
MT4対応のおすすめVPSを比較!FX自動売買に適した選び方をプロトレーダーが解説
更新年月日 : 2022/06/22
MT4を使って自動売買を行う場合、PCをつけっぱなしにしなくてはいけません。しかしVPS(Virtual Private Server)と呼ばれる仮想サーバーを用意しすることで、PCの電源をオフにしても24時間自動売買プログラムを稼働させることが可能になります。また、スマホからでもVPSにアクセスすればMT4を触れるというメリットもあります。
この記事ではFX自動売買でVPSを検討している人向けに、VPSの選び方のコツとおすすめVPS業者を解説していきます。
目次
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VPS業者を選ぶ4つのポイント
VPSには種類のVPSが存在しており、サーバーの種類や価格、メモリなど総合的に見て判断する必要があります。それぞれ説明していきます。
サーバーの種類はWindows Server一択
画像引用元:FX専用VPS【国内最安値クラス】VPSならお名前.com デスクトップクラウド(2022年06月22日取得)
まずサーバーの種類は、自動売買EAを利用する場合は必ず「Windows OSが搭載されているVPS」を選択しましょう。実はVPSには種類がたくさんあり、Linux OSが搭載されているVPSもあったり、プランによっては「VPS」とだけ表示されているものもあります。
大事なのは、WindowsOSが搭載されているVPSである、ということです。あくまでもMT4はWindowsに対応しているソフトということを忘れてはなりません。自動売買EAを稼働させるためにはWindowsのVPS(クラウド上のデスクトップ)が必要になるため、契約前に必ず確認することを忘れないようにしましょう。
また、Windows Serverも年式があります。現在使われているのは、2008・2012・2016・2019・2022の5種類で、2008はほとんど使われなくなってきています。2022が最も新しいのですが、2019でも十分速度が早いため、できれば2019を利用したいところですが、VPS業者によっては2019を提供していなかったり、あったとしても料金体系が変わってくる業者もあるので、料金体系をしっかりと把握しましょう。
MT4稼働数が少ない場合は1GBメモリで十分
次に価格とメモリについてです。メモリはCPUが処理を実行するための作業スペースのことで、メモリ容量が多いほど同時に立ち上げ可能なソフトも多くなります。多くの国内VPS業者では1GBメモリを最低スペックにしていて、メモリ容量が多いほど価格が上昇していきます。
そのため、あなたがMT4をどれだけ稼働させるかによってメモリ数を決めると良いでしょう。私が基準としているメモリとMT4稼働数は以下の通りです。
- MT4同時立ち上げ3つまで→1GBメモリ
- MT4同時立ち上げ6つまで→2GBメモリ
私は1GBあたりMT4を3つまでとしています。それ以上動かすとメモリが80%近く(まれに100%近くなることも)なり、固まることが何度もあったからです。それでも固まるときもあるので、自動売買が動かない土日などにたまに再起動することをおすすめします。ちなみに1GBメモリのVPSでMT4を2個稼働した場合の使用メモリは約60%でした。
多くのチャートに自動売買EAを稼働させる場合、この基準よりも稼働できるMT4が少なくなりますが、実際にMT4を稼働させてみてメモリ使用量が逼迫していないかチェックしましょう。
HDDよりもSSD
ほとんどのVPS業者がSSDのみで提供しています。しかしABLENETのように、HDDも選択できることがあります。
HDDの方が保存できる容量が多くそれでいてSSDよりも安いのですが、その代わりSSDよりも動作スピードが劣ります。そもそもMT4を動かすのが目的なら大容量である必要はないでしょう。少しでもケチりたいというのでなければSSDを選んだ方が賢明です。
利用期間に合わせて契約期間を考えよう
各VPS業者も、お得なキャンペーンを開催しています。しかしこのキャンペーンは初回の契約期間のみで、更新後には正規料金になってしまうのでご注意ください。
長期間使うことが初めからわかっているのなら、1年払いなど長期間の契約をすることでよりたくさん割引を受けることができます。各VPS業者によって詳細が異なるので、後ほど各業者を紹介する際に説明します。
MT4対応おすすめVPSを3社を比較
続いてVPS業者の中からおすすめできる3業者+1の契約プランと料金をまとめたので紹介します。
VPS業者名 | メモリタイプ | 初期費用(税込) | 初回1か月払いの 月額料金(税込) |
更新後1か月払いの 月額料金(税込) |
特徴 |
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お名前.com デスクトップクラウド for MT4 | 1.5GB〜 | 無料 | 990円〜 | 2,310円〜 |
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Conoha for Windows Server(Conoha) | 1GB~ | 無料 | 1,100円〜 | 1,100円〜 |
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ABLENET | 2GB~ | 無料 | 1,540円〜 | 2,179円〜 |
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使えるねっと | 2GB~ | 2,200円 | 3,278円〜 | 3,278円〜 |
|
使えるねっとに関しては最低2GBのプランからとなります。また初期費用が発生するのと、他社のようなキャンペーンもありません。選択肢からは外しても良いでしょう。
残りの3社でどのような特徴があるのかを比較して紹介していきます。
お名前.com デスクトップクラウド for MT4:コストパフォーマンスはベスト
画像引用元:FX専用VPS【国内最安値クラス】VPSならお名前.com デスクトップクラウド(2022年6月22日取得)
ドメイン取得でおなじみのお名前.comでは、「お名前.com デスクトップクラウドfor MT4」というVPSサービスを提供しています。
お名前.com デスクトップクラウドfor MT4の強みは「信頼性」であると言えます。実際にお名前.com デスクトップクラウドfor MT4は、FX自動売買系のVPSの中でも最も多いアカウント数を誇っており、自動売買EAユーザーのほとんどが利用しているのは信頼性が高い証拠です。
そしてなによりお名前.com デスクトップクラウド for MT4はMT4に特化したVPSで、MT4がプリインストールされていることに加えて、余分なアプリがなく動作が軽いというメリットがあります。さらにWindows Server 2019にも対応しているので、動作はサクサクです。
画像引用元:FX専用VPS【国内最安値クラス】VPSならお名前.com デスクトップクラウド(2022年06月22日取得)
料金プランはメモリ別に1.5GB・2.5GB・4GB・8GBに分かれていて、さらに契約期間が1ヶ月契約・6ヶ月契約・12ヶ月契約・24ヶ月契約・36ヶ月契約から選択できます。
いずれのプランも初月無料です。さらに1ヶ月契約なら初月は割引料金が適用されます。
管理画面も他社より使いやすく、初めてVPSを利用する人でも使いやすいかと思います。料金こそ、次に紹介するConohaの方が安いのですが(ただしメモリは1GBにダウン)、まずはFX専用VPSのお名前.com デスクトップクラウドfor MT4を使ってみることをおすすめします。
Conoha for Windows Server:1GBプラン979円(税込)で激安!お試しに最適
画像引用元:WEB広告限定キャンペーン| Windows VPSならConoHa(2022年06月22日取得)
Conoha for Windows Server(Conoha)は比較的新しいVPS業者です。実は前述のお名前.comと同じく大手のGMOインターネットが運営しています。ConohaのWindows VPSを推す理由はとにかく価格です。
画像引用元:WEB広告限定キャンペーン| Windows VPSならConoHa(2022年06月22日取得)
Conohaの料金設定が他社よりも格安に設定されている点であり、1GBプランをなんと1,100円(税込)で利用できます。キャンペーンではなく正規料金が1,100円(税込)なので格安と言えるでしょう。
画像引用元:WEB広告限定キャンペーン| Windows VPSならConoHa(2022年06月22日取得)
さらに3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月・24ヶ月・36ヶ月のいずれかの契約期間を選ぶと、月額料金が最大11%オフになります。例えば1GBプランの36ヶ月契約なら月額979円(税込)と超格安料金になります。ただし途中解約ができなくなるので、プラン選びの際は慎重に行いましょう。
逆に、「とりあえずお試しで使ってみたい」というニーズに合わせて、利用時間に合わせた従量制も取り入れています。1GBプランなら1時間あたり2.3円で使うことができます。また、新規契約キャンペーンによって最大700円分のクーポンももらうことができ、今なら最大7日間は無料で使うことができます。
ABLENET:レイテンシが高くスキャルピングEAにおすすめ
画像引用元:《公式》ABLENET® VPS|レンタルサーバー(2020年6月23日取得)
ABLENET(エイブルネット)は20年以上サーバーホスティングを行っている老舗であるケイアンドケイコーポレーションが運営しています。以前までは公式サイトの案内表示が分かりづらかったのですが、最近刷新されて見やすくなりました。
ABLENETの強みは「回線速度」にあります。他社の場合は100Mbpsがほとんどですが、ABLENETでは200Mbpsの高速回線を敷いています。相場は刻々と変化するため「レイテンシ」と呼ばれるデータが転送される間に生じる遅延はFXでは命取りとされています。このレイテンシを抑えるためには、高速回線が必要になるので、高速回線にこだわりたい人はABLENETがおすすめです。
料金は先の2社と比較すると少し高く、1GBプランの1ヶ月契約なら通常2,179円(税込)、現在キャンペーン中で更新までは1,375円(税込)で契約することができます。
画像引用元:ご利用料金|ABLENET® 仮想デスクトップ・VPSプラン(2022年106月22日取得)
Win1とWin2のプランでは最新のWindowsServer2022を利用可能です。
ABLENETではVPSを「10日間無料お試し」をすることが可能です。もちろん一度限りのお試しになってしまいますが、実際の動きを見て試せることができるのはABLENETのみと言えるでしょう。
VPS業者名 | メモリタイプ | 初期費用(税込) | 初回1か月払いの 月額料金(税込) |
更新後1か月払いの 月額料金(税込) |
特徴 |
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お名前.com デスクトップクラウド for MT4 | 1.5GB〜 | 無料 | 990円〜 | 2,310円〜 |
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Conoha for Windows Server(Conoha) | 1GB~ | 無料 | 1,100円〜 | 1,100円〜 |
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ABLENET | 2GB~ | 無料 | 1,540円〜 | 2,179円〜 |
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使えるねっと | 2GB~ | 2,200円 | 3,278円〜 | 3,278円〜 |
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会社名 | USDJPY | EURUSD | EURJPY | GBPJPY | AUDJPY |
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0.0※ | 0.1※ | 0.1※ | 0.0※ | 0.0※ |
![]() FXTF |
0.1 | 0.2 | 0.3 | 0.6 | 0.4 |
![]() SBI FXトレード |
0.19〜7.80 | 0.38~12.80 | 0.40~15.80 | 0.90~18.80 | 0.58~12.80 |
※:時間や取引量の条件あり。詳しくはこちら
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