セブンイレブンでのお得な決済方法は結局どれ?nanaco、セブンマイルプログラムや、導入予定の7Pay(セブンペイ)、PayPay等を徹底比較!
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2019年4月4日、nanacoを中心にセブン&アイのポイント制度のリニューアルが発表されました。さらにそれ以降にも、7Pay(セブンペイ)の登場やセブンマイルプログラムのリニューアルなども発表されました。これまで発表された内容をまとめます。
- 7/1からnanacoのポイント還元率が1%→0.5%に低下
- 7/1から7Pay、PayPay、LINE Pay、メルペイ(のコード決済)などの利用が可能に
- 9/1からセブンマイルプログラムがリニューアル(会員ランクの廃止、マイル→nanacoの移行が可能になるなど)
nanacoの還元率が半減したのは改悪として話題になりましたが、その一方で7Payなどのスマホ決済が新規導入されたり、これまであんまり意味がなかったセブンマイルプログラムがリニューアルされたり、改善も行われるようです。
しかし、中には「7Pay?nanacoとどう違うの?」「セブンマイルプログラムってなんだよ!リニューアル!とか言われてもわかんねーよ!」と、複雑に展開されていくサービスについていけない人も多いと思います。
そこでこの記事では、nanaco、7Pay、セブンマイルプログラムの特徴や違いを紹介しつつ、現時点で揃っている情報から考慮して、セブンイレブンでお得に買い物するにはどうしたら良いのか、をまとめて紹介していきます。
目次
nanacoとは:セブンイレブンでお得に買い物できる電子マネー
nanacoについてはご存知の方も多いと思います。こちらはセブン&アイが提供する電子マネーのことです。SuicaやWAONなどのようにnanacoにチャージすることで決済することができます。
nanacoは非接触型の電子マネーなので決済も簡単で、読み取り端末にnanancoカードをかざすだけで支払いが完了します。
nanacoでの支払い100円につきnanacoポイントが1ポイントが貯まり、1ポイント=1円としてnanacoに還元することができました。しかし、これが7/1から200円につき1ポイントに半減してしまうわけです。
他にもnanacoを利用するメリットとして、nanaco払いで対象商品が割引になったり、ボーナスポイントが貯まったりする、ということも挙げられます。
nanacoを利用するためには、セブンイレブン店頭でnanacoカードを購入するか、おサイフケータイ対応の携帯電話(iPhoneは不可)をお持ちであればnanacoアプリをインストールするか、クレジットカードのセブンカード・プラスに入会する必要があります。
7Pay(セブンペイ)とは:7/1に新登場予定のスマホ決済(バーコード・QRコード決済)アプリ
画像引用元:セブン&アイ独自の‟バーコード決済“サービス(2019年5月22日取得)
7Payは7/1に登場予定で、セブン&アイが提供する新しい決済方法です。
nanacoとの違いは、PayPayやLINE Payなどのように、スマホにバーコードを表示させて、それを読み取ってもらうことで決済することです。7PayならばAndroidでもiPhoneでも誰でも無料で利用できますが、nanacoのように読み取り端末にかざして終了!というわけではなくワンテンポ遅れてしまうため、利便性で言えばnanacoの方が上でしょう。
7Payも200円の支払いにつきnanacoポイントが1ポイントが貯まります。還元率もnanacoと同じく0.5%です。ただし、nanacoポイントを7Payに還元できるのかについては現状不明です。その他の詳細についてもまだ不明なところもありますが、おそらくnanacoと同様に、対象商品を購入すると会員価格で購入できたり、ボーナスポイントが貯まったりする特典があると思います。
利便性、お得さで言えば、既にnanacoをお持ちの人が7Payを利用するメリットはないと思います。しかし、7Pay登場時にはポイントが2倍になるキャンペーンが予定されているようです。その際には、当サイト暮らしの達人、あるいは暮らしの達人ツイッターにて紹介する予定ですので、お見逃しなく。
セブンマイルプログラムとは:スマホで使うポイントカードのようなもの。9/1からのリニューアルでnanacoへの還元が可能に
画像引用元:セブンマイルプログラム(2019年5月22日取得)
nanacoを使いこなしている人でも、意外と知らないのがこのセブンマイルプログラムでしょう。
利用方法は簡単です。セブンイレブンアプリをインストールし、セブンイレブンでの買い物時にアプリ内に表示されるバーコードを読み取ってもらうことで、1円の支払いにつき1マイルが貯まります。
そして15,000マイルが貯まるとnanacoポイント30ポイントがもらえたり、マイルを貯めて会員ランクが上がると提携している有料アプリが2ヶ月間無料になったり、色々と特典があるのですが、その内容があまりに地味でウケが悪い特典でした。
しかし今回の発表によると、9/1からは200円の支払いで1マイル貯まり、1マイル=1ポイントとしてnanacoポイントに交換できるようになります。
なお、セブンマイルプログラムは一度nanacoと連携させれば、バーコードを読み取ってもらわなくても自動的にマイルが貯まります。7Payに関しては不明です。もしかすると、セブンマイルプログラムのバーコードと、7Payのバーコードをそれぞれ読み取ってもらう必要が出てしまうかもしれません。
セブンイレブンでお得に買い物する方法まとめ
以上、nanaco、7Pay、セブンマイルプログラムの違いを踏まえたうえで、どの決済方法を使うとセブンイレブンでお得に買い物できるのかを紹介していきます。なお、冒頭で紹介したように7/1からは7PayだけでなくPayPayやLINE Payも利用可能になるので、それらについても見ていきます。
nanacoまたは7pay+セブンマイル:還元率1%だが、ボーナスポイント対象商品購入でよりお得に
まず最初におすすめするのが、セブンマイルを貯めながらnanacoまたは7Payを使って決済する方法です。この方法ならば、還元率は1%を維持できます。
- セブンマイルプログラム提示:200円で1ポイント(還元率0.5%)
- nanacoまたは7Payでの支払い:200円で1ポイント(還元率0.5%)
- 合計還元率:1%
さらにnanacoへのチャージをセブンカード・プラスまたはリクルートカードから行うことで、還元率をさらに0.5%または1.2%上乗せすることができます(7Payにおいてもこの方法が使えるかどうかは不明)。
そして何度も言うように、セブンイレブンではnanacoでの支払いを優遇しており、一部商品をnanacoで支払うと割引を受けられたり、ボーナスポイントが貯まったりすることがあります。この特典はおそらく7Payでも適用されると思いますので、やはりセブンイレブンではnanaco、7Payを優先して利用するのがお得に買い物する方法として真っ先に挙げられるでしょう。
PayPay+ヤフーカード:還元率常に4%!キャンペーンでさらにお得に
7/21から支払いが可能になったPayPayもまた、セブンイレブンでお得に買い物することができます。ただし、PayPayだけでなく、ヤフーカードというクレジットカードも必要です。
やり方は簡単。まずヤフーカードからPayPayにチャージします。すると、チャージ金額100円につきTポイントが1ポイント貯まります。さらにPayPayで支払うと、支払い金額の3%分の残高が還元されます(1回の還元限度額は15,000円、月間の還元限度額は30,000円)。つまりチャージと支払いで合計還元率は4%となります。
- ヤフーカードからPayPayにチャージ:100円で1ポイント(還元率1%)
- PayPayでの支払い:決済額の3%をキャッシュバック(還元率3%)
- 合計還元率:4%
ヤフーカードではなく銀行からチャージした場合においても、還元率は3%です。ただし、ヤフーカード以外のクレジットカードからチャージした場合は、PayPay支払い時の還元率が3%ではなく0.5%に低下してしまうので気をつけましょう。
以上のように、PayPayは上手く使えばnanacoよりも高い還元率で買い物できます。しかしボーナスポイントや割引価格の適用はないので、うまいこと使い分ける方法をおすすめします。
LINE Pay、メルペイもお得に利用できる可能性あり!利用の準備をしておいて損はない
LINE Payとメルペイも7/1から利用可能になりますが、これらの還元率はPayPayに劣るため、候補には挙がりません。
しかし、LINE Payもメルペイもお得なキャンペーンが開催されることがあり、場合によってはセブンイレブンでお得に買い物できる可能性があります。
特にメルペイは「70%還元」、「セブンカフェが11円」という凄まじいキャンペーンを行なっていた実績があります。
LINE Payもメルペイも、無料で誰でも簡単に利用開始することができます。そのため、利用できる準備だけしておいて、お得なキャンペーンが始まった時にセブンイレブンで積極的に活用すると良いでしょう。