだ!
手数料 | 通貨ペア数 | 最小取引単位 |
---|---|---|
無料 | 34 | 1000 |
スプレッド | ||
ドル円 | ユーロドル | ポンド円 |
0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 |
なお、デモ口座でMT4を使いたい人はこちらの記事ではなく、以下の関連記事をご覧ください。
目次
デモ口座対応会社一覧表
日本国内の多くのFX業者ではデモ口座に対応しており「無料」でデモ口座を開設することができます。無料で利用ができるので各社のデモ口座をそれぞれ開設して、使い勝手が良さそうなFX業者を見極めていくのも一つの手です。次項が代表的なデモ口座対応会社の一覧になります。
独自取引システム提供業者のデモ口座
FX業者名 | 有効期間 | スマホ対応 | 主な使えないツール |
---|---|---|---|
DMM FX | 90日 | ○ | プレミアムチャート |
GMOクリック証券 | 1か月 | ○ | なし |
みんなのFX | 無期限 | × | なし |
外為オンライン | 無期限 (1か月利用がない場合はデモ口座抹消) |
○ | なし |
FXブロードネット | 無期限 | ○ | なし |
ヒロセ通商 | 90日 | ○ | なし |
サクソバンク証券 | 20日 | ○ | MT4口座 |
GMO外貨 | 30日 | ○ | なし |
有効期間は各FX業者によりまちまちです。無期限のところもあれば1か月程度しかない業者もあります。また、ほぼ全てのツールを使える業者もあれば、一部ツールが制限されているFX業者も存在することが分かります。
デモ口座はリアル口座を開設する前の「動作確認」や「練習」「検証」が主となるので、一般的には有効期限が長めの業者を選んだ方が良いでしょう。
どのデモ口座も特に違いはありませんので、もしも特に目当てのFX会社がなければ、期限で比較して申し込めば良いでしょう。みんなのFX、外為オンライン、FXブロードネットなら、無期限で使えるので満足するまでデモトレードを行うことができます。また、FXブロードネットはトラッキングトレード(自動売買)もデモで使えるので、自動売買に興味がある人には強くおすすめします。
また、「いろいろな取引手法を試してみたい」という目的をお持ちなら、GMOクリック証券をおすすめします。この会社は取引ツールが他社と比較しても豊富に揃っています。そのため、多様な取引手法、分析方法を試してみることができます。
デモ口座の特徴、実際の口座との違いなど
デモ口座は、初心者にとって、FXの最初の一歩として非常におすすめできます。しかし、デモ口座を開設する前に、デモ口座の特徴についてさらに把握しておく必要があります。ここでは、メリット・デメリットに分けて解説していきます。
デモ口座のメリット
私が考えるデモ口座のメリットは以下になります。
- 架空のお金のため、資金を気にせずにトレードの練習ができる
- 手法の正確性を検証できる
- 取引ツールのクセや使い方を練習することができる
デモ口座の最大のメリットは、資金を気にせずにトレードを行うことができるという点です。初心者にとって資金を使わなければならないのは、最も気が引ける部分であるため、デモ口座を利用することによってトレードの感覚を養うことができる。
また、デモ口座で手法の正確性を検証できることもメリットの一つです。現在行っている取引手法の検証もそうですが、例えば、新手法を試したいときなどにデモ口座はおすすめできます。現在の手法でリアル口座で取引を行っていたとしても、デモ口座であればリアル口座に影響を出さずに新手法を検証することが可能になるからです。
最後に、デモ口座を利用することにより、ツールの使いやすさを把握することができる点がメリットになります。FX業者によっては、取引ツールが豊富に用意されています。
例えば、GMOクリック証券では、PC・スマホ合わせて6個もの取引ツールが用意されていたり、FXブロードネットでは「トラッキングトレード」という自動売買をデモ口座で取引することができます。口座開設する前に取引ツールの使いやすさ、動作などをデモ口座で確認できるのは非常にありがたいです。
デモ口座のデメリット
一方で、デモ口座にもデメリットが存在します。リアル口座と比較した際のデメリットは以下の3つになります。
- スプレッドが違う
- 約定力が違う
- 実際に利益を得た、損をした感覚を養うことができない
まず、デモ口座はデモ用のサーバーに接続されるので、リアル口座と違うスプレッドが表示されます。デモ口座ではスプレッドが狭かったとしても、リアル口座を見た際にスプレッドが広がっている可能性もあります。
特に大きな価格変動が発生した際にリアル口座のスプレッドは必ずと言って良いほど広がるので、デモ口座のスプレッドは当てにはならないということを覚えておきましょう。
次に、先ほどのスプレッドと被りますが、リアル口座とデモ口座では約定力が違います。その理由は、実際の注文がデモ口座に入っていないからです。実際の相場では世界中の投資家が参加するので、同時期に大量の注文が入ると注文が通りにくくなります。
FX業者により約定力は違いますが、デモ口座ではFX業者の約定力の良し悪しを判断することが難しいのが実情です。
最後に、メンタル面についてです。デモ口座ではいくら勝ってもいくら負けても「架空のお金」です。デモ口座だと実際の資金を投入せずにできてしまうため、負けたとしても痛くも痒くもなく、資金管理の大切さを学ぶことができません。
デモ口座では成績が良い人でも、リアル口座になった途端に成績が悪くなる人がいますが、「お金のプレッシャー」がデモ口座とリアル口座で違うため、成績に違いが出てきます。デモ口座では決してメンタルは作ることができません。デモ口座で、ある程度トレードを練習することができたら、リアル口座でトレードを練習してメンタル面を鍛えるフェーズにいきましょう。
よくある質問
デモ口座を検討している人から良くいただく質問をまとめてみました。
口座開設しなくてもデモ口座を使える?
基本的にデモ口座を提供しているFX業者のデモ口座を開設する必要があります。基本は実名での登録が必要になり、併せて本人確認書類なども必要になるケースが多いです。
無料で使える?
デモ口座開設にあたって、手数料や入金の必要はなく、完全無料で利用できます。
デモ口座に有効期限はあるの?
期限の有無についてデモ口座によって違います。基本は短くて1か月ほどから利用することができ、FX業者により無期限で利用することも可能になります。
土日もトレードできる?
FXの市場は月曜早朝~土曜早朝までとなっているので、いくらデモ口座といえど土日はトレードすることができません。ただし、ヒロセ通商のみ土日でもデモ口座の利用が可能です。その際は、土日用の仮想レートが適用されます。
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スマホでも可能?
基本的にはスマホで取引可能です。FX業者によっては、リアル口座用のアプリとデモ口座用のアプリを分けている業者もあります。