インヴァストカード ～ クレジットカード

ここがポイント

まずは、インヴァスト証券口座開設が必須

インヴァストカードに申し込むには、まずはインヴァスト証券の口座開設が必要となります。公式サイトから無料で簡単に申し込むことができますが、申し込み後最短2営業日でログインIDとパスワードが記載されたハガキが自宅に届くので、その情報を使ってインヴァスト証券にログインします。

ログイン完了後、インヴァストカードに申し込むことが可能になり、申し込み完了から最短2週間で自宅にインヴァストカードが届きます。

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インヴァストカードの特徴・メリット

貯まったポイントを自動的に投資 ポイント失効の恐れなし

インヴァストカードを利用すると、100円の支払いにつき1ポイントが貯まります。貯まったポイントは1ポイント=1円として、毎月ETFの購入代金として積み立てられます（ポイントは積立以外に使うことはできません）。この時の還元率は1%であり、一般的に高還元クレジットカードと呼ばれる楽天カードやJCB CARD Wなどに並ぶ還元率です。

自動的にETFを購入してくれるので、ポイントを使い忘れることがなく、また、端数分も使い切ってくれるのでポイントをしっかり活用できます。

ETFというのは金融商品の1つで、イメージ的には株式や債券を小分けにしたセット販売みたいなものです。したがって、ETFを購入することで多様な金融商品や多数の銘柄に投資できるわけです。

それらの商品の価値が購入時を上回ったタイミングで売却すれば、現金となって自分の手元に帰ってきます。

画像引用元：インヴァストカード｜クレカポイントで資産運用（2019年4月23日取得）

実際に公式サイトには、インヴァストカードで毎月10万円決済して貯まったポイントで「S&P500ETF自動売買×1.2」という銘柄に10年間積み立てた結果のシミュレーションが紹介されています。何も運用しなければ120,000円分のポイントが貯まって終了ですが、運用を続けた結果243,212円になりました。インヴァストカードで投資するだけで、通常の2倍分ものリターンを得られたわけです。

ただし、これはあくまでもシミュレーション結果であり、うまくいった場合の話です。逆に運用した結果資産が1/2に減る可能性も十分あります。元本保証ではないのでご注意ください。

通常、投資を行うには証券口座を選んだり、金融商品や銘柄を選んだり、いくらつぎ込むかを考えたりするコストが発生しますが、インヴァストカードならずっとほったらかしで資産運用してくれるため、投資を開始するハードルがぐっと下がるでしょう。

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積立金額によって選べる銘柄が増える

インヴァストカードを使って投資金額を積み上げていくと、購入できるETFの種類が以下の通りに増えます。

デフォルトで利用可能

世界株ETF自動売買

積立金額1万円以上で利用可能

世界株ETF自動売買×1.5

日経225ETF自動売買

日経225ETF自動売買×1.2

S&P500ETF自動売買

S&P500ETF自動売買×1.2

積立金額10万円以上で利用可能

高利回り社債ETF自動売買

高利回り社債ETF自動売買×2

外国株を中心としたものや、債券を中心としたものがあります。リスク許容度に合わせて投資スタイルを変更しましょう。

また、×1.2や×2とあるように、レバレッジETFを購入することも可能です。レバレッジETFは通常のETFよりも値動きが大きくなるため、ハイリスクだがハイリターンな結果になることもあります。元手が現金ではなくポイントということで、すでにある程度のリスクヘッジができているので、積立金額が増えたらより高リターンな投資スタイルに変更することをおすすめします。

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JACCSモール経由でのカード利用でポイントアップ

ジャックスが運営しているオンラインモールのJACCSモール（ジャックスモール）を経由して、Amazonや楽天市場などを利用すると、通常貯まるポイントに加えて0.5%分のJデポが付与されます。

Jデポとはジャックスのキャッシュバックサービスのことです。例えば1万円の買い物をすると50円分のJデポがもらえて、次回のカード利用料金請求時に50円分が値引きされます。

購入する際には毎回ジャックスモールを経由しなければいけないのが面倒ですが、ひと手間かけるだけで簡単にお得に買い物できるため覚えておきましょう。

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年会費は実質無料！家族カード、ETCカードも無料

インヴァストカードの年会費は初年度無料で、2年目から1,375円（税込）がかかります。しかし、年に1回でもカード利用があれば翌年度の年会費も無料になります。使い続ける限りは実質的に年会費無料のクレジットカードとして持つことができるでしょう。

また、インヴァストカードには家族カードとETCカードがあります。家族カードの年会費は初年度無料で、2年目から440円（税込）がかかりますが、こちらも年に1回でもカード決済すると、翌年度の年会費が無料になります。決済するカードは家族カードでも本会員のカードでも構いません。ETCカードは発行手数料、年会費無料で発行することができます。

もちろん家族カード、ETCカードの利用でも100円で1ポイント貯まって自動的に投資してくれます。

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インヴァストカードのデメリット

電子マネーの付帯なし

インヴァストカードには電子マネーの付帯がありません。また、モバイルSuica、スマートICOCA以外の電子マネーにはチャージできません。もしくはチャージできてもポイントの対象外です。

ただしApple Payには登録可能で、QUICPayとして利用することができます。

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国際ブランドはVISAのみ

インヴァストカードの国際ブランドはVISAしかありません。もしもJCBやマスターカードブランドのクレジットカードが欲しいのなら、インヴァストカード以外のカードを検討する必要があります。

VISAブランドのクレジットカードは日本だけでなく世界中でもたくさんのお店で使うことができます。

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楽天カードとの比較：資産運用におすすめなクレジットカードはどれ？

楽天カードもカード利用で貯まった楽天スーパーポイントを、楽天証券経由で投資信託購入に充てることができます。そのため、インヴァストカードと楽天カードのどちらの方が儲かるのか、気になっている人も多いのではないでしょうか。

まずはそれぞれのカードのスペックを簡単に比較してみます。

インヴァストカードと楽天カードのスペック比較

	インヴァストカード	楽天カード
年会費	実質無料	無料
国際ブランド	VISA	VISA マスターカード JCB アメックス
ポイントレート	100円で1ポイント	100円で1ポイント
証券会社	インヴァスト証券	楽天証券
NISA対応	×	○
対象商品	ETF	投資信託
取扱数	8種類	2,670種類
購入方法	毎月自動積立※	毎月自動積立 任意購入
手数料	0.9％+Libor/年	購入銘柄によって異なる

※：トライオートETFからマネーハッチに自己資金を移せば、自己資金によって任意のタイミングで購入することも可能です。

インヴァストカードはETFを購入し、楽天カードは投資信託を購入しますが、そもそもETFも投資信託も似たようなものであり、あまり違いはありません。購入する商品については優劣を付けがたいでしょう。

ただし、楽天カードの場合は楽天グループの利用でポイントが倍増することがあります。また、そもそも楽天カード以外でも楽天スーパーポイントを貯められます。つまり楽天の方が元手となるポイントをたくさん獲得することができます。もしも楽天グループや楽天スーパーポイント加盟店を利用することが多いのであれば、楽天カードを中心にポイントを貯めて、ポイント投資を行うと良いでしょう。

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一方で普段楽天スーパーポイントを貯める機会が全くない方は、先に紹介したようにレバレッジETFを購入できてよりリスクが取れるインヴァストカードの方が、選択肢が多いためおすすめです。

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