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LINE Pay(ラインペイ)とは?使い方やチャージ方法、LINE Payカードとの違い、キャンペーンなど徹底解説!

公開年月日 : 2019/07/31

LINE Payの支払い画面

このところ、いわゆる「○○ペイ」と呼ばれる様々な決済手段が登場してきました。

中でもLINE Pay(らいんぺい)は、元々が既に多くの人が利用しているLINEの機能の一部ということもあり、乱立する○○ペイの中でも、今後生き残っていく可能性が高いのではないかと言われています。まさにコード決済サービスの大本命です。

そんなLINE Payの使い方や強み、そしてPayPayやOrigami Payなどとの違いを紹介します。

LINE Payとは

冒頭でも紹介した通り、LINE PayとはLINE株式会社の子会社である、LINE Pay株式会社が提供しているサービスです。いつも皆さんが使っているLINEアプリの機能の一部として提供されているので、アプリを新たにインストールする必要がなく、LINEユーザーなら誰でも簡単に使うことができます。

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LINE Payの使い方

始め方

LINE Payを始めるには、LINEアプリを開いて、ウォレットタブを開き、上部にある「LINE Payをはじめる」を押して規約に同意するだけです。他の〇〇ペイとは違い、面倒な手続きの必要が全くないので、LINEユーザーであれば本当に簡単に利用を開始することができます。なお、「0円」と表示されている場合は既に利用手続きが完了している状態です。

LINEユーザーでなければ、まずはLINEのアカウントの作成が必要です。

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チャージ方法

LINE Payはプリペイドタイプの決済方法なので、決済前にチャージが必要です。LINE Payにチャージする方法は以下の6通りです。

  • 銀行口座
  • セブン銀行ATM
  • QRコード/バーコードチャージ
  • LINE Pay カード レジチャージ
  • コンビニ
  • オートチャージ

いずれも現金によるチャージのみで、クレジットカードなどによるチャージには対応していません。また、どのチャージ方法を利用したとしても特に違いはないので、自分にとって最も使いやすいチャージ方法を使いましょう。

簡単でおすすめなのは銀行口座からチャージする方法です。対象の銀行口座を持っていれば、アプリ上での操作のみでLINE Payにチャージすることが可能です。

もしも対象の銀行口座を持っていなければ、セブン銀行ATMでチャージしましょう。セブン銀行はセブンイレブン内にほぼ確実においてあるATMです。セブン銀行口座を持っていなくても、セブン銀行ATMを使うことで誰でも簡単にLINE Payにチャージすることができます。

※注意事項※

  • 入金(チャージ)は1000円単位となります。
  • 最低入金金額は1000円となります。
  • 投入した金額はすべて入金(チャージ)されます。一部入金はできません。
  • アカウントの残高上限額以上の金額を入金することはできません。(LINE Payの残高上限額は、本人確認前は10万円、本人確認済みで100万円となります。本人確認の方法は、銀行口座の登録になります。)
  • おつりはでません。硬貨でのチャージはできません。
  • スマートフォンと一緒に保管するなどして、お買い物には支障なくともATMでは磁気不良でご利用いただけない場合がございます。その場合は上記の<スマホを使ってチャージする>でお試しください

引用元:コンビニのチャージ方法 : LINE Pay 公式ブログ(2019年4月15日取得)

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決済方法

チャージが完了したら、いよいよLINE Payで買い物してみましょう。LINE Payの決済方法は6通りもあります。

  • バーコード決済
  • QRコード決済
  • QUICPay決済
  • オンライン決済
  • 請求書払い
  • LINE PayカードによるJCB加盟店での決済

それぞれ詳しく説明していきます。

まず、ローソンやビックカメラなど普通のお店で買い物する際には「バーコード決済」と「QRコード決済」を使う場合がほとんどです。「バーコード決済」とは、スマホにバーコードを表示させて、レジにて店員さんに読み取ってもらって決済する方法です。LINE Payアプリ内にある「コード支払い」を押すことで、バーコードが表示されます。

「QRコード決済」とは、お店に備え付けてあるQRコードを、自分がスマホで読み取ることで決済する方法です。こちらも同じくLINE Payアプリ内にある「コードリーダー」を押すと、QRコードの読み取り画面が表示されます。お店に備え付けられているQRコードを読み取ると決済が完了します。

「QUICPay決済」は、Google Pay対応のスマホでのみ使うことができる決済方法です。Google PayにLINE Payを登録することで、QUICPayとして支払うことが可能です。つまり、通常はLINE Payには対応していない、セブンイレブンやマクドナルドなどのQUICPay加盟店でもLINE Payで払えるようになります。

「オンライン決済」は、例えばAmazonでクレジットカードを使って買い物する時のように、情報を入力するだけで決済する方法です。ZOZOTOWNなど、オンライン決済に対応している通販サイトを利用すると、支払い方法の1つにLINE Payが出てきます。それを選択することで、簡単にLINE Payによる決済が完了します。

「請求書払い」は、これも「QRコード決済」の1つです。対応している公共料金などの請求書に掲載されているバーコードを、「コードリーダー」を使って読み込むことで、支払いが完了します。

最後に「LINE PayカードによるJCB加盟店での決済」について紹介します。LINE Payは通常スマホで使うものですが、LINE Payカードを発行すれば、JCB加盟店でも使えるようになります。

LINE Payカードは無料で発行できるので、これからLINE Payをガンガン使っていきたいぜ!という人は発行しておくことをおすすめします。もちろん発行手数料や年会費は無料です。なお、LINE PayとLINE Payカードは残高が共有されているので、別々にチャージが必要になることはありません。

なお、LINE Payにはクレジットカードを登録して支払う機能もあります。しかしほとんどのお店ではこの機能で決済することができません。現状、たいした機能ではないと一刀両断しておきます。

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LINE Payが使えるお店

ではLINE Payが使えるお店はどこなのかを紹介したいところですが、加盟店はたくさんあるので公式サイトをご覧ください。

LINE Payが使えるお店

全国チェーン店ならローソン、ファミマ、ヤマダ電機、ビックカメラ、上島珈琲店、松屋、スターバックス、あたりが名を連ねています。

また、先に紹介したようにLINE PayカードがあればJCB加盟店で利用できるので、上記以外のコンビニや各種飲食店、Amazon等でも決済できます。

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LINE Payのポイント制度「マイカラー」

「で、LINE Payって何がすごいの?」と問われれば、その理由の1つが「ポイント制度」です。LINE Payは決済金額に応じてポイントが貯まる特典があります。

このポイント制度のことは「マイカラー」と呼ばれていて、月間のLINE Pay利用金額に応じてランクが変わり、ランクに応じて付与されるポイントレートが変わります。還元率は0.5〜2%と高く、他のコード決済サービスよりもお得に買い物できます。

以前はランク分けの条件が非公表だったため大きな批判を呼びましたが、現在はこのように明確な基準が公表されています。

貯まったポイントは1ポイント=1円としてLINE Pay残高に還元できます。また、先ほど6つの決済方法を紹介しましたが、いずれの決済方法でもポイントが貯まります(ただし、税金の支払いなど一部ポイント対象がの商品もあります)。

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本人確認を行う必要はある?LINE CashとLINE Moneyの違い

LINE Payには本人確認と呼ばれるものがあります。アカウントと対象の銀行口座情報を結びつけることで本人確認が完了します。本人確認が完了するまではアカウントタイプが「LINE Cash」と表示されますが、完了すると「LINE Money」に変わります。自分が本人確認を済ませた状態かどうかはここで見分けることができるわけです。

しかし、本人確認をしなくてもLINE Payで決済することは可能です。では本人確認することでどんなメリットがあるのかを紹介していきます。

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利用限度額などがアップ

本人確認の有無で大きな違いとなるのが、利用限度額の違いです。

  • 本人確認を行なっていない場合(LINE Cash):月10万円まで決済可能(チャージ上限も10万円)
  • 本人確認が済んでいる場合(LINE Money):1回あたり100万円まで決済可能(チャージ上限は100万円)

本人確認が済んでいる場合、月間の決済金額に制限はありません。しかし、ポイントが貯まるのは100万円の決済までとなるのでお気をつけください。ま、そんなに使うことないでしょう。

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個人間送金ができる

自身の残高を、LINEの友達に送ることができます。相手の銀行口座などを知る必要がなく、簡単に送金可能です。しかも送金手数料は無料です。また、相手がLINE Payを利用していない場合でも送金できます。この機能により送られた残高は出金して現金にすることもできますが、手数料がかかります。そのため、LINE Pay利用者同士で送金することをおすすめします。

また、送金だけでなく割り勘することもできます。

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LINE Pay残高の出金ができる

LINE Payの残高は基本的には買い物に使う以外に使い道はありません。

しかし、本人確認を済ませれば、残高を銀行口座に出金することができます。つまり、使い切れなかった分は現金として手元に留めておくことができるわけです。

ただし、出金手数料として1回につき216円の手数料がかかります。どうしても使い切れない場合以外は、利用する価値は低いかもしれません。

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LINEポイントとLINE Payボーナスの違い

LINE Payの利用で貯まるのはLINE Payボーナスであり、LINEポイントではありません。

LINEポイントならばソラチカルートを使って高レートでANAマイルを貯めることができますが、残念ながらLINE PayボーナスはLINE Payで使う以外に利用することができません。

ちなみにLINE Payボーナスの有効期限は2年です。

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LINE PayとPay PayやOrigami Payなどとの比較

以上、LINE Payの使い方や特徴を紹介してきました。結局のところ、LINE PayをPayPayやOrigami Payなどと比較すると、何がメリットだと言えるのでしょうか?

正直なところ、使い勝手に関してはそこまで変わりませんし、使えるお店にもそうたいした違いはありません。ではLINE Payの何が強みなのかと言うと、「LINEユーザーならすぐに利用開始できる」「利用額応じてポイントがたくさん貯まる」「LINE PayカードがあればJCB加盟店でも決済できる」、この3点が他のコードレス決済サービスにはない強みだと言えます。

また、今後はVISAブランドのクレジットカードも発行される予定で、こちらはポイント還元率3%を予定しているとのことです。今後もお得なサービスの提供が続きそうなのも、LINE Payの魅力の1つかもしれません。

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LINE Payと併せて使いたい、キャッシュバックに対応したクレジットカード

LINE Payが決済できるのは、あくまでもLINE Pay対応点店(もしくはJCB加盟店)なので、クレジットカードと比較すると使えるお店は圧倒的に少ないのが現状です。そのため、やはりクレジットカードも持っておいた方が良いでしょう。

もしもLINE PayやPayPayなど、高還元率でお得な支払い方法がお好きなのであれば、決済で貯まるポイントを現金化できたり、キャッシュバックに使えるクレジットカードをおすすめします。日々の買い物がよりお得に感じられるのでおすすめです。興味がある方は、ぜひ関連記事もご覧ください。

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