WiMAXとポケットWi-Fiの違いを比較!それぞれの特徴を覚えて自分にあったネット回線を手に入れよう
この記事の内容まとめ
- WiMAXとポケットWi-Fiは実は同じものだが、WiMAX以外のモバイルルーターのことをポケットWi-Fiと呼ぶこともある
- WiMAXは縛りがあり、プランや速度制限の条件もほぼ同じ
- ポケットWi-Fiは縛り、プラン、速度制限の有無などバラバラ
- 料金や通信の快適さで言えばポケットWi-Fiの方がおすすめ
- しかしポケットWi-Fiの場合、解約時には端末の返却が必要な場合が多い
- それが嫌ならばWiMAXに申し込もう
- おすすめなのは縛りがなくトリプルキャリアに対応しているFUJI Wi-Fi
- WiMAXなら縛り期間が1年と短く料金プランもわかりやすいBIGLOBE WiMAXがおすすめ
持ち運べるWi-Fiが欲しいけど、WiMAXとポケットWi-Fiのどちらと契約するべきか悩んでいる、という人に向けて、この記事ではWiMAXとポケットWi-Fiの違いと、おすすめできるWi-Fiを紹介していきます。
目次
WiMAXとポケットWi-Fiの違い
ポケットWi-Fiの中にWiMAXというブランドがあるイメージ
WiMAXはひとつのサービスのように捉えられていますが、実際にはポケットWi-Fiの中にWiMAXがあるイメージです。
実はポケットWi-Fiにはいくつかのブランドがあり、WiMAXはその代表格です。
決してWiMAXと呼ばれるものしかないわけではありません。
WiMAX以外のことをポケットWi-Fiと呼ぶこともある
あくまでもポケットWi-Fiの中にWiMAXというブランドがあるだけです。
ポケットWi-Fiの全てがWiMAXというわけではありません。
時にはWiMAX以外のWi-Fiのことを、ポケットWi-Fiと呼ぶこともあります。
確かにWiMAXは、ポケットWi-Fiの中でも大きなシェアを持っているものです。
しかし、それ以外の通信キャリアなどもポケットWi-Fiを提供しています。
WiMAXに限らず複数の種類のポケットWi-Fiがあることをまずは理解しておきましょう。
WiMAXの特徴
WiMAXの特徴をまとめると以下のとおりです。
- 通信回線はWiMAX回線が基本:通信回線は自社のものを利用
- ほぼ必ず縛りがある:ほぼ全ての会社で縛りがある
- プランはデータ容量無制限の「ギガ放題」が主流:データプランはほぼ統一
- データ容量は無制限だが速度の制限がかかる:3日で10GB以上利用すると速度制限がかかる
- 大手通信会社が提供している場合が多い:有名会社による提供が大半
それぞれ詳しくご説明をします。
通信回線はWiMAX回線が基本
WiMAXの通信回線は、基本的にWiMAXの独自回線です。
格安SIMなど大手キャリアの回線を利用するサービスもありますが、WiMAXはそのようなサービスではありません。
そのため通信が安定していることが特徴的です。
格安SIMのように通信速度を心配するかもしれませんが、独自回線ですので安定性だけではなく速度の心配もありません。
なお、WiMAXはオプションでauの回線も利用できます。オプション費用が必要となることもありますが、2種類の回線が利用できる点はメリットです。
ちなみにWiMAX回線の通信エリアは、大手キャリアの通信エリアと比較すると若干狭めです。
通信エリアが気になる人は、事前に確認をしておきましょう。
ほぼ必ず縛りがある
WiMAXはどこの会社で申し込みをしても、基本的に1年から3年の縛り期間があります。
縛り期間は会社によって異なるものの、特定のタイミング以外で解約すると違約金がかかるとのルールは差がありません。
なお、一部の会社に限っては縛り期間が存在しないプランを提供しています。
ただ、その場合はモバイルルーターがレンタルとなってしまいます。
解約時に返却しなければなりませんので、多少の手間は発生してしまいます。
プランはデータ容量無制限の「ギガ放題」が主流
WiMAXプランはデータ容量が無制限である「ギガ放題」が主流です。
スマートフォンはデータ容量に制限があるものが大半ですが、WiMAXはモバイルルーターですので無制限のものが主流です。
家庭用に契約されているインターネットもデータ容量が無制限であるものが主流であり、モバイルルーターのWiMAXも同様の利便性です。
なお、一部の会社では月7GBまでなど、データ容量に制限の付いたライトユーザー向けのプランを取り扱っていることもあります。
データ容量は無制限だが速度の制限がかかる
WiMAXはデータ容量無制限で利用できることが魅力です。
ただ、場合によっては速度の制限がかかることがあるため、注意をしなければなりません。
具体的にはWiMAXでギガ放題を契約している場合、3日間で10GB以上通信をすると、最大速度が1Mbpsに制限されてしまいます。
通常時のWiMAXは、最高速度1.2Gbpsとされています。
これと比較すると、速度制限がかかってしまった場合は、大きく通信速度が低下してしまいます。
大手通信会社が提供している場合が多い
WiMAXを提供しているのは、大手通信会社であることが多い状況です。
例えばWiMAXは以下の会社が提供しています。
- UQモバイル
- nifty
- GMOインターネット
WiMAXに限らず携帯電話やインターネットを提供している通信事業者です。
名の知れている会社がWiMAXも提供していることは多々あるのです。
ポケットWi-Fiの特徴
ポケットWi-Fiの特徴をまとめると以下のとおりです。
- 通信回線はキャリアのものを流用:独自の回線ではなくキャリアの回線を利用
- 縛りがないものもある:縛り無しで利用できるものがある
- プランは会社によってマチマチ:会社によって多くのプランが提供されている
- 新興通信会社が提供している場合が多い:無名とも言える会社の提供も多い
さらに詳しくご説明をします。
通信回線はキャリアのものを流用
ポケットWi-Fiは独自の回線を利用しているのではなく、大手キャリアのものを利用しています。
契約する会社によって回線が違うものの、ソフトバンクの回線を利用している会社が多い状況です。
基本的には1つの会社で1つのキャリアと提携していますが、最近はドコモやauとも提携しているトリプルキャリアのポケットWi-Fiも登場しています。
基本はソフトバンクの回線であるものの、会社によっては異なった選択肢を取れます。
縛りがないものもある
ポケットWi-Fiは縛り期間が存在せず、いつでも解約金無料で解約できるものがあります。
WiMAXは縛りがあるものが大半ですので、ポケットWi-Fiはこの点で大きく異なります。
ただし契約期間の縛りはないものの、ポケットWi-Fiを解約する時には端末を返却しなければならないものが大半です。
自分の手元にポケットWi-Fiの端末が残らないことがありますので、その点は注意しておきましょう。
プランは会社によってマチマチ
選択できるプランは会社によってまちまちです。
最近は多くの会社でデータ容量無制限のプランが提供されています。
WiMAXもデータ容量無制限のプランが主流ですので、同じようなプランが提供されている状況です。
ただポケットWi-Fiも、中には100GBや200GBなどデータ容量の上限を定めたプランを提供している会社があります。
データ容量無制限のプランが増えていますが、まだ会社によってまちまちであると捉えておきましょう。
新興通信会社が提供している場合が多い
ポケットWi-FiはWiMAXと異なり、あまり有名ではない新興通信会社が提供しているものが多くあります。
例えば提供している会社には以下が挙げられます。
- MUGEN Wi-Fi
- THE Wi-Fi
- NEXT mobile
聞いたことのない会社ばかりではないかと思われます。
このようにWiMAXと比較をすると、新興通信会社と言われる新しい会社が中心です。
WiMAXとポケットWi-Fiの比較まとめ
WiMAXとポケットWi-Fiの違いををまとめると以下のとおりです。
- WiMAXは自社回線が基本でありポケットWi-Fiはキャリアの流用
- WiMAXはほぼ必ず期間のしばりがある
- ポケットWi-Fiは選択できるプランが会社によってマチマチ
- WiMAXは大手通信会社が提供していることが多くポケットWi-Fiは新興会社が多い
比較結果から注目しておきたいことは、通信回線の安定性や縛りなど料金に関わる部分でしょう。
この点を中心に上記の特徴を確認し、自分に適したものを選択するようにしてください。
結論:料金や縛り期間を考えるとポケットWi-Fiの方がおすすめ
料金、通信エリア、縛り期間、通信速度の制限制度などを総合的に考慮すると、WiMAXよりもポケットWi-Fiが優れています。
逆にWiMAXが唯一優れているとも言えるのは、解約時に端末の返却が不要であることです。
端末をレンタルする制度を嫌わない人であれば、あまり気にする必要はない部分でもあります。
ただし注意点もあり、それはポケットWi-Fiは全体的に在庫が枯渇気味であることです。
契約しようと考えても在庫切れで契約できず、結果的にWiMAXでなければ契約できないケースがあります。
おすすめWi-Fiを紹介
FUJI Wi-Fi:縛りなしで料金も低額!
画像引用元:FUJI Wifi | 月額3,480円~で容量無制限・契約期間縛りなしのモバイルWiFi(2020年1月23日取得)
FUJI Wi-Fiは縛りなしで料金も低価格であることが魅力的です。
プランはいくつもの選択肢が用意されていて以下のとおりです。
- 100ギガプラン:4,400円(税別)/月
- 50ギガプラン:3,400円(税別)/月
- 30ギガプラン:3,100円(税別)/月
選択できる回線はソフトバンクが基本となっていますが、30ギガプランに関してはdocomoとauも選択可能です。
また、FUJI Wi-Fiは1日あたりの通信制限のないメリットもあります。
多くのポケットWi-Fiでは利用状況に応じた通信制限がありますが、FUJI Wi-Fiではこれが無く自由に使えます。
なお、解約時はマイページから手続きをすることで簡単に済ませられます。
端末はレンタルであり返却しなければなりませんので、その点は注意をしておきましょう。
FUJI Wi-Fiは縛りなしで契約できるポケットWi-Fi。いつでも無料で解約できるので、今後長期間使い続けるかどうかわからない人におすすめ。1日3GBや3日で10GBなどの制限もなし。
BIGLOBE WiMAX:WiMAXの中でも縛り期間が1年と短い!
画像引用元:「BIGLOBE WiMAX 2+」 WEB広告特典(2020年7月2日取得)
BIGLOBE WiMAXは、WiMAXでありながら縛り期間が1年間と短いことが魅力的です。
料金プランは使い放題に限られていて、3,980円(税別)/月必要です。
また、WiMAXの追加オプションである「ハイスピードプラスエリアオプション」に加入すると、追加で1,005円(税別)/月が必要です。
通信制限は適用されるものであり、3日間で通信量が10GB以上になると制限がかかってしまいます。
すぐに通信制限がかかるだけではなく、条件を満たしてしまった翌日の夕方頃に通信制限がかかります。
解約は専用のサービスデスクに連絡をします。
その際にはIDなどが必要となりますので、事前に用意しておくとスムーズです。
なお、BIGLOBE WiMAXは端末を購入するタイプですので、解約時に返却するなどの手続きは不要です。
BIGLOBE WiMAXは、WiMAXの中でも珍しく縛り期間が1年間しかない。期間途中で解約した際の違約金もわずか1,000円(税別)で済むので、こちらも利用期間の見通しが立っていない人におすすめ。WiMAX回線なので3日で10GB以上使うと速度が制限されるものの、1ヶ月の料金は3,980円(税別)と比較的安いのも魅力。
【補足】楽天モバイル:今なら1年間無料で月5GBまで利用可能
画像引用元:楽天モバイル(2020年4月1日取得)
月額5GBでも問題ないのであれば、楽天モバイルを契約し、テザリングを利用するのもありです。
楽天モバイルは現在キャンペーン中であり、先着300万名まで1年間基本料金が無料です。
しかも、楽天モバイルは縛りのある通信キャリアではありません。
そのため無料期間中に解約をしても違約金は発生しません。
つまり5GBで事足りる人であれば、1年間無料でWi-Fiが利用できます。
なお、楽天モバイルに対応した端末の購入が必要です。
端末購入には費用が必要ですが、スマホ購入を回線契約のセットで最大25,000ポイントがもらえます。
また、楽天モバイルは基本的に5GBのデータ容量であるものの、楽天エリアであれば無制限に利用できます。
加えてRakuten Linkと呼ばれるアプリを利用すれば、無料で音声通話も利用できます。
回線種類 | 楽天 |
---|---|
縛り | なし |
今なら先着300万名まで、1年間の料金が無料になる。楽天モバイルを利用するには対応したスマホが必要になるが、最大25,000ポイントがもらえるのでお得に購入可能。テザリングをすればモバイルルーター代わりになる。データ容量は月々5GBまでなので注意(楽天回線エリア内なら無制限)。
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