暮らしの達人 > クレジットカード > セゾンアメックスとアメックスの違いは?特典や種類を徹底比較

セゾンアメックスとアメックスの違いは?特典や種類を徹底比較

公開年月日 : 2018/08/31 更新年月日 : 2018/10/23

セゾンアメックスとアメックスカード

カード券面にローマ兵が描かれ格式高いデザインとして知られているのがアメリカン・エキスプレス(通称アメックス)のクレジットカードです。このアメックスのクレジットカードには大きく分けて2つのタイプがあることをご存知でしょうか。

ローマ兵デザインのアメックスのクレジットカードには、「セゾンアメックス」と「アメックス」の2つが流通しています。これらのクレジットカードは見た目こそ似ているのですが、カードスペックや特典内容には大きな違いがあります。

この記事ではセゾンアメックスとアメックスとにはどのような違いがあるのかを具体的にご紹介していきます。また、セゾンアメックスとアメックスを横並びで比較するだけではなく、それぞれが発行するクレジットカードもグレードの違いでどのような差があるのかを縦並びで比較していきます。

セゾンアメックスとアメックスの違い

まずはセゾンアメックスとアメックスのクレジットカードのカードスペック一覧表をご覧ください。なお、アメックスにもプラチナカードがありますが、招待制のカードなのでここでは割愛します。

セゾンアメックスとアメックスのスペック比較一覧表

項目 セゾンアメックス アメックス
カード名 セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
パール
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
ブルー
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
ゴールド
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
プラチナ
アメリカン・エキスプレス・カード
グリーン
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
ゴールド
年会費(税別) 初年度 無料 無料 1万円 2万円 1.2万円 2.9万円
翌年度以降 1,000円※1 3,000円 1万円 2万円 1.2万円 2.9万円
家族会員 無料 1,000円 1,000円 3,000円 6,000円 1.2万円※2
ETC 無料 無料 無料 無料 無料※3 無料※3
ポイント 名称 永久不滅ポイント メンバーシップ・リワード
還元率 0.5〜1.0% 0.75〜1.0% 0.5〜1.0% 0.3〜1.0%
最短発行期間 即日 即日 3営業日 3営業日 7営業日 7営業日
海外旅行保険
(金額は最高額)
付帯条件 自動付帯 自動付帯 自動付帯 利用付帯 自動付帯※4
死亡・後遺障害 3,000万円 5,000万円 1億円 5,000万円 1億円※5
傷害・疾病治療費用 300万円 300万円 300万円 100万円 300万円※6
賠償責任 3,000万円 3,000万円 5,000万円 3,000万円 4,000万円
携行品損害 30万円 30万円 50万円 30万円 50万円
救援者費用 200万円 200万円 300万円 200万円 300万円※6
渡航便遅延保険 なし なし あり あり なし あり
国内旅行保険
(金額は最高額)
付帯条件 利用付帯 利用付帯 利用付帯 利用付帯 利用付帯
死亡・後遺障害 3,000万円 5,000万円 5,000万円 5,000万円 5,000万円
傷害入院費用日額 5,000円/日 5,000円/日 5,000円/日
手術費用
傷害通院費用日額 3,000円/日 3,000円/日 3,000円/日
渡航便遅延保険 なし なし なし なし なし なし
ショッピング保険 補償額 100万円/年 200万円/年 300万円/年 500万円/年 500万円/年
補償期間 120日 120日 120日 90日 90日
自己負担額 1万円 1万円 1万円 1万円 1万円
空港ラウンジ なし なし 国内28空港+海外1空港 国内28空港+海外1空港 国内28空港+海外2空港 国内28空港+海外2空港
プライオリティパス × × 無料※7 無料 無料※7 無料※7

※1:1年間で1回でもカードを使えば、翌年度の年会費が無料になります。
※2:1名のみ無料になります。
※3:発行手数料が850円(税別)かかります。
※4:利用条件がついています。
※5:利用条件を満たさなかった場合は最高5,000万円です。
※6:利用条件を満たさなかった場合は最高200万円です。
※7:プライオリティパスの年会費は無料ですが、ラウンジ利用時に別途使用料がかかります。

年会費や還元率など、主なカードスペックを比較してみると、実はそこまで差がありません。ただし、セゾンアメックスの方が種類が多く、年会費実質無料のセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードから、年会費20,000円(税別)のセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードまで揃っているため、様々なニーズに対応したカがあります。

一方アメックスは1番ランクが低いアメリカン・エキスプレス・カード(通称グリーンカード)でさえ、年会費12,000円(税別)と、セゾンアメックスのゴールドカードよりも高額です。それでいて特に還元率が高いわけでもなく、保険も利用付帯であり、セゾンアメックスと比較して特別優れているわけではありません。ではアメックスは何が魅力なのかと言うと、細かいところで嬉しい特典があったり、本家ならではのステータス感があったりするわけです。

では、2種類のクレジットカードの違いについて、詳しい違いを紹介していきます。

目次へ戻る

セゾンアメックスとアメックスは発行会社が違う

セゾンアメックスとアメックスの違いの1つに、発行しているクレジットカード会社の違いがあります。

  • セゾンアメックス:株式会社クレディセゾン
  • アメックス:アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド

アメックスは、その名の通りアメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッドが発行しているものが本家です。その本家が、他社のクレジットカード会社に許可を与えることで、クレディセゾンやMUFGが、「アメックス」を冠したクレジットカードを発行しています。

また、クレディセゾンはアメックスと同じローマ兵のデザインを利用する権利を日本で唯一持っています。そのため、セゾンアメックスとアメックスは違う会社にも関わらず、似たデザインのクレジットカードを発行しています。

目次へ戻る

セゾンアメックスとアメックスは審査基準が違う

セゾンアメックスとアメックスは審査基準が違います。同じアメックスのクレジットカードではありますが会社が違うため、セゾンアメックスは株式会社クレディセゾンのルールで、本家アメックスはアメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッドのルールでそれぞれ審査が行われます

そのため、セゾンアメックスは発行できたもののアメックスの審査には落ちた、またはその逆が起きる可能性があります。似たクレジットカードではありますが、全く別の会社が審査しているため、「一方の審査に通ったから、もう一方も通るはずだ!」と思い込まないように注意しましょう。

目次へ戻る

セゾンアメックスは本家アメックスよりも一般向けの特典が豊富

後ほど詳しく説明しますが、アメックスのクレジットカードは年会費が比較的高額で、特典内容も海外旅行や高級レストランで使えるものなどが多く、主に富裕層の入会を前提としています。

一方でセゾンアメックスは本家アメックスの特典とはガラリと変わり一般層向けの特典も多く付帯されていて、富裕層に限らず幅広い層の入会を前提にしています。

  • 西友・LIVINで毎月5日と20日は5%オフ
  • セブンイレブン・イトーヨーカドーでnanacoポイントと永久滅ポイントの二重取りが可能
  • 毎月最後の金土日はLoftで5%オフ
  • 毎月第1土・日曜日は全国のパルコで5%オフ
  • 永久不滅ポイントが倍貯まるネットショッピングモール

そのため、本家アメックスのように豪華な特典が多数付帯したセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードだけでなく、年会費実質無料のセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードや、旅行保険に特化したセゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードなど様々なニーズに応えるカードを発行しています。

目次へ戻る

アメックスは年会費が高いがステータスも高く、富裕層向けの特典が豊富

アメックスが発行するクレジットカードは、一般カードのグリーンカードでも年会費12,000円(税別)で、ゴールドカードだと29,000円(税別)と、セゾンアメックスのプラチナカードよりも高額です。また、本家アメックスにもプラチナカードがありますが、このカードはアメックスから招待を受けた人しか入会できず、年会費も13万円という驚きのクレジットカードです。

このようにアメリカン・エキスプレスは主に富裕層をターゲットとしているため、ブランドの価値が高いという特徴があります。これは「ステータスが高い」というようによく言い表されます。アメックス=ステータスが高い、という風潮があるため、アメックスを持っていると「この人お金持ちなのかな」と思われる、というメリットがあります。人前でカードを使う機会が多い人なら、セゾンアメックスよりも本家アメックスを使った方が、周りに好印象を与えられることでしょう。

もちろん見掛け倒しではなく、特典も富裕層向けのものが多く付帯しています。

  • 旅行保険は家族特約付きで、家族の治療も補償対象
  • 空港と自宅間を優待料金でタクシーで送迎
  • ガイドブックで星を取っているレストランで割引きがあったり、2人以上で利用すると1人無料などの特典を受けられる
  • リターンプロテクション(お店が不良品などの返品に対応してくれなかった場合に適用される保険)が付帯されている
  • ゴルフ場で割引など優待を受けられる

目次へ戻る

セゾンアメックス4種類の特徴の違い

セゾンアメックスには4つの種類のカードがあり、いずれも自分から申し込み可能です。

  • セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
  • セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード
  • セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
  • セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

目次へ戻る

セゾンパールの特徴:年会費実質無料

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンパールの特徴は、初年度の年会費が無料で、年間で1回以上カードを利用すると翌年度も無料になることです。つまり、実質無料でアメックスを持つことができます。

「アメックスのクレジットカードが欲しいけど、年会費は抑えたい」というニーズを持つ人に最適なクレジットカードだと言えるでしょう。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードに申し込む

目次へ戻る

セゾンブルーの特徴:セゾンパールに旅行保険が付帯

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンブルーは、セゾンパールに海外旅行保険がついたクレジットカードです。年会費は初年度無料で、2年目から3,000円(税別)です。こちらは年会費無料になる特典はありません。

セゾンブルーの海外旅行保険は付帯条件が自動付帯で、傷害・疾病治療費用も最大300万円と、年会費3,000(税別)のクレジットカードにして充実しています。そのため、「海外旅行に行くので海外旅行保険が付帯したお得なクレジットカードが欲しい」と思っている人におすすめです。ただし、年会費無料で優れた海外旅行保険が付帯しているカードはセゾンブルー以外にもあるので、そちらも検討してみてください。

関連記事:
海外旅行保険でクレジットカードを選ぶ前に最低限おぼえておきたい6つのポイント

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス・カードに申し込む

目次へ戻る

セゾンゴールドの特徴:年会費1万円で還元率も旅行保険も充実

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンゴールドカードはポイント付与レートがパールやブルーの1.5倍で、1,000円の支払いで1.5ポイントが貯まります。還元率は0.75%なので、メインカードと使うのに適していると言えるでしょう。

特典を見ると、空港ラウンジの無料利用特典や、空港から自宅までの手荷物1個分の宅配料金が無料などがあります。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードに申し込む

目次へ戻る

セゾンプラチナの特徴:コンシェルジュが使える 特典てんこ盛りの高コスパ

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンプラチナは年会費20,000円(税別)のプラチナカードです。最も大きな特徴はコンシェルジュデスクを利用できることでしょう。コンシェルジュはクレジットカード会社に個人秘書をお願いするようなイメージです。自分では時間が取れない・難しいことを代わりに対応してもらうことが可能です。

  • 新幹線やホテルの予約をして欲しい
  • 自分が知らない地域でお客様と会食するお店を押さえて欲しい
  • 海外で買い物をしたいが日本語が通じるお店を紹介して欲しい

また、セゾンプラチナは年間200万円以上利用すると翌年度の年会費が半額の10,000円(税別)になります。つまりセゾンゴールドと同じ年会費で所有できます。もし、年間の利用金額が200万円以上になることを見込んでいるのであれば、セゾンゴールドを利用するよりもセゾンプラチナに入会することをおすすめします。

さらにセゾンプラチナはプライオリティパスを無料発行できます。この特典はアメックスカードやセゾンゴールドにもありますが、ラウンジの利用料金は別途発生します。一方、セゾンプラチナは利用料金も無料になるため、プライオリティパスで使える全世界1,200箇所以上の空港ラウンジを完全無料で利用できます。

また、セゾンプラチナはJALカードよりもJALマイルが貯まりやすいという特徴を持つため、実はJALマイラーの人にもおすすめです。

「SAISON MILE CLUB」に登録すると、カード利用時に永久不滅ポイントと共に、JALマイルも貯まります。マイルの付与レートは1,000円で10マイルとなります。更に、カード利用2,000円毎に永久不滅ポイントも1ポイント貯まります。永久不滅ポイントは200ポイントで500マイルに交換できるため、実質1ポイントは2.5マイルに相当します。したがって、最終的にレートをまとめると、1,000円で11.25マイルが貯まる計算になります。これはJALカードでショッピングマイルプレミアムに入会するよりも高いレートです。JALマイラーで日常的な買い物でマイルを貯めたいなら、このカードに入会するのもありでしょう。

ちなみにこの特典は他のセゾンカードにもありますが、セゾンプラチナ以外の場合は年会費4,000円(税別)がかかるのと、JALマイルしか貯まらないので、セゾンプラチナで使うのが最もお得な方法です。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードに申し込む

目次へ戻る

アメックス2種類の特徴の違い

アメックスが発行するクレジットカードは多数ありますが、この記事では個人向けに発行されているローマ兵デザインのアメックスについてご紹介しています。該当するのは以下の4種類です。

  • アメックカード(グリーンカード)
  • ゴールドカード
  • プラチナカード
  • センチュリオンカード

ただ、プラチナカードとセンチュリオンカードは招待制のカードであり、自分から申込みをして発行できるクレジットカードではありません。したがって、今回は自分から申込みができるグリーンカードとゴールドカードに絞って紹介します。

目次へ戻る

グリーンカードの特徴:海外旅行で役立つ特典が豊富

アメリカン・エキスプレス・カード

グリーンカードは、主に頻繁に海外旅行に出かける人におすすめします。

アメックスは100円の支払いにつき、メンバーシップ・リワードと呼ばれるポイントが1ポイント貯まります。貯まったポイントは15社の航空会社のマイルに移行できます。ANAマイルやスカイマイル、アジア・マイルなどがあります。JALマイルには移行できませんが、同じワンワールドに加盟しているブリティッシュエアウェイズのAviosポイントに移行できるため、Aviosポイント経由でJAL特典航空券を入手することが可能です。

ただし、マイル移行レートは1ポイントで0.5マイルです。年会費3,000円(税別)を払ってメンバーシップ・リワード・プラスに加盟すると、ANAマイルは1ポイントで1マイル、その他のマイルは1ポイントで0.8マイルのレートで移行できるようになります。

さらに、一般クラスのカードであるものの、国内28空港のラウンジを無料利用できます。海外はハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港、韓国の仁川国際空港のラウンジも利用可能です。そしてこれらのラウンジは同伴者1名も無料です。同伴者も無料であるクレジットカードは、他社のゴールドカードでも少ないので、アメックスグリーンの強みだと言えます。

空港を利用するのであれば空港と自宅の間でスーツケース1つを無料で宅配してもらえたり、空港の手荷物預かり所を無料で利用できたりする特典もあります。

付帯されている海外旅行保険には家族特約と言われるものがあります。家族特約とは、海外旅行保険の適用範囲がカード会員本人だけではなく、その配偶者や生計をともにする親・子も対象となるものです。このカードに入会するだけで、家族も本人と同様に傷害・疾病で最高100万円されますので、家族旅行に適しています。

アメリカン・エキスプレス・カードに申し込む

目次へ戻る

ゴールドカードの特徴:グリーンカードより特典充実 ステータスも抜群

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

グリーンカードのワンランク上のゴールドカードは、年会費29,000円(税別)でセゾンアメックスプラチナよりも高額なゴールドカードです。年会費が高額な分、グリーンカードよりもさらに特典が充実しています。

例えば海外旅行保険も、グリーンカードの付帯条件は利用付帯ですがゴールドカードは利用条件付きの自動付帯となり、クレジットカードを持つだけでも保険が適用されます。さらに家族特約の補償額もグリーンカードよりも高額です。

また、「ゴールド・ダイニング by 招待日和」と呼ばれるダイニングでの優待サービスもあります。所定のコースメニューを2名以上で利用すると1名が無料になります。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに申し込む

目次へ戻る

おすすめカード2018 アップルペイ ゴールドカード プラチナカード 学生カード ポイント