ロスカット率で比較！ロスカットされにくいFX会社はおすすめ？

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ロスカット率で比較！ロスカットされにくいFX会社はおすすめ？

作成年月日 : 2022/08/22

ポジションが強制的に決済されるロスカットですが、実はFX会社によって基準値は異なっているのです。証拠金に対して損失が大きくなれば、本来もう少しポジションとして保有しておきたかったのにいつの間にか勝手に決済されてしまいます。これはトレーダーにとっても思わぬ損失で、それまでは1日ごとにスワップポイントも受け取っていたのに急に損切りされるようなものです。

証拠金を潤沢に入れておいておけばある程度は避けられますが、少額取引から練習を積んでいたビギナーの方や、レバレッジを大きく掛けていたトレーダーの方などはすぐにポジションがなくなってしまいます。ロスカット率はパーセンテージで表されますが、この数値が高いほど早くロスカットされ低いほどロスカットされにくくなります。

みんなのFXやLINE FXなどは証拠金維持率100％未満となればロスカットとなりますが、他にも証拠金維持率20％～95％未満で設定されている会社もあります。メジャーどころでもこのようにバラつきがあるため、少額投資の方は50%以下くらいのルールを持つ所の方がロスカットされにくく、少ない資金でもトレードしやすいでしょう。しかし、損失が膨んだ場合いざロスカットされると、資金が一気に減ってしまうという難点も挙げられます。

ロスカットルールはどのような基準から選ぶべきか

ロスカットルールを記載する際、業者によっては「証拠金維持率」と書いてあるところもあったり「証拠金使用率」と書いてあるところもあります。ニュアンスはほぼ同じで、これは預け入れた証拠金の何％を使ってトレードしているかという数字を示しています。

多くの会社が維持率が100％を切ったら強制ロスカットされる仕様となっていますが、この計算方法が少しややこしいためご自身のトレードする金額を意識しながら理解しておく必要があります。特に自分の持っているポジションの数値が、あとどれくらい下がったらロスカットされる数値まで達してしまうのか、いざトレードしていてもこれはなかなかイメージしにくいと思います。

自動ロスカットされる数値は（純資産額 – ロスカット基準額） ÷ 建玉数量 = ロスカットされるレートとなっています。いちいち計算するのが大変であったり、日常的にチャートを見れないためうっかりロスカットされていたり、ということが不安な方は、メールやLINE等でアラート通知が設定できるところもあります。

普段のエントリーチャンスのみならず、こういったこともアラート設定しておけばいざという時事前に対処することが可能でしょう。

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ロスカットルールで苦しまないために

国内FXはロスカットルールの導入が必要ですが、海外FXはロスカットルールがないゼロカットシステムを導入している業者を検討してみるのも一つの手段です。しかし、ハイレバレッジが当たり前な海外FXはリスクもグンと高くなるため、ご自身のトレードスタイルや資金に合わせて選択しましょう。

また、国内FXにてトレードする際強制ロスカットを避ける手段としては、土日にポジションをなるべく持ち越さないことが大切です。取引ができない週末にポジションを持っていると、土日の間に急な為替相場に変動があった場合対処することができません。

今は世界情勢が不安定なこともあり、急変動に巻き込まれてしまうと思った以上の損失を被ってしまう可能性があります。他にも強制ロスカットの前にご自身のルールで損切りを素早く行うことも重要です。このご自身による損切りが難しく、FXをやる上では負けを最小限に留めるという考えが結果を左右します。ロスカットルールに振り回されてしまう前に、ある程度まとまった資金を口座に入れておくなど対策をしておきましょう。

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まとめ

ロスカットされると、含み損からまた上がるのを待っていたかったのに強制的に損失を作られてしまうので理不尽なシステムに思うかもしれません。しかし、ロスカットがなければ為替レートがポジションの反対方向に進み続けた場合、預け入れた証拠金の全てを失ってしまうことになってしまいます。ロスカットという機能は、そもそも投資家の資産を保護するという目的によって各FX会社に義務付けられている制度です。

そのロスカットルールに振り回されてしまわないために、こまめなポジションチェックやファンタメンタルズ分析、口座の資金にある程度ゆとりを持たせておくなどの対策を取っておきましょう。ロスカット数値に近付いてくと知らせてくれる、アラート設定をしておくことも大切です。

大体のFX会社が証拠金維持率100％未満でロスカットしるようシステムを導入しているため、数万円から取引スタートする方も5万円ほどは口座に入れておくようにしましょう。今は円安ですが、今後円高に向かっていくという可能性も十分あります。スワップポイントの変化には充分気をつけて、世界的な情勢にも目を向けてトレードしていくことが大切です。

FX会社のロスカット基準比較
会社名	ロスカット基準
GMOクリック証券	証拠金維持率が50％未満となった場合
FXTF	証拠金維持率50％を割り込んだ場合
楽天FX	証拠金維持率が50％を割り込んだ場合
GMO外貨	証拠金維持率が50％以下となった場合
DMM FX	証拠金維持率が50％以下となった場合
SBI FXトレード	証拠金維持率が50％以下となった場合
FXプライムbyGMO「選べる外貨」	証拠金維持率が80％を割り込んだ場合
みんなのFX	証拠金維持率100％を割り込んだ場合
ヒロセ通商「LION FX」	有効比が100％を下回った場合
JFX「MATRIX TRADER」	有効比率が100％を割り込んだ場合
サクソバンク証券	有効比率が100％を割り込んだ場合
外為ファイネスト	証拠金維持率が100％になった時点、またはそれを下回った時点

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