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ビューゴールドプラスカード

ビュースイカカードと比較して特典が豊富に。Suicaチャージに関しては変わらないので評価が難しいところ

ビューゴールドプラスカード
発行会社 株式会社ビューカード
年会費(税込)11,000円
最短発行期間1週間 ポイント還元0.5~1.5%
付帯保険 海外旅行保険 国内旅行保険 ショッピング保険

キャンペーン実施中ゴールドカード家族カード発行ETCカード発行空港ラウンジ利用可、JCB、SuicaJRE POINT海外旅行保険付帯、国内旅行保険付帯、ショッピング保険付帯

キャンペーン情報

新規入会&条件クリアで最大27,000円相当のJRE POINTプレゼント

  1. 新規入会でもれなく11,000ポイント付与
  2. 家族カードへの同時入会で3,000ポイント付与
  3. モバイルSuica5万円を含め30万円以上のカード利用で10,000ポイントを付与
  4. 20代での新規入会で3,000ポイント付与

キャンペーン期日:2024/04/30

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ここがポイント

目次

空港ラウンジ無料利用や充実の旅行保険を求める人向けのゴールドビューカード

ビューゴールドプラスカードは「ビュー・スイカ」カードの上位カードです。Suicaへのオートチャージやポイント還元率については「ビュー・スイカ」カードと変わりませんが、特典が充実しています。

例を挙げると、入会時と年間のカード利用額次第で新幹線のグリーン車料金が2回分無料になるクーポン券などがもらえる、海外・国内旅行保険の補償額がアップ、国内外44箇所の空港ラウンジを無料利用できる、東京駅の会員限定ラウンジも無料利用できる、年間利用額に応じたボーナスポイントが高いなどがあります。したがってビューゴールドプラスカードがおすすめなのは「Suicaユーザーで、かつ空港ラウンジやJRのグリーン車を頻繁に利用する」という方になるでしょう。「単純にSuicaをチャージでポイントを貯めたり、オートチャージが使えたりすれば良い」という方は一般のビューカードで十分です。

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入会特典でグリーン車乗車券やギフトセットが必ずもらえる さらに条件次第で毎年もらえる

ビューゴールドプラスカードに入会すると、入会特典として下記9つの商品の中から1つプレゼントをもらえます。

1.新幹線・特急グリーン車利用券&普通列車グリーン車利用券(各2枚)コース
2.普通列車グリーン車利用券(10枚)コース
3.普通列車グリーン車利用券(6枚)&JR東日本新幹線車内販売コーヒー無料券(7枚)コース
4.東京ステーションホテル スイーツセット ペアご利用券コース
5.紀ノ国屋特選デリカテッセン詰合せコース
6.JR東日本東北総合サービス復興応援ギフトコース
7.ベックスコーヒーショップ&ベッカーズ コーヒーチケット(25枚)コース
8.ジェクサー・フィットネスクラブ施設ご利用券(レンタル付)(2枚)コース
9.「ビューゴールドラウンジ」ご利用券(3枚)コース

各特典の中で最もお得なのは1番のグリーン車利用券です。東京から仙台までを東北新幹線で移動する際にグリーン車利用券を使うと、通常よりも7,180円お得にグリーン車に乗れます。2枚あるので往復に利用すれば、14,360円もお得になります。なお、グリーン車利用券が使えるのはJR東日本が運営する車両に限られます。したがって、JR東海や西日本が運営する車両では使えません。お得ではありますが、使い手を選ぶ特典でしょう。

汎用的なのは紀ノ国屋特選デリカテッセン詰合せコースやJR東日本東北総合サービス復興応援ギフトコースでしょう。特典が届くのはカード入会から3ヶ月後となります。

また、ビューゴールドプラスカードの年間利用額が100万円以上になると、その年もこの特典を利用できます。条件クリアで申込はがきが送られてくるので、欲しい特典を記入して返送すると、再び特典をゲットできます。

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東京駅構内にあるビューゴールドラウンジを無料利用できる唯一のクレジットカード

東京駅八重洲中央口付近にはビューゴールドラウンジがあり、ソフトドリンクやお菓子を楽しみながら出発までの時間をゆったりと過ごせます。このラウンジを利用できるのはグランクラス利用者か、ビューゴールドプラスカード会員で、かつ東京駅発の当日の新幹線グリーン車・特急列車グリーン車利用者に限られます。他社のゴールドカードでは利用できないので、このカード特有のメリットと言えるでしょう。また、同伴者も名につき3,300円(税込)で利用できます。

ラウンジの営業時間は午前8時から午後6時までで、利用時間は出発予定時間の90分前からとなります(ラウンジ利用券で入場した場合は、90分間のみ利用可能)。また、東京駅到着時にはラウンジを利用できません。

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国内43+ハワイ・ダニエル・K・イノウエ国際空港のラウンジを無料利用

ビューゴールドプラスカードと当日の搭乗券(航空券)を提示すると、空港ラウンジを無料で利用できます。国内は新千歳から那覇まで、国内28空港の43箇所のラウンジが利用対象です。海外はハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港(旧称ハワイ・ホノルル国際航空)のラウンジのみ利用可能です。空港ラウンジ利用特典は他社のゴールドカードでもよくある特典ですが、その中でも国内外44箇所のラウンジに対応しているのは比較的多い方だと言えます。

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空港手荷物サービス優待

空港と自宅または指定場所間で、手荷物を宅配してくれるサービスを優待料金で利用できます。利用方法はビューゴールドプラスカードで料金を支払う、またはカードを提示の上現金で支払うだけです。

宅配サービス料金優待は、はQLライナーとABC空港宅配サービスの2つで適用されます。QLライナーは成田国際空港と自宅間で、片道or往復の通常料金から20%引き(関東・信越・北陸→成田なら片道2,060円を1,442円に)。ABC空港宅配サービスは、自宅から羽田空港(国際線ターミナル)・成田国際空港に送る場合は通常料金から15%引きで利用できます(羽田→東北・関東・信越・北陸・東海なら2,160円を1,836円に)。

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「ビュー・スイカ」カードと比較してボーナスポイントの付与レートがアップ

ビューゴールドプラスカードは、年間のカード利用額に応じてボーナスポイントが貯まります。条件金額を達成するとその翌月にボーナスポイントが付与されます。200万円を達成すると累計で4,200ポイントが貯まり、Suicaに還元すると10,200円相当となります。

年間カード利用額 ボーナスポイント数
70万円 1,500ポイント
100万円 2,000ポイント
150万円 3,000ポイント
200万円 4,000ポイント

「ビュー・スイカ」カードの場合は150万円が上限で、達成すると5,250円相当のポイントが貯まります。ビューゴールドプラスカードで150万円達成なら6,500円相当のポイントが貯まりますが、両カードを比較すると1,000円程度の差しかありません。200万円を越えれば大きく差がつくので、毎年200万円以上のカード決済を見込む方によりおすすめします。

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国内旅行保険の付帯条件が自動付帯となり、改札内の怪我を補償 海外旅行保険は補償額がアップ

ビューゴールドプラスカードの旅行保険は、「ビュー・スイカ」カードと比較して格段に充実しています。まず国内旅行保険に注目すると付帯条件が自動付帯になっています。「ビュー・スイカ」カードは利用付帯なので、カード決済した切符で改札内に入った場合に補償対象になりますが、ビューゴールドプラスカードの場合は事前の決済の有無に関係なく、改札内にいる場合は補償対象です。保険金を受け取れる怪我の例としては、改札内の階段で転倒し入院した場合や、改札内で通行人に因縁をつけられて怪我を負い、通院の必要が生じた場合等が挙げられます。

海外旅行保険の付帯条件は自動付帯で変わらずですが、傷害治療・疾病治療費用の補償金額が最高100万円と、「ビュー・スイカ」カードの2倍です。また、一般のビューカードでは補償されなかった賠償責任や携行品損害も補償対象です。

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ショッピング保険付帯で、購入から90日以内の商品が破損・盗難被害に遭った場合に補償

ビューゴールドプラスカードは、ビューカードが発行するクレジットカードの中で唯一ショッピング保険が付帯しています。これは、ビューゴールドプラスカードで購入した商品が購入日から90日以内に破損や盗難等によって損害を被った場合に、商品の購入料金か修理費を補償してくれる保険制度です。例えばカメラを落として破損させた場合などに補償を受けられます。ノートPCやスマホ、食料品などは対象外となりますが、現金で購入するよりも安心して商品を購入できるありがたい制度です。

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家族カードを1枚無料で発行できる 家族カードでもラウンジ特典や旅行保険が付帯

ビューゴールドプラスカードに入会すると、家族カードを追加発行できます。年会費は1枚目が無料で、以降は1枚3,300円(税込)です。家族カードでもビューゴールドプラスカードで使える特典の一部が使えます。例えば空港ラウンジやビューゴールドラウンジは家族カードでも利用対象ですし、旅行保険も付帯しています。また、家族カードで貯めたポイントは本会員と家族会員で合算されます。親や配偶者であれば発行できるため、家族での旅行などを考えているのであれば、発行しておいて損はないでしょう。

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ETCカードを無料で発行できる

多くのビューカードは、ETCカードを発行すると524円(税込)のETCカード年会費がかかります。一方、ビューゴールドプラスカードならETCカードの年会費が無料で発行できます。こちらも発行しておいて損はありません。

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Suica定期券を搭載できる

ビューゴールドプラスカードはSuica定期券としても利用可能です。定期券として使用するには、JR東日本駅内にある多機能券売機にて、ビューゴールドプラスカードで定期券を購入するだけです。定期機能がつくと、カード裏面に利用駅が印字されます。

購入できる定期券はSuicaエリアとPASMOエリア内の路線で、起点か終点の駅がJR東日本の駅である必要があります。例えばJR・新宿駅-東武・春日部駅といった路線であれば購入できます。私鉄のみの定期券は購入できません。また、一般のSuica定期券ではJR+私鉄+私鉄という3社にまたがる路線も購入できますが、ビューカードのSuica定期券の場合はJR+私鉄の2社までとなります。

ビューカードのSuica定期券に搭載できる私鉄一覧
伊豆箱根鉄道(大雄山線のみ)、江ノ島電鉄、小田急電鉄、関東鉄道、京王電鉄、京成電鉄、京浜急行電鉄、埼玉高速鉄道、埼玉新都市交通(ニューシャトル)、相模鉄道、首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)、新京成電鉄、西武鉄道、多摩都市モノレール、千葉都市モノレール、東京急行電鉄、東京地下鉄、東京都交通局、東京モノレール、東京臨海高速鉄道(りんかい線)、東武鉄道、東葉高速鉄道、箱根登山鉄道、北総鉄道、ゆりかもめ、横浜高速鉄道(みなとみらい線)、横浜市交通局、横浜シーサイドライン、伊豆急行、富士急行、仙台市交通局

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SuicaチャージやSuica定期券購入などで還元率1.5%

ビューゴールドプラスカードは「ビュー・スイカ」カードと同じく、買い物などにカードを使うと1,000円でJRE POINTが5ポイント貯まります。更に、JR東日本のみどりの窓口やびゅうプラザ、各種券売機、モバイルSuica等を通じて対象商品を購入したりSuicaにチャージしたりすると、1,000円で15ポイントが貯まります。JRE POINTは1ポイントで1円分としてSuicaに還元できるため、Suicaに1,000円チャージすると15円が戻ってくる計算になります。ポイント還元率で表すと1.5%です。

還元率1.5%対象商品まとめ
乗車券、特急券、回数券、特別企画乗車券、携帯電話等による「えきねっと」からのライナー券予約、定期券、Suica定期券、Suicaカード、ビューカードによるSuica入金(チャージ)、オートチャージ、モバイルSuica、またはSuicaアプリケーション(チャージ、オートチャージ、モバイルSuica特急券、モバイルSuica定期券、モバイルSuicaグリーン券)、JR東日本国内ツアー など

乗車券や特急券は、JR東日本の窓口での購入であればJR他社のものでも1.5%対象となります。例えばJR東海が運営している東海道新幹線も、JR東日本のみどりの窓口で購入した場合も還元率1.5%です。他にも、えきねっとでJR西日本の切符を購入した場合なども1.5%です(えきねっとで購入した場合、JR東日本の窓口で切符を受け取った場合に限られます)。もちろんえきねっとを利用するとえきねっとポイントが貯まるので、JRE POINTとの二重取りも可能です。

以上のように、SuicaへのチャージやSuica定期券購入だけでなく、JR東日本窓口にさえ行けば、全国のJR切符をお得に購入できるのが魅力です。

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貯めたポイントはSuicaに還元がおすすめ。ルミネ商品券交換ならさらに還元率アップ

カード利用で貯まったJRE POINTは、1ポイント→1円分としてSuicaに還元できます。気をつけたいのが、Suicaへの還元はネット上では行えない(モバイルSuica・iPhoneSuicaアプリを除く)点です。必ずJR東日本の各駅にあるATM「ビューアルッテ」で手続きする必要があります。ビューアルッテはほとんど関東圏の駅内にしかありませんが、他地域にもいくつかあります。

北海道
札幌駅 東コンコース南口
札幌駅 西改札外
新千歳空港駅改札外
函館駅西口
東京都
ビックカメラ赤坂見附駅店
紀ノ国屋インターナショナル
愛知県
ビックカメラ名古屋駅西店
福岡県
ビックカメラ天神 2号館

ポイントの使い道で最もおすすめなのはSuicaへの還元ですが、還元率にこだわるならルミネ商品券も良いでしょう。24,400ポイントで30,000円分のルミネ商品券と交換できます。Suica還元の場合は還元率1.5%ですが、ルミネ商品券交換の場合は1.84%であり、Suica還元よりも0.34%お得です。ルミネを利用する見込みがある方で、少しでもポイントをお得に利用したいのならルミネ商品券への交換も視野に入れましょう。

【関連記事】JRE POINTが貯まるクレジットカード、使い道、交換レート情報のまとめ

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Suicaオートチャージ設定で、いちいちチャージする手間を解消

ビューゴールドプラスカードはSuicaへのオートチャージが可能です。一度設定しておけば改札入場時に設定金額よりも残高が少ない時に、自動的にチャージしてくれる便利な機能です。これさえあれば改札で止められて恥ずかしい思いをすることもありません。オートチャージできるカードを探してビューカードへの入会を検討している方も多いと思います。

オートチャージ設定をするには、カード入会時に「オートチャージサービスを利用しますか?」の項目で「はい」を選んで申し込むだけ。これにより、改札入場時にビューカードのSuicaの残高が1,000円以下の場合に、3,000円が自動的にチャージされます。もちろんオートチャージでもJRE POINTが1,000円につき15ポイント貯まります。

なお、ビューカードのSuicaではなく、手持ちのSuicaにオートチャージしたい場合は、JR東日本駅構内にあるATMの「ビューアルッテ」を利用します。また、オートチャージを利用できるエリアは、SuicaとPASMOエリアです。例えば大阪や名古屋の改札ではSuicaで通行することは可能ですが、オートチャージは行われません。Suicaオートチャージに関する詳しい情報や注意事項は関連記事をご覧ください。

【関連記事】Suicaへのオートチャージでポイントが貯まるクレジットカード一覧

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モバイルSuica登録で利用料が当面無料

モバイルSuica利用の際に、登録するクレジットカードをビューゴールドプラスカードにすると、モバイルSuicaの年会費1,030円(税込)が当面無料になります。当面がいつまでなのかは不明ですが、少なくとも3年以上前から当面無料と言われ続けているため、今後もしばらくは続くのではないかと思われます。

モバイルSuicaのへのチャージでも還元率1.5%ですし、オートチャージ設定も可能です。なお、モバイルSuicaのエクスプレス予約機能で新幹線の切符を買ったとしても、エクスプレス予約はJR東海のサービスなので、ビューカードで購入してもショッピング利用時と同じく1,000円で5ポイントしか貯まりません

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iPhone向けSuicaアプリでもオートチャージできる Apple Payにも対応

iPhone用のSuicaアプリでも、ビューカードを登録するとオートチャージを利用でき、ポイントも貯まります。

また、Apple Payにも登録可能で、QUICPayとして利用できます。QUICPayの支払いでは通常のカード利用と同じように1,000円で5ポイント貯まります。Suica払いができる場合はビューカードからチャージしたSuicaで払った方がお得です。1,000円チャージで15ポイント貯まるからです。

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ビューカード会員限定特典で、提携施設を優待料金で利用できる

ビューカードには優待特典を受けられるお店や施設が30種類以上あります。例えばJRホテルグループでは、カード決済することで宿泊基本料金が10%がオフになります。カラオケ ビッグエコーではビューカードの提示で、「ルーム料金が一般料金から30%OFF」、もしくは「ドリンクバー付・飲み放題コースの会計総額から10%オフ」となります。

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結論:ビューゴールドプラスカードの評価は?

ビューゴールドプラスカードは、「ビュー・スイカ」カードと比較すると特典が豊富に付帯しており、年会費11,000円(税込)にしては豪華なクレジットカードだと思います。しかしビューカードへの入会を検討する方は、「Suicaをお得に利用したい」「オートチャージを利用したい」というニーズを持った方がほとんでしょう。Suicaチャージや定期券購入に関しては他のビューカードと全く同じなため、確かに豪華な特典があるものの利用者のニーズとは違う方向に特典が充実しているゴールドカード、という印象です。「東京駅ラウンジを利用したい!」「国内旅行保険の付帯条件が自動付帯じゃないと安心できない!」というこだわりがなければ、「ビュー・スイカ」カードビックカメラSuicaカードで十分でしょう。

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おすすめカード スマホ決済 ゴールドカード プラチナカード 学生カード ポイント